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【旅の行程】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月8日(金)
◆1日目・・・平城遷都1300年祭会場〜唐招提寺・薬師寺

集合後、まずは橿原まで特急電車で移動して、この日の宿に荷物を預け「平城遷都1300年祭」のメイン会場へと向かいましょう。

平城京の歴史を大型スクリーンで学んだり、復元された朱雀門や遣唐使船などを見学した後は、西ノ京へと移動して実際に奈良時代、遣唐使船に乗ってやってこられた鑑真和上の「唐招提寺」や、「律令国家としての日本のはじまりを作られた天武天皇・持統天皇が建てられた「薬師寺」へと参ります。

なんとこの日、薬師寺では、年に一度の「万燈会」が開かれ、天武忌と呼ばれる法要と共に、平和を祈る燈籠の光が薬師寺を照らし出す、幻想的な夜を過ごして下さい。


◇宿泊 橿原ロイヤルホテル 

10月9日(土)
◆2日目・・・橿原神宮〜
飛鳥めぐり〜天河

早朝、日本初代の天皇である神武天皇の橿原神宮でお参りした後は、ゆっくり「飛鳥」を巡りましょう。

この日は、古代史の研究所としては日本一名高い「橿原考古学研究所」に所属するガイドさんにご案内をお願いしました。まずは、考古学博物館でレクチャーを受けた後、聖徳太子ゆかりの場所や、日本最古の「飛鳥寺」、蘇我馬子の遺跡といわれる「石舞台」などをじっくりと巡ります。

そして夕刻、橿原から移動して、天武天皇の命により神社が建てられた天河へと参ります。お宿は神社の真正面。徒歩圏内には、天の川温泉もありますので、静かな山里の聖地の夜をゆっくりお過ごし下さい。

◇宿泊 本家・柿坂







10月10日(日)



◆3日目・・・天河〜吉野山

この日は、2010年10月10日。

10が重なる特別な日の朝一番、「天河神社」の朝拝に参列しましょう。きっと、気持ちが十分に満たされることでしょう。朝食後は、天川 彩が天河神社近辺の名所旧跡をゆっくりとご案内いたします。

天川村から次に向かうのは、吉野山。春には、日本一の桜の名所として有名な吉野山ですが、天河と共に天武天皇、後醍醐天皇に縁のある場所でもあり、何より日本の山岳信仰の発祥の地として有名です。

この日の夜は、お宿の方に金峯山寺の国宝・蔵王堂・夜間特別拝観にご案内いただきます。修験道の根本道場に悠然とそびえ立つ日本最大級の秘仏、金剛蔵王権現像。魔を振り払う形相と慈悲の心を表すその御姿。

夜間静かに向き合うことができる特別な時間です。静かにゆっくりと対面してください。


◇宿泊 吉野山・歌藤



10月11日(祝・月)

◆4日目・・・吉野山〜三輪山・箸墓古墳

最終日、早起きできる方は、蔵王堂の朝の勤行に参列するのもいいですね。吉野山での気持ちの清々しい朝を過ごした後は、再び橿原まで戻ります。

旅の終わりに向かうのは、大和国一の宮・大神神社がある三輪山です。神代の時代からの信仰形態が今に残る山を、ご神体とした日本最古の神社と伝えられています。昼食に三輪そうめんを食した後は、箸墓古墳へ向かいましょう。

ここは昨年、国立歴史民俗博物館の研究により、ほぼ卑弥呼の墓であると推定された場所です。日本のはじまり物語の終わりに、そこに吹く風をじっくりと感じてみてください。

奈良・大和路の風景を胸に、一路・解散場所である京都へ。