『鬼ケ城 ・ 獅子巖』 1日目・・・
まるで熊野灘に向かって吠える獅子のように見える獅子岩。
そして「鬼ヶ城」。これらの奇石は地盤の隆起や波の侵食に
よって形成されたものであり、 鬼ヶ城、獅子岩ともに
世界遺産、そして天然記念物に指定されています。
熊野の神が造った奇跡の絶景。
旅の初日はまずここから!
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『花の窟』 1日目・・・
日本書紀にも登場する、日本最古の神社
「花の窟神社」。
イザザナミノミコトが火の神カグツチノミコトを産み、
灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。社はなく、
大きな岩そのものがご神体。
2千年以上続く年に2回の「御綱掛け神事」など、
太古からの信仰が篤くいきづく場所です。
また、本宮大社の例大祭にも深い繋がりをもっています。
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『湯の峰温泉』 1日目・・・
地の底から、目、耳、手足も使えない状態で蘇生した
小栗判官(おぐりはんがん)が、霊泉熊野の湯の峰を
目指し、「湯の峰」に湧き出る「つぼ湯」で見事
復活をとげた伝説で知られる湯の峰温泉。
また、本宮大社をめざし、はるばる精進潔斎しながら
歩いてきた人々が、ここで禊ぎとしての湯垢離をした
温泉としても有名です。今回はこの湯の峰温泉に2泊いたします。
本宮大社の例大祭に参列する前に、昔の人々にならって私たちも、
温泉に入り身を清めましょう! |
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『大斎原』 2日目・・
もともと、熊野本宮大社は
音無川、熊野川という大河にはさまれた
中州にありました。明治22年の洪水後、
現在の場所に社殿は移されましたが、
旧社地である、ここ大斎原には、気持ちのいい
空気が漂っています。
その昔、この聖地に入るには、
参詣者は草鞋を濡らして、冷たい河を 越え、禊ぎをしなければ入ることは許されませんでした |
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『熊野本宮大社』2日目・・
熊野坐大神(家津美御子大神)を主神とする神社です。
権現造りのお社が特徴的で、明治22年の洪水により、
現在の山の上の社地に社殿が遷されました。
現在の本殿には上四社の4柱が祀られています。
朝もやにけむる檜皮葺きの本殿は、美しい熊野の大気を吸い込んで
目をみはるばかりです。
例大祭の朝、神事『本殿祭』に参列いたします。 |
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『熊野速玉大社』3日目・・
熊野三所権現が最初に降臨したといわれる「元宮」
神倉山に対して新しく神様のお社として作られた
「新宮」。熊野の中心でもある新宮の町は
この速玉大社を中心として栄えています。
御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・
熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、
十二柱の神々が祀られています。
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『熊野那智大社』 3日目・・
日本一の落差をほこる、那智の大滝をご神体とした神社。
命の根源である水が豊富にあふれ落ちる「那智大瀧」を、
太古の昔から神としてお祀りされていました。
その後、大滝は別宮として「別宮飛瀧大神」とされ、
し、新しい社殿には「夫須美大神」を中心に
十二柱の神々がお祀りされています。
那智の滝の轟音と共に奥深い
山に漂う空気を感じてください。
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『那智山 青岸渡寺』 3日目・・・
この寺の始まりはインドの僧、裸形上人が那智大滝において
修行を積み観音菩薩を感得したことに始まります。
本堂には、裸形上人が感得した八寸の観音菩薩を
胸に納めた如意輪観音さまがお祀りされています。
また、那智の山に籠もられていた花山法皇が那智山を
一番にして、近畿各地の三十三観音様を巡拝されたので
青岸渡寺は、西国第一番礼所ともなっています。
お寺の境内から眺める那智の大滝は圧巻ですよ! |
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『熊野古道・伊勢路』 4日目・・・
伊勢から熊野へ続く参詣道、熊野古道の『伊勢路』。
お天気が良ければ美しい石畳や猪垣などのある、苔むした古道を
少し歩きますよ。 |
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