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熊野は、あの世とこの世の境界の地とも言われる場所です。
熊野古道、最大の難所、「大雲取り」は、「亡者の熊野詣で」といわれる道。
また、日本神話の女神、イザナミノミコトのお墓、花の窟神社など、
3日目も普通の旅では体感できない、濃い〜行程です! |
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『円座石−大雲取り越え−』
那智大社から、熊野本宮大社へむかう
参詣道。大雲取り・小雲取り越え。
その名の通り、雲と接するかのような高く深い熊野の
峠を越える、難所中の難所。
今回のツアーでは、普通ではなかなか行けない、
このルートを行程にいれました!
と、いってもどなたでも歩ける道を行く
1時間半ほどの道のりです。
目指すは円座石(わろうだいし)。
三社それぞれをあらわす梵字が刻まれた
この円座の上に神様達が寄り座り、
談笑するというお話が伝わっています。
熊野の深い森の中で、
神さまたちのおしゃべりに耳を傾けてみませんか。
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『花の窟』
日本書紀にも登場する、日本最古の神社
といわれている花の窟神社。
イザザナミノミコトが火の神カグツチノミコトを産み、
灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。社はなく、
大きな岩そのものがご神体。
2千年以上続く年に2回の「御綱掛け神事」など、
太古からの信仰が篤くいきづく場所です。
目の前に広がる七里御浜など、
熊野の大自然と祈りの空気を存分に体感しましょう!
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『熊野速玉大社』
熊野三所権現が最初に降臨したといわれる「元宮」
神倉山に対して新しく神様のお社として作られた
「新宮」。熊野の中心でもある新宮の町は
この速玉大社を中心として栄えています。
御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・
熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、
十二柱の神々が祀られています。
タイミングが良ければ、熊野比丘尼によって
全国に広められた熊野権現信仰
「熊野曼陀羅絵解き」が拝聴できるかもしれませんよ。
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『ゴトビキ岩』
熊野の神様が最初に降り立ったとされるのが、
神倉山のゴトビキ岩。
新宮の町を見おろすように、山の中腹に
突き出た大岩は、町からも見上げることが出来ます。
ゴトビキ岩までの急な階段は、毎年2月のお燈祭り
で、何千人もの白装束に身を包んだ男衆がが
松明片手に駆け下りてきます。
そんな勇壮な姿に思いを馳せながら、ゆっくり頂上を
目指しましょう。 |
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