天と大地に感謝する旅walk25

熊野三山

熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)、
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)のことを示します。
それぞれが自然崇拝による固有の祭祀起源を持ちますが、
10世紀後半には仏教の影響を受けて互いに
他のニ社の祭神を合祀し、「熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)」
として日本第一の霊験としての信仰を集めるようになりました




熊野古道

熊野参詣道は、平安時代から近世まで
「熊野三山」への参詣者がたどった道です。
熊野に至るルートは大きく3つに分けられますが、
このツアーでは紀伊田辺から熊野本宮へ向かう
「中辺路(なかへち)」を中心に歩きます


串本・橋杭岩 (はしくいいわ)

弘法大師とあまのじゃくが橋架け競争をして
未完に終わったという伝説があるように、
巨大な奇岩が立ち並んでいます。
特に朝焼けの風景は荘厳で息をのむほどです。


南方熊楠(みなかた くまぐす) 記念館 

天衣無縫で豪放轟落。世紀の変態様、南方熊楠は
日本を代表する世界的博物学者。歩く百科事典と称されるほどのすさまじい
記憶力の持ち主でもあり、19才の時に渡米。粘菌の魅力にとりつかれ、
熊野の山に分け入り、数々の新種を発見しました。
日本で最初にナショナルトラスト運動を持ち込んだ人でもあり、
熊野の山の貴重な自然やご神木が守られたのも、この巨人であってのことなのです。

この記念館には熊楠直筆のスケッチ画や、民俗学者柳田國男と
交わした書簡など興味深いものがたくさんあります。


民宿 坂地 

紀伊半島の最南端、串本の「橋杭岩」のすぐ近くにあります。
とっても愛嬌あるキャラクターの「民宿坂地のおばちゃん」と
お父さんが二人で切り盛りする宿は、まるで親戚の家に
遊びにきたかのような、とてもあったかく、心やすらぐお宿。

目の前に広がる海でお父さんが捕ってきた新鮮な魚の幸を
おばちゃんが、はりきって調理してくれます。食卓に並んだ
豪快な海の幸と、おばちゃんの愛情たっぷり詰まった自慢の手料理。
最高に幸せな味ですよ!