2009/10/31(土) 参加者募集中!

1日で巡る 東京縄文ツアー


岡本太郎と縄文の融合



 「岡本太郎と縄文」出合いの瞬間 


岡本太郎が国立博物館で火焔型土器に出遭ったときの
感動が綴られた文章です。



「偶然、上野の博物館に行った。
考古学の資料だけを展示してある一隅に何ともいえない、不思議なモノがあった。
ものすごい、こちらに迫ってくるような強烈な表現だった。

何だろう。−−−縄文時代。


それは紀元前何世紀というような先史時代の土器である。驚いた。そんな日本があったのか。いや、これこそ日本なんだ。身体中に血が熱くわきたち、燃え上がる。すると向こうも燃えあがっている。異様なぶつかりあい。これだ!まさに私にとって日本発見であると同時に、自己発見でもあったのだ。」

岡本太郎著「画文集・挑む」1977年


「激しく追いかぶさり重なり合って、隆起し、下降し、
旋回する隆線文、これでもかこれでもかと執拗に迫る緊張感、しかも純粋に透った神経の鋭さ、常々芸術の本質として超自然的激越を主張する私でさえ、思わず叫びたくなる凄みである。」



岡本太郎著「みずゑ」1952年2月号「縄文土器論」





「東京の中の縄文」

大都会東京も、実は数千年前から人々が確かに暮らしてきた場所です。
今回は考古学的な観点から見た東京の縄文を楽しみます。
都内の縄文遺跡の上に復元された竪穴式住居などがある縄文の森や
縄文研究の最先端をいく大学の考古学資料室などを
専門家と共に巡ります。

縄文へのタイムトリップをお楽しみ下さい。




岡本太郎を楽しむ



「芸術は爆発だ」の名言を残した岡本太郎

今回のツアーでは岡本太郎ゆかりの地も巡ります。

特に生田緑地の広大な敷地の中に建つ岡本太郎美術館は
岡本太郎の集大成が余すことなく展示されています。
また、青山の住居兼アトリエでもあった岡本太郎記念館では
生活そのものが芸術であった太郎を体感することが出来ます。
この他、都内に残る岡本太郎の作品と対面していきます。

岡本太郎研究家が同行なので、いろいろな話も聞けそうですね。



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