縄文王国という異名を持つ
八ヶ岳南麓の中でも、縄文の息吹が
今に色濃く残る地、諏訪と茅野の旅に
皆様をご案内いたします。
諏訪といえば、最も有名なのが
七年に一度の奇祭「御柱祭」です。
勇壮な男達が命がけで御柱にまたがり
山を降りる姿は有名ですが、
郷土の歴史化の方のお話によると、
このお祭こそが、縄文から脈々と続いているものだとか。
また、諏訪大社のご神事も、縄文から連綿と続けられており、
日本最古の神事が今に残る場所である
といっても過言ではないでしょう。
また、曲線美が美しい日本最古の国宝
「縄文のビーナス」の土偶は、
茅野にある尖石遺跡から出土しました。
かつて、あの岡本太郎さんは、
諏訪の地に縄文を見出し
四十回以上も通い、遂には
七年に一度の御柱祭の折にも、
遺影で参加したそうです。
今回の旅では、諏訪大社を巡りながら、
縄文に意識を向け、御柱祭りの
ルーツまで辿ってみようと思います。
諏訪のナビゲーターには、御柱祭の申し子のような
郷土の歴史研究家の方にお願いしています。
また、尖石遺跡での時間もゆったりとつくったので、
考古館で縄文笛や勾玉作りにも、是非、挑戦してみてください。
縄文の風を感じに、是非ご一緒しませんか?
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