古来より霊峰として仰がれていた、富士山。
この夏、縁あって富士の御山頂まで登ることになりました。
ただし、一般的な富士登山のように
日本一の山を制するわけでも、
山頂でのご来光を目的とするものでも、
自己との戦いの為でもありません。
霊峰・富士にいらっしゃる神々と
自己とがしっかり向き合い、
心身共に清く元気になるための「富士登拝」です。
一歩一歩踏みしめ、要所要所でお参りをしながら
普通の富士登山のおよそ倍の時間をかけて
ゆっくり山頂を目指していきます。
せっかくの機会ですので、かつて昔の人々がしていたように、
白い行衣に金剛杖という出で立ちで向かいましょう。
金剛杖には、途中途中で、昔ながらの焼き印を押してもらいます。
山に登る前の日は、
富士山の歴史や信仰など博物館で学び
夜には、日本三大奇祭、「吉田の火祭り」を見学します。
このお祭りは、一般的な夏山登山の終わりを告げるものでもあり、
その送り火を見送り、
翌朝、いよいよ神々の待つ
静かなる富士山へと向かいます。
下山後は、ゆっくり温泉に浸かって
富士の恵みで身体をほぐしてください。
富士を仰ぎ、富士に登り、富士を感じる。
きっと生涯の宝物となるであろう体験
一緒にいかがですか?
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