ブータン旅写真日記3 |
首都、ティンプーにある「タシチョ・ゾン」は、
国の中央政庁で、国王の執務室もブータン仏教の総本山も
兼ねています。
儀式の時間には、多分、高僧だと思われるお坊様や
こんな装束をつけられた方々が、足早に何処かへ。
でも、装束を外すと、青年僧さんたちでした。
2日目は、仏教大学・タンゴ僧院まで行くことに。
途中、リンポチェを描いた大きな岩絵がありました。
横には水車があり、マニ車が水車によって廻っています。
しばらく行った先で車を降りて…タンゴ僧院まで、1時間半。
ひたすら山道を登りっていくと…
ルンタ(風馬の旗)の向こうに美しい仏塔。
下から大きな荷物を背負った地元の人々が
足早に登ってきます。
やはり、鍛え方が違う、という感じでした。
それでも、どうにか頑張って登った先には…
見えました。タンゴ僧院です!
入り口も美しいです。
タンゴ僧院の創立は、12世紀。
この仏教大学で学んだあとは、向かいの山に建つチェリ僧院という
瞑想の場所に移動して三年三ヶ月三週間の瞑想する、というのが
高僧のお坊さん修行らしいのです。
タンゴ僧院の中は、写真はNGですが、
入り口の、バターランプの場所だけなら…ということで
撮影させていただきました。
世界平和の為に、火を灯させていただくというのは
実に有難いことです。