ブータン旅写真日記2 |
最初に連れて行ってもらったのは、パロゾン。
ゾンというのは、県庁とお寺が合わさったような場所のことで
このパロゾンは、かつては要塞だったそう。
ガイドのチェンチョさんは、とっても日本語が流暢。
ブータンの歴史も、仏教の話も
チェンチョさんがわかりやすく説明してくださいました。
ブータンのいたるところに
様々な仏教画が描かれているのですが
これは、仲良しの絵。
チェンチョさんの話によると
これは、ブータン人が最も大切にしている教えの絵で
お寺は勿論のこと、どの家庭の中にも
会社の中にも、この絵が描かれている、とのこと。
「鳥は種を植え、ウサギは水をまき、猿は肥料を与え
像はりんごの木を守る」
要するに、みんなで仲良く協力しあわなければ
幸せにはならない、という教えの絵なのだそうです。
確かにその後、何処へ行ってもこの絵が至る所に書かれていました。
ブータンに着いた日は、日曜日で
パロゾンの近くで週一回の青空市が行われていました。
ブータン料理は、世界一辛いということで
市場にも、新鮮な野菜と共に
新鮮な唐辛子が売られていました〜。
また、山間の道では、旬の「アスパラ」が売られていて
チェンチョさんが、買ってくださいました。
ドライバーのシェラップさんは、シャイでオチャメな27歳。
夕方着いたのは、ブータンの首都
ディンプー。
ブータンには、いまだ信号はありませんが
車が急激に増えてきた、ということで
町の真ん中には、
世界の首都の中で、多分唯一と思われる、
交通整理人の姿が。
ディンプーは、やはり都会です。