4月11日(金)

午前11時。大阪から特急列車やケーブルカーを乗り継ぎ、満開の桜ほころぶ吉野山へ参ります。ケーブル降りてすぐのお宿に、まずは荷物を預け、吉野散策をいたしましょう。吉野山は歴史の宝庫。役行者ゆかりの寺や義経ゆかりのお堂など、思い思いの吉野時間をお過ごしください。この日、吉野山で選んだお宿は、後醍醐天皇に仕えていたことから名を授かったという由緒ある宿。お宿敷地内にある吉野山一の古木しだれ桜や、食事どころから見える吉野山の萌えるような桜は圧巻です。また、奈良野菜にこだわったお料理や満天の星空を仰ぐことができる露天風呂などもお楽しみいただけます。

                  大阪市内 午前10時集合予定 吉野山の宿

4月12日(土)

早朝、ご開帳中の「蔵王権現」を前にした朝のお勤めに参拝したあとは、宿自慢の野菜中心の朝食バイキングをお楽しみください。この日は、金峯山寺の花供会式。修験者たちなどによる行列は時代絵巻を見ているようです。午後からは、一路、天川村へ向かいます。修験者の聖地洞川の龍泉寺近くには、修験の歴史が展示されている博物館があり、修験者たちの行衣や法螺貝を売る店が軒を連ねています。女人結界門から先は、今も女人禁制。修験の世界を十分に味わうことが出来る洞川を後にして、天河神社へ向かいます。ここは、1300年前、役行者が感得した弁才天を壬申の乱で勝利した天武天皇がこの地に祀ることを命じて建てられた神社です。後に空海なども修行時に滞在した所として知られ、吉野熊野中宮、大峯本宮といわれています。芸能の神として広く知られ、修験の要地ともされてきました。

この日は、社家として歴史を刻む由緒あるお宿に泊まります。日本屈指の聖地の夜をゆっくりお過ごしください。

                                      天川村の宿


4月13日(日)

この日、天河神社の朝拝に参列したあと、天川 彩が天河散策へとご案内いたします。この時期の天河神社もしだれ桜が美しく咲き誇る時。そんな中、南朝後醍醐天皇御陵跡地、役行者堂、空海手植えとされる大銀杏や阿字観碑、禊殿などゆっくりご案内しますので、お楽しみに。また、この日は「役行者」生誕の寺とされている、吉祥草寺にもご案内いたします。

 大阪市内 夕方解散予定
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