「マナ」とはホピの乙女。
ホピの村の女の子達は、結婚する前までは、
このマナのカチーナのように、髪の毛を羽を広げた蝶々のように結い上げます。
そして、結婚後は、髪を下ろし、三つ編みにするのです。
いまでは、日常では、もうこのような髪型の少女を見ることはありませんが、結婚式や、村の儀式の時には、今でもきちんと髪も服も、このカチーナのように正装して儀式に参加している姿を見ることができます。
このカチーナは頭に羽飾り、そして手に祈りの羽を持ち、様々な儀式の時に登場します。
そして、足下には「キバ」から地上へとのびる梯子など、作者の大好きなホピの村の風景が美しく描かれています。
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