2002/03/07 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ☆★☆   TEN's magazine 臨時号外号   ☆★☆     
 
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 こんにちは!天川 彩です。

今日は、少しでも早く皆様にお知らせしたい情報があり、臨時号外号を配信す
ることにしました。
前回のメルマガでもお知らせしました、大重監督作品・映画上映会ですが、ま
たまた、不思議なシンクロが…

なんと、以前メルマガやHPのつぶやきにも書いた、神の島と呼ばれている沖
縄・久高島に関連した映画を大重監督が撮られていました。
3月30日の『魂の根源に触れる上映会』はお知らせしていた「光りの島」と
「沖縄久高島 原郷ニライカナイへ 〜比嘉康夫の魂〜」の2本立てで上映す
ることが決定しました! 
詳しくは、本編で…

明日の夜には、また通常のメルマガもお届けいたしますね。




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◇◇いきさつ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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大重監督と私の出会は、現在メルマガで連載している「神戸からの祈り」の時
です。様々な流れの中で、監督は神戸実行委員長、私は神戸事務局長という役
割につき、今まで出会ったことも無いほどの縄文人的?なパワーに圧倒されな
がらも、共に一つの祭りを作り上げていきました。
(縄文人監督と歩んだ平和イベント珍道中?は、改めて連載に書きます)

監督の代表作・映画「光りの島」は、そんな流れの中で幾度か鑑賞させていた
だきました。この映画は、沖縄の離島・新城島(アラグスクシマ)という無人
島の磁場に導かれて、自らの「魂」が自らの「いのち」と対話するような、不
思議な力を持った映画です。

昨年、ガンを患った経験から「魂」や「いのち」を改めて考えさせられていた
私は、3月に入った途端、急に大重監督の「光りの島」を観たくなりました。

そして同時に、今の時代だからこそ、一人でも多くの方にこの映画を観て頂き
たいと思い、監督に久しぶりに連絡を取り上映会を企画することにしました。

予定としては、5月頃にしようと思っていたのですが、会場をあたったところ
4月も5月も6月も全て塞がっていました。
しかし、今月の末、3月30日(土)が奇跡的に空いていたのです。
準備期間が、あまりにも足りないとは思いましたが、目に見えない「何か」に
押し進められるようなかたちで、急遽このこの時期に上映会をすることにしま
した。

当初、私は「光りの島」と同時に上映する作品は他のものを考えていました。

ところが、その日の夜、HP作成用にインターネットで大重監督を検索してい
たところ、監督の作品の中に「久高島」の文字が目に飛び込んできたのです。
「原郷 ニライカナイ 〜比嘉康夫の魂〜」と題されたこの映画は、久高島の
祭祀を撮り続け、末期ガンを宣告されてからわずか1ヶ月でその生涯を閉じた
写真家の比嘉康夫のドキュメンタリー映画でした。
私自身、加藤清先生からの助言もあり、導かれるように「久高島」へ今年1月
行ったばかりでしたし、たまたま、比嘉康夫氏の写真本と出会い、頻繁にこの
本を見ていたところだったのです。

結局、大重監督に再度連絡を取り、「光りの島」と「沖縄久高島 原郷ニライ
カナイへ 〜比嘉康夫の魂〜」を上映することに決定しました。

12年に一度、久高島の御神事、イザイホーの年まわりにあたる今年。
何か目に見えないイニシエからの強いメッセージを感じます。
更に、監督が神戸から来て下さることになったので、上映後、監督と私でミニ
対談もすることにしました。

この2本の映像に触れることができるのは、大変貴重な機会だと思います。

どうぞ、共鳴される方は、是非この上映会に足をお運び下さい。
          


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◆◇魂の根源に触れる上映会◆◇
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     沖縄の神々と魂の根源に触れる映像
 
     大重潤一郎監督作品 2本一挙上映

『沖縄久高島・原郷ニライカナイヘ〜比嘉康夫の魂〜』

         『光りの島』

2002年3月30日(土) 開場13:45 上映14:00
文京シビック 小ホール(営団地下鉄「後楽園」駅、都営地下鉄「春日」駅す
ぐ)
 前売2,000円 当日2,500円

映画及び上映会に関する詳しい情報とお申込は…

http://home.att.ne.jp/alpha/ten/eiga-oosige.htm



今まで、物質や財力、権力などの力関係で左右されていた社会に歪が起こり、
社会全体が不安定になっています。そんな中で、今最も求められていることは
、自然のリズムの中にある自分の「いのち」の存在意義と魂の根源に触れるこ
となのかもしれません。   
今回、皆様にお届けする2本の映画は、ドキュメンタリー映画の大御所、大重
潤一郎監督が、大地の磁場に導かれて、沖縄の神々と大自然、そして魂の根源
を深く描いた作品です。今回は大変貴重な上映ですので、どうぞ、この機会に
ご覧下さい。
    
                   天川 彩