2003/7/4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆   TEN's magazine 第73号   ☆★☆   
 
  
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こんにちは!天川 彩です。

今週のはじめ、近所の神社で茅ノ輪くぐりをしてきました。
これは、年の折り返しにあたり、神社の前に立てられた大きな輪を左に
一度、右に一度、そして中央にと三度くぐり、無病息災を願う古式の大
祓。
季節の節目節目、生活の一部の中に心身清めることができる習慣が残っ
ている、この日本という国は、本当にいい国だなぁと改めて思います。

茅ノ輪をくぐったことと、関係あるのか無いのか…。

その翌日から、なぜか日本の神々と関連して、いろいろなことが動きは
じめました。

まず、急になぜか古事記のイベントをしよう!と思いたち企画をしてい
たら、神社本庁の方から連絡が。翌日事務所へやって来られて、結局8
月に仕事で滋賀の神社へ伺うことに。驚いていたら、その翌日、今度は
島根の石見神楽と出雲大社に関連したお仕事をされている方がやって来
られ、アレヨアレヨといううちに、9月の末に島根の石見神楽七百年祭
と出雲大社に連れて頂けることになりました。
有難いことです。ホント。

そんな神様繋がり?なのでしょうか。今年も8月に行う「天河太々神楽
講」旧暦七夕祭お手伝い『天の川に祈る』をただ今より受付け開始いた
します。

さてさて、今週末は、熱海での童話詩ライブ。
先ほど、キョウちゃんが大きな荷物を持って、私より一足早く熱海へ出
発しました。
一日2度のライブも、お泊りライブも初めてなので、どんなことが待っ
ているのか・・・楽しみです。

先週のメルマガで、ハワイエコ体感ツアーの募集第一報をお知らせいた
しましたが、驚いたことに、数時間で満席に。沙耶さん人気はやはり、
凄いですね。

それから、5月末に行った「森のイスキア〜白神山地ツアー」の感想文
が皆様から届きましたので、HP上で、新たにご紹介しています。
http://home.att.ne.jp/alpha/ten/tabi-tohoku2003-5-report.htm



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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・連載===========「ケルトの地を訪ねて」3
2・TEN占い  ====== 今週は「メディスンカード」占い 
3・イベント情報=======7月のイベント 
4・募集開始=========天河太々神楽講・旧暦七夕祭の手伝い
5・編集後記=========「ひとりごと」

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【1】◆◇連載◆◇
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■「ケルトの地を訪ねて」3

ダブリン空港に着いて、真っ先に向かったのは空港内にあるインフォメ
ーションだった。
ここで、翌朝出発のニューグレンジ遺跡へのバスツアーの予約を入れよ
うと思い並んだ。

しかし、二人のカウンター嬢たちは、目の前の客とずっと話し込んだま
まだ。その客の話が終わっていても、また話しかけて、無理に話を引き
伸ばしているように見える。どうやら、次の客は東洋人で会話が通じに
くそうなので、自分のところにきたら面倒くさいと思っている様子。

と、完全に話が途切れたのか、一人の女性の前で質問をしていたお客が
帰った。すると、あろうことか、そのカウンター嬢は逃げるように、奥
に入ってしまったのだ。

その時、ちょうどインフォメーションの関係者らしき男性が、カウンタ
ーを通り奥の部屋に入っていった。すると、先ほどのカウンター嬢が出
てきて、その男性の腕をつかんで、無理やりカウンターの前に座らせた。

少し困惑した顔つきの、男性は仕方がなく私たちの対応をした。
奥のスペースから、興味津々とばかりに、先ほどの女性が覗き込んでい
る。

結局は、少し英語が話せる夫が、翌朝の遺跡めぐりツアーバスの予約を
入れて、無事チケットも取れたのだが、この国には、東洋人はほとんど
来ないのだろうか、それとも以前、よっぽど困った経験があったのだろ
うか。

あまりの滑稽な対応に、こちらが可笑しくなった。


私たちは、空港からダブリンの中心街、テンプルバーというエリアにあ
るホテルに向かった。空港からおよそ30分。バス停から徒歩3分と聞
いていたのに、道に迷い、延々と30分以上歩いて、足も棒のような状
態になったころで、ようやく目的地のホテルが見つかった。

テンプルバーは、ダブリンの中でも、特に活気のある場所で、ホテルに
向かう道すがら、店々からアイルランド音楽と陽気な笑い声が漏れ聞こ
えていた。
行きの飛行機の中でもアイルランドの音楽とパブの文化を散々読んでい
たので、折角のダブリンなのだから、滞在中はパブ三昧で楽しもうと思
っていた。

ところが、ところがである。
ホテルにチェックインして、部屋に入った途端、夫が「頭痛いから、悪
いけれど横になる」と言って寝てしまったのだ。まだ、夕方の七時だと
いうのに。

え〜!!アイルランド音楽は?アイリッシュダンスは?パブは??それ
から夕飯は?!

ホテルの部屋の窓からも、その楽しそうな町並みが見える。
音楽もかすかに聞こえる。

私は数時間夫が起きるのを待ったが、一向に起きる気配がない。
起こしてみるが「今日は、もう寝る」という。
仕方がない。もう一泊ここに泊まるのだし…明日のツアーは朝早いから、
と自分に言い聞かせるようにして、機内で食べ残したパンで空腹をしの
ぎ、退屈しのぎに見ていたアイルランドテレビにも飽きた頃、私もいつ
しか眠っていた。


                      つづく…

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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。

*占いは、ホームページ上でもご紹介しています。
                          
今週は[メディスンカード]で占ってみました

【7月5日(土)〜7月11日(金)あなたの運勢】

<1月生まれ>
直観力がとても冴えている週です。ふと思いついた事を実践し、急に思
い出した人に連絡をとって見ましょう。きっと次なるステップへ繋がる
はずです。

<2月生まれ>
何気ないお喋りが失敗を招いてしまうかも。口を開く前にもう一度気持
ちを整理してみましょう。うっかり大切な人の秘密を漏らしてしまって
からでは遅いですよ。

<3月生まれ>
全てが伸びやかに受け入れられる週です。今まで見えていなかったもの
や、感じていなかったものが鮮明に見えたり、感じたりするでしょう。
あなた自身が描くあなたという人間像を今週は思い描いてください。

<4月生まれ>
目指すものを実現するために今は静かに過ごす時です。周りに翻弄され
ず、あなた自身をゆるやかに歩いてください。

<5月生まれ>
権力的なものに疑問を感じるかもしれません。それはあなた自身が大地
と繋がった生き方を望んでいるからです。本当に豊かなことを分かち合
える友と語り合う時間を今週は持ちましょう。

<6月生まれ>
今週は仲間と少し距離が出来るかもしれません。でもそれは決して悲し
いことではありません。今は友達と群れるよりも、社会的なポジション
を確立すべき時なのですから。

<7月生まれ>
考えが焦点定まらず、いったりきたりしていませんか?今週は考えをま
とめようと焦らず、目の前に起こることを受け入れ、遊んでください。

<8月生まれ>
ちょっとした事でいらいらしていませんか?きっとそれは、あなたが今
始めようとしている事への、自信のなさからくるのかもしれません。ま
ずは一歩を始めてみましょう。

<9月生まれ>
想像だけで不安になっていることはありませんか?現実には何も起こっ
ていないのに、あなたのその不安で前に進むのが怖くなっている状態か
もしれません。今週は空を見上げたり、海を眺めたりしてリラックスし
てください。

<10月生まれ>
リーダーシップをとる週です。周りの人達のことにいつも気を配り、大
切なことはあなたが責任を持って成し遂げましょう。

<11月生まれ>
家族や友人との間で些細なトラブルが発生しそう。まずは相手の立場に
たって物事を考えて見ましょう。おのずと何をするべきか気がつくでし
ょう。

<12月生まれ>
エネルギーが満ちている時です。あなたを中心として様々なことがいろ
いろと動き出しそう。まずはあなたの一番内側に意識を集中させてくだ
さい。


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【3】◇◆イベント情報◆◇
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天職のはなし

◎7月「編集者」◎

お話し:ワニブックス 書籍編集部 沼尻昌子さん

7月26日(土)  14:30〜16:00
ムーブ町屋 ハイビジョンルーム
前売り1500円


今回の天職の話は、編集者のお話。
書店には、日々新たな書籍が並んでいます。
その種類は計り知れないほどですが、そこには、必ず作者と編集者が関
わっています。
「編集者」は、誰もが知っている職業ですが、具体的にな仕事内容につ
いては、今ひとつ
わかりにくい仕事なのかもしれません。
そこで、今回はそんな本の世界に携わり、編集の仕事こそが自分の天職
であると言い切る、ワニブックス編集部の沼尻昌子さんを向かえ、じっ
くりと編集者としてのお話を伺います。

沼尻さんは大学卒業後、角川春樹事務所にて10代向けの雑誌を担当。
そこで取材のコツなどを学びながらも、日々切迫しているスケジュール
と、幅の広がりを感じられず、現在のワニブックス 書籍編集部に移籍。
現在は、書籍制作を通じて、よりロングスパンでひとつのものをより深
く掘り下げる時間的・精神的なゆとりや、本に関わるスタッフとの深い
結びつきに喜びを感じて、編集作業に勤しむ日々を送っているそうです。

今まで、世の中に送り出してきた本は、「メイク力」「顔力」(共にか
づきれいこ著)「這い上がり」(古市佳夫著)「こころのちから」(岩
井美代子著)「風水鑑定」(成合弘著)「かっぱちゃんのぶらぶらプチ
道楽」(ふじわらかずえ著)など多数。

近書では「岡江久美子のチャチャッとレシピ」「きものスタイルブック
」「体幹ダイエット」
「100yen Interior House」などがあります。


*受付は、7月7日(月)より


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●童話詩ライブ●
 童話詩『七夕ライブin 熱海』 *プロデュースbyキョウコ*

熱海まで、小旅行兼ねていらっしゃいませんか?
いよいよ、明日です。
                    
■日時 2003年 7月5日(土)
   13:00〜15:00 昼の部 17:30〜19:30 夜の部  
      
■ライブ料金      2500円
 宿泊つきライブ料金  6650円(素泊まり)
(素泊まり 4650円+ライブ割引料金2000円)

7月5日(土)・6日(日)はこの「七夕ライブ」の為に貸切です。

当日のお申し込みは、福島屋旅館 TEL0557−81−2105


*ライブが終わったあとは天川を囲んでの懇談会も有ります。


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【4】◇◆募集開始◆◇
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        ★ 8月3日(日)〜8月5日(火)★        
                 
 人         
 ̄Y ̄  ◎天河太々神楽講2003 「天の川に祈る」   *  
                         ☆
*                             

天河神社の幻想的な旧暦七夕祭ご神事の準備から後片付けまで
お手伝いをさせていただく、特別なワークショップです。

会   場: 奈良県 大峯本宮天河大辨財天社と周辺  
日   程: 8月3日(午後2時)〜8月5日(正午)現地集合現地解

参加料金 : 3万6千円(2泊6食付)2泊6食代+ワーク参加費
宿   泊: 民宿 柿坂
定   員: 30名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)
申込締切 : 7月25日

*今年の旧暦七夕は8月4日(月)です


太々神楽とは神人合一の境地に至ることを指します。講とは、集まりの
ことです。
人間は、その奥底で神と繋がっていますが、そのことに、体験的、実践
的に気付く為に古代から様々な修行法や浄化法が生み出されてきました。
神楽とは本来「神あそび」の意で、感性の深いところで神を味わい楽し
むという意味です。
太々神楽講では、難しい修行はしませんが、天河の自然の中で「神氣」
を楽しみます。


『天河太々神楽講・天の川に祈る』によせて・・・

自然の中に神々があるというアニミズム的な考えは、私たちのはるか遠
く5千年以上も前の縄文時代の祖先たちから、脈々と続いてきました。
それは地球が一つの生命体であるという『ガイア理論』と同じもので、
その生命観は今も神社の中で生きつづけています。
そんな神社の中でも、更に宗教を越え、国や人種、性別、年齢、全ての
枠をも越えて、開かれているのが天河神社です。太古からの聖地として
空海や世阿弥をはじめ多くの先人たちが、自らを見つめる場として、ま
た芸を奉納する場として訪れています。

天河太々神楽講に講元として、皆さんをご案内する役目を賜ってから今
年で5年目を迎えます。講元とは指導者ではなく、人と人、人と神(生
命の本源)とのつなぎ役です。私は天川の名を名乗らせていただいてい
るので、いつかこの名にゆかりのある七夕祭で、講ができないものかと
思っておりました。

昨年、七夕祭において講をもたせて頂く事が決まった折、御神事そのも
ののお手伝いをワークとした『天の川に祈る』を講とさせて頂きました。
お祭り前日の準備から社殿の掃除、御神事のお手伝い、そして翌日の片
づけまで神社の方々と共に過ごした時間は大変貴重なものでした。

本年も天河における七夕祭りの御神事手伝いへ皆様をおつなぎする役目
を担いました。どうぞご縁を感じられる方は、ご一緒いたしましょう。

                         講元 天川 彩

お申し込みは
http://www.office-ten.net



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【5】◆◇編集後記◆◇
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先週のメルマガコラムの中で、アイルランドに向かう飛行機で隣の
席で一緒になった、作家の谷さんのことを書いたが、昨日その谷さんか
らとても丁寧なお手紙が届いた。流石だと思った。
私はどうも、子供のころから筆不精で…ダメなのだ。

今日、先月伺ったレラさんのところに、電話をした。
「礼状も書かず、失礼しています」と言ったら「彩ちゃんが連れてきて
きてくれた人達から、沢山お手紙もらったから、それで十分だよ」って、
慰めにならない慰め。なんともお恥ずかしい限りだ。

私は子供の頃から、手紙は書くのだが出すのを忘れてしまうという、変
なクセがある。谷さんの手紙には、早ければ来週発売の「週間朝日」の
巻頭グラビアで先日の取材のことが載ると書いてあった。

その記事を読んでから、お返事を書こうと思っているのだが、また忘れ
ないようにしなくっちゃ…。
                         aya


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発行者   天川 彩

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