2003/4/4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆   TEN's magazine 第61号   ☆★☆   
 
  
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 こんにちは!天川 彩です。

皆さんの住んでいる所に、桜前線は届いたでしょうか?
東京は、まさに今が満開。
今週は、行くところ行くところ桜の美しさに見とれるあまり、あっとい
う間に時間が過ぎてしまい、今週何をしていたのやら。。。
ま、先週が忙しすぎたのでいいかな。

それにしても、この季節どうしても桜餅を食べたくなるのは、私だけで
はないようで…今日も、売り切れていました。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様=====「場を見つける」 
2・最新情報=========天川 彩 童話詩ライブ決定!!
3・TEN占い  ====== 今週は「メディスンカード」占い 
4・今月のイベント======「天職のはなし」『古道具屋さん』
5・ツアー募集========エコツアー&東北ツアー追加募集
6・編集後記========= ひとりごと

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【1】◆◇コラム・風の文様 ◆◇
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□「場を見つける」

場。
生活の場。活動の場。遊びの場。仕事場。etc…。
それは、ものごとのある所であり、テリトリーであり、磁力が働くとこ
ろなのではないだろうか。人は常にどこかの場にいる。
しかし、なかなか「場を見つける」ということは容易ではない。
自分がそこに存在する意義を見つけ、自分らしくあれる場とはそう簡単
に出合えないように思う。

東京に来て3年半。

この東京という場にも慣れてきたので、久しぶりに童話詩ライブをしよ
うという気になった。
まずは、場所探しからだ。
しかし、ほどよい人数と直に向き合うライブには、大げさなホールは不
向きだし、公共施設の会議室では味気なさ過ぎる。やっといい会場を見
つけてみても、既によいと思う日時は埋まっている。
そんなこんなで、ここ数日ずっとインターネットで会場探しをしていた。
そして、ある喫茶店のHPに辿り着いた。

「この場に出合えて、本当に幸せです」
そう書かれたページには、喫茶店から見える風景写真が貼られていた。
心地よさそうな空間。時折カフェライブも行っているようで、なかなか
素敵。電話で問い合わせてみると、希望の日時は空いている。
とにかく行ってみなければわからない、ということでアシスタントのキ
ョウちゃんと、すぐに電車に飛び乗った。
片道、一時間弱の小旅行。
駅からそのお店に続く道は商店街が連なり、とても生活がしやすそうな
雰囲気だ。

HPに載っていた場所は、すぐに見つかった。
洒落た階段を上り切ると、まるでカルフォルニアにいるようなカラッと
した空間が広がっている。お店の中も、外国人の人が半数。
長年アメリカでハンバーガーショップを経営していたというだけあって、
メニューもアメリカナイズされていた。アボカド入りのトーフバーガー
と野菜ス−プを食べながら、しばし、そのお店の場を楽しんだ後、私は
本題をきり出した。
しばらくは、話が進んだのだが、どうしてもライブに対する考え方の違
いがあり、残念ながら折り合いがつかなかった。

その場は喫茶の所有する「場」なのだから、仕方がない。

そう思って帰ろうとしたとき「それなら、この近くの建物で、ちょうど
良さそうなのがあるから、紹介してあげますよ」と、面白そうな場所を
教えてくれた。
このオーナーは、トコトンいい人だ。
早速見に行こうと、教えてもらった場所の持ち主に電話をすると、残念
ながら見学できるのは一ヶ月以上も先になるということで、ここの地域
には、今回はご縁がなかったようだ。

帰りの電車の中、キョウちゃんと、やっぱり今回は私たちの地元でライ
ブ会場を探そうということになった。
そして、いろいろ思い返しているうち、一軒のとてもレトロな旅館を思
い出した。

その名も、旅館『上海楼』。

今時の東京の旅館とは思えない、昔ながらの玄関を一歩入ると、ユーミ
ンの歌ではないが「時が止まった旅館」のよう。
大きな柱時計に磨かれた木の階段。
何とも懐かしい風情が漂う、この旅館の2階大広間を半日借りるのはど
うだろう…。
と、いうことで、電車を降りたその足で真っ直ぐ『上海楼』に向かい、
無理なお願いをしてみた。
すると、すんなり若女将は了承してくれるではないか。
1年半ぶりに行う私の大切なライフワーク。童話詩ライブは、なんとも
味のある旅館『上海楼』で行うこととなった。

私の仕事は場をつくることでもある、と最近思う。
イベントを企画する時、会場探しも当然ながら重要なポイントで、大概
かなりの時間を要する。そうやって見つけた場は、確かに最初から既存
の「場」として存在している。
しかし、何かをそこですることによって、そこに集う人々、そこで行わ
れる事柄のエネルギーが確実に「場」の雰囲気や空気を大きく変えてい
くのだ。

単なる「場所」からエネルギーを持った「場」へ。

今回は、築五十年の昔懐かしい旅館の大広間が、童話詩ライブによって
どのような空間になるのか…。
どうか確かめに是非、足を運んでほしい。

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【2】◆◇最新情報 ◆◇
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天川 彩 童話詩ライブ決定!!

日時:5月18日(日) 14:00〜16:00
場所:旅館『上海楼』2階 大広間

募集・詳細は来週のメルマガ及びHPで

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【3】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。

*占いは、ホームページ上でもご紹介しています。
                          
今週は[メディスンカード]で占ってみました

【4月5日(土)〜4月11日(金)あなたの運勢】


<1月生まれ>
今あなたの視野は狭まっていませんか?可能性はもっとあります。新た
な経験は、すぐ傍に来ています。人に、自然に、そしてあなた自身の内
なる声に耳を傾けてください。

<2月生まれ>
自分自身の、本当に進まなければいけない事ではない横道にそれようと
していませんか?また他人から良く見られようと見栄を張り過ぎてはい
ませんか?本来のあなたの方がずっと素敵なはずですよ。

<3月生まれ>
誰にも相談できないことがあるのでは?目先の応急措置ではなく長期的
な解決案を考えてみましょう。総合的に捉えてみれば必ず解決できるは
ずです。

<4月生まれ>
今週のあなたはちょっぴりずるくなっているかも。誰も気がつかないと
思って謝らなければいけないことを黙っていたり、知らん振りをしてい
たり・・・自分にも他人にも正直に。

<5月生まれ>
ストレスが溜まっていませんか?今週のあなたは極力身体をリラックス
させて思いっきり深呼吸しましょう。また身体も弱っているので栄養と
睡眠は十分に。

<6月生まれ>
他人の事でイライラしていませんか?もしあなたの意に添わなくてもそ
の人に慈悲の心で接しましょう。気がつけばきっとイライラはなくなっ
ているはずです。

<7月生まれ>
見てみぬ振りをしていた事と向き合わなければいけない時がやって来た
ようです。何故それが今なのか。実はあなた自身が知っているはず。勇
気を持って進みましょう。

<8月生まれ>
なにか神秘的な特別なことが起こるかもしれません。でも驚かないで下
さい。また病気にかかっている人は快方に向かいそうです。

<9月生まれ>
創造的な力が少し欠如しているかもしれません。そんな時は他人が羨ま
しく見えるかもしれませんが、今は他者の成功を素直に喜び、そこから
学んでいきましょう。

<10月生まれ>
あなたが隠していた事は、バレてしまうかもしれません。でもそれも一
つのプロセスです。今週あなたに幸運を運んでくれるのは兄弟・姉妹。

<11月生まれ>
素直にありのままを受け入れてください。心配しなくてもちゃんとあな
たの目の前に幸せは訪れています。今週あなたに幸運をもたらしてくれ
るのは無邪気な子どもです。

<12月生まれ>
目先の心配よりも未来の喜びごとを想像してください。あなたが今して
いることは末々の未来に影響していることです。


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【4】◆◇今月のイベント ◆◇
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天職のはなし 4月
「古道具屋さん」
ゲスト 古道具屋「根津公平堂」 店主 深澤順也さん

4月19日(土) 14:30〜16:00
ムーブ町屋・ハイビジョンルーム

日本には、古き良きものがいっぱいあります。
でも、どんなによい物たちでも、時代にそぐわないという理由で、いつ
しか倉庫や物置の片隅に追いやられてしまい、光を失ってしまった物が
どれだけあるのでしょうか。
今回お迎えするのは、蘇らせの達人、古道具屋「根津公平堂」の深澤順
也さん。

「古いものをよみがえらせる時、僕の使命のようなものを感じるんです
よ。本当に価値のあるものを誇りまみれの中から見つけ出して・・・直
して・・・磨き上げて・・・。もう一度命を吹き込む、それって決して
儲かる商売ではないですよね。でもこれが僕の天職なんですよね」。

レトロな雰囲気が随所に感じられる東京下町・根津で、以前は豆腐屋さ
んだったという場所を改築し、古道具屋をオシャレに営む彼はまさしく
若きクリエイター。
もしかすると、この日のお話は私たちが忘れかけてしまった「日本」の
再発見になるかもしれません。

お申し込みは
http://www.office-ten.net

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【5】◇◆ツアー募集◆◇
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*早くも大人気!半数以上のお席が埋まってしまいました。
お申し込みはお早めに。

●ナチュラリストになろう!

オフィスTENでは「天と大地に感謝する旅」シリーズとはまた一味違
った「ナチュラリストになろう!」というタイトルのアクティブなエコ
体感ツアーを開始しました。基本は、なるべく自然の中に溶け込みなが
らステイすること。
今後、先住民族アイヌに学ぶエコツアーや、ハワイエコキャンプなど様
々な旅へとご案内します。


《先住民族の知恵に学ぶスペシャルプログラム》
アイヌの聖地・北海道 二風谷

3泊4日 エコ体感ツアー
2003年6月19日(木)〜 22日(日)
東京発着  78、000円
募集人員20名


(往復航空運賃・道内観光・道内移動交通費・ホームステイ・エコプロ
グラム・食事代 全て含む)

アイヌ語学校を主宰し、アイヌの伝統と叡智を教え続けているアシリ・
レラさん。

このツアーでは、アシリ・レラさんのところにホームステイしながら、
先住民族に伝わる生活の知恵の数々を実体験として学ぶ、貴重なエコ体
験型のツアーです。
山の中に入り、山菜を摘んでアイヌ料理を教えてもらったり、薬草の見
分け方を教えてもらったり、自然と共に生きている知恵を、日本の先住
民族アイヌの語り部であり、シャーマンでもあるアシリ・レラさんから
存分に学んでください。きっと「生きる」という本質に触れる時間とな
ることでしょう。

*初日と最終日には、牧場やビール園などへの道内観光おまけプログラ
ムつき。

申し込みなど、詳しくは
http://www.office-ten.net



● 天と大地に感謝する旅 Walk8

森のイスキア〜白神山地ツアー
お一人キャンセルが出ました。
ご希望の方はお早めに。

http://www.office-ten.net

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【6】◆◇編集後記◆◇
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来週、息子が中学の入学式を迎える。気がついたら、ほぼ私と同じ身長
に。高2になる長女は、とっくに私を追い抜いているし、中3の次女に
も、もう少しで追い抜かれそう。
子どもの成長は嬉しいけれど、子どもに見下ろされるはあまり気持ちの
いいものではない。
でも、これも親業の通過点なのだろうな。
                          aya
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発行者   天川 彩

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