2002/11/ 08━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第41号 ☆★☆
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こんにちは!天川 彩です。
ここのところホント寒いですね〜。
私は暑がり屋だったはずなのに、去年から寒がりに転じてしまい…情け
ない話ですが、毛糸のパンツに厚手のタイツが手放せなくなってしまい
ました。
それにしても、最近の「貼るカイロ」は強力ですねぇ。
先日購入した「貼るカイロ」は、朝貼り、夜寝る前に剥がしたのですが
なんと、翌朝まで温もりが残っているという、脅威の商品。これがあれ
ば、なんとかこの冬ものり切れそうです。
ところで、今日は『アイヌの叡智とユーカラの夕べ』がありました。
先ほど事務所に戻って来て、今このメルマガを書いているのですが、レ
ラさんと一緒にいると、ずっとジェットコースターに乗っているようで
超楽しくもあり、ドキドキもあり…というわけで、すみません。いよい
よ山場の「人間の宿業」後編も2週続けて書いていない「アンテナショ
ップドタバタ記」も書けそうにないです。
ごめんなさーい。
でも、次の天と大地に感謝する旅Walk7の内容を少し詳しく書いて
います。募集開始は来週から。
しばらくお待ちくださいね♪
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・天と大地に感謝する旅=「白銀の知床・流氷と大雪原を歩くツアー」
2・お得情報=======「TEN'sメイト第2期募集開始」
3・参加者募集======『ジャック・マイヨール追悼会&上映会
4・童話詩の世界 ====『水の惑星』
5・編集後記======= ひとりごと
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【1】◆◇天と大地に感謝する旅 ◆◇
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先週お知らせした知床ツアーですが、詳細が決定しました。
募集開始は来週から!!
今週のメルマガでは、少し詳しく内容をお知らせいたしましょう。
天と大地に感謝する旅 Walk 7
『白銀の知床・流氷と大雪原を歩くツアー』
2003年2月20日(木)〜2月23日(日)
東京発着 118、000円 全行程食事つき
定員16名 (最低試行人数 8名)
*今回のツアーはネイチャー体験プログラム満載の為、
少人数の募集となります。
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日本最後の秘境といわれている・知床。オホーツクにやって来る厳しい
冬こそが、知床を存分に味わう時なのかもしれません。
流氷の上を特殊なドライスーツを着て歩いたり、真っ白な森の中をカン
ジキ履いて歩いたり…
また、この時期はワタリガラスやオオワシが知床にやって来るそう。
宿は、木の持つぬくもりと美術館のような美しさを誇る人気のプチホテ
ル、季風クラブ・知床に連泊します。
知床の魅力を知り尽くしたネイチャーガイドと過ごす4日間。
そこには、都会の日常では決して味わえない感動が待っています。
今回は、このツアーで体験するほんの一部をご紹介しましょう。
<流氷ウォーク>
流氷の美しさは来た人にしかわかりません。どこまでも続く氷原を前に
佇んでいると、北方から渡ってきた私たちの先祖の記憶がよみがえって
きます。地元では流氷には乗ってはいけないものと教えられています。
一見、一枚氷のように思えてもそこには無数の「落とし穴」があいてい
るのです。
でも、このツアーではアイスダイビング用のドライスーツを、流氷ウォ
ーキング用に改良したものを着用しますので万が一海に落ちても大丈夫。
また浮力もありますので、おぼれる心配もありません。
<雪原トレッキング>
冬の静寂は本当の自分を取り戻すために自然が与えてくれた「ゆりかご
」。森に入ったら少しのあいだ歩みを止めて、自分の体内を流れる血液
の音に意識を集中してみましょう。
まわりの木々や風との一体感が得られ、心の底からリフレッシュできる
ことでしょう。
野生動物たちや昔の人たちはこんなスピリチュアルな世界で暮らしてい
るのでしょうか…。
<知床ナイトシアター>
「流氷の鳴き声」ってご存知ですか?はるか北の方で吹く風や海流によ
って、流氷はここ知床にグイグイ押し付けられています。
かすかに聞こえる流氷の鳴き声を求めて凛と冷たい夜の海岸へ。
ガイドご自慢のホットワインをご馳走してくれるそうです。
この他にも、厳冬の知床でしか体験できない魅力溢れるプログラムがい
っぱい。。。
いよいよ、来週より募集を開始いたします。
どうぞお楽しみに♪
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【2】◆◇お得情報!! ◆◇
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【TEN’sメイト 第2期】募集開始
● 季刊紙「TENからのお便り」が郵送で届きます
● 弊社主催のイベント前売りチケットが全て10%OFF
● 弊社オリジナル商品 全て10%OFF
● スペシャルイベントへのご優待(下町散策ツアー予定)
● オフィスTEN×TEN'sメイトの懇親会
● その他、TEN'sメイトだけの特典が多数…
入会金 1000円 年会費 2000円
季刊紙「TENからの便り」では、メルマガやHPでご紹介しない少し
マニアックな?内容が目白押し。例えば、「あまり役に立たないかもし
れない【豆知識】」や旅の報告記「度々又旅(たびたびまたたび)」コ
ラム「天性神娯」など実にくだらない、いや楽しい内容が満載。
*TEN’sメイト 第2期のお申し込みは、
http://www.office-ten.net
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【3】◆◇参加者募集 ◆◇
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世界的なダイバー ジャック・マイヨールが逝って1年…
『シャック・マイヨール追悼会&ガイア2上映会』
2002年12月23日(月・祝)
開場:16:30
開演17:30〜21:00終了予定
(映画上映⇒追悼会)
料金:前売り3000円 当日3800円
場所:豊島公会堂
特別ゲスト 成田 均 氏 (ダイバー)
*ジャック・マイヨールの30年来の大親友
12月23日は、映画「地球交響曲第2番」の出演者でもあった伝説の
ダイバー、ジャック・マイヨール氏が急逝してから、ちょうど一周忌に
あたります。
私達は、この日に向けて現在、追悼会及び第2番の上映会を準備いたし
ております。
当日は、映画「地球交響曲 第2番」上映後、ジャック・マイヨールと
30年来の親友、ダイバーの成田 均氏をメインゲストとしてお迎えし、
ジャック・マイヨールの素顔や、彼が次世代に残したメッセージを伝え
てもらう予定です。また多くの方々から寄せて頂いたメッセージ等をご
紹介するほか、当日会場に集まった方、全員で氏を偲ぶ時間を共有した
いと思います。
大切な方と、是非参加してください。
<チケットのお申込みはFAX・インターネットで>
FAX 03−3828−5090
http://www.office-ten.net
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【4】◆◇童話詩の世界◆◇
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「水の惑星」
天川 彩
「ほら、みてごらん。あの一番青いお星様、
あれはね、地球という星だよ」
宇宙のかなたのある星で、
背い高かノッポのお父さんが、星空を見上げながら、
息子に向かって言いました。
息子は、父親が指差す先をじっと見て、
大きな目をクルクルさせて答えました。
「とても綺麗な星だね」
「父さんは、子供の頃からあの星が大好きだったんだ」
父親はそう言うと、寝転びました。
息子も真似をして、寝転びました。
「あの星は、水の惑星と言われているのさ。
星の半分以上が水で覆われているんだよ。
昔、父さんがお爺さんから聞いた話を教えてげよう」
息子は父親の話しにじっと耳を傾けました。
「お爺さんの、お爺さんのそのまたずっとお爺さんが、
かつてあの星に行った頃のお話しさ。
その頃あの星ではね、水という水は濁り、空も灰色に覆われて、
多くの生き物たちが絶滅していったそうだよ。
ヒトという知的動物が、星を自分たちの物だと勘違いしたんだね。
他の生き物たちを犠牲にしても、自分たちの種族だけが豊かになろうと
した結果、
水だけではなく、森も大地も全て汚してしまったんだ。
それからね、戦争や暴力で同じ種族の間でも簡単に命の奪い合いや、
傷つけ合いが行われていたのさ。結局、自分だけが豊かになろうとした
んだね」
息子が聞きました。
「でも、どうして知的生物だったら、そんなことをするの?
豊かなことってそんなことではないよね。
第一、自分たちの住む星が無くなったら生きられなくなるじゃない」
父親は笑って答えました。
「そうだね。それはね、多くのヒトの心が長い間、眠っていた為なんだ
よ。
でも、心が起きた人達もいたのさ。このままじゃ、地球が危ないって、
銀河系の仲間たちに助けを求めてきたそうだよ。
我々の大お爺さんもそれで行ってきたってわけさ」
「それで、どうなったの?」
息子は興味津々、父親に尋ねました。
「結局ね、このままだったら、銀河系全体のバランスも
崩れてしまうところだったんだよ。そこで、
本当に多くの銀河系の仲間達が、地球に住んでいる動植物や心の起きた
ヒト達と
協力して、眠っている心を起してまわったそうさ」
「どうやって、心を起したの?」
「なぁに、簡単だよ。『愛』を思い出させただけさ。
自分の恋人や家族を愛するように、
隣に住むヒトや、違う国のヒト、違う文化のヒト、
他の動物や植物、そして自分の星や宇宙を愛するということを、
思い出してもらっただけさ」
息子は父親に聞きました。
「そんなことで、何かが変わるの?」
父親はにっこり笑いながら言いました。
「全てが変わるんだよ。それで、あの星は救われたのさ。
ほら、みてごらん。今も青く輝いているだろう。
あれは、愛のちからで甦ったのさ。
今、あの星は再び、清らかな美しい水に包まれて、多くの生き物たちが
平和に暮らしているそうだよ」
息子は深く頷きました。
父親と息子は、その日いつまでも
夜空に浮かぶ、美しい青い星を眺めていました。
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【5】◆◇編集後記◆◇
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ここのところ、思いっきり寝不足が続いている。
でも、それは色々なことが一気に動き始めているからで…
生きているって、やっぱり面白いなぁ。
aya
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発行者 天川 彩
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