2002/05/3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ☆★☆   TEN's magazine 第16号   ☆★☆      
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 こんにちは!天川 彩です。

GW真っ只中。きっと帰省されている方も多いことと思います。
生まれた場所や育った場所というのは、きっとその人の「根」の部分に繋がる
大切なものなのかもしれませんね。
今回のコラムはそんなことを書いてみました。

さて、今週のメルマガはGW中ということで、皆様のメールがいっぱい溜まっ
ていることでしょうから(言い訳です…)縮小版でのお届けとまります。ご了
承ください。

それから『縄文スピリット2002』は、間違いなく凄いイベントになりそう
です!スタッフが「今回はお金払ってお客さんになる〜」と言っているのです
が、実は私も客席で見た〜い、聴きた〜い、騒ぎた〜い?


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様= 「もしも…」
2・特別先行前売券== 「縄文スピリット2002」
3・編集後記 ====  ひとりごと

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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■『もしも…』

「もしも、あの時…」
こんな思いは、誰しもが一度や二度経験しているはずだ。
しかし、今の自分があるのは、その時々に選択をしてきたからこそなのだと思
う。
時として、自分の意思でない場合も含めて…。

今年は、大変な沖縄ブームだそうだ。
沖縄料理店もどこも予約が取れないほどの人気らしいし、音楽の世界でも、か
なり注目されているという。「モンゴル800」という沖縄出身のバンドのC
Dが、インディーズにもかかわらず100万枚突破して、現在アルバムヒット
チャートNo1だというニュースをテレビで見た。

そんなブームであるとなど全く知らなかったのだが、私も今年、強く沖縄に惹
かれている。

この5月15日、沖縄本土復帰30周年を迎えるということを知ったのはつい
最近のことだ。でも、その数字を聞いて、私の脳裏にある思いがよぎった。

30年前、私は小学生だった。
放送局で働く父は、いわゆる転勤族。その当時、単身赴任などという制度がな
かったので、家族は父親の転勤に伴い転校するのが当たり前だった。
父の転勤にあたる年、沖縄の本土復帰を機に沖縄放送局が設立されるというこ
とで、沖縄への転勤の話が出ていたらしい。
子どもの私は、当然そのような話は知らされていなかったのだが、父から沖縄
転勤の話を聞いた母は、猛反対したらしい。言葉が通じないかもしれないとか
、ハブが多くいるらしい、などといった理由を重ねていたが、結局、当時の母
は大変保守的だったのだ。

「もしも、30年前小学生の私が沖縄で過ごしていたなら…もっと違う沖縄と
出合っていたかも…」
幾度かこのような妄想にとりつかれたが、結局、私は30年巡って沖縄と出合
う運命にあったのだろう。

沖縄の代わりに転校したのが兵庫県の芦屋だった。
芦屋の学校に通っていたのも2年ほどだったが、この地によほど縁があったの
だろう。その後、大人になって15年以上、私は芦屋で暮らした。
そして、震災に遭い、意識が変わり…今、ここにいる。

「もしも…」をいくら思ったところで、全てなるようになっているのだ。

ならば、精一杯今日を生きよう。


         
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【2】◆◇特別先行前売り中!! ◆◇
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今、共に体感する縄文のことだま・おとだま

『縄文スピリット2002』


<出演>

沖縄民謡界の女神…古謝美佐子
アイヌ随一の語り部…アシリ・レラ
津軽三味線界の若きプリンス…渋谷幸平
縄文土笛・縄文土鈴…宇々示・福田弥生

ほか

琉球、アイヌ、津軽…
真髄を生きる人々の縄文の魂が炸裂!

日本列島最北と最南、そして縄文古代都市に息づいたエネルギーを、
それぞれ随一のスペシャリスト達に奏でてもらうこのイベントは、
もしかすると伝説のライブになるかもしれない。

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2002年14年6月21日(金)夏至
豊島公会堂(池袋駅徒歩5分)
開場18:00 開演18:30
前売り 3800円  当日 4500円

★5月9日までお申込の方に限り特別先行前売り中!!★

前売り3800⇒特別先行前売り3500円

お申込はインターネット
http://www.office-ten.net

又は

FAX
03−3828−5090

FAXでのお申込の場合、住所・氏名・電話番号・FAX番号・チケット枚数
を明記してください。


《古謝美佐子》
坂本龍一氏のオペラに出演したり、五木寛之氏が絶賛している沖縄民謡歌手の
第一人者。NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の挿入歌『童神』で更に
注目されている元ネーネーズ・リーダー。
 
《アシリ・レラ》
アイヌの聖地・二風谷で生まれ育ち、アイヌ伝統文化の継承者、語り部として
国内外で活躍。アイヌのシャーマン、サンダーウーマンでもある。

《渋谷幸平》  
青森の津軽生まれ、津軽育ち。2000年度全国津軽三味線全国大会B級チャ
ンピオン
2001年度A級4位に輝いた、津軽三味線界の若きプリンス。

《佐々木雅之・福田弥生》
縄文の音霊を今に甦らせる、縄文土笛、縄文土鈴奏者。各地での演奏以外に、
大自然や神社などでの奉納演奏なども。




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【5】◆◇編集後記◆◇
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先日、友人が事務所を尋ねて来ました。ランチを食べに外に出たのですが、あ
まりにお天気が良かったので、散歩がてら根津神社のわき道を抜けていくこと
に。近づくと軽快な太鼓の音が…。あ〜、猿回しね。。。お祭や何かがあるた
び、ここは猿回しなど、昔ながらの大道芸が出るのです。私はいつもの光景だ
ったので、気にも留めず進もうと思ったのですが、友人の足は釘付け。「生ま
れて初めて見た」と大感激の彼女。「そうか。やっぱり猿回しは珍しいか」と
思いながら、私もどっぷり東京の下町生活に浸ってきたなぁ〜と思う今日この
頃。
                         aya
         

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発行者   天川 彩

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