2004/11/05━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆★☆ TEN's magazine 第142号 ☆★☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net こんにちは!天川 彩です。 ここしばらくの疲れが出てしまったのか、今週は風邪気味で体調不良で す。風邪がそろそろ流行ってきているみたいなので、流行の最前線をい っているってとこですかね(笑)。 さーて、今週は掲示板をUPいたしましたヨ。 掲示板のアイコンは可愛い親父たちです。 なぜ親父アイコンなのか…それは立ち寄っていただけると、きっとわか っていただけるのではないかと思っていますが、とにかく動きがキュー トで和むんですよねぇ。 掲示板いろんな人たちと交流したいと思って立ち上げました。 おなじみの方は勿論のこと、今まで全く話したことが無い方も、どうぞ お気軽に書き込んでくださ〜い。 お待ちしております。 それから、天と大地に感謝する旅「出雲ツアー」は来週水曜日10日が締 め切りです。 今回の出雲ツアー、実は私の一番のおすすめはズバリ石見銀山。 ここは、知る人ぞ知る本当に素敵な場所です。 数百年前の古い町並みが、見事に保存修復されながら生かされており、 見事なまでの美しさは、時を忘れそうです。 そして、この場所をこれほどにした仕掛け人が、松葉登美さんとご主人。 この場の魅力は、ここに書ききれないほどなので、登美さんたちの会社 である石見銀山生活文化研究所のHPを是非のぞいてみてください。 http://www.burahouse.co.jp/ また登美さんは国土交通省から認定された観光カリスマでもあります。 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/top.htm 今回のツアーは、特別に登美さんの計らいで、一般非公開の武家屋敷で の特別なティタイムも過ごさせていただけることになりましたヨ。 こんなチャンス、逃さないでください。 絶対に行って良かった〜!と思ってもらえる旅になると思います。 よろしかったら、是非ご一緒しましょう。 ………………………………………………………………………………… ◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ …………………………………………………………………………………… 1・撮影雑記========「森羅万象への旅路」6 2・TEN占い=======今週は「トランプカード」占い 3・天と大地に感謝する旅==「神在月の出雲ツアー」最終のご案内 4・インフォメーション===年末年始のイベント予告 5・来春クラス募集開始===「コミュニケーション術・達人講座」 6・編集後記========ひとりごと …………………………………………………………………………………… 【1】◇◆撮影雑記◆◇ …………………………………………………………………………………… ■「森羅万象への旅路」6 熊野に行った折、かなりの頻度で宿泊させて頂いているのが、パッチワ ークハウスという所だ。ここは、ブワさんという方が所有する不思議な 家。音楽家の長屋和哉さんに紹介していただき、ブワさんやこの家との ご縁ができたのだが、流木に吊るされた無数のキャンドルを灯して語り 合ったり、屋根の上で満天の星空を見上げたりすることができる、心和 むありがたい場所で、ここにご縁をいただいたことに、心から感謝して いる。 今回のスケジュールは、およそ2週間。前半のほとんどはロケハンで、 後半が撮影本番だ。 後半の撮影時は、朝一番の撮影に合わせて宿泊地を選んだのだが、前半 の1週間はこのパッチワークハウスを拠点にさせていただくことにした。 10月14日夜、12時間のロングドライブを終えて到着。 いつも通り、2階の左端の部屋に大きな荷物を置かせていただき、簡単 に挨拶を終えると、私とキョウちゃんは翌日からの荷物をつくり始めた。 翌15日から16日にかけて、私達は熊野古道中、最大の難所と言われ ている「大雲取り越え・小雲取り越え」と呼ばれている山越えロケハン なのだ。 ロケハンはロケーションハンティングといって、どの場所を使って映像 にするのか、前もって下調べをすることをいう。構成は私の大切な仕事 の一つなので、ロケハンはとても重要なのだ。 カメラマンのSさんが合流した時には、効率よく朝一番から撮影をして いかなければならない。車で行ける場所も含め、前もって実際に現場へ 行かなければ決められない。 増してや、山越えをするような過酷な山道は、実際に歩かないと見えて こない。 更にいうなら、これはDVDブックであり、映像だけではなく書籍にも 当然、歩いて集めた情報を書いていく予定だ。 この道は、大阪の天満橋から延々歩き、熊野の本宮大社にお参りし、そ の後、熊野川を下って新宮の熊野速玉大社を参拝し、熊野那智大社に参 拝した後、那智から本宮に戻る山越えのルートとして、中世の頃から確 立されていた道である。 藤原定家の『熊野御幸記』にも、この場を越える話が登場する。 私は躊躇なく、この難所中の難所といわれている「大雲取り越え・小雲 取り越え」を絶対に歩こうと思った。 しかし「大雲取り越え・小雲取り越え」を現在行う人は、極端に少ない。 まず、第一に車道でいくらでも那智から本宮まで移動できるようになっ たこと。また、古道歩きといっても、ピクニック気分では到底歩けない こと。また、2日要する上に登山口と下山口が相当離れているので、誰 かの送迎サポートが無ければ遂行することは難しいこと。 今回、私はケンちゃんに送迎サポート役をお願いし、キョウちゃんに同 行をお願いした。 なぜ、同行が必要なのか…。 実は、この道は一人で歩いてはいけないらしい。 なぜなら、この道は、気をつけなければ「ダル」と呼ばれる餓鬼妖怪に とり付かれ、行き倒れてしまうからだそうだ。 これは、険しい山道で餓死した無縁仏の魂魄が山中をうろつき、旅人に とり憑くといわれ、粘菌学者の南方熊楠も、採取でこの山に入り、ダル に憑かれて倒れたことがあったという。その後、熊楠は地元の人の助言 通り、必ずおにぎりとお新香を持って入山したと、資料には書いてあっ た。 更にいうなら、この山越えの途中には、死者の霊が立ち寄るといわれて いる妙法山・阿弥陀時にも続き、白装束に身を包んだ、亡き縁者が会い にやって来るとも言われている。 「この山越えをする時には、魚類以外の握り飯を持ち少しでも小腹が空 いたら、それを口にするように」とか「塩も一緒に持ち歩くように」な ど様々な情報を仕入れて、キョウちゃんと真剣にダル対策をした上で、 この難所越えをすることにした。 10月15日朝、空は快晴。 ケンちゃんに見送られ、私たちは那智山・青岸渡寺の裏側から続く、大 雲取り越え登山口に入った。数段石階段を登っただけで心臓が早鳴る。 そこには、鬱蒼とした薄暗い杉木立ちと、苔むしている石畳の階段が延 々と続いているように見えた。 つづく… …………………………………………………………………………………… 【2】◇◆TEN占い◆◇ …………………………………………………………………………………… 所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気 楽に楽しんでくださいね。 今週は[トランプカード]で占ってみました 2004年11月6日(土)〜11月12日(金)あなたの運勢 <1月生まれ> 不意の出費が続きそう。でも家庭運や恋愛運はとてもいいので多少お金 が出て行ってもくよくよしないでね。 <2月生まれ> 思いのほか、何事も順調に進みます。ただし、大切な友人や恋人との間 で、絶対お金の貸し借りはしないでください。後悔することになるかも しれません。 <3月生まれ> 体調がいま一つ思わしくない週になりそう。その為、弱気になったり、 優柔不断になったりする可能性があるので、まず身体を休めることを優 先させてください。 <4月生まれ> 今週はラッキーなことと、アンラッキーなことが交互に起こりそう。で も何事もあきらめずにいると、週末にはよい展開になりそうですよ。 <5月生まれ> 今週は努力がなかなか実を結ばないかもしれません。今はじっと粘る時 期です。こんなときの相談は信頼できる年上の男性にしてみましょう。 よいアドバイスがもらえるかも。 <6月生まれ> 生活に大きな変化が起こりそうです。新たなパートナー関係が生まれる かもしれませんが、あくまでも冷静に相手を見てくださいね。 <7月生まれ> 家庭運・ビジネス運共に幸運がやって来ています。ただし、今週は旅行 運はあまりよくないようです。特に水場には気をつけてください。 <8月生まれ> 今までの自分の言動が、自分に返ってくるかもしれません。まずは初心 に帰ってみましょう。今週は家族があなたの強い見方をしてくれそうで すよ。 <9月生まれ> 今週は金運や家庭運が上昇しています。ただし、仕事上のトラブルや、 友人との対立などで、気苦労が多いかも。深く考えすぎないようにし ましょう。 <10月生まれ> 一人で頑張らなければいけない週です。他の人を頼っていると思わぬ失 敗があるかも。内なる声に耳を傾けて切り抜けてください。 <11月生まれ> 風邪や軽い怪我などあまりすっきりしない週になるかもしれません。ま たパートナーがいる人はその為、喧嘩をしてしまうかもしれないので、 極力体を休める週にしてください。 <12月生まれ> 今週は少し、困難なことが待ち受けているかもしれません。安易に受け 取らず、じっくりとその事に取り組んでください。きっと道は開けます。 …………………………………………………………………………………… 【3】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇ …………………………………………………………………………………… 最終のご案内です。11月10日正午締め切りです。 天と大地に感謝する旅 Walk16 『出雲・神在月』 〜八百万の神々と出雲神話に出あう旅〜 2004年11月20日(土)〜 11月23日(火・祝) (全行程交通費・宿泊費・食事代込み) 108000円 (最低施行定員8名・定員20名) <神在月> 出雲に全国の神々が集う7日間のみ、神在といいます。 今年は11月21日 神迎え神事 11月22日〜29日 神在祭 (旧暦10月11日からの7日間) ●今回は行程の3日目・4日目をご紹介 ■3日目 11月22日(月) 神在祭の出雲大社へ厳かに参拝した後は、一路、世界に知られた日本の 遺産、石見銀山へ参ります。ここでの見所は町並みです。銀山一体には 社寺や古民家が残り、江戸時代末の面影がそのままの風情ある町並みは、 是非ゆっくり歩いてください。 今回のツアーでは、国の重要伝統的建造物群保存地区にある、石見銀山 生活文化研究所さんの計らいにより、一般非公開の武家屋敷で、特別に ティータイムを過ごさせていただきます。 この日の夜、再び静かに始まる出雲神在祭でそれぞれお祈りした後は、 一路、松江へ。 『宿泊:松江・東急イン予定』 ■4日目 11月23日(火・祝) 最終日は、松江にとって欠かせない人物、不思議な国、日本をこよなく 愛した明治時代の文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の旧居や記 念館を訪れます。八雲の目を通して、改めてこの日本の魅力とは何なの かを再発見いたしましょう。松江市内の観光を済ませた後は、出雲に集 った神々に見送られながら、空港へ。 夕方空港 解散予定 その他の詳しい行程やお申し込みは http://home.att.ne.jp/alpha/ten/izumo/tentabi-izumo.htm …………………………………………………………………………………… 【4】◆◇年末年始インフォメーション◆◇ …………………………………………………………………………………… 12月11日(土)年忘れ交流会(「ワタリガラスの神話」ビデオ上映も) 12月22日(水)クリスマス特別イベント! 1月 8日(土)新春恒例企画 谷中七福神巡り&新年会「天々福々」 2月17日(木)〜20日(日)「厳冬の知床・流氷と大雪原を歩くツアー」 詳細は、近日発表いたします。 お楽しみに。 …………………………………………………………………………………… 【5】◆◇2005年1月クラス 受付開始◆◇ …………………………………………………………………………………… ●新しい年、新しいあなたと出会ってみませんか? とことん自分と向き合って、とことんなりたい自分になる講座 【コミュニケーション術・達人講座】 * 2005年1月生募集開始のご案内 * <全4回> Step1『言の葉ひろい』講座 Step2『感情認識』講座 Step3『自分力・集中アップ』講座 Step4『セルフプロモーション』講座 <会場> 東京 葛飾シンフォニーヒルズ (会議室コスモス) (京成電車 青砥駅 下車徒歩5分) <日時> Step1/ 1月12日(水) Step2/ 1月19日(水) Step3/ 1月26日(水) Step4/ 1月31日(月) 各19:30〜21:30 <受講料> 14、000円 (全4回+テキスト代込み) *やむを得ず4講座を連続受講できない場合 一講座につき 4500円で受講できます。 <講師> 天川 彩(てんかわあや) *芸能人、文化人、科学者、医師、政治家、芸術家、僧侶、ミュージシ ャンから主婦、学生まで、ジャンルや社会的立場を飛び越えて友人脈を 広げている、自他共に認めるコミュニケーション術の達人である。 ●9月クラスを受講した皆さんの声をHPでご紹介いたしております。 迷われている方、参考にしてください。 11月クラスの方々が、ただ今楽しく受講中です。 *詳しい講座の内容なども、HPでご覧下さい http://home.att.ne.jp/alpha/ten/com-kouza/top.htm …………………………………………………………………………………… 【6】◆◇編集後記◆◇ …………………………………………………………………………………… 先日、夫が仕事の同僚達と一緒に韓国旅行に行ってきた。 お土産に手渡されたのは、数種類のキムチと山ほどの韓国ノリ、そして 四角い袋。ん??中をあけて、びっくり。 「冬のソナタ」DVD全8本。勿論日本語版だ。 冬ソナをほとんど見ていない私は、世の奥様方の話についていけなかっ たけれど、これでバッチリ。 お正月、全巻見るぞ〜♪ aya ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者 天川 彩 Copyright 2001 OFFICE-TEN All rights reserved. 情報の転載は大歓迎です。