2014/ 03/20━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第608号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
ただいま〜!ブータンから元気に戻ってきました〜!
今日は金曜日ではなく木曜ですが、明日は春分の日。祝日でお休みです
し、先週はブータンにいた為、メルマガをお届けできなかったので、今
日、メルマガをお届けします。
それにしても、ここのところ三寒四温という言葉がピッタリな気候です
ね。東京では、昨日はポカポカ陽気だったのに、今日は暖房が必要とい
う状態で、体がビックリしています。皆さん、どうぞ体調を崩さないよ
うお過ごしくださいね。
さてさて。TENの旅としては、二度目となるブータン。
今回も素晴らしい旅でした。
ブータンの魅力を更に知ることが出来ましたし、何より現地ガイドさん
との信頼感もより深まりました。帰ってきたばかりだというのに、また
TENのブータンツアーを企画したいな〜と考えています。
今のところ、次は二年後の2016年の夏頃。ブータン織物の故郷であ
る東ブータンへ行き、染めや織の体験などもするツアーにしたいな〜。
なんて思っています。
ただ、何かの流れがあれば、来年企画するかもしれません。来年になる
か、再来年になるか…今はわかりませんが、どちらにしてもTENのブ
ータンツアーをまた開催したいと思っています。ぜひぜひ、いつかはブ
ータンへと思われている方、再びブータンへ行きたいと思われている方、
次回はご一緒いたしましょう♪
それから…今回、TEN’sショップ用に、ほんの少しですがブータン
からアクセサリーを仕入れてきました。
ブータンでは伝統職人が作る美しい銀細工の装飾品を作る職人のことを
「Tro Ko Lopen」と呼ぶそうで、人々から尊敬されているのだとか。
実は、私は2年前にブータンで購入した伝統ブローチを身につけて、今
回のツアー中過ごしていたのですが、かなり褒められました♪
今回は、まだHPの準備が出来ていないのでご紹介できないのですが、
来週にはTEN’sショップでご紹介したいと思います。
貴重なものなので、数点しか仕入れて来れなかったのですが、よろしけ
れば来週のメルマガ発行後、HPに掲載しますので、是非チェックして
みてください。
さーて…話は変わりますが…。
昨年の今頃は『熊野 その聖地たる由縁』(彩流社)の執筆で数ヶ月間、
籠もり仕事をしていました。今もその極度に集中していた後遺症?が肩
から腕にかけて若干残ってしまっていますが、出版後には様々な出
会いや流れがやってきていま
す。
そんな中の一つに、行政や自治体からの講演依頼があり、
明治大学で一日限りですが、5月に熊野の講義をすることになりました!
これは、和歌山県と明治大学の共同企画の世界遺産10周年記念企画で
5月10日(土)〜7月5日(土)の間、隔週土曜日行われる全5回の
連続講座のひとコマを私が担当することになったのです。
明治大学と言っても学生に、向けての講義ではなく、大学が開催する社
会人を対象としたセミナーですので、どなたでも受講していただくこと
ができますヨ。
『研究者が感じる熊野の息吹を伝える』というやや硬い?講座タイトル
ですが、中身は本当に興味深いもので、南方熊楠の話や熊野を題材とし
た落語の回まであるようです。
肝心の私の担当は5月24日(土)13:00〜14:30
「『熊野権現』秘められた縁起の謎」をお話します。
このお話は『熊野 その聖地たる由縁』の中心のお話で、熊野権現にま
つわる千年の謎解きの、目からウロコの面白い話です!
書籍でお読み頂いた方の中には、やや難解の話に思えた方もいらっしゃ
るかもしれませんが、講義ではわかりやす〜く噛み砕いてお話しいたし
ます。
詳しくは下記の「明治大学 リバティアカデミー」のサイトをご覧くだ
さい。
https://academy.meiji.jp/course/detail/1614/
ただ今、受付中のようです。興味ある方は是非♪
受付中といえば…現在受付中の吉野ツアーですが、そろそろ締め切り間
近となってきましたよ〜。
日本人なら一度は体験してみたい、一目千本の吉野山の桜に囲まれた時
間。このツアーでは満喫してもらえるかと思いますヨ。
吉野ツアー中は、日本の歴史に彩られた吉野の話や修験道の開祖、役行
者の話など沢山お話したいと思います♪
今週のコラムは「幸せを感じて生きる」です。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===========「幸せを感じて生きる」
2・TEN’s占い=========今回は「タロットカード占い」
3・ただ今募集中!====「吉野千本桜と天河と役行者を訪ねる旅」
4・編集後記====================「あとがき」
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【1】◇◆コラム・風の文様◆◇
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□「幸せを感じて生きる」
幸福の国と呼ばれるブータン。
この国を再び訪れ、前回以上に人々の心の豊かさを実感して帰ってきた。
徹底した仏教の教えが国民に行き渡っている、ということが大きな要因
の一つなのかもしれない。
国の至るところに描かれている六道輪廻の絵。そして「仲良し」という
タイトルの、像とサルとウサギと鳥の絵。人として生まれたものは、尊
き善行をしていくことを基本とし、全ての命は互いに差さえあって生き
ている、という考えが国民の根底にある国など、私は他に知らない。
だから、大人も子どもも心が開いている。人に対しても動物に対しても
いじめや嫌がらせも無いのだろう。誰しもが心底優しいのだ。
農業国でもあるため、自国でほとんどの食料を賄う事ができる。家は基
本的には大家族で暮らし、新たな家を造るときには、地域の人々が協力
しあいながら皆でつくる。教育費と医療費は全て国負担だ。
要するに、住む所も病気も教育も、心配することがない、ということだ。
しかし、ブータンの人々が幸せなのは、そうした物理的に心配事が少な
いということだけではない。
根本的に、人間として最も大切にしなければならないことが何なのかを
皆が知っている、ということなのだろう。
そして何より肝心なことは「幸せを感じて生きている」ということかも
しれない。
幸せな人と不幸な人の違い。それは、物事の捉え方の違いだろう。
どんなに些細なことであっても、心の底から幸せだと感じることが出来
る人は真に幸せな人といえる。反対にどんなに些細なことであっても、
いつも不平不満を感じる人は、真に不幸な人だ。
だから、お金も無く天涯孤独で不幸そうに見える人でも、本人が自分は
幸せだと思えていたなら決して不幸ではない。
また、山ほど財産を持ち社会的地位や家族に囲まれていても、本人が自
分は不幸だと思っていたなら不幸なのだ。
いつまでたっても、どこまでいっても足りることを知らない人は、永遠
に幸せにはならないが、どんな状況であれ、今を幸せに感じられる人は
永遠に幸せな人なのだ。
要するに幸せというものは、誰しも自分の心の中にある。
例えアクシデントや悲しい出来事があったにしても、それも全ては自分
の幸せに続く為のプロセスなのだと思えたならば、不幸なことは何一つ
もなくなって行く。
だから、人生を楽しいものにしていくには、どんな些細なことにも幸せ
を感じていくことではないかと、私は思っている。
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【2】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に読んでくださいね。
[タロットカード]で今週の運勢を占ってみました。
2014年3月22日(土)〜3月28日(金)
<1月生まれ>
今は準備の時期です。次にやって来る時のために備えて、しっかり計画
を立ててね。
<2月生まれ>
変化のないことをつまらないことだと思ってはいませんか。今一度、平
穏であることの尊さを思い出してみてね。
<3月生まれ>
一貫性がなく、気持ちがあちらこちらに動いてしまうかもしれません。
今週は、一つのことをじっくり考えてみてね。
<4月生まれ>
想像力が豊かとなる一週間となりそうです。ただし、軽はずみな行動は、
後で痛い目にあうかもしれません。思いつきだけで動くのは要注意です。
<5月生まれ>
積極的に動くとよい結果に繋がる一週間となりそうです。今週はいつも
以上に勇気が必要ですよ。
<6月生まれ>
周囲の人と衝突してしまうことがあるかもしれません。ただ、思いをき
ちんと伝えると解決することもありそうです。怖がらずに、自分の意見
を伝えてみてね。
<7月生まれ>
プレッシャーで心が疲れてはいませんか。今週は、休息するか、手放す
か、あなたの負担を軽くする努力を。
<8月生まれ>
幸せに包まれる一週間となりそうです。今までのあなたから、次なるあ
なたへステップアップしていきそうなので、何事にも喜びをもって取り
組んでね。
<9月生まれ>
素直になれず、意地を張ってはいませんか。今週は大人になって、様々
なことを肯定してみてね。きっと次なる展開が見えてくるはずですよ。
<10月生まれ>
あれこれと欲しいものが増えてしまうかもしれません。今週は、あなた
の心に今一度問いかけて本当に必要なものは何かを改めて考えてみてね。
<11月生まれ>
必要以上に周囲の人を意識してはいませんか。今週は、他人の意見より、
自分の考えを優先してみてください。あなたの人生を左右するのは、あ
なた自身であることを思い出してね。
<12月生まれ>
自分の考えに執着しすぎて、少し頑固になっているかもしれません。今
週あなたに必要なことは、心の深呼吸です。気分転換する時間も大切にね。
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【3】◆◇大好評!◆◇
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『TENの極上旅』
吉野編
「吉野の千本桜と天河と役行者を訪ねる旅」
(金峯山寺・花供会式拝観あり)
2014年4月11日(金)〜4月13日(日)
2泊3日
大阪市内集合解散 55000円(税別)
日本一の桜の名所といえば、言わずと知れた吉野山。
桜の開花時は一目千本と呼ばれ、およそ三万本の桜の花が咲き誇る美し
さは、この世のものとは思えないほど幻想的です。
しかし吉野の山が、なぜこれほどまでに桜で埋め尽くされているかは意
外と知られていません。それは今から1300年ほど前。修験道の開祖、
役行者が桜の木に日本で初めての仏となる「蔵王権現」を彫ったことか
ら、その後に続く弟子たちが、祈りのあらわれとして桜の木を植えてい
るからなのです。
吉野の祈りの桜は千年以上絶えることなく植え続けられ、年に一度、桜
満開の時期、花供会式が行なわれ役行者への奉告祭が行なわれるのです。
今回『TENの極上旅』吉野編は、この時の吉野山へ、皆様をご案内す
ることにしました。
数々の歴史に彩られた吉野山。歴史や文化に触れる時間も設けますが、
この時ばかりは、桜色に染まる吉野山での時間を贅沢に堪能してくださ
い。
また役行者に深い関わりがある天川村では、修験寺や修験博物館を訪ね
聖域中の聖域、天河神社での静かな時間も過ごします。
桜満開の時に吉野山に泊り、このうえない極上な時間を過ごす…。
日本人なら一度はそんな贅沢もいいかもしれませんね。
詳細は
http://www.office-ten.net/10yoshino/top.htm
行程
<1日目>
午前11時。大阪から特急列車やケーブルカーを乗り継ぎ、満開の桜ほ
ころぶ吉野山へ参ります。ケーブル降りてすぐのお宿に、まずは荷物を
預け、吉野散策をいたしましょう。
吉野山は歴史の宝庫。役行者ゆかりの寺や義経ゆかりのお堂など、思い
思いの吉野時間をお過ごしください。この日、選んだお宿は、吉野山の
桜が見事に堪能できる由緒あるお宿。自慢のお料理も、どうぞお楽しみ
に。
<2日目>
早朝、ご開帳中の「蔵王権現」を前にした朝のお勤めに参拝したあとは、
宿自慢の野菜中心の朝食バイキングをお楽しみください。この日は、
金峯山寺の花供会式。修験者たちなどによる行列は時代絵巻を見ている
ようです。午後からは、一路、天川村へ向かいます。修験者の聖地洞川
の龍泉寺近くには、修験の歴史が展示されている博物館があり、修験者
たちの行衣や法螺貝を売る店が軒を連ねています。女人結界門から先は、
今も女人禁制。修験の世界を十分に味わうことが出来る洞川を後にし
て、天河神社へ向かいます。
ここは、1300年前、役行者が感得した弁才天を壬申の乱で勝利した
天武天皇がこの地に祀ることを命じて建てられた神社です。後に空海な
ども修行時に滞在した所として知られ、吉野熊野中宮、大峯本宮といわ
れています。芸能の神として広く知られ、修験の要地ともされてきまし
た。この日は、社家として歴史を刻む由緒あるお宿に泊まります。日本
屈指の聖地の夜をゆっくりお過ごしください。
<3日目>
この日、天河神社の朝拝に参列したあと、天川 彩が天河散策へとご案
内いたします。この時期の天河神社もしだれ桜が美しく咲き誇る時。そ
んな中、南朝・後醍醐天皇御陵跡地、役行者堂、空海手植えという大銀
杏や阿字観碑、禊殿などゆっくりご案内しますので、お楽しみに。
夕刻、大阪市内で解散。
【今後の『TENの極上旅』予定】
熊野 編:2014年7月『夏熊野!大自然に宿る神仏と遊ぶ旅』
高野山編:2015年4月『高野山 空海と真言密教1200年を辿る旅』
<次回参加特典>
*吉野編に参加してくださった方が、熊野編又は高野山編にお申し込み
の場合、
参加費より消費税分(8%分)をサービスいたします。
*熊野編から参加してくださった方が、高野山編にお申し込みの場合
参加費より消費税分(8%分)をサービスいたします。
*吉野編・熊野編の両方参加してくださった方が、高野山編にお申し込
みの場合、参加費より10%をサービスいたします。
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【4】◆◇編集後記◆◇
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ブログに「ヒマラヤを越えてブータンへ」というタイトルで、連続して
旅の報告をUPしています。
http://ameblo.jp/aya-tenkawa/
よければご覧ください♪
aya