2012/12/22━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ☆★☆   TEN's magazine 548号   ☆★☆     
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは!天川 彩です。

今年も残すところ10日となり、もうすぐ新しい年がやってきますね。
その前にクリスマスがあり、何かと慌しい中にも華やかさもある年末。
皆様、どのように過ごされていらっしゃいますか?

TENの事務所は、例年より一足早く大掃除にとりかかっています。
例年は、仕事納めの日に大掃除も兼ねていたのですが、来年は更にパ
ワーアップしたTENにしていきたいと思い、過去十年分のイベント
やツアーなどの資料を改めて整理したりと、今までに無く大掛かりな
大掃除をしています。

自画自賛ですが、いいツアーやイベントやってきているよなぁ〜なん
て振り返っても思います。

正直なところ、去年の震災後、日本人の意識は大きく変わったのでは
ないか、と思っていました。
が、先週の選挙の結果を見て、かなりの驚き、愕然としました。

多くの日本人の意識は、前と全く変わっていないのだなぁと…。
ただその分、TENがやるべき仕事は沢山あるのだと、新に気持ちが
引き締まる思いがしました。

これから私自身の力を益々つけて、今まで以上に、大切だと思うこと、
魅力溢れることを発信していこうと思っています。どうぞ皆様、末永
く応援してくださいね。

さて。現在、私は次の熊野の随筆本の執筆を始めていることは、皆さ
んにお伝えしている通りなのですが、富士山を舞台にした小説も来年
には書き上げる予定です。TENの富士登拝へのリクエストも以前か
らいただいていたので、来年の8月には、久しぶりに富士登拝を行お
うと思っています。昔の人と同じように、一合目から富士山頂まで富
士の御山の力を頂きながら、ゆっくり時間をかけて登拝するのは、本
当に素晴らしい体験です。

こちらの募集は、来年4月か5月には行う予定にしています。皆さん、
楽しみに待っていてくださいね。

さて。富士山といえば、新年には、大人のお年玉企画として『富士三
昧の旅』を例年企画し、行ってきております。

どんなお年玉企画の旅かといえば…

富士をご神体とした神社で、年の初めの願掛けをして、夕刻、奇跡の
ような、美しいダイヤモンド富士(富士山頂に太陽が重なる現象)を
目の前で眺め、夕食は、美味絶品の宿で、心ゆくまで美味しいご馳走
を楽しんでいただきます。早朝、紅色に染まり行く富士を眺めながら
温泉に浸かり、心の底から「あ〜幸せだなぁ〜」と思ってもらえるよ
うな旅企画です。

ダイヤモンド富士と紅富士を同時に見ることが出来るのは、冬の此の
時期だけ。更にはダイヤモンド富士を見る事が出来るポイントは、日
々移動していくので、宿の女将さんがその日のベストポイントまで連
れて行ってくれるという、贅沢な内容です。

TENが新に大型企画として行うツアーやイベントは、執筆が一段落
してからと思っていますが、やはり来夏には、久しぶりの登拝をする
こともありますし、毎年恒例で行ってきている年初めの、お年玉企画
でもあるということで…

2013年も大人のお年玉企画『富士山三昧の旅』を行うことにしました!
日程は1月26日(土)〜1月27日(日)の1泊2日です。

なんと、今年は、お年玉ツアーに本物のお年玉付きです!
富士三昧のツアーにご参加いただいた方全員に、富士登拝の時にご利
用いただけるTEN’sチケット千円分をお年玉としてプレゼントい
たしますよ♪

夏の富士登拝を考えられている方は、年の初めに富士山へのご挨拶を
兼ねて、ぜひいかがですか?

「そんな、富士山頂までの夏の富士登拝は考えられないけれど、ただ
美し〜い富士山を間近で愛でたり、美味しいご馳走を心ゆくまで食べ
たり、ゆったり温泉に浸かったりしたいだけなんだけど…」という方
も、もちろん大歓迎です♪

詳細は、本文でご紹介いたしておりますのでご覧ください。


それから…TEN’sショップでは、ただいま「迎春ラベル」付き、
天の珈琲や、天のほうじ茶、根津ジンジャーティなど好評販売中です。

TEN’sショップは、26日で年内の営業は終了となりますので、年
内にお求めの方は、お早めにご連絡ください。
ただし、在庫分が終了しましたら、新年の発送になります。

今日のコラムは「生きざま、逝きざま」です。


……………………………………………………………………………………
◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
……………………………………………………………………………………
1・コラム・風の文様===========「生きざま、逝きざま」
2・TEN’s占い===========「メディスンカード占い」
3・「本日より募集開始!」=======「お年玉企画・富士三昧」
4・TEN’sショップ=======「ayaのセレクト品 ほか」
5・編集後記===================「ひとりごと」
……………………………………………………………………………………
【1】◇◆コラム・風の文様◆◇
……………………………………………………………………………………

■「生きざま、逝きざま」

今年、私の文章の先生であった、藤本義一先生が亡くなられた。

いつか、先生に喜んでもらえるような作品を出して、ご挨拶に伺いたい
と思いながら、叶わないままになってしまった。せめてもの思いで、旅
立ちの日に、お見送りさせていただいたのは先月初旬のこと。

先日、先生の奥様とお嬢様から二つ折になったカードの礼状が送られて
きた。

表紙の面には、ダンディな姿の先生の写真に寄せた奥様のラブレターが、
中のページには、二人のお嬢さんが書かれたイラストと文章があり、裏
面には、先生自身の力強い筆書の文字が載っていた。

「一日ニ 一粒ノ 種ヲ播ク」

私が先生と接した時間は、ほんの僅かなものだ。しかし、先生がある日
播かれた一粒の種が、私の中で枯れずに今も生きている。

命を繋ぐ人、思いを繋ぐ人、何かをこの世に作り出す人、言葉を残す人、
行動で示す人…。人それぞれに個性があり、役割も異なっている。著名
であろうが無かろうが、その人らしく生きた人というのは格好いい。

流通ジャーナリストの金子哲夫さんは、今年の10月、41歳という
若さで逝去された。
TVなどで、お得情報を発信し活躍されていた姿は、記憶に新しい。

「肺カルチノイド」という10万人に一人という急性の難病にかかり、
最期が近づいていることを悟った金子氏。葬儀会社と自らの葬儀につ
いて細かな打ち合わせを行い、弁護士と共に財産整理などの手続きを
済ませ、他にも細々とした人生の締めくくりの準備を万端に整えた翌
日、静かに旅立たれたという。


「賢い選択、賢い消費をすることが、人生を豊かにする」を信条にして
いた金子氏は、最期まで信条のまま生ききり、亡くなり方の賢い選択を
自ら示して幕を閉じたのだ。

更には、自分の最期にうろたえる訳でもなく、周囲の人々への気配りや
感謝の気持ちを持ち続けていたという。まさに、あっぱれというしかな
い生きざま、逝きざまである。

人生の千秋楽、去り際まで含めて自分の人生なのだということを、金子
氏から教えられたように思う。

自分らしく逝く為には、やはり自分らしく生きていくことの積み重ねな
のだろう

年の瀬に、改めて自分の生ざま、逝きざまのことを考えている。

……………………………………………………………………………………
【2】◇◆TEN’s占い◆◇
……………………………………………………………………………………
所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に読んでくださいね。
                          
今週は[メディスンカード]で運勢を占ってみました。
2012年12月22日(土)〜12月29日(金)

<1月生まれ>
日々の雑事に追われて、大切なことを忘れてはいませんか。否定的な考
えはあなたの未来の道を閉ざしてしまいますよ。正しい心の眼をもう一
度開いてね。
 
<2月生まれ>
働きすぎで、疲れているかもしれません。今週は極力自分のためにゆっ
くりする時間を見つけてみてね。
 
<3月生まれ>
直観力がさえる一週間となりそうです。今週は自分の内なる声と共に、
周囲の人のヒントの声も聞き洩らさないようにしてね。
 
<4月生まれ>
リーダーシップをとる一週間となりそうです。また、あなたの真心が周
囲の人の安らぎににも通じそうなので、大きな心で人と接してね。
 
<5月生まれ>
頭の中であれこれ考えすぎて、せっかく動こうと思っていたことが委縮
してはいませんか。今週は、あなたの中の恐れを手放してね。
 
<6月生まれ>
自分自身に嘘をついてはいませんか。今週は素直な気持ちのあなたを取
り戻してね。
 
<7月生まれ>
楽しいことに貪欲になりすぎて、肉体を酷使してはいませんか。今週は
体のことにも少し意識を向ける努力を。
 
<8月生まれ>
あなたや周囲の人々のために、勇気をもって動くときです。きっと協力
者が現れるはずですよ。
 
<9月生まれ>
自尊心が強すぎて、周囲の人との隔たりが起きるかもしれません。今週
は心を開いてあなたの方から積極的に人に近づいてみてね。
 
<10月生まれ>
現実離れしたことをあれこれ考えてはいませんか。今週は現実に意識を
向けて、やるべきことをしっかりおこなってね。
 
<11月生まれ>
周囲の人をあれこれ攻めたててはいませんか。今週は短所よりも長所を
みることに力を注いでください。きっと新たな発見があるはずですよ。
 
<12月生まれ>
周りの人への信頼と忍耐が必要な一週間となりそうです。でも、それは
あなたの幸福へのプロセスです。嫌がらずに受け入れてみてね。
 
……………………………………………………………………………………
【3】◇◆本日より募集開始!!◆◇
……………………………………………………………………………………
   
        2013年 大人のお年玉企画
      
            『富士山三昧の旅』

     〜冬の絶景・朝焼けの紅富士と夕日のダイヤモンド富士
      そして割烹の宿で美味絶品のご馳走を味わう2日間〜
       
    
      2013年 1月26日(土)〜1月27日(日)

             23、800円 
             (東京・発着)
       定員12名 最低施行人員 8名


           *お年玉企画に更にお年玉!*
    参加者全員に、夏の富士登拝でご利用いただける
    TEN’sチケット千円分をお年玉としてプレゼント♪

  詳細・お申し込みは http://www.office-ten.net/j/fuku2013.htm

           日本一の富士の山。
      できることなら年の初めに手を合わせ
   新しい年が良い年になるよう願掛けをしたいもの。
         それも、せっかくならば
          冬の日の朝焼けが
     雪積もる富士に染まり、紅富士が現れる時…
        富士山頂に夕日が重なり
   眩いばかりに光り輝く、ダイヤモンド富士になった時…
        行ってみたいと思いませんか?
    
        年の初めにご案内する旅は、
      ありがたいほどに美しい富士山を愛で
        TEN一押しの割烹の宿で
    心ゆくまで美味しい食事を味わってもらう旅です。
      
     勿論、富士山を真正面に見ながらの温泉も
          存分に堪能してください

    あなた自身へ幸運を運んでくれそうな
          お年玉企画の小さな旅、

         ご一緒にいかがですか?


  <ツアー代金に含まれるもの>
  東京発着・全交通費 宿泊代 豪華夕朝食代
  温泉入湯料 ツアーガイド代

  <ツアー代金に含まれないもの>
  昼食代 
 

……………………………………………………………………………………
【4】◇◆TEN’sショップ◆◇
……………………………………………………………………………………

  オフィスTENのインターネットショップ
  『TEN’sショップ』には、物語がいっぱい。
   
  人と人との間には、様々なドラマがあるように
  人と「もの」との間にも、様々な物語があります。

  TENで扱っているものは、全て
  大量生産されている物ではありません。

    
  ひとつひとつに作り手の物語があり、
  TENとの出あいの物語があります。

  そんな、これらの「もの」を心と共に届けることも、
  私たちTENの大切な仕事だ考えています。

  物語の最後の受け取り手が、
  どうか、あなたでありますように…。

  TEN’sショップのサイトはこちら

  http://www.office-ten.net/shop.htm


  <今週のayaのおすすめ品>


 「幸せの国・ブータン」のハンドメイドネックレス
  
 ◇ブータン・聖獣モチーフネックレス

 幸せの国、ブータンは、チベット密教の国。
 そんなブータンの女性たちが身につけるアクセサリーも
 ほとんどが、仏教的なモチーフかブータンに伝わる伝説的な神仏に
 伝わるモチーフのものがほとんどです。

 そんなブータンの女性たちが身につける
 伝統的なアクセサリーを現地で見つけてきました。

 今回ご紹介するのは、
 ブータンの想像上の神の使いの顔がモチーフとなったネックレス。
 シルバーなどの細かい細工が美しい、
 とても手の込んだアクセサリーです。

 もちろんこの世にたった一つのハンドメイド、1点ものです。


 詳細は、http://www.office-ten.net/shop/bhutan/top.html


……………………………………………………………………………………
【5】◆◇編集後記◆◇
……………………………………………………………………………………
今週、取材で安倍清明ゆかりの神社へ行ってきました。
陰陽の世界は、とにかく難しくて難解ですが、少しずつ勉強中。

安倍清明たち陰陽師が活躍した平安末期には、当時の終末説、末法思想
がまとこしやかに広がり、人の想像の中で魑魅魍魎がうずまいていたよ
うです。
思えば、今日は2012年12月21日。
この日をこの世の終末と騒いでいた人たちがいましたね。アテンション
プリーズ…じゃなかった。次元が変わるアセッションだったかな?
地球ではない次の次元へ救われる人だけが移動できる、とかいう話です。

私は、明日世界がどうなろうと、命ある限り精一杯の日々を粛々と行っ
ていこうと思います。そんな訳で、目下のところ、大掃除の続きと執筆、
頑張らなければ、という感じです。

来週は、いよいよ今年最後のメルマガとなります。年末のご挨拶は、来
週号に書きますネ。
                      aya