2012/04/20━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 514号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。

一週抜けての発行ですね。
ただいま〜!という感じのメルマガです。

東京の桜は、すっかり葉桜となり新緑が目に眩しいほどイキイキとして
います。

10日間あまり、熊野に籠もっていました。携帯を新にスマホに変えたの
で、使い方が今ひとつまだ慣れなくて、facebookには、状況や
写真などをUPすることが出来たのですが、ブログは最初の一回は、マ
グレ?でUP出来たのですが、その後はUPすることが出来ませんでし
た。何度か、ブログをチェックしに行ってくれた方もいらしたかと思う
ので、本当に御免なさい。

それにしても、強烈な時間でした。

今回、予定がはっきり決まっていたのは、わずか2日ばかり。
それ以外は随神(かんながら)。
一人旅なので、とにかく全ては流れのままに、という感じで過ごしてき
ました。まるでベルトコンベアーに乗せられているかのように、次から
次へと人と出会いました。

どんな出会いや時間を過ごしてきたのかを、何週かに分けてコラムに書
きますね。

さて、熊野の話は、あとはコラムで読んでいただくとして…

ジャジャジャーン!!

皆様、大変長らくお待たせいたしました!
以前から、時折インフォメーションさせていただいていた『古事記を旅
する』ツアーをいよいよ発表いたします!!!

古事記・編纂千三百年の今年。夏休み特別企画として皆さんにお届けす
るこのツアーでは、なんと『九州』日向神話の里と、『出雲』神話の里
を3泊4日で巡ってしまおうという壮大な旅企画です。

飛行機や新幹線で、これほど日本国内を大移動する旅は、TENの旅
始まって以来です。

旅の前半、九州には飛行機で移動し、貸し切りバスに乗って海幸彦、山
幸彦の舞台となる「青島」や「鵜戸神宮」、コノハナサクヤ姫が火を放
ったとされる「西都原」やイザナギが黄泉の国から戻って禊だとされる
「ミソギ池」、また天孫降臨の地「高千穂」では神楽の家に泊り、地元
の方々と交流いたしますよ。

旅の後半、出雲へは新幹線と特急列車とで移動して…
まずは出雲大社でお参りを済ませてから、この時期、ちょうど開催中の
神話博の会場に参ります。
この旅、最後の目的地は、スサノオさんにまつわる場所、ヤマタノオロ
チ伝説の故郷、タタラバの場所へ地元の方のご案内で参ります。
最後は一気に飛行機で戻って来るというダイナミックな旅。ぜひ、ご一
緒いたしませんか?

詳しくは、本文をご覧ください。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===========「熊野の翼に導かれ」1
2・TEN’s占い============「タロットカード占い」
3・にっぽん探求塾の旅====「古事記を旅する」ツアー募集開始
4・募集中===========「富士山ツアー」道開きと山開き
5・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◇◆コラム・風の文様◆◇
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■「熊野の翼に導かれ」1

熊野の神の使いといわれる八咫烏(ヤタガラス)。

サッカー日本代表のシンボルマークにもなっているので知っている人も
多いだろう。

熊野三山の詣で菓子として、八咫烏の翼をイメージしたお菓子が先日の
熊野本宮大社の例大祭の日に登場した。その名も「熊野の翼」。

このお菓子が誕生するには、一年という時間を要したそうなのだが、今
回の話は、お菓子の話しではない。まさに熊野の神の使いがやってきて
導かれるように、としか言いようのない旅の話を書こうと思う。

熊野本宮大社とご縁が出来てから、十年近くの月日が経っているだろう
か。毎年、というわけにはいかないが、出来る限り、本宮大社の例大祭
には出席させてもらっている。

本宮大社の例大祭は4月15日。神事は13日から始まるのだが、なか
なか長い間、滞在することも出来ないので例年私は14日に熊野入りを
して16日の午前中に帰ることにしている。

今年もそのつもり…だったのだが…。

昨年は、東日本の大震災や津波、紀伊半島の大水害や山津波など、大地
が凄い勢いで動いたが、今年は神々が凄い勢いで動いている気がする。

今年の1月。熊野を舞台にした小説「ひ、ふ、み、の空」の出版の報告
と、台風12号で被災されたお見舞いを持って、熊野三山をまわった。

新宮で昼になり、私とスタッフのキョウちゃんは、以前、よく通った和
食料理店に久しぶりに顔を出した。

美味しいお料理を頂き、ひとしきり昔話に花咲かせたあと、いつもの
若女将とは異なる、若い女性が、やや興奮気味に「よかったら、桜の木
に会ってやってください」という。目の前の桜は、大きな包帯でグルグ
ル巻きになっているような姿で正直なところ、痛々しい印象だった。

聞けば、他の方々と協力しあいながら、本来は切られる運命だった桜の
木の保存活動を10年間続けていたらしい。その桜がお店の前に突然や
って来た、という話を熱く語り、
「毎年、満開の満月の夜、お花見をしているので、今年、もしもタイミ
ングが会えば、いらしてください」と言った。

私は、ほぼ無理だろうな…と心の中で思った。

翌月の2月。今度は「ひ、ふ、み、の空」を舞台化してくださる笹塚フ
ァクトリーの舞香さんを案内して再び熊野を訪れた。
ただ、熊野入りする直前、その飲食店の若い女性から、
「オーナーが会いたいそうなので、今度熊野に来ることがあれば、必ず
ご連絡ください」というメールを受け取っていたこともあり、再び連絡
を入れてみた。

オーナーさんの話によると、桜には根魂というものが入っているという
ことだった。私は、その桜は何処で植えられていた桜だったのかを聞い
た。桜の根元には、丹鶴姫を祀っている祠があった、という話だったの
で、私はその丹鶴姫のことが気になりだした。

そんな時、突然元気良く、一人の女性がお店に入ってきた。地元熊野の
演歌歌手、小芝陽子さんだった。

なんでも、小芝陽子さんの演歌の歌声に、お店の若い女性が日舞で踊り
をされるということだった。

3月のお白石持ち行事の日、熊野本宮大社の中心の神様が祀られている
證誠殿の前に立った時、突然大きな声で喋っている女性を目にした。
特徴的な声だったので、その声の主が小芝陽子さんでだということは、
直ぐにわかった。

「小芝さん」

私は声を掛けた。それが彼女と2回目の出会いだった。

                        つづく…


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【2】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で運勢を占ってみました。

2012年4月21日(土)〜4月27日(金)

<1月生まれ>
心が安定した穏やかな一週間となりそうです。家族や友人たちとの幸せ
な時間が過ごせそうですよ。
 
<2月生まれ>
自分のことは棚におき、周囲の人に厳しく接してはいませんか。今週は
まず自分のことに向き合うようにしてみてね。
 
<3月生まれ>
変化の時がやってきているようです。今までは楽しかったことがつまら
なく感じたり、逆に全く興味がなかったことに意識が向いたりするかも
しれません。新たなあなたへの変化の時として柔軟に受け止めてね。
 
<4月生まれ>
自分の意思を強く押し出そうとはしていませんか。周囲の人と歩調が合
わなくなってしまうかもしれません。ただ、何かを犠牲にしてもやる必
要があるならば動いてみてね。
 
<5月生まれ>
今まで欲しいと願っていたものが手に入るかもしれません。今週は積極
的に前に進んでみてね。
 
<6月生まれ>
夢が大きく膨らみながらも、現実離れしているかもしれません。夢を実
現するためには地道な努力の積み重ねが必要なことを思い出してね。
 
<7月生まれ>
周囲の人と豊かな人間関係が築ける一週間となりそうです。今週はいつ
も以上にいろいろな人に連絡を取ってみてね。
  
<8月生まれ>
想像力が豊かになる一週間となりそうです。ただし、妄想ばかりでは現
実味がありません。実現するためにも現実的に考えてみてね。
 
<9月生まれ>
周囲の人に厳しすぎるかもしれません。今週は気持ちにゆとりをもって、
優しい気持ちで対応することを忘れずにね。
 
<10月生まれ>
変化していくことを面倒くさがって、現状維持を保とうとはしていませ
んか。何事もタイミングが大切です。変化を恐れていると大切なチャン
スを失ってしまいますよ。
 
<11月生まれ>
穏やかな気持ちで過ごせる一週間となりそうです。今週は自ら積極的に
動くのではなく、受身でいることが幸運のカギとなりそうですよ。
 
<12月生まれ>
いろいろなものを背負いすぎて、やや疲れてはいませんか。今週は不要
なものを手放す勇気も必要ですよ。

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【3】◆◇募集開始!!◆◇
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◎●◎ 古事記編纂1300年記念 夏休み特別企画 ◎●◎


        『古事記を旅する』

        「九州」と「出雲」
     〜日本神話のニ大ふるさとを行く〜

 2012年7月26日(木)〜7月29日(日)
 
        ◇3泊4日◇

      98、000円(税込)東京発着
 
     (往復・飛行機+新幹線利用)
   
  東京以外から参加の方は別途ご相談ください

       募集人員  15名
       最低催行人員 6名

詳細・申し込みは

http://www.office-ten.net/j/kojiki/top.html

今年は古事記編纂1300年の記念すべき年。
そこでTENでは、九州と出雲の古事記の2大舞台を
一度に巡るという、なんとも贅沢な旅を企画いたしました。

これは『古事記を旅する』と称して
神話の舞台を実際に訪れ、ダイナミックに
日本の神々の物語を感じてもらおうというもので、
古事記を知らない人も知っている人も
共に楽しんでいただけるような内容の旅です。

道中では、古事記にまつわるお話しも交え
皆さんに楽しんでいただこうと思います。

この旅で巡る主な神話の舞台は…

天孫降臨     …九州・高千穂神社・くしふる社
天岩戸      …九州・天岩戸神社
海幸彦・山幸彦  …九州・青島・鵜戸神宮
黄泉からの禊   …九州・禊池・江田神社
木花咲耶姫の出産 …九州・西都原・無戸室

国譲り      …出雲・出雲大社・
ヤマタノオロチ  …出雲・八俣大蛇公園・印瀬の壷神
            ・温泉神社・天が淵
スサノオと櫛名田姫…出雲・須賀神社・奥宮

他に…
この時期、期間限定で開催している
『神話博しまね』にも参ります。


大変貴重な機会となる今回の旅。
日本神話に興味のある方は、是非ご一緒いたしましょう!


 http://www.office-ten.net/j/kojiki/top.html 


HPには、日本神話も簡単にご紹介しています。
綺麗なページですので、ぜひご覧ください。

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【4】◆◇残席わずか◆◇
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        <<< 残席3となりました!>>>
 
 **** 日本を堪能する旅 其の二十  ****
            

         「富士山ツアー」
      
      〜道開きと山開きに立ち会う旅〜


       2012年6月30日(土)〜7月1日(日)
       東京発着 29,800円【朝・夕食付】
      
      ***先着15!募集開始!!***
         (最低催行人員 6名)

        ≪この旅のポイント!! ≫

  ★富士山頂まで登る富士登拝ではありませんので、
   体力のない方も、安心してご参加ください。

  ★開山の日、富士山五合目でご来光を拝みます
  (専用車で五合目まで移動)
  
  ★「御師(おし」と呼ばれる古くから富士山信仰を支える宿で、
   山開き神事をされる先達や行者さんたちと共の夕食を特別に
   ご用意していただきました。

◎旅の詳細は…http://www.office-ten.net/j/fuji2012/t.html 

        
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【5】◆◇編集後記◆◇
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熊野本宮大社で偶然、大阪の知人に出会いました。昨年の台風12号で
の大被害に遭った熊野を応援しようと、多くの大阪在住のアーティスト
の方々に声をかけて、チャリティを行ったそうで、その日は売り上げを
義援金として持って来られていました。今後5年間、その活動を年に一
度行って、熊野の復興を支えるそうです。その活動資金を捻出する為に、
Tシャツを制作した、とのことでTENでも販売してもらえない?と相
談を受けました。「勿論、喜んで!」とその場で受けたので、来週には、
そのTシャツの販売もTEN’sショップで始めることになりました。

詳細は、来週お知らせいたします。皆さん、格好いいのでぜひ買ってく
ださいねぇ〜。
                      aya