2011/09/23━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 487号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。

今週も大型の台風が日本列島を駆け抜けていきましたが、皆さんのとこ
ろは大丈夫でしたでしょうか。

先週のメルマガで、「今週、天河に行ってきます」と書きましたが、ま
さかの、この台風で行くことが出来ず…来週、改めて行くことにしまし
た。

テレビでは、全くといっていいほど、天河神社周辺の被害状況の報道は
されていませんが、神社の話では村の集落の住宅のうち、なんと9割の
家が浸水被害を受けているそうです。

天河神社は本殿や拝殿は、無事だったものの、太鼓橋は傾き、社務所、
参集殿、倉庫、農機具倉庫等は浸水損壊し、禊殿へは土砂が流れ込み、
今も行けない状況とのこと。
少しずつ復旧は進んでいるようですが、あの美しい天河に戻るまでには
相当の時間を要しそうです。

今の私に出来ることは、天河の映像を少しでも早く完成させることだと
思っていますが、それには、まだ少し時間を要することなので、取り急
ぎは、まず現地へ行き、状況を把握し皆さんにお伝えして、少しでも復
興のお手伝いをすることだと思っています。

必要なものが無いか、神社や村の知り合いに尋ねたのですが「物は足り
ている」とのことで、やはり壊れたものなどの再興の為にも義援金をお
願いしたいとのことでした。

そんな訳で、来週、天河へ行った折、直接、義援金を手渡してきたいと
思っています。とはいっても私たちの力(お金)には、かなり限りがあ
るので、思いを共にしていただける方がいらっしゃいましたら、是非、
ご協力お願いいたします。

天河神社へは勿論ですが、天川村でお世話になっている方々も、皆さん
大変な被害を受けていらっしゃるので、少しでもお渡しできれば、と思
っています。

また、直接、神社へ義援金を振り込みたい、という方の為に、神社の振
込先も一緒にご案内します。

詳しいことは本文に明記しますが、TENの仲間としてご協力いただけ
る方は、来週の火曜日午後3時までに、よろしくお願いいたします。

熊野へも向かいたい気持ちでいっぱいなのですが…今はかなり困難な状
況のようなので、タイミングが合うときに、行って来たいと思っていま
す。

とにかく、今年はこんなお知らせばかりで…。

メルマガ読者の方の中で、結婚が決まりました!とか、子どもが生まれ
ました!とかお店を開店しました!とかノーベル賞候補になりそうです!
とか…なんでもいいので、HAPPYニュースをお持ちの方、いらっし
ゃいましたらメールでお知らせくださ〜い。


……………………………………………………………………………………
◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
……………………………………………………………………………………
1・コラム・風の文様===============「秋分に思う」
2・TEN占い==============「タロットカード占い」
3・お知らせ=========「天河神社と天川村民宿への義援金」
4・にっぽん探求塾の旅============「巨石巡りツアー」
5・編集後記===================「ひとりごと」
……………………………………………………………………………………
【1】◆◇コラム・風の文様 ◆◇
……………………………………………………………………………………

□「秋分に思う」

今日、九月二十三日は秋分の日である。

日本には「二十四節気」というものがある。節分を分け目として、立春
からはじまり大寒まで、十五日ごとに季節の移り変わりを表している。

今、私たちの暮らしは、そんな細かな季節の移り変わりに合わせてはい
ないかもしれない。しかし秋分や春分は、彼岸でもあり祝日でもあるの
で、比較的、意識しやすいように思う。

そもそも、春分や秋分がなぜお彼岸となり、また、節分も祝日ではない
のに、祝日となっているのか。

それは、日本人の自然信仰が深く関わっているようで…

古来より、日本の多くの農村部では、故人の魂は山に帰り、祖先は山の
神になるとされてきた。春分には、山の神を里に迎え豊穣を祈り、秋分
には収穫を感謝し、山の神を里から山へ送るのだ。

この古来からの自然信仰の話を聞いて、私はアメリカ先住民族のホピ族
の話を思い出した。彼らも、同様に祖先は精霊の棲む山に行くという考
えや、冬至に山から精霊を迎え、夏至には山に戻る精霊を見送る、とい
う習慣がある。

遠く離れた日本とホピの間で、こんなにも似た信仰があるのは不思議だ
が、日本ではそこに仏教思想が加わり「彼岸」という考え方に移行して
いったようだ。

そもそも「彼岸」という言葉は仏教用語である。迷いばかりの苦しみの
世界である此岸(こがん)から、迷いも苦しみも無い境地、悟りの世界
である彼岸へ至ることが、仏教の根本理念ともいえる。

春分や秋分は、太陽が極楽浄土の方向とされる真西に沈むことから、亡
くなった方々の彼岸に最も近づける日となったようだ。

ただ、一般的にお彼岸に先祖供養をするようになったのは、近年のこと
だという。

明治時代、お彼岸の風習を元に宮中で秋分に祖先祀りをしたとしたと
ころ、庶民の間に一気に広まったようで、1941年「祖先を敬い、亡
くなった人を偲ぶ日」として秋分が国民の祝日として定められた。

ちなみに、春分の日は、もともとが春の訪れを祝い山神となった祖先を
迎える日でもあったこともあり、同じく1941年、「自然を称え将来
のために努力する日」として祝日に定められたというのだが、これは、
私は知らなかった。

秋分の日や春分の日が、なぜ祝日なのか、今まで疑問に思ったことすら
無かったが、暦や祝日の意味などを知ると、もっと日本が面白くなって
くるような気がしている。

今晩は、祖先に思いを馳せながら、日本という国の素晴らしさをもう一
度見直してみようかと思う。

……………………………………………………………………………………
【2】◇◆TEN’s占い◆◇
……………………………………………………………………………………

所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で運勢を占ってみました。

2011年9月24日(土)〜9月30日(金)あなたの運勢

<1月生まれ>
人との付き合いが表面的になってはいませんか。今週は心を開いて人と
接してね。
 
<2月生まれ>
何かと手を出してはすぐ飽きて、中途半端になっている事が多くなって
はいませんか。今週は一番大事だと思うことに意識を集中させてね。
 
<3月生まれ>
急に不安に思い、いつもなら乗り切れることに臆病になってしまうかも
しれません。幻想はあなたが作っていることを思い出してね。
 
<4月生まれ>
目の前の見通しが悪くなっているかもしれません、あなたの中で不安が
おおきくならないよう今は気分転換を。
 
<5月生まれ>
自分の事ばかり優先し、周囲への気配りがおざなりになっているかもし
れません。「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずにね。
 
<6月生まれ>
今までの努力が報われる一週間となりそうです。あなたらしさを大いに
発揮してね。
 
<7月生まれ>
理性を持って客観的に物事を判断できる一週間となりそうです。大事な
決断は今週がおすすめです。
 
<8月生まれ>
想像力が豊かになる一週間となりそうです。あなたが思った事はしっか
り自己主張してね。
 
<9月生まれ>
幸運の女神が微笑む一週間となりそうです。思いもよらない援助がある
かもしれません。今週は静かに受け入れてね。
 
<10月生まれ>
幸せな時間を当たり前のように感じてはいませんか。今週あなたに必要
なキーワードは「感謝する心」です。欲張りすぎには注意してね。
 
<11月生まれ>
着実に前進する一週間となりそうです。成果はもう少し先にありそうで
すが、今の努力が実を結びそうですよ。
 
<12月生まれ>
自分の進むべき道がはっきりと見えてくる一週間となりそうです。不必
要なものを手放すと新たなものが入ってきますよ。
   


……………………………………………………………………………………
【3】◆◇ お知らせ ◆◇
……………………………………………………………………………………


  ○天河神社及び天川村坪ノ内地区の方への義援金のお願い○

 9月上旬、台風12号により紀伊半島が甚大なる被害に遭ったことは
 皆様、ご存知の通りです。

 今回の災害で被災地となった天川村や熊野は 私たちオフィスTEN
 と、切っても切り離せない、深い神縁のある場所です。
 ニュースを見て、どうにかして現地へ駆けつけたい、という思いばか
 りが募っていましたが、交通網の寸断や続けてやってきた台風15号
 の影響などで、現地へ行くことが出来ませんでした。
 

 ようやく状況が整い、まずは9月28日(水)天河神社並びに、神社
 周辺の天川村坪ノ内地区へ行くことにしました。
 現地の状況報告などは戻って来てから、HPで改めて報告いたします。

 その報告の中で、皆さんに神社や村への義援金の協力を呼びかけさせ
 ていただくことになると思いますが
 
 まずは、9月28日に行った際、天河神社並びに天川村の被災された
 顔なじみの民宿数軒へは 直接、手渡しで義援金を届けたいと思って
 おります。
 
 私たちと思いを共にし、TENの仲間として義援金協力いただける方、
 いらっしゃいましたらご協力よろしくお願いいたします。

 メールでご一報の上、9月27日(火)午後3時までに下記口座に
 お振込みいたださい。9月27日の夜行バスで関西へ参ります

 アドレス ten@office-ten.net

<TENの仲間として義援金振込み先>

 ●銀行口座 
 みずほ銀行 根津支店 
 普通預金
 1051720 オフィステン

 ●郵便振替番号
 00110−4−567778
 加入者名  オフィスTEN

 *9月27日午後3時までに振込みに行く時間が無い方で
  TENの仲間として義援金協力していただける方
 ●義援金の金額を、先にメールでお知らせください。
  振込みは、後日で結構です。
  その金額分をこちらで立て替えて持って行きます。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。


<天河神社へ直接、義援金を振込みされる方は>
 
 ■ゆうちょ銀行振替口座
 00940−4−82869
 加入者名  天河大辨財天社
 
 ■南都銀行
 支店   黒滝支店
 口座種目 普通
 口座番号 2000512
 振込先  宗教法人 天河神社
      (シュウキョウホウジン テンカワジンジャ)


……………………………………………………………………………………
【3】◆◇ にっぽん探求塾の旅 ◆◇
……………………………………………………………………………………
         
          <にっぽん探求塾の旅>

               募集中!

   ●◎●□●◎●『 巨石巡りツアー 』●◎●□●◎●

        〜太古から今に吹く風を感じて〜

       2011年10月29日(土)〜10月30日(日)

             1泊2日 
           
           23、800円(塾生料金)

           大阪駅集合解散
           
           募集人員 15名

       定員に達し次第、締め切りいたします
         (最低催行人員 8名)

         *一般 27、800円
    
       http://www.office-ten.net/kyoseki/top.htm 

   10月29日 11時大阪駅集合 10月30日17時大阪駅解散
   (宿泊代、夕朝食代、移動交通費、ガイド代込み)

 日本では、古来から人間の力が及ばないところや、山や滝、海や巨木
など、圧倒的な力を放つ自然の造詣物に畏怖の念を抱いてきました。中
でも、巨石は大切な祭祀場とされ、磐座(イワクラ)と呼ばれてきまし
た。
 巨石信仰は、旧石器時代から始まっているともいわれ、現在も磐座が
ご神体となっている神社が各地に存在しています。しかし、古代の大き
な祭祀場と考えられている巨石群の多くは、今は奉られることもなく存
在すら忘れ去られ、ひっそりと山の中などに佇むばかりとなっています


 そこで、TENでは今回、日本人の祈りの場の原点のような巨石群を
二日間に渡り巡るツアーを企画いたしました。
 巨石群といえば、その多くは厳しい山を登らなければたどり着けない
場所にありますが、TENで今回ご案内するこの巨石巡りは、ハイキン
グ感覚で行くことができます。

 初日は、京都と奈良の間にある巨石群へ向かいます。弥生時代の石剣
が出土し2000年以上前からの信仰の場とされていた所で、平安以降は修
験の行場ともなり、磨崖仏(まがいぶつ=巨石に仏の姿を彫ったもの)
など仏教的要素もその後加わった、巨石信仰の歴史を垣間見ることので
きる場所を歩きます。

 翌日は、縄文以前の古代信仰の場であったと推測される、六甲の巨石
群へと参りましょう。まずは、古代信仰の磐境(いわさか)・磐座(い
わくら)祭祀がそのままご神体として今に引き継がれている神社へお参
りし、その後は、いよいよ天川 彩、取って置きの巨石群の場所へ。太
古と未来と今と宇宙…。いつも、そこへ行くと不思議な感覚に包まれる
のですが、皆さんそれぞれ、きっと何かを感じ取って来る場所だと思い
ます。

古代人たちの祈りを、そのまま感じ取れるような巨石巡りツアー。
ぜひ、ご一緒しませんか?

……………………………………………………………………………………
【5】◆◇編集後記◆◇
……………………………………………………………………………………
イタリアツアーで、最も楽しみにしているのがアッシジ。
聖フランチェスコの精神が今も息づく祈りの聖地での宿泊先が、なんと
ホテルから修道会の施設に。今、毎日のようにイタリアのシスターとメ
ールのやりとりをさせてもらっていますが、夢のようです。
                      aya
……………………………………………………………………………………