2011/08/19━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 482号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。

今日の東京地方は、朝から雨が降っています。
ここのところずっと猛暑が続いていたので、この雨に少しホッとしてい
るところもありますが、極端な雨で被害などが出ないことを祈ります。

さて、先日「ツリー・オブ・ライフ」という映画を観に行きました。

映画は、終始、神への語りかけが続いていました。謙虚で人間らしく
生きていくことに憧れながら、実際にはそうなれずに苦しむ主人公。
その心の葛藤が、天地創造という神の計画と共に描かれ、叙事詩的な
美しい作品だと思います。また、ブラット・ピットの今まで見たこと
も無いような、見事なオジサンぶりも凄いです。

ただ、一般的なヒューマンドラマとしては描かれていないので、万人
受けはしない映画だと思います。
ですから誰かれにもお薦め、とは言えませんが、映画のテーマでもあ
る「世俗的に生きるか、神に委ねて生きるか、道は二つに一つ」とい
うことに興味ある方には、是非、見てもらいたい作品です。

さてさて。先日、ある人にイタリアツアーの話をしていた時のこと。

「ayaさんは、特にどんな人にこのツアーはお奨めだと思っている
のですか?そして何故、今イタリアなのですか?」と質問されました。

そう問われると、難しく…。

で、ふと最もお奨めだと思ったのが、母と娘のペア。

大人になると、多くの人は母親と一緒に旅に出る機会も少くなるよう
ですが、大人になったからこそ、実は共有しあえるもの、というのも
少なからずあるように思います。もしもお母様がお元気ならば…。
また、お嬢さんがお年頃ならば…。
イタリアで美味しいものを食べ、綺麗な景色や世界屈指の芸術を楽し
み、そして、深い深い聖なる場所で、神聖な気持ちになる時間を一緒
に過ごすのはいかがですか?

もちろん、カップルやお友達、お一人参加も大歓迎です!

それから、なぜ今、イタリアなのか。

それは…イタリアが呼んでいるから…というしかなく、
特に、聖フランチェスコの街、アッシジに今年、どうしてもTENの
旅で行きたいと思ったからです。

聖フランチェスコは、今から800年前。規則と権力の象徴となっていた
ローマカトリックに疑問を投げかけ、「森羅万象を愛し、祈り、我欲
に溺れずに生きること」こそが神の望みであるとして実践した人物で
す。私が幾度も今までメルマガなどを通じて書いてきた「平和を求め
る祈り」の言葉や彼の生き様に触れ、マザーテレサが修道女になった
という話も有名です。

宗教を超えた祈りの地、アッシジは、神道における天河、仏教におけ
る薬師寺と並ぶ、私にとっての三大聖山の一つのような場所のように
感じています。世の中の価値観が大きく変わりつつある今、大切なこ
とを共有できると思う皆さんと共に、どうしてもイタリアへ行きたい
と思い企画しました。

それから、イタリアへ行くならば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最
後の晩餐」やイタリアの中にあるもう一つの国「バチカン市国」へも
行ってみたいと前々から思っていました。

とにかく、行ってみなければ、何か待っているのか私にもわかりませ
んが、きっと素晴らしい時間と体験が待ていることと思います。

タイミングが合うようならば、是非、ご一緒しませんか?

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様============「笑うことのチカラ」
2・TEN占い==============「タロットカード占い」
3・天と大地に感謝する旅=「イタリア〜芸術と聖地を列車で巡る旅」
4・日本応援企画=========「がんばろう!東北応援ツアー」
5・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇ コラム・風の文様 ◆◇
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□「笑うことのチカラ」

ここのところ、毎日よく笑っている。

何か特別なことがあった訳ではない。でも、会社でも家庭でも笑いが耐
えない。笑うと空気が和み、また笑いが生まれる。
楽しい会話、面白い発見。とにかく、みんなが笑いを共有し合っている。

でも震災後、しばらくは誰しも笑顔も持てなかった。
未曾有の大災害で尊い命が奪われ、辛い思いをされている方々が大勢い
らっしゃる中で、笑えることなど何一つ無かったので、当然と言えば当
然なのだが…。

それから、しばらく日本全国、緊張状態が続き、気づくと日本全国から
笑顔という笑顔が消えていた。

先月、熊野へ行った折、本宮の宮司様から「祈・笑顔日本」というお守
りを頂いた。

私は、頂いた瞬間、笑顔を取り戻していいのだ…と長い呪縛から解き放
たれたような気がした。と、同時に、これからは笑顔を作っていかなけ
ればいけないのだ、とも思った。

笑いは自分が楽しい気持ちになるだけではなく、周囲の空気を明るくす
る。勇気や元気の源にもなる。笑いで辛い事を吹き飛ばすこともできる。

しかし、笑いの空気感を作り出すのは簡単そうで難しい。演劇でも人を
泣かせることは意外と簡単で、逆に笑わせることは難しいと言われてい
るらしい。お笑い芸人なども、無理に笑わせようとして何か言ったり、
やったりしても、笑えないことも多々あり、そんな時には逆に痛々しい
気持ちになってしまう。

やはり、笑いには、ユーモアセンスやサービス精神が必要なのだと思う。

しかし、身近な人間関係においてはユーモアセンスやサービス精神以上
に心が開き合い、笑いを共有しあえる安心感が重要なのではないだろう
か。

大いに笑った日は、眠るときまで幸せな気持ちになり、翌朝もスッキリ
目覚めることができる。

やはり、笑いは人間にとって大切なエネルギー源なのだろう。

笑うことのチカラを今の日本は、欲しているような気がしてならない。


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【2】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で運勢を占ってみました。

2011年8月20日(土)〜8月26日(金)あなたの運勢

<1月生まれ> 
行動的な一週間となりそうです。ただし、じっくり考える前に動きがち
になるので、考えながら動くことを忘れずにね。 

<2月生まれ> 
人の意見に右往左往するかもしれません。今週は、自分がまずどうした
いのかを最優先に考えてみてね。 

<3月生まれ> 
結論を先延ばししていたことに答えを出すときがやってきそうです。ま
だ先延ばしにしていると、チャンスの女神は遠ざかってしまいますよ。
 
<4月生まれ> 
目先に見えることに囚われて、真の価値を見失いがちになってはいませ
んか。今週は今一度、心の目をしっかり見開いてね。 

<5月生まれ> 
自分に対する自信が揺らぎ、前へ進む勇気を忘れてはいませんか。今週
はあなたらしく進むことを心がけてね。 

<6月生まれ> 
周囲からの評価ばかりに気が取られてはいませんか。あなたが本当にや
りたいことを今週はちゃんと思い出してね。 

<7月生まれ> 
ぬるま湯に浸かったような感覚で、前へ進むことを忘れてはいませんか。
今週はまず、ぬるま湯から抜け出す勇気を持ってね。 

<8月生まれ> 
信じる道を歩みながらも、不安に駆られてはいませんか。今週はあなた
の強い意志を思い出してね。 

<9月生まれ> 
自信に満ち溢れた一週間となりそうです。ただし、思い込みが強くなっ
たり、強引になりがちになっているので人の話もよく聞いてね。 

<10月生まれ> 
深く考えすぎて、人とのコミュニケーションに尻込みしてはいませんか。
今週はあなたから積極的に話す勇気を。 

<11月生まれ> 
フットワークが軽くなる一週間となりそうです。今週は、今まで出掛け
なかった場所にも足を運んでみると、新たな発見がありそうですよ。 

<12月生まれ> 
自分のことは理解されていないと不安を抱いてはいませんか。今週あな
たに必要なことは「信じる力」です。まずは想いを言葉にしてみてね。

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【3】◆◇ 天と大地に感謝する旅 ◆◇
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    <TEN’sトラベルメンバーの為の旅企画>

     TENと大地に感謝する旅 スペシャル
 
           
   『イタリア 芸術と聖地を列車で巡る旅 8日間』

〜ミラノ・ヴェネチア・フィレンツェ・アッシジ・ローマ・バチカン〜

   2011年10月8日(土)〜10月15日(土)
          388、000円
   
           往復直行便

          ポイント!! 
    ●イタリア三大名画を全て鑑賞します
    ●全行程、日本語通訳のイタリア人がエスコート!
    ●各都市での、現地ガイド付き
    ●アッシジでは神父さまの案内で聖地を巡ります!
    ●宿泊ホテルは3つ星クラス
    ●ヨーロッパの旅情を楽しむ列車の旅
    ●朝・夕食付き
 
   旅の詳細は…http://www.office-ten.net/italy/top.htm

イタリアといえば、皆さんは何を連想されますか?
美味しい食事、お洒落なファッション、レオナルド・ダヴィンチやミ
ケラン・ジェロといった天才芸術家たち…。

古代ローマ時代から現代まで、常に文化をリードしてきた国イタリア。

実はこの国の中には、世界一小さな国バチカン市国が存在するだけでは
なく、知る人ぞ知る、究極の聖地アッシジがあるのです。

マザーテレサの生き方の指針にもなった清貧の聖者、フランチェスコ。

もちろんTENの旅ですので、聖なる場所だけではなく、イタリア文化
や食も120%楽しんでいただけるよう、旅の内容も工夫しました。

水の都ヴェネチアでは、ヴェネツィアングラスの本拠地ムラーノ島に渡
り、ガラス職人の工房を訪ねます。

ミラノでは、ダビンチコードでも話題になった『最後の晩餐』を鑑賞。

花の都「フェイレンツェ」では、ミケランジェロ広場からドゥオーモの
鐘を聞く贅沢を味わってください。

勿論、ローマでは、映画「ローマの休日」の舞台になったスペイン階段
などにも行きますよ。

そして、何と言ってもこの旅のハイライト、アッシジでは、ゆっくり聖
地を巡っていただきたく、2泊することにしました。
特別に聖職者である神父様にご案内いただける時間もあります。

今の私たちがお届けできる、最高のイタリアツアーです。

様々な価値観が大きく変わろうとしている今だからこそ、この特別な旅
にご一緒しませんか?


<ツアーに含まれているもの>
日本⇔イタリア往復航空運賃/国内移動列車及び専用車代/
全宿泊代(3星クラス)/朝夕食代/現地観光ガイド代/
日本語通訳エスコート代/ 行程表に明記している全観光代/ 

<ツアーに含まれていないもの>
各空港使用税/燃油特別付加運賃/昼食代/チップ/個人的諸費用
(詳しくはHPをご覧ください)
http://www.office-ten.net/italy/top.htm


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【4】◆◇ 日本応援企画! ◆◇
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         『頑張ろう!東北応援ツアー』
              岩手・青森

  〜世界遺産観光と被災地支援、そして日本の祭りにであう旅〜

       2011年9月23日(祝・金)〜9月25日(日)
              2泊3日

             69、800円
          (往復:東北新幹線利用)

             募集人員15名
       
             詳細・お申し込みは 
             http://www.office-ten.net/tohoku/top.html

東日本大震災で大きな被害に見舞われた東北地方。
深い悲しみに包まれていた被災地へ、日本各地、世界各地から
様々な支援の手が届けられ、
私たちTENも、「義援金募金」をはじめ「緊急物資の発送」や
放送局への「被災地応援ソングCD発送」
そして、被災地へ出向いての「炊き出しサービス」や「珈琲とお菓子の
サービス」といった支援活動を、微力ながら続けてまいりました。

震災から数ヶ月が経った今。
私たちができる、次の応援方法として「がんばろう!東北応援ツアー」
を企画しました。

初日は、東北新幹線に乗り、今年六月、東北初の世界文化遺産として登
録されたばかりの「平泉」に向かいます。平安時代からの祈りの地を訪
ねた夜は、盛岡に泊まります。
二日目は、TENが被災地支援を続けている場所、宮古へ。宮古の浄土
ヶ浜にある観光船は、震災で大きく被災し営業もままならない状態でし
たが、七月中旬。被災地の中ではいち早く、観光船を復興。今回は、そ
んな、観光船に乗りに行こうと思います。また被災地で営業しているお
店でお土産を購入したり、被災地の神社へお参りに行ったりしながら、
被災地・宮古へ支援に行きましょう。この日の夜、盛岡から新幹線で青
森へ。
三日目は、青森でこの時期、ちょうど、日本全国から東北を応援しよう
という趣旨で「日本の祭りin青森」が行われています。三日目は、私
たちも、全国の祭り人たちの輪の中に入りましょう。
東北のうまい物市なども出るようなので、東北の美味しい味に舌鼓を打
ったり、物産品などもお土産に買うのもいいですね。

目いっぱい、楽しみながら東北を思い切り応援する旅、ぜひ、ご一緒し
ませんか?


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【5】◆◇編集後記◆◇
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今年の春から沖縄勤務になった長女が9月上旬、夏休みで戻って来ると
連絡があった。本当は今年の夏休みは、私が沖縄へ行きたかったのだけ
れど…。娘の休みに合わせて、夏休みを取ることにした。まぁ、のんび
り娘の好物料理でも作ってあげようかな。
                         aya
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