2011/08/12━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 481号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
早いもので、もうお盆なのですね。
今年は、何もかもがあっという間に過ぎていくように感じます。
私は、ツアーや被災地支援など、この一ヶ月移動していることが多かっ
たのですが、先日、天河七夕祭のお手伝いワークを終えて、ようやく一
段落ついた感じです。
それにしても今年の天河七夕祭、いやはや凄い時間でした。
天河は今も神仏習合がしっかりと残っているので、例年、七夕祭では、
神事の後、仏式で万霊の供養祭や灯篭流しも行われているのですが、
今年は、初めから鎮魂と復興の為の神事が執り行われていました。
そんな空気が御霊や神仏に届いたのか…
神社での神事が終わり、向かいにあるお寺・来迎院で供養祭が始まっ
た途端、にわかに厚い雲で辺りは暗く覆われ、スコールのような豪雨
が降ってきたのです。
川の水が急に増水した、ということで、其の日、天の川で灯篭は流さ
れること無く、護摩火に皆で般若心経を唱え続けていました。
翌日。改めて天の川の川原で神事が行われ、灯篭は川に流されること
なく、一基、一基、丁寧にお炊き上げされていったのですが、今まで
経験したことの無い、それはそれは力強い御霊送りでした。
真っ直ぐ天に向かっていく煙を見上げながら、震災で帰天された御霊
たちや、私たちのご先祖様たちが、私たちに、真の豊かな日本を取り
戻すように言っているように私は感じました。
何をどうしていけばいいのか、答えは簡単に見つかりそうにありませ
んが、ただ、出来ることを一つ一つ精一杯やっていくだけかな…と
思っています。
そんな中…
昨年から1年間、TENのサポーター的な役割で関わってくれていた、
アキちゃんが、いよいよ正式にTENのスタッフとして加わることに
なりました。アキちゃんは、優秀なグラフィックデザイナーでもあり、
過去にも多々素敵なデザインを手がけてきていますが、今後、更に魅
力的なデザインを世に生み出してくれることと思います。
さらに、昨年ママとなったTENのスタッフ9年目のキョウちゃんも、
絵や文字のアーティストとして完全復活することになりました。
私も…ボヤボヤしていられないので、頑張って沢山いい仕事を生み出
していこうと思います。
勿論、TENの企画は今まで通り「!!」と思ったものを、ちゃんと
生み出していこうと思っています。
皆さんの「!!」に共鳴したなら、ぜひぜひご参加ください♪
今月末の「夏の富士山ツアー」はお蔭様で締め切りとなりました。
ありがとうございます。富士講の先達にお会いできるのが今から楽しみ
です。
TENの今の一押しは、何といっても長年かかって企画した『イタリア
ツアー』です!多分、旅企画としてイタリアへ皆さんをご案内するのは
これが最初で最後になると思います。
海外ですのでお休みの調整やお金の工面なども必要かと思いますが、そ
れでも、どうにか都合がつけられるかな??と思う方、本当に、是非是
非、ご一緒いたしませんか?
きっと生涯忘れられない、スペシャルな時間が待っていると思いますよ。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様=============「君が代のハナシ」
2・TEN占い=============「メディスンカード占い」
3・天と大地に感謝する旅=「イタリア〜芸術と聖地を列車で巡る旅」
4・日本応援企画=========「がんばろう!東北応援ツアー」
5・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇ コラム・風の文様 ◆◇
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□「君が代のハナシ」
もうすぐ今年も終戦記念日がやってくる。
戦争が終わって、今年で六十七年。私たちは、ありがたいことに戦争の
無い暮らしの中で生きている。
戦争は、どんな理由があろうとも決して正しい行為ではなく許されるこ
とではない。命を奪い合うことに、何の希望も無ければ未来も無い。
私がこのようなことを平気で書くことが出来るのも、今の時代だからだ。
これが戦時中だったら、私は間違いなく逮捕されているだろう。
二十歳の息子には赤紙で召集命令が来て、泣く泣く見送るしかなく、
もしも戦死して戻ったならば、祀られた息子の御霊のお参りに靖国神社
に行っていただろう。
今から七年前、ちょうど戦後六十年にあたった終戦記念日の日、私は靖
国神社に行ってみた。
そこには、軍事的な空気など一切漂うことはなく、年老いた多くの女性
たちが、静かにお参りしているばかりだった。
「靖国神社に国家の代表がお参りするなんて、けしからん」
アジアの諸外国が、外交を有利にすすめようと内政干渉した結果、日本
の中に、そのような風潮が広まってしまい、国の代表がお参りすること
を、日本人自体が毛嫌いするようになってしまった。しかし、靖国神社
がどんな神社であるかも知らずに、無責任なことを口にしている人が、
どれほど多いことだろう。
靖国神社は、明治天皇が日本という国の歴史に巻き込まれ尊い命を落と
した多くの御霊を祀る場所を…ということで明治初期に建立された神社
である。
そこには、幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰戦争、西南戦
争、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、そして先の大戦など…
日本の国内外の戦いで、尊い命を失った、246万6千余もの日本人の御霊
が神となり、身分の違いなども一切無く平等に祀られている。
今の平和な世の中は、過去の歴史の中で尊い命を犠牲にされた方々の上
にある。大切な家族を、恋人を守るため、どれほど多くの人々が命を落
としたことだろう。
戦争という狂気に、国民は踊らされ、そして犠牲になったように、天皇
も当時の内閣の犠牲にあった。天皇といえども、政治には口を出せない
という法律がある。天皇陛下の本来の仕事は「国民の平和と命を祈るこ
と」。それが、自分の名を叫び多くの国民が命を落としていくことに、
どれほど苦々しい思いをしていたことだろう。
そして、「君が代」。
オリンピックやワールドカップなどで「君が代」が流れると嬉しい気持
ちになるのに、入学式や卒業式では、拒む人が必ず現れ、微妙な空気に
なる。
確かに戦時中の教育では、悲しいかな間違った教育が多々行われてきた
ようだ。
NHKの朝ドラ「おひさま」でも、主人公が戦時中小学校教師をしてい
た頃、軍事的意識の入った教科書で子供たちに様々なことを教え戦後、
それらがどれほど間違っていたのか、苦しむシーンが登場した。
「君が代」も紛れも無く間違った軍事洗脳教育の一つと言っていいだろ
う。
そもそも、「君が代」は「古今和歌集」に登場する読み人知らずの賀歌
(がのうた)なのだ。賀歌というのは、めでたい歌という分類訳なのだ
がその後、時代は移れど日本人の間で幾度も歌われ続けてきた歌だった。
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」
君というのは、勿論、天皇のことではない。
君とは、一般的には「あなた」という意味であろうがイザナギの「き」
イザナミの「み」である、という説を以前聞いてからは、その方が私は
しっくり来る。
●君が代は
→ あなたと私がいるこの世の中が、
●千代に八千代に
→ いつまでも、平和であるよう
●さざれ石の
→ 一人ひとりが集まって
●巌となりて、
→ 一つの強い意識体となって
●苔のむすまで
→ 永遠に続きますように。
この和歌にメロディがついたのは、明治時代。当時、国家という概念も
無かった日本人にイギリス公使館のフェントンという人物が国歌をつく
ることを提案し天長節の折、明治天皇の前で初めて披露されたのだとい
う。
軍事利用されていた過去の呪縛から解き放たれて、そろそろこの日本古
来の和歌を愛せる日本になってほしい。
先日、天河神社での七夕祭で、東日本大震災の鎮魂や慰霊も含めて、
神事の中で「君が代」が歌われた。その時、多くの人々が、君が代を歌
いながら涙していた。
そこには、戦争を感じる人もいなければ、天皇を思って歌った人もいな
かったと思う。
私たちが、みんなの力を出し合って、平和な世の中をいつまでも続けて
いけますように…。
そんな祈りを込めて日本人みんなが「君が代」を歌える時が、もうすぐ
やって来るのではないかと私は思っている。
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【2】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
今週は[メディスンカード]で運勢を占ってみました。
2011年8月13日(土)〜8月19日(金)あなたの運勢
<1月生まれ>
あれもこれも自分の前から無くなってしまうのではないかと言う不安に
襲われてはいませんか。今週あなたに必要なことは不安を手放すことで
す。
<2月生まれ>
自信がなくて前に進めない状況ではありませんか。今週あなたに必要な
ことは、あなたらしさを思い出すことです。
<3月生まれ>
今週は深い意識の中にあるあなた自身と対話してみてください。次にど
う動くべきか、きっとわかるはずですよ。
<4月生まれ>
観察力が鋭くなっている一週間となりそうです。今まで見えなかったこ
とも、しっかり見えてくるかもしれませんよ。
<5月生まれ>
自分で決めたルールなのに、見てみぬふりをしていることはありません
か。今週は自分自身への信頼感を取り戻してね。
<6月生まれ>
日々の生活が忙しすぎて、大切にしようと思っていたことをおざなりに
してはいませんか。今週はあなたらしさを取り戻す時間を見つけてみて
ね。
<7月生まれ>
あなた自身の中の欲が出て、周囲の人が見えにくくなっているかもしれ
ません。打算的な考えをはずすと、本当に大切な人が見えてくるはずで
すよ。
<8月生まれ>
変わりたいと言いながら、具体的な方法を探っていない状態ではありま
せんか。今週は具体的にどうするべきかを考えてみてね。
<9月生まれ>
現実的になりすぎて未来へのビジョンが小さくなってはいませんか。今
週はいつも以上に想像力を膨らませてみてね。
<10月生まれ>
着実に前進できる一週間となりそうです。ただ、焦りは禁物。一歩一歩
を大事にしてね。
<11月生まれ>
変化の時がやってきているようです。今週は勇気を持って実行に移して
みてね。
<12月生まれ>
先々のビジョンを思い描くあまり、目の前にあることをおざなりにして
はいませんか。今週あなたに必要なキーワードは「丁寧さ」です。
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【5】◆◇ 天と大地に感謝する旅 ◆◇
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<TEN’sトラベルメンバーの為の旅企画>
TENと大地に感謝する旅 スペシャル
『イタリア 芸術と聖地を列車で巡る旅 8日間』
〜ミラノ・ヴェネチア・フィレンツェ・アッシジ・ローマ・バチカン〜
2011年10月8日(土)〜10月15日(土)
388、000円
往復直行便
ポイント!!
●イタリア三大名画を全て鑑賞します
●全行程、日本語通訳のイタリア人がエスコート!
●各都市での、現地ガイド付き
●アッシジでは神父さまの案内で聖地を巡ります!
●宿泊ホテルは3つ星クラス
●ヨーロッパの旅情を楽しむ列車の旅
●朝・夕食付き
旅の詳細は…http://www.office-ten.net/italy/top.htm
イタリアといえば、皆さんは何を連想されますか?
美味しい食事、お洒落なファッション、レオナルド・ダヴィンチやミ
ケラン・ジェロといった天才芸術家たち…。
古代ローマ時代から現代まで、常に文化をリードしてきた国イタリア。
実はこの国の中には、世界一小さな国バチカン市国が存在するだけでは
なく、知る人ぞ知る、究極の聖地アッシジがあるのです。
マザーテレサの生き方の指針にもなった清貧の聖者、フランチェスコ。
もちろんTENの旅ですので、聖なる場所だけではなく、イタリア文化
や食も120%楽しんでいただけるよう、旅の内容も工夫しました。
水の都ヴェネチアでは、ヴェネツィアングラスの本拠地ムラーノ島に渡
り、ガラス職人の工房を訪ねます。
ミラノでは、ダビンチコードでも話題になった『最後の晩餐』を鑑賞。
花の都「フェイレンツェ」では、ミケランジェロ広場からドゥオーモの
鐘を聞く贅沢を味わってください。
勿論、ローマでは、映画「ローマの休日」の舞台になったスペイン階段
などにも行きますよ。
そして、何と言ってもこの旅のハイライト、アッシジでは、ゆっくり聖
地を巡っていただきたく、2泊することにしました。
特別に聖職者である神父様にご案内いただける時間もあります。
今の私たちがお届けできる、最高のイタリアツアーです。
様々な価値観が大きく変わろうとしている今だからこそ、この特別な旅
にご一緒しませんか?
<ツアーに含まれているもの>
日本⇔イタリア往復航空運賃/国内移動列車及び専用車代/
全宿泊代(3星クラス)/朝夕食代/現地観光ガイド代/
日本語通訳エスコート代/ 行程表に明記している全観光代/
<ツアーに含まれていないもの>
各空港使用税/燃油特別付加運賃/昼食代/チップ/個人的諸費用
(詳しくはHPをご覧ください)
http://www.office-ten.net/italy/top.htm
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【4】◆◇ 日本応援企画! ◆◇
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『頑張ろう!東北応援ツアー』
岩手・青森
〜世界遺産観光と被災地支援、そして日本の祭りにであう旅〜
2011年9月23日(祝・金)〜9月25日(日)
2泊3日
69、800円
(往復:東北新幹線利用)
募集人員15名
詳細・お申し込みは
http://www.office-ten.net/tohoku/top.html
東日本大震災で大きな被害に見舞われた東北地方。
深い悲しみに包まれていた被災地へ、日本各地、世界各地から
様々な支援の手が届けられ、
私たちTENも、「義援金募金」をはじめ「緊急物資の発送」や
放送局への「被災地応援ソングCD発送」
そして、被災地へ出向いての「炊き出しサービス」や「珈琲とお菓子の
サービス」といった支援活動を、微力ながら続けてまいりました。
震災から数ヶ月が経った今。
私たちができる、次の応援方法として「がんばろう!東北応援ツアー」
を企画しました。
初日は、東北新幹線に乗り、今年六月、東北初の世界文化遺産として登
録されたばかりの「平泉」に向かいます。平安時代からの祈りの地を訪
ねた夜は、盛岡に泊まります。
二日目は、TENが被災地支援を続けている場所、宮古へ。宮古の浄土
ヶ浜にある観光船は、震災で大きく被災し営業もままならない状態でし
たが、七月中旬。被災地の中ではいち早く、観光船を復興。今回は、そ
んな、観光船に乗りに行こうと思います。また被災地で営業しているお
店でお土産を購入したり、被災地の神社へお参りに行ったりしながら、
被災地・宮古へ支援に行きましょう。この日の夜、盛岡から新幹線で青
森へ。
三日目は、青森でこの時期、ちょうど、日本全国から東北を応援しよう
という趣旨で「日本の祭りin青森」が行われています。三日目は、私
たちも、全国の祭り人たちの輪の中に入りましょう。
東北のうまい物市なども出るようなので、東北の美味しい味に舌鼓を打
ったり、物産品などもお土産に買うのもいいですね。
目いっぱい、楽しみながら東北を思い切り応援する旅、ぜひ、ご一緒し
ませんか?
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【5】◆◇編集後記◆◇
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今週は、よく笑った。笑いがあるのはやっぱりいい。
笑う角には福来る…で福神様が、そこまでやってきているような気がす
る。
aya
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