2011/03/04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 460号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
あっという間に3月ですね。重いコートを脱ぎ捨てて、カラフルな色合
いのものが恋しくなってきます。
世界の流行色を決めていると言われるパリに本部を置く「インターカラ
ー委員会」という組織があるそうです。世界のトレンドカラーを2年前
に決めるというのですが、2年前に決まった今年の春夏の色は「心弾む
色」なんだとか。何色も推薦されていましたので、ここには書ききれま
せんが、個人的にはオレンジなんかがいいな、と思いました。
世の中全体が、まだドンヨリとした空気に覆われていますが、気持は前
向きに明るく持ちたいですよね。
さて。TENでも2年前「岡本太郎と縄文」をテーマにしたツアーを行
いましたが、今年岡本太郎生誕百年ということで、あちらこちらで岡本
太郎に関するイベントなどが行われているようです。
先週の土曜日から始まった、NHKの土曜ドラマ『TAROの塔』では
久高島のイザイホーのシーンが冒頭にありました。「沖縄文化論 忘れ
られた日本」を太郎さんが書いていた時代にフューチャーしていて、一
人テレビの前で興奮していたのですが、ドラマの中で常盤貴子さんが演
じていた太郎さんの養女・敏子さんは、かつてTENのイベントに2回参
加してくださったことがあるんですよ。ドラマを見ながらそんなことも
思い出し、懐かしい気持ちになりました。
尊敬する先人たちが、その時代、時代において訴えようとしてきたメッ
セージを、今の時代を生きるものとして、少しでもバトンを繋いでいけ
れば、と思っています。
「にっぽん探求塾」の講座も第六回目を迎えます。今回は仏教を知るシ
リーズの三回目。今回は「仏教の教えと日本人の死生観」です。
人にとって欠かすことの出来ない、生と死を仏教ではどのように教えて
きたのか、改めて見つめてみようと思います。
「いろは歌」や「閻魔大王」のお話など、出来る限り分かりやすいお話
を通して伝えていきたいと思っていますので、どうぞ是非お時間ござい
ます方は、いらしてくださいネ。詳しくは本文をご覧ください。
仏教を知るシリーズは、毎回異なったテーマでのお話なので、続きもの
ではありません。前回の「日本の仏教と宗派」を聞き逃した方でも、
ぜひいらしてくださいね。
さてさて。
先週から募集開始した「ペルーツアー」ですが、GWど真ん中というこ
とで航空券をおさえておける日数にかなり制限があります。
南米ペルーツアーは、早々に締め切りとなりますので、お考え中の方、
ぜひ、お早めにお申し込みください。
今週のコラムは「考えるクセ」です。
考えることの大切さを書いてみました。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===============「考えるクセ」
2・新!天と大地に感謝する旅====天空の国『南米・ペルーの旅』
3・日本探求塾==========「仏教の教えと日本人の死生観」
4・TEN占い==========今週は「メディスンカード」占い
5・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「考えるクセ」
もう十年近く前になるが、天河神社の宮司さんと話していた時のこと。
内容は忘れたが「これは考え過ぎなのでしょうか」と私が言うと、
「ayaさん。物事には考え過ぎなんていうことは無いんですよ。考え
が足りないから考え過ぎかと悩むのです。悩んでいるのならもっと考え
た方がいいですね」と言われた。
当時の私は、その言葉の真意があまりよく飲み込めなかったが、今なら
宮司さんが言ってくださった意味がよくわかる。
何かに悩んでいる時は、よく考え、よくよく考え、しっかり考え抜いた
先にある最後の答えを選べばよい。その結果が例えどう出ようと後悔す
ることはない。後悔するのは、考えが浅かった証拠だ。
今回のネットを使ってカンニングをした予備校生。
「絶対合格したかった。親にこれ以上迷惑をかけたくなかった」という
のが、カンニングの理由らしい。
絶対に合格したかったのなら、京大ではないランクの大学を自力で受け
てみたら良かっただろう。大学不合格どころではない、生涯に渡る迷惑
をかける結果となった。また、本人の実力以上の場所に不正をして入っ
たところで、そこから先が伸びないだろう。
以前、ダライラマ法王の法話が「日本人は、人に迷惑をかけたくなかっ
た」と言って自殺するという最大の迷惑をかける民族性がある、という
話をしていたことがある。
確かに年齢が高齢になっている人は「人に迷惑をかけたくない」という
言葉を口癖にしている人も多い。
しかし、所詮、人は生きているだけで迷惑をかけている存在なのだから
迷惑をかけたくない、と意固地になるのも良し悪しだ。
悩んでいる時には、しっかり考えたらいい。悩みで悶え苦しんだって死
ぬことはない。その苦しみから逃れようと、考えを中断したり、自ら命
を絶ってしまうから永遠に突き詰めた答えが出てこないのだ。一番迷惑
をかけたくなかった人々に、この上ない苦しみと迷惑をかけてしまうこ
とになるのだ。
考えて、考えて、考える。その行為は確かに辛く苦しい。しかし、誰か
に答えを求めたところで、最終の答えは自分で選択するしかない。
考えることを他人に委ねると、責任の転嫁をするクセがつく。
短絡的な快楽だけの人生を求めているのなら、何も考えずに、その日暮
らしの生活をしていたらいいだろう。しかし、真に豊かで楽しい人生を
歩んでいきたいと思ったならば、しっかりと人生の一挙手一投足を考え
るながら歩むクセをつけておいた方がいい。
マスコミの情報も鵜呑みにしない、自分の頭で考えるクセをつけた方が
いい。
今、日本の社会全体も、いや世界中の先進国が、目先のことばかりに捕
らわれて全く余裕がない状態に見える。
今を生きる大人全てが、みんなで共に、考えて、考えて、考え抜いて、
より良き未来に繋がる道を模索し選択しなければならない時代に入って
いるような気がしている。
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【2】◆◇GWにご案内する特別な旅 ◆◇
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☆GWの航空券を抑えているため、締め切りが近いです☆
TEN'sトラベルメンバーの為の旅企画
● 天と大地に感謝する旅 プレミアム2011 ●
『南米・ペルーツアー』
〜天空の国をたっぷり遊ぶ11日間〜
http://www.office-ten.net/pelu/2011/top.html
2011年4月28日(木)〜2011年5月8日(日)
GW休日を最大限に利用した日程です!!
(全朝夕食つき・現地は全て日本語ガイド)
*マチュピチュではゆったり2日間過ごします。
*ナスカの地上絵は、陸と空の両方からご覧ください。
*インカの末裔たちが暮らす村で日曜市を楽しみます。
*インカの塩田にもご案内。
*チチカカ湖では葦の舟に乗って移動します。
*リマでは、考古学に関する博物館へ。
*高山病予防を最大限考慮したルートです。
インカ帝国、最後の砦といわれる マチュピチュ遺跡…
誰が何の目的で残したのか未だ謎が残る ナスカの地上絵…
伝統の浮島暮らしが今に受け継がれている チチカカ湖…
天空の国・南米ペルーは、世界屈指の遺跡も多く、
不思議がいっぱい。魅力がいっぱい。
でも、やはり南米は遠いのです。
生涯の中で、そうそう簡単に行ける場所ではありません。
せっかくペルーまで行くのなら
私たちが一番、素敵だと思う行程をご案内したくて
現地の旅行会社の方と共に一生懸命組み立てました。
不安だらけの個人旅行でもなく、
駆け足で観光地をまわる団体パック旅行でもない。
贅沢三昧の豪華な旅でもありませんが
心のスケッチブックに丁寧に一生の思い出を
描いてもらえるような、そんな旅。
TENがお届けするプレミアムな旅に
あなたも旅の仲間として、一緒に行きませんか?
<ツアー行程の簡単な流れ>
<1日目>
成田からアメリカ経由で南米ペルーへ到着
<2日目>
ゆっくりホテルで目覚めた後は、ナスカまで専用車で移動します。
風景の移り変わりを目にしながら、ナスカの地上絵に関する話も
ガイドさんから聞きましょう。有名な展望台『ミラドール』から
肉眼で地上絵をしっかり見学出来るのも陸路ならではのお楽しみ。
<3日目>
この日は、いよいよセスナに乗って、空の上から世界遺産、ナス
カの地上絵を満喫いたします。リマに戻ったあとは、ペルー料理
の一番人気「セビーチェ」を召し上がれ。
<4日目>
この日は日曜日。リマからクスコに飛行機で移動した後は、素朴
な人々が暮らす村での『日曜市』に参りましょう。
民族衣装に身を包んだインカの末裔達がハンドメイドで編み上げた
ベビーアルパカのセーターなど、掘り出し物をぜひ見つけてくださ
い。このほか、この日は、あまり観光地化されていないおすすめの
場所へご案内します。
<5日目>
いよいよお待ちかね。この日は天空の都市『マチュピチュ』へと移
動です。マチュピチュ遺跡の神秘の世界を存分に楽しんでください。
インカ帝国の人々へゆっくりと思いを馳せてみてください。
<6日目>
半日嬉しいフリータイム。早朝バスを利用して、朝陽が昇る神秘的
なマチュピチュ遺跡に再び向うのもよし、宿のそばにある温泉で水
着で楽しむのもよし、可愛い民族小物などの店が立ち並ぶエリアで
ショッピングを楽しむのもよし、思い思いの時間を満喫してくださ
い。夕刻、世界遺産の街・クスコへ。
<7日目>
チチカカ湖を目指して、専用車で移動。途中、数多くの遺跡や雄大
なアンデス山脈など見どころ満載。チチカカ湖のほとりにあるプー
ノにこの日は宿泊します。
<8日目>
この日は、湖の上で暮らしている人々のもとを尋ねに、ウロス島へ
参ります。トトラと呼ばれるアシを積み重ねて作られる浮島でチチ
カカ湖タイムを過ごしたあとは、フリアカ空港から飛行機に乗って
リマへ。
<9日目>
午前中はフリータイム。お買い物や荷物の整理を終えた後は、午後
からリマの博物館へ参りましょう。国立人類考古学博物館や天野博
物館で、ペルーの文化の復習をしてみましょう。また地元の市場な
どものぞき、市民の文化にも是非触れてみてください。この日は
飛行機出発までホテルの部屋が使えるので、体もゆっくり休ませて
あげてくださいね
<10日目>
ペルー→機中アメリカ移動
<11日目>
機中→成田空港
それぞれの詳しい行程は
http://www.office-ten.net/pelu/2011/top.html
高山地対策を十分に考慮しながら、ペルーの魅力を存分に味わって
いただけるよう考えたスペシャルオリジナルプログラムの旅です。
GW期間を全面利用しながら、この内容でこの価格はかなり安いと思
います!
<ツアーに含まれているもの>
日本⇔リマ航空券/リマ→クスコ・クスコ→フリアカ航空券
全宿泊代(3星クラス)/朝夕食代/ 現地日本語ガイド代/
専用車両代/マチュピチュ遺跡入場料及びシャトルバス代(1日分)/
ナスカ・セスナ遊覧飛行代/国立人類考古学博物館入館料/
<ツアーに含まれていないもの>
各空港使用税・燃油特別付加運賃・ペルー観光振興税 昼食代・チップ
(詳しくはHPでご確認ください)
【TEN'Sトラベルメンバーのための旅企画】オフィスTEN
企画協力:旅行手配
日 本:ワールドビュー 観光庁長官登録旅行業第779号
ペルー: cantutatravel
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【3】◆◇にっぽん探求塾 新企画◆◇
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第6回 ≪にっぽん探求塾≫
〜仏教を知る〜
『仏教の教えと日本人の死生観 』
●日 時 2011年3月23日(水)19:00〜21:00
●場 所 文京ふれあい館4F 会議室
東京メトロ 千代田線「根津」駅 徒歩5分
●お申込み http://www.office-ten.net/nippon6/e-6.html
仏教という言葉を知らない人はいないでしょうが
ただ、仏教の教えとなると、
今ひとつよくわからない、
という人も多いのではないでしょうか。
この回では、お釈迦様が解かれた根本理念や
仏教とキリスト教イスラム教との違いなど、
基本的なお話を致します。
また、私たちが日常的に使っている言葉や
ことわざの中に多々使われている仏教用語や
仏教からみる生と死。
そして誰しも少しは関心があるであろう
死後の世界の話も、この回では出来る限り、
わかりやすくお話ししたいと思っています。
面白くて興味深い 仏教と生と死。
ぜひ、触れてみて下さい。
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【4】◇◆TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
今週は[メディスンカード]で運勢を占ってみました。
2011年3月5日(土)〜3月11日(金)あなたの運勢
<1月生まれ>
あなた自身のために自由になる時間を作っていますか。今週は人のため
にではなく、あなた自身のために時間を有効に使ってね。
<2月生まれ>
塞ぎ込んでいることがあるならば、その原因を探ってみましょう。きっ
とあなた自身が作り込んでいるはずですよ。
<3月生まれ>
直観力が冴える一週間となりそうです。感性の合う人たちと情報交換す
るのも良さそうです。
<4月生まれ>
観察力が優れた一週間となりそうです。今週ならば物事の動きを的確に
捉えることができそうです。
<5月生まれ>
新たな世界を作り出す一週間になりそうです。出来る限り、ゆるやかな
気持ちで物事に取り組んでみてね。
<6月生まれ>
自分さえよければ という思いがありませんか。今週あなたに必要なこ
とは、慈しみの気持ちと、正直さです。
<7月生まれ>
何かにつけて否定的な思いに取りつかれていませんか。今週あなたに必
要なキーワードは勇気です。まずは自分自身を肯定する勇気を持ってね。
<8月生まれ>
エネルギーが散漫しているかもしれません。今週は少し休憩をして、さ
まざまなバランスを取り戻してみてね。
<9月生まれ>
あなた自身の中にある感覚に、疑いの目を向けてはいませんか。今週は
内なる自分に敬意を払ってね。
<10月生まれ>
目先のことにとらわれて、未来のことを想う力が弱まっているかもしれ
ません。今週あなたに必要なことは、未来に続く確固たるビジョンです。
<11月生まれ>
変化することが求められているのに、臆病になって現状維持にしがみつ
いてはいませんか。チャンスの女神が去らないうちに動いてみてね。
<12月生まれ>
お金に執着してはいませんか。受け取ることを前提に動くことは、あな
たの真の利益につながりません。無限の流れがあることを思い出してね。
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【5】◆◇編集後記◆◇
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明日、天河神社へちょっと行ってきます。今春よりTV局のアナウンサ
ーになる長女と、喜劇女優の卵となった次女の正式参拝に、私と夫が同
伴するかたちです。二人とも弁舌の神様でもある天河の弁天様にお参り
したいということなので、いつもの天河行きとは少し違う感覚です。
明後日は淡路島へ足を伸ばそうかと思っています。できればブロ
グでも少しアップしますね。
aya
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