2010/06/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 424号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは 天川 彩です。 

日本サッカー、ワールドカップ決勝トーナメントに進むことが出来ま
したね〜!!今朝は家族揃って大興奮でした。
皆さんの中にも、今日は寝不足という方が多いのではないでしょうか。
でも、今日の試合は内容も素晴らしかったですよね。

来週からは決勝トーナメント。今の日本なら、決勝戦まで残りそうな
そんな気もしてきました。来週も茶の間で精一杯応援を続けようと思
っています。勝ってくれたら嬉しいなぁ〜。

もちろん私も、私の仕事を頑張らなければ、ですよね。

今年中には完成させたいと思っている、天河の映像の編集作業ですが、
まぁ時間がかかります。1年間撮影したテープの中から選ぶので、当
たり前と言えば当たり前ですが…。

でも、ここ何日も天河の映像を見続けている状態なので、まるで天川
村にいるような不思議な感覚にもなります。

さて。沖縄・島巡りツアーですが、いよいよ残り1席です。沖縄の大
自然と古層の文化を味わえる貴重な旅なので、タイミングがあいそう
な方、ぜひご一緒しませんか?私もドキドキワクワクしています。

それから、TENのスタッフ募集の件ですが、以前からお知らせして
いますが、なかなか縁ある方が現れないようで…。

天川 彩の仕事は私一人で出来ますが、オフィスTENの仕事は私一
人では出来ない仕事です。マザーテレサの施設で働くシスターのよう
に、世の中のため、人々の未来のために、自分の力を精一杯注ぎたい
という人は稀なのだとも思いますし、気持ちはあっても家庭の事情な
どで、どうしても今は無理という方もいらっしゃるのでしょう…。

また、それ以上に「働く=収入」という一般社会の常識とは違うのが
天(TEN)のお仕事なので、それを理解することも、かなり難しい
かとも思います。

勿論、精一杯頑張れば、神様からのご褒美はありますよ。収入という
かたちになることもあれば、それ以外のかたちになることもあります。

これも、わかりにくいですね。まぁ後は、神様にお任せしようと思い
ます。神様からTENを手伝ったら?と言われているように感じる方、
メールください。ten@office-ten.net

そんなこんなで、今日のコラムは「唯我独尊という意味」です。

あ、これは仏様の話ですね(笑)。



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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===========「唯我独尊という意味」
2・TEN占い==========今週は「タロットカード」占い
3・にっぽん探求塾・新講座====「第一回・聖地・天河について」
4・残り1席===========「沖縄・八重山 島めぐりの旅」
5・最新・太々神楽講===「天河神社・旧暦七夕祭お手伝いワーク」
6・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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□「唯我独尊という意味」


先日、薬師寺の高田好胤元官長さんの十三回忌法要に伺った。

好胤さんは、私の仏法の目を開いてくださった恩人だ。
とはいっても、今生お会いしてではない。上手く表現できないが、魂を
通してといった感じだろうか。

お釈迦様の教えについて、般若心経が意味する「心」のありかたについ
て、他にも数え切れないほど、大切なことを教えていただいた気がする。

薬師寺のお坊様たちと、インドへ仏跡巡礼の旅にご一緒させて頂いてか
らは、一層お釈迦様の教えが身近に感じるようになった。

私は長い間、お経とは、人が死んだ時お通夜やお葬式の際にあげてもら
う死者に捧げるものだと思い込み、仏教も、死の世界の向こう側と繋げ
るための宗教だと思っていた。

それまで、法事の時などに、お坊さんの法話を聞く程度だったので、
てっきり仏教は「死」の為の教えのように勘違いしてしまっていたが、
お釈迦様は、人が生きていく上で最も大切な宇宙哲学ともいえるものを
説かれていたことを知った。

「天上天下、唯我独尊」という言葉がある。
お釈迦様が生まれた時、七歩歩き、天と地を指さして、この言葉を言わ
れたという伝説と共に伝えられる。

「自分がこの世で一番尊く偉い人である」というような、誤った解釈が
一般的には広まっているが、そんな傲慢な解釈が正しいはずはない。

実際の意味は、「この世の誰よりも、自分という存在は、それぞれ個々
唯一無二の尊さがある」というものだ。

TENの仕事をしていると「自分のことが好きになれない」と悩む人と
時折出会う。

自分のことが好きになれないのは、理想の姿を追い求めすぎて、その理
想とかけ離れているように思える自分を、肯定することができないから
ではないだろうか。あるがまま、丸ごとの自分そのものに尊さがあるの
だと思う。

自分のことが好きになれない人の大半は、自分の親のことが好きになれ
ないという。しかし、子どもは親の有り難みや恩には気が付かない。
どんな親であっても、親からこの世に生み出して貰った恩があるはずだ。

お釈迦様は、「父母の恩重きこと天の極まりなきが如し」として『父母
恩重経』を説かれている。

生きていく上で、なんかしらの苦しみと向き合わなければならない時が
ある。そんな時、お釈迦様の言葉に触れると、必ず出口が見つかるよう
に思う。

なぜなら、お釈迦様は「天上天下 唯我独尊」のあと「三界皆苦 我当度
之」と続けている。

世の中は苦しみに満ちている。自分はそれを取り除くことを役割として
生まれてきたとお釈迦様はいっているのだ。

お釈迦様は、私たち一人一人を尊い存在として認めて下さり、更には、
世の中にある苦しみを取り払ってくださるというのだから、私たちは安
心して、自分の仕事に精進したらいいのではないかと思う。


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で運勢を占ってみました。

2010年6月26日(土)〜7月2日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉 
いつも以上に物質的なものに執着してしまいそうです。今週はショッピ
ングに行ったならば不必要なものを買わないように、今一度心に問い直
してみてね。 

〈2月生まれ〉 
伝統的な事などを人から学ぶ一週間となりそうです。謙虚な姿勢でしっ
かり耳を傾けてね。 

〈3月生まれ〉 
目の前のことで気持ちが一杯いっぱいになり、大切なことが見えていな
いかもしれません。気持ちに余裕を持つことを心がけてね。 

〈4月生まれ〉 
心に穴が空いたような寂しさはありませんか。でも、本当は大切なもの
は失っていないはずです。顔を上げてよく前をみてみてね。 

〈5月生まれ〉 
今まで気がつかなかった真の美しさが見えてくるかもしれません。表面
的な素晴らしさではなく、本物の素晴らしさを是非見分けてくださいね。
 
〈6月生まれ〉 
先延ばしにしていた事がいよいよやってきそうです。でも、あなたにと
っての新たな出発の時でもあるので、勇気を持って進んでね。 

〈7月生まれ〉 
幸せな状態が続いて、そのありがたみを忘れかけてはいませんか。今週
は周囲に感謝することを思い出してね。 

〈8月生まれ〉 
状況を的確に判断しながら、着実に物事が進んでいきそうです。でもあ
なたが一段高いところに立っていると、周囲の人との調和が上手くいか
ないかもしれません。同じ目線でいることが大切です。 

〈9月生まれ〉 
顔で笑いながら、お腹の中では探り合いというような状況はありません
か。裏表のあるつき合いは後々の対人関係に響いてきます。正々堂々と
人と接してね。 

〈10月生まれ〉 
穏やかな気持ちで過ごせる一週間となりそうです。家族や大切な人と出
来るだけ多くの時間を持ってね。 

〈11月生まれ〉 
想像力が豊かになる一週間となりそうです。今週は芸術面のセンスが磨
かれそうなので、美術館や博物館など、本物のアートに触れると良さそ
うですよ。 

〈12月生まれ〉 
物事がなかなか上手く進まずイライラするかもしれません。でもその時
こそ、あなたの発想力が伸びるチャンスです。気持ちを穏やかに持って
新たなる出口を見つけてみてください。 



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【3】◆◇にっぽん探求塾・新講座◆◇  
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          「にっぽん探求塾」講座

       第一回『聖地・天河について』


      2010年7月7日(水)19:00〜21:00 
   
   ・参加費 1000円(塾生)/1800円(一般) 
   ・場所 文京ふれあい館3F 会議室 
   ・交通 東京メトロ千代田線「根津」駅下車徒歩5分 

    http://www.office-ten.net/nippon/e-1.htm 


奈良県吉野の山里で、 
千三百年続いている天河神社。 

弘法大師・空海をはじめ、多くの先人達
芸能者たちが
古来より遠路はるばる 
この地を訪れています。 

なぜ天河は聖地とよばれるのか 

記念すべき「にっぽん探求塾」第1回目の講座では 
このテーマに迫ります。 

みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。 



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【4】◆◇残り1席!◆◇  
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      いよいよラスト1席となりました
          
             
       ◎TEN's にっぽん探求塾の旅◎

     ―石垣島・西表島・竹富島・由布島―
       『沖縄・八重山 島めぐりの旅』

〜サンゴ礁の青い海とマングローブの森、そして島の神々に出会う旅〜

    2010年7月21日(水)〜25日(日) 4泊5日
             東京発着

           6月28日締め切り
       
          
*八重山諸島各地では「来訪神」を迎える豊年祭で賑わっています。
       スペシャルな祭りがいっぱいの特別な旅です。


    ちょうどこの時期、八重山諸島各地で行われている
      「豊年祭」にも行くタイミングが整いました…。

「石垣島」では、北半球最大最古、白保の青サンゴ群落まで船で行き、
熱帯魚も見ながらシュノーケリングを楽しむ時間を作りました。
「西表島」では、マングローブの森でのジャングルクルーズや、
「由布島」まで、オジイの三線を聞きながらゆっくり水牛車で渡り、
亜熱帯の楽園をゆっくりお散歩いたしましょう。
「竹富島」では、いわゆる沖縄らしい家並みや石垣が続く風景を楽しん
でください。

今年の夏、南の島々の大自然と祭と文化を体感してみませんか?

★『にっぽん探求塾』での旅は、入塾されていない方も自由に旅に参加
いただけますが、入塾されると、お得な料金で旅に参加していただくこ
とが出来ます。詳しくはHPをご覧ください。


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【5】◆◇天河太々神楽講◆◇
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 ●自分の根源と向き合う珠玉の時間● 

       人         
       ̄Y ̄*
         天河太々神楽講2010
          『天の川に祈る』☆
      万物の「いのち」尊ぶ・旧暦七夕祭 *

        2010年8月15日(日)〜8月17日(火)
           現地集合・現地解散

     ★奈良・天河神社七夕祭 お手伝いワーク
   http://www.office-ten.net/tatakagura/2010.htm

奈良県吉野の山里で、千三百年続いている天河神社。
自分自身の根源と触れるため、太古より遠路はるばる人々が訪れる聖地
で年に一度、旧暦七夕の日に行われている「七夕祭」。

ご神殿でのご神事…
仏式による万霊の御霊供養…
天の川に於いての灯篭流し…

幻想な美の世界と祈りの時間が、天河の七夕祭です。
この『天の川に祈る』と題したワークでは
神社でのお祭り準備から、ご神事の当日のお手伝い、そして翌日の
後片付けまでと、全てに関わらせていただきます。
年に一度の特別なワークですので、神社から白作務衣をお借りします。
神社に奉職されている方々のご指導のもと、お祭りに参列される方々を、
静かにお迎えしてください。

神社のお掃除や短冊の受付け
奉納される馬弓ご神事のお手伝い
そして、二千基にも及ぶ灯篭流しのお手伝い

それら全てに関わる時間が
参加されたお一人お一人の魂心再生に
きっと繋がることでしょう。

静かな祈りの時、是非ご一緒したしましょう。
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■平成22年8月15日(日)〜8月17日(火)
      (今年の旧暦七夕は8月16日(月)です。)
■参加費 36,000円
   2泊3日お食事つき 宿泊 神社正面『本家 柿坂』別館貸切

■現地集合(13:30)・現地解散(12:00)
お申し込み頂いた方には交通機関などの詳しい資料を送付いたします



『天河太々神楽講・天の川に祈る』によせて・・・

自然の中に神々があるというアニミズム的な考えは、私たちのはるか遠
く5千年以上も前の縄文時代の祖先たちから、脈々と続いてきました。
その生命観は、今も日本の神社の中で生きつづけていますが、中でも、
宗教という枠を越え、国や人種、性別、年齢、全ての枠をも越えて、
開かれているのが天河神社です。太古からの聖地として空海や世阿弥を
はじめ多くの先人たちが、自らを見つめる場として、また芸を奉納する
場として訪れています。

天河太々神楽講に講元として、皆さんをご案内する役目を賜ってから今
年で10年目を迎えます。講元とは指導者ではなく、人と大いなる根源と
のつなぎ役です。私は天川の名を名乗らせていただいているので、毎年
この七夕祭の折、感謝の意味も込めて講元をさせていただいております。

この「天の川に祈る」と題したワークは、御神事そのもののお手伝いを
ワークとし、お祭り前日の準備から社殿の掃除、御神事当日のお手伝い
そして翌日の片づけまで、神社の方々、地元の村の方々と共に過ごす、
大変貴重なものです。また、笹に結ぶ短冊に、「真」の祈りの言葉や願
いの言葉を連ねる為のワークショップも祭り前日に行います。

本年も天河における七夕祭りの御神事手伝いへ皆様をご案内しようと思
います。どうぞ、ご自身の根源と繋がりたいと思っていらっしゃる方、
どうぞお待ちいたしております。

                      講元 天川 彩

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【6】◆◇編集後記◆◇
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新たな旅企画の構想が、いくつか頭の中を駆けめぐっています。
はてさて。何が実現可能かなぁ…。

                         aya