2009/07/03━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 第376号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは、天川 彩です。

今週は、富士山に行っていました。
先週の編集後記にも書いた通り、富士山の山開き前夜祭から開山祭まで
急遽、参列させていただいたのですが、いや〜凄かったです。
また天気予報では二日間とも雨との予報でしたが、見事に雨にはあたら
ず、ワンダフル富士!という感じでした。

そして、今年も富士登拝が決定しましたよ!!
それも「これほど凄い、夏山富士はないよ!」と言い切れるぐらいの
超スーパー企画でご案内します。

また、先週お約束しました通り、9月のプラチナウィークに行く「イン
ド巡礼の旅」のご案内も今週、ドドーンとご紹介いたしますね!


そんな訳で、今週は、いつものメルマガとは少し内容を変えて、
TENの旅の二大特集でお届けしま〜す。

直感的にピン!ときた方は、是非是非、ご参加ください。


それから、来週火曜日は七夕。久しぶりの童話詩ライブで皆様とお会い
できますこと、楽しみにしております。是非、遊びにいらしてください。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・特集 コラム1============「富士のお山に導かれ」
2・TEN占い===========今週は「タロットカード」占い
3・日本を堪能する旅===========「富士登拝 2009」
4・特集 コラム2===========「インドという名の聖地」
5・天と大地に感謝する旅======「インド聖地巡礼 祈りの旅」
6・来週です================「七夕童話詩ライブ」
7・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇特集コラム・1 ◆◇
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□「富士のお山に導かれ」


富士山。
日本の象徴ともいえるこの山の存在を知らない日本人は、まずいないだ
ろう。
浮世絵や絵画などにも度々登場し、かつて銭湯のタイルといえば、どこ
も決まって富士山だった。現代においても、飛行機に乗っても、霊峰の
御姿が見事に現われると、アナウンスが入り、新幹線でも多くの人々は
その姿に見入る。それほど、富士という山は、日本人の心を今も昔も惹
きつけてやまない山なのだろう。
私も、そんな中の一人である。子どもの頃、横浜に住んでいた時期があ
る。冬の日の夕暮れ、家路に向う途中で、真っ赤に浮かび上がった富士
を見た。私の記憶の中では、最初に見た富士がそれだ。子ども心に、そ
の雄姿はなんとも感動的だった。その後、父の転勤で、富士山の見えな
い場所ばかりで暮し、大人になってようやく新幹線の中から富士山の雄
姿を再見した時には、言葉にできないほど嬉しかったことを覚えている。
東京で暮らすようになり、今の夫と出会い付き合い始めた頃、「富士山
見に行かない?」と誘われて、生まれて初めて間近で大きな富士山を見
た。その帰り「折角だから、浅間神社にお参りして行こうよ」と連れて
行ってもらったのが、富士吉田にある北口本宮富士浅間神社だった。

それが縁の始まりで、山梨方面に行く時には、必ずここでお参りをする
ようになり、今では毎年正月二日に必ず家族揃って北口本宮富士浅間神
社まで初詣に行く習慣にもなっている。富士吉田に通ううち、ここの場
所こそがかつての富士信仰の中心的な場所で、御師(おし)と呼ばれる
富士登拝をしに来た人々を導き助け神主の資格を有する宿坊の主の家も
点在していたことがわかった。ただ、富士歴史民俗博物館には、かつて
の資料は多数展示してあっても、実際の御師の家が存在するのかは、私
にはわからなかった。

富士山そのものに最初に入ったのは、十年前。
知り合いから、富士山で平和イベントを開催したいので場所を探して欲
しいと頼まれて、人伝てに、須走口の山小屋の親爺さんの名前を聞き、
訪ねて行ったのが最初だ。
その時、富士山五合目のある場所を、親爺さんに紹介してもらい行って
みた。想像を超える素晴らしい場所だった。結局、私はそのイベントに
関わることは辞退したのだが、結果的には、アイヌのアシリ・レラさん
を案内し、富士山でのカムイノミ(アイヌ神事)がそこで行われた。
以後も、個人的に幾度も通い、TENのツアーでも何度か案内もした。
しかし、神々のいる山頂には登ってはいけないような気がして、十年間
は五合目止まりだった。
昨年春、親爺さんから「富士山頂にそろそろ登らないの?」といわれ、
私もお山が呼んでいるように感じたので、山頂までの登拝を計画した。
六根清浄を唱えながら、祈りながらの富士登拝。
あいにくのお天気ではあったが全員で山頂まで行けたことは喜ばしかっ
た。ただ親爺さん推薦で同行してくださったガイドさん。登山のプロガ
イドとしての安心感はあったが、富士山信仰ということについては興味
が薄い様子で、これといった説明もないままだった。
ただ、私が希望するような人物は、もう現代には存在しないのかもしれ
ないとも思った。だから富士登拝は昨年が最初で最後かな、とも思って
いた。

しかし、富士山に惹かれる気持ちは相変わらずで、今年の正月2日には恒
例の北口本宮への初詣に行き、また1月末にはTENのツアーでダイヤモ
ンド富士を堪能し、そして4月に夫と二人で富士山を愛でに富士吉田へと
通った。

富士吉田の町を歩くと、昔ながらの富士との向き合い方が随所に残って
いる。
御師の家も、史料館になっているところだけではなく、人の気配もある
様子。
もしも、今でも御師の家に泊まることができるのならば、富士山の信仰
と歴史をきちんと教えてもらって、もう一度富士山頂へ登ってみたい。
それも、豊かな自然と歴史的遺産が随所に残るという一合目から。ただ
…ネットで検索してみても、ニュースタイルの御師の家というのは登場
するのだが、伝統をきちんと受け継いだ昔ながらの御師の家の情報はな
かなか見つけられなかった。

私は、思い切って長年個人的に通い続けている北口本宮富士浅間神社に
電話をかけてみた。

「長年、そちらの神社に個人的にお参りに通っているものですが、御師
の家に泊まって富士登拝したいと思ったら、何処にどう相談したらいい
のですか?」と唐突に伺った。最初に電話口に出られた神官さんは、私
の電話が意味不明だったのか最初は返答に戸惑っているのがわかったが、
ようやく意向が通じると、なんと神社の神官さんの中で、御師の家の人
がいるからと、その神官さんに引き継いでくださった。

それからが、早かった。
その神官さんの家は、450年続く御師の家だった。「ちょうど、富士山開
山の前夜祭から、開山祭の日にかけて、行者さんたちも泊まられるし、
中でも別格の凄い先達も、この日は来るから、部屋が空いていたら、ご
紹介できますよ」という。ただ実際に今、御師の家を切り盛りされてい
るのはお母様だから、前夜祭の日に部屋が空いているかどうか聞くよう
に言われた。教えられた番号に電話をかけて、その日に部屋が空いてい
るか聞くと、最初は「うちは、御師の家といって、その日は、行者さん
たちが泊まって特別な神事とかもする日だから、一般のお客さんは悪い
けれど泊められないのよ。他の日だったらいいんだけれど」と断られた。

しかし、電話口で改めて話をすると「あら。それなら構わないわ。先達
さんお昼頃来るから、それに合わせて来なさいよ」という。更に私が白
作務衣なら持っていると話すと「それなら尚更いいわ。それなら行者パ
レードにも、五合目の開山式なんかにも、ずっと一日中同行したらいい
わ」と勧められ、あれよあれよという間に、数日後、富士吉田の御師の
家に行くことになった。

それからは、今でも夢ではなかったかと思うような、不思議な二日間を
過ごした。
富士講が今も確かに残っていること、そして先達たちによるお炊き上げ
後に、道開き神事が行われ富士のお山が開かれることなど、知らないこ
とだらけだった。
二日間、御師の家から同行したものは19名。長距離移動は、何台かの車
に分乗してだったのだが、私たちは、先達や行者さんたちではない人た
ちと一緒の車に乗ることになった。
道中、自己紹介をすると、その人たちは、地元のガイドの会長さんと理
事長さん、そして役員の方であることがわかった。
中でも会長さんは、富士歴史道保存協会の事務局長も兼任されていると
いう。

全ての行事が終わり、御師の家に夕刻戻り、ふと壁にかけてあったカレ
ンダーを見た。
8月21日から23日が目に飛び込んできた。
きっと、この日がいい。私はそう思い、御師の家のお母さんに、21日の
都合を聞いてみると、その日は空いているという。そして「せっかく登
拝するのなら、先達にも来てもらって、みんなに先達の貴重な話を聞い
てもらったらいいわよ」ともいう。先達は横須賀に住んでいるというこ
とだったが、21日の都合を聞くと、これといって用事は無いから構わな
いとのことだった。
更には、ガイド会長さんに一合目から案内してもらえるか伺ったところ、
大丈夫だという。
ただ、思えば八合目の山小屋に泊まる予定の22日は土曜日。ネットで
山小屋の情報を見ると既に満室の表記になっていた。その旨御師の家の
お母さんに伝えると、直ぐに知り合いの山小屋さんに連絡を取ってくだ
さり、「御師の家からのお客さんならば、泊まってもらわないわけには
いかない」というお返事も取り付けてくださった。

富士の神様が、登拝の準備を整えてくださったのだと感じた。

富士の山は、やはり凄い。
今年の夏、霊峰はどんな姿で迎え入れてくれるのだろうか。今から楽し
みで仕方がない。


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で運勢を占ってみました。

2009年7月4日(土)〜7月11日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉 
無理をしすぎてはいませんか。今週は必要以上にダメージが大きくなら
ないよう一つ一つの動きを振り返ってみてね。 

〈2月生まれ〉 
経済的な余裕がある一週間となりそうです。今週、種をまいたことは豊
かな実りとなりそうですよ。がんばってね。 

〈3月生まれ〉 
合理的な考えや厳しいルールなどに必要以上にこだわってはいませんか。
今週あなたに必要なのは柔軟な姿勢です。 

〈4月生まれ〉 
今の状況は退屈に感じているかもしれません。でも大きな決断を要する
ようなことは、今週避けた方がよさそうです。今は静かに物事をみてい
る時期のようですよ。 

〈5月生まれ〉 
あなた自身に対して、また周囲の人々に対しても心が素直になりそうで
す。今週は田舎に行くとさらにラッキーなことがおこるかもしれません。
 
〈6月生まれ〉 
臨機応変に動ける一週間となりそうです。心の柔軟性も持ち合わせてい
るので、人の相談には積極的にのってあげてね。 

〈7月生まれ〉 
物事がなかなか進まず、いらいらするかもしれません。今週あなたに必
要なことは焦らないことです。きっと時が解決してくれますよ。 

〈8月生まれ〉 
新しい対人関係が始まりそうです。今週はいつも以上に人への心配りや、
やさしさを忘れないでね。 

〈9月生まれ〉 
積極的に動ける一週間となりそうです。ただ、自分の考えに執着しすぎ
ていると本当の答えが見つからなくなるかもしれません。人の意見は聞
き入れる柔軟さを持ってね。 

〈10月生まれ〉 
何事も的確に判断することのできる一週間となりそうです。結論を出さ
なければいけないことは今週中に。 

〈11月生まれ〉 
何かに浮き足立ってはいませんか。中途半端な状態で動こうとはせず、
今週はしっかり見極めてから動く努力を。 

〈12月生まれ〉 
結論を急ぎすぎるあまり、勘違いをしたままだったり思いこみで動いて
しまうかもしれません。今週は出来る限り自分の足下をしっかり見てい
てね。 


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【3】◆◇日本を堪能する旅◆◇  
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  ◎○◎〜 いにしえからの富士山信仰の道を行く 〜◎○◎
          
 
           《富士登拝 2009》
      
     1合目から山頂まで・祈りの道を登る富士山

       2009年8月21日(金)〜8月23日(日)
              
              2泊3日
            39、800円(税込)
 
 詳細 http://www.office-ten.net/j/fuji/tohai/2009top.htm

         募集人員  15名  最低施行人員 8名

         御師の家と富士講先達の講話
      そしてベテランガイドと登る富士登拝の道


<ツアー代金に含まれているもの>
東京⇔富士吉田 往復交通費 下山用貸切バス代 御師の家宿泊代
八合目山小屋宿泊代 夕朝食代 富士山ガイド代 先達講話代 


<ツアー代金に含まれないもの>
昼食代 市内短距離交通費 正式参拝初穂料


日本一の山、富士山。
誰もが知っているこの霊峰には、古来より神々がいると畏れ崇められて
きました。霊峰に登る際には、「御師」と呼ばれる特別な役割を持つ宿
坊に泊まり、山での慣わしを学び、祓いを受けた後、富士の御山に一歩
一歩足を運ぶのが、霊峰・富士の本来の登拝の方法でした。

しかし、時代は移り変わり、今ではすっかり登拝をする人は減り、夏の
富士は日本一高い山を制覇しようと意気込んだ、多くの人たちが詰めか
ける山となりました。なんと、昨年は史上最高の夏山登山客だったそう
です。
そんな中、私たちは昨年から日本人としての心を取り戻すべく富士登拝
を始めました。
今年はいよいよ、富士登山道・随一の祈り道、富士吉田口の一合目から
ゆっくり山頂を目指して登っていきます。吉田口の一合目から五合目ま
では、富士の大自然と数々の遺跡が残る歴史道。富士山の魅力の宝庫で
あるこの道から、途中山小屋で一泊し、そして山頂まで目指すというな
んとも贅沢な登拝です。
帰りは、富士の大自然の恵みである温泉で一汗流してください。

450年続く「御師」の家に泊まり、富士講(富士山岳行者)の第一人者で
ある先達(せんだつ)の講話を聞き、そして、歴史も道も知り尽くした
ベテラン中のベテランガイドに案内してもらうという、まさに三拍子揃
った今回の富士登拝。

こんな恵まれたチャンスは、もしかすると最初で最後かもしれません。

一度は富士山に登ってみたいと思われている方、また、富士登山とは違
う登り方をしたいと思われている方、今年は極上の富士と向き合ってみ
ませんか?

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【4】◆◇特集コラム 2◆◇  
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□「インドという名の聖地」


「インド」のイメージは?ともし問われることがあったなら、以前の私
なら、カレー、バックパッカー、ヒンズー教、人口が多い…更に付け加
えるのなら、生水を飲んだなら必ずお腹を壊すというイメージ程度だっ
たと思う。

多くの人たちが、インドに惹かれインドへ向うと聞いても、私は全くと
いっていいほど興味はなかった。

98年ブッダ展という催し物を偶然見に行き、その思いは変った。お釈迦
様が生まれ育った場所から、修行を重ねた場所、そして悟りを開いた場
所や最後に涅槃に入った場所などの映像でこれといって派手な場所が出
てくるわけでもなく、感動的な演出が施されていたわけでもなかったが、
絶対にいつかは行ってみたい場所になった。

縁とは不思議なもので、今から3年前、薬師寺のお坊様たちとインド仏跡
巡礼に行くことになった。あのブッダ展で見た、あの場所に行ける。そ
う思っただけで胸がときめいた。

その旅は、お釈迦様の聖地巡礼の旅だったので、旅の間中、お釈迦様に
思いを馳せることが出来たのだが、中でもお釈迦様が悟りを開かれたブ
ッダガヤでは、チベット密教の僧侶に混じり、何の抵抗もなく、気がつ
けば五体投地をしている自分に驚いた。

また、旅の途中、ヒンズー教の聖地といわれる、ベナレスに行き、ガン
ジス河に手をつけてみて、ヒンズー教徒たちが、この場所を聖地と呼ぶ
ことが納得できた。
それからデリーでは、建国の父と呼ばれたガンジーのお墓にも立ち寄っ
た。今でもその墓の前に並ぶインド国民たちの姿を見て、そこはインド
の人々の聖地なのだと改めて感じた。

正直なところ、私はインドへ行ってインドという土地の持つ力強さに気
がついたのかもしれない。

今度企画しているインド巡礼の旅では、尊敬するマザーテレサの活動拠
点、カルカッタにも行くことにした。

仏教の聖地、ヒンズー教の聖地、キリスト教の聖地、そしてインド人そ
のものの聖地。それぞれの聖地に身を投じた後、全体を通じて私は何を
感じるのだろうか。


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【5】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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         ★いよいよ募集開始です!★


          天と大地に感謝する旅
 
        『インド・聖地巡礼 祈りの旅』
  〜マザーテレサとお釈迦様、そしてガンジーに出会う旅〜 

   2009年9月20日(日)〜9月27日(日) 8日間
  
   ツアー8日間のうち6日間は土・日・祝日というプラチナウィーク
        ★全行程、嬉しい日本語ガイドつき

     (募集人員15名:定員に達し次第締め切ります)
          ※最低施行人員8名
      http://www.office-ten.net/india/top.htm
    
    神秘の国、インド。
    そこは悠久の歴史を背景に、様々な宗教の人々が
    祈りと共に生きています。
    
    生と死。貧と富。
    人間につけられた階級。
    目の当たりに「人の命」を感じる場だから、
    インドでお釈迦様は悟りを開き、
    マザーテレサは生涯を捧げ、
    ガンジーは非暴力を貫いたのでしょう。
    
    そんなインドの聖地へ、
    皆さんをお連れしたいと思いました。

    しかし、国土は日本の9倍。
    
    文化も言語も常識までもが異なる国。
    そうそう簡単に、行ける場所ではありません。

    でも、もしも行けるのならば、
    美味しいインドカレーも食べたいし
    ガンジス河で朝日も拝みたいし
    タージマハールにだって行ってみたい。

    そう願っていたら…
  
    最高のタイミングで
    最高の時期に全てが整いました。
    
    生涯に一度のチャンスかもしれません。
    祈りの地、インドへ一緒に行きましょう。


   
            <旅の全行程 一挙公開!>

 
◆1日目・・・日本〜デリーへ

成田→デリー国際空港。 
成田より一路 インドの首都デリーへ。
空港へ迎えに着てくれているインド人ガイド(日本語堪能)さんと共に、
ホテルに向います。この日は長旅の疲れをゆっくり取って早めにお休み
ください。

◆2日目・・・デリー〜カルカッタ (マザーハウス訪問)〜ブッダガヤ


午前:デリー(国内線)→カルカッタ→(夜行列車)→ブッダガヤ 
デリーから国内線でカルカッタへ。マザーテレサが生涯を通して人々に
奉仕し続けたのが、この場所です。マザーテレサが今も静かに眠る、マ
ザーハウスを訪問し、マザーの生きかたや祈りに思いを馳せてみてくだ
さい。夕方、日本人シスターによる生前のマザーのお話を伺った後は、
夜、夜行列車でブッダガヤへと移動します。

◆3日目・・・ブッダガヤ スジャータ村〜日本寺

終日:ブッダガヤ
お釈迦様が悟りを開かれた地、ブッダガヤ。仏教最大の聖地であるこの
場所には、各国の寺院が立ち並んでいます。また、ブッダガヤには、印
度山・日本寺という宗派を超えた日本の寺院があります。ここには、カ
ーストの低い子供たちが無料で学べる菩提樹学園や、無料の医療施設も
併設されています。日本寺の施設見学やお堂での静かなひと時も過ごし、
お釈迦様と静かに対話してください。この日は、苦行によって瀕死の状
態であったところを、村娘スジャータのミルク粥によって助けられた地、
スジャータ村へも向かいます。

◆4日目・・・ブッダガヤ〜サルナート〜ベナレス

ブッダガヤから、この日向うのは、お釈迦様が始めて説法を説いた場所、
サルナートです。苦行時代の仲間たちは、お釈迦様が苦行から脱落した
者として考えていましたが、悟りを開かれた姿に触れ、一番最初の弟子
になったといわれ、仏教発祥の地は、このサルナートといっても過言で
はありません。サルナートを後にして向うのは、ヒンズー教徒最大の聖
地ベナレスです。翌朝のガンジス河行きの為にも、この日は少し早めに
就寝しましょう。

◆5日目・・・ベナレス〜ガンジス河

ベナレス→(国内線)→デリー
この日は、早朝小船に乗って、聖なるガンジス河に出ます。お釈迦様が
訪れた時代、ここは「光の都」と呼ばれ、現在もヒンズー教徒が年間1
00万人以上訪れるという場所です。ここは、生と死の聖地。朝日に祈
り、彼岸へ旅行く人々を祈り、命全てに祈る。そんな時間を、ここでは
是非過ごしてみてください。午後はフリータイム。夕刻、飛行機にてデ
リーへ向かいます。

◆6日目・・・デリー(お釈迦様のお舎利)〜ガンジーのお墓

午前:デリー→国立博物館→ガンジー記念館→ラージカート
インドの首都、デリーを一日観光します。国立博物館には、お釈迦様の
本物の遺骨が置かれています。お釈迦様のお舎利に手を合わせた後は、
インド建国の父と呼ばれたガンジー記念館へと向います。非暴力を貫き、
歴史を変えた人物の姿に是非、触れてみてください。そしてガンジーが
荼毘に付されたラージカートで祈った後は、紅茶やスパイスなどのお買
い物に繰り出しましょう。

◆7日目・・・世界遺産タージマハール〜デリー国際空港へ

アグラ観光
旅の最後は、インドでもっとも有名なタージマハールへと向かいます。
世界一美しい霊廟といわれる白亜の建物は、皇帝シャー・ジャハーン王
が愛する王妃の死を悼み、20年の歳月をかけて作ったものです。愛の
廟は、その建築美から、1983年、世界遺産に認定されています。夕
食後、デリー国際空港へ。

◆8日目・・・デリーから日本へ

デリー国際空港→成田空港着
インドでの長い祈りの旅を終え、いよいよ成田着です。


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【6】◆◇童話詩ライブ◆◇  
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          心よりお待ちいたしております

 
┌┌┏┏┏    天の川に祈りを込めて★七夕特別企画
┌┏┏┏   
┏┏┏     『天川 彩 :*: 七夕童話詩ライブ』
┏┏

      日程:2009年7月7日(火)
      時間:開場 午後7時  スタート午後7時半
      会場:文京ふれあい館 4階 和室
         (アクセス:千代田線 根津駅 下車3分)
      料金:前売り1500円  当日2000円
       
     ☆ライブ終了後ささやかながらですが…
      お茶とお菓子で和みながら、七夕祭を行います☆
        (全プログラム終了予定 午後9時半)

     http://www.office-ten.net/douwasi/tanabata/top.htm
     天の川をイメージしたとても綺麗なページです


7月7日。
年に一度の七夕の夜。

この日は、夜空に浮かぶ天の川に
そっと祈りを込めながら
丁寧に紡いだ童話詩たちを、
あなたの心にお届けします。

そして…
柔らかな気持ちになったなら…

ささやかながらの七夕祭。
みんなで短冊に願い事を書き
笹の葉に飾り、お菓子をいただきながら
祝いましょう。

短冊は、旧暦七夕祭の日
地上に流れる天の川まで
私たちが責任を持って連れて行き、
願い事が叶うよう、静かに流して参ります。


新旧の七夕の夜を繋ぐ
スペシャルプログラムをどうぞお楽しみください。

夏の夜に心地よい音楽と共に、童話詩の世界に浸り入り
お願い事を天に託す…
日々の雑多な流れとは異なる
ゆったりした時間をどうぞお過ごしください。

:*:・'゜☆。.:*:・'゜.:*:・'゜☆。.:*:・'゜.:*:・'゜☆。.:*:・'゜


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【7】◆◇編集後記◆◇
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駆け足のように、この半年が過ぎていった。
でも、自分自身の何かは確実に深まっているようにも感じる。
                         aya