2009/02/27━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 第358号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net


こんにちは、天川 彩です。

今日の東京は、朝から雪模様です。
北国生まれの私は、寒いことは苦にならないので、ようやく冬らしい天
候になって、少しホッとしています。
でも、早いもので来週には3月なのですね。

今年に入り、益々世の中の状況が大きく変わってきているように思いま
すが、「時代」そのものが変化してきているのだと実感します。ひと言
でいえば、時代の『価値観』の変化といったところでしょうか。

今年のアカデミー賞にも、その結果が大きく反映されている気がしまし
た。作品賞他8部門で賞を取った映画「スラムドッグ$ミリオネア」は、
イギリス映画であり舞台はインド。低予算と無名のキャスト達であるに
も関わらず、苦境を乗り越えていくヒューマンドラマとして大きく評価
されたそうです。
もちろん、映画「おくりびと」がアカデミー賞を受賞したことも、凄い
ことですね。前から気になりつつ、まだ観に行けていないのですが、地
味な題材の映画でありながら人の感情を丁寧に描いた作品が評価された
ということは、「派手さ」より「本質的なもの」に価値を置く時代にな
ってきたということだと思います。

そんな時代を肌で感じることができて、幸せです。

実は、私たちTENも、ここ数ヶ月間で大きな変化がありました。

オフィスTENの事務所を現在の場所に構えて、今年で8年目になりま
す。この場所は、江戸からの文化と昭和の匂いが濃く残り、小さな路地
に面した静かな一角にあます。TENの事務所を訪ねて来られた方は、
皆さん「ホッとする」と言われ、ゆったり何時間も寛いでいかれる方も
多々いらっしゃるようで…何より私自身が、とても気持ちが穏やかにな
る空間なのです。

ところが、時代の流れでしょうか。借りていた建物そのものが、公売物
件になってしまいました。それでも、元家主の方には家賃を振り込んで
いたのですが、とうとう先月、某都税務署の方から公売日が決まりまし
た、という連絡が入り「あなたにも入札権がありますよ」と書類が届き
ました。私に、今、まとまったお金があれば入札していたでしょうが…
無い、ということは無理をするなということで、結局、静かに成り行き
を見守っていることにしていました。

勿論、近いうちに引っ越すことになるだろうと、不動産屋さんの友人に
新たな場所を探してもらってもいたのですが。。。

一昨日、突然、新たに買われた方が、事務所へ突然やって来られました。
なんと、その方、もともとの土地の持ち主さんでした。数十年前、当時
持ち主だったお父様に諸事情が出来て、泣く泣く手放す状況になったの
だそうですが、ようやく何十年かぶりに買い戻すことが出来た、という
ことでした。
「出来れば、是非そのまま使ってください」ということで、家賃もその
まま。更に事務所の中の少しくたびれ始めている部分も、この際、修繕
しましょうとも言ってくださり…想像もしていなかった、ありがたい結
論になりました。

そんな訳で、この事務所でまだやるべきことが、あるようです。

これからも、私たちに出来る範囲ではありますが「本質的なもの」を届
けられるTENでありたいと思っています。

筑波ツアー、お陰さまで締め切らせていただきました。

今後も、魅力ある楽しいツアーやイベントなど企画していきたいと思い
ます。どうぞ、楽しみにお待ちくださいネ。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム風の文様=============「素直な時間」後編
2・TEN占い==========今週は「メディスンカード」占い
3・おすすめイベント=「巨石と聖地と私」須田郡司スライド&トーク
4・映画上映会======「マザーテレサ・ドキュメンタリー映画」
5・連載小説==================「雨弓のとき」62
6・編集後記===================「ひとりごと」
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【1】◆◇コラム・風の文様 ◆◇
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□『素直な時間』後編


翌日、朝食を終えた後だった。

「天川さん。昨日はちゃんと行けましたか?」
その人が、私が前日、禊の場でどのように過ごしたのかを聞いてきた。

私は、前日のことを素直に話した。
その人は相変わらず無駄口を一つも挟まず、ただ、嬉しそうにじっと話
に耳を傾けてくれていたのだが、私が話し終えると…
「今日は、何時のフェリーで帰る予定なの?」という。

当初の予定では、那覇で監督に会う予定にしていた。が、島に渡る直前
アシスタントの方から、監督が急に忙しくなり会えない、と連絡があり
予定が空いた。
「取り急ぎの用も無くなったので、島で少しのんびりして午後3時のフ
ェリーで本島に戻ろうと思います」と返答すると

「今日は十六日といって、あの世のお正月でお祝いの日があるんですけ
ど、実家で祝いの膳をするので、よかったら来ませんか?」という。

沖縄では、日常の生活は新暦に合わせて行われているが、文化風習的な
行事ごとは全て旧暦で行われている。その行事も、私たちが慣れ親しん
でいるものは少ない。

十六日はジュウルクニチー。旧正月の十五日までは門松で神事の祝い事
があるが、門松が外れた十六日は、ご先祖様たちのお正月なのだ。

ちょうど、飛行機を降りるときに配布された沖縄のガイド冊子に、今月
の行事として「十六日」が紹介され、お墓に集まり、ご馳走やお餅など
沢山食べる、と書かれてあった。まさか、その十六日の行事に招待され
るなどとは、夢にも思っていなかったので、素直に嬉しかった。

約束の正午まで、私とキョウちゃんは、島の北端にあるカベール岬にい
た。雲ひとつ無い青い空と静かで穏やかな海。そこには水平線という境
界線すら消えているように思えた。

約束の時間、その人は車で迎えに来てくれた。
それまで幾度と自転車で走り抜けたかわからない、小さな島の風景が、
車に乗った途端、全く別の風景に見える。
スピードが違うからだろうか。それとも視界が違うからだろうか。
とても不思議な気がした。

家の中に入ると、「まぁまぁ、座って」といって、お母さんが次々とお
料理を運んでくれる。凄いご馳走だ。

私は、お墓の前でてっきりいただくのかと思って質問をしたのだが、久
高での旧十六日は、家の中のご先祖の香炉に線香を立てて行う風習があ
るらしかった。

ご馳走が並ぶと、お父さんが現れた。伝説の海人といわれている人だ。
若い頃からマグロ漁をし続け、今は息子さんが立派に継いでいるそうだ。
テーブルの上に、所狭しと並べられた刺身や天ぷらのご馳走は、遠洋漁
から戻って来た息子さんから届けられたものだった。

私たちは、習慣に添って、一緒にお祝いのご飯をいただいた。
それはそれは美味しく…感激しながらお料理をお腹いっぱいいただいた。

食後は、イザイホーを経験したお母さんの話や、お父さんの海人時代の
話などを伺っていたのだが、話を伺う中でお父さんもお母さんも、それ
ぞれにノロ家や神官の血筋を引いている人だということがわかった。
そんなご両親を持っているのだから、その人が神人であることなど極あ
たり前のことだったのだ。なぜか私は「血筋」という言葉が強く残った。

「血筋」は運命であり定めである。伝統や格式のある家系に生まれたと
いって、それが全く現れないこともある。血筋といっても両親それぞれ
に違った血筋だ。その血筋が色濃く出るかはわからない。また育った環
境も大いに関係しているところもあるのだろう。しかし、強烈にその血
筋が現れる人もいる。

その人が久高島の神人の血筋を色濃く持って生まれてきたことに、私は
何か強い意味を感じた。

フェリーの時間が近づいた頃、奥の部屋に祀られているご先祖様の香炉
などに手を合わさせていただくことができた。十六日に伺わせて貰って
いるのだ。お招きいただいたことに感謝した。

「そして、これはご先祖様たちのイザイホーの香炉」
そう説明されたものには、白い灰がこんもりと盛られていた。手を合わ
させていただいた時、この島の女性達の祈りの魂が、香炉の灰に重なり
ながら、脈々と生きていると思った。

久高島では、1978年に行われたイザイホーが最後のイザイホーだっ
た。その時、神人になった人は昨年の12月で定年を迎えた。
一つのかたちある祈りの伝統は、消えてしまっているように見えるかも
しれない。しかし、今、私は島の大きな息吹と鼓動を感じる。

この沖縄の小さな離島に、今後も機会あるたび通い続けるだろう。

この島との付き合いも、その人との付き合いも、まだ始まったばかりだ。


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[メディスンカード]で運勢を占ってみました。

2009年2月28日(土)〜3月6日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉
新しいことを作り出すことに躊躇してはいませんか。今週はチャンスを
逃さないようにね。

〈2月生まれ〉
今週は、物事を的確に見抜く力が冴えていそうです。あなたの周りの人
たちにそれぞれの才能を伝えてあげましょう。

〈3月生まれ〉
直感力が冴える一週間です。今週はあれこれ考えず、直感に従った方が
よさそうですよ。

〈4月生まれ〉
何事にも否定的になってはいませんか。今週は、あなたの中にある恐れ
を手放しましょう。やさしさは、強さであることも忘れないでね。

〈5月生まれ〉
今週は自分の動きを客観的に見てみてください。無駄な動きをしていな
いか、また動きが足りなくないか、冷静に判断してね。

〈6月生まれ〉
今週は今までの動きを一歩止めて、あなたがやってきたことを正当に評
価してみましょう。時には自分を褒めることも大切ですよ。

〈7月生まれ〉
リーダーシップをとる一週間となりそうです。様々な出来事に責任を持
って取り組むことができそうなので、積極的に何事も突き進んでね。

〈8月生まれ〉
今までの古い習慣を手放すときがやって来ました。新しいあなたになっ
た時、未来の次の扉が開きますよ。

〈9月生まれ〉
起りもしていないことを、あれこれ想像して不安になるのはやめましょ
う。ネガティブな想像はあなたの明るい未来を阻止してしまいますよ。

〈10月生まれ〉
誰かに怒ってはいませんか。原因は心の余裕のなさかもしれません。今
週は自然の中で過ごしたり、ハーブティーを飲んだり、極力リラックス
することを心がけてね。

〈11月生まれ〉
神社やお寺などで静かに過ごすのが適した一週間です。それらに触れる
とあなたの奥底に眠っていた感覚が蘇ってくるかもしれません。

〈12月生まれ〉
お金に執着してはいませんか。必要なところを出し惜しみしていたり、
受け取ることを前提に動いたり、今週あなたに必要なキーワードは、寛
大な心です。

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【3】◆◇おすすめイベント◆◇
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ーこの惑星の歴史を物言わず、ただ静かに見守ってきた巨石たち。
 太古の人々は、その巨石の中に神を感じ、祀り、祈ってきましたー
      
   
    世界石巡礼・地球一周出発記念
     スライド&トークショー     

      「巨石と聖地と私」
  〜地球の記憶が語りかけていること〜  

   スライドとお話: 須田郡司(写真家)
 
        対談: 須田郡司×天川 彩
         テーマ「巨石信仰と祈り」
   
  日 時: 2009年3月15日(日)14:00〜

  会 場: 台東区民会館(浅草寺より徒歩2分 二大門前) 

  料  金 前売り2000円 当日2500円
  定  員 90名
  お申込み http://www.office-ten.net/stone/top.htm
       

  
  
  巨石の神々しさに惹かれ続け、石の文化伝承者とも
  なっているのが写真家の須田郡司さん。
 
  沖縄からチベット、アイルランド、アジア、アフリカ、南米など
  各地の聖地を遍歴。2003年からは3年間かけて日本石巡礼を行
  い、日本各地に残る、古代の人々の巨石信仰や文化の研究も重ね
  てきました。
 
  今年4月、いよいよ一年かけて地球一周の世界石巡礼に出発する
  須田さんに、今まで撮影されてこられた数々の巨石写真のスライ
  ド紹介と共に、巨石と聖地の関わり、そしてこれから巡られる
  旅への思いなど、たっぷりと語っていただこうと思っています。
  後半は、「巨石信仰と祈り」と題しての対談も予定しています。

  
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【4】◆◇マザー・テレサ上映会!◆◇
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       世界中に愛を届けたマザー・テレサ
       その感動のドキュメンタリー映画。
       
        マザーテレサ生誕百周年の今年
     再び皆様に、TENからお届けいたします。

   <<<映画『マザー・テレサ 〜母なることの由来〜』>>>
            
  日  時: 2009年4月12日(日)(10:30/14:30/18:30)
     
  会  場: ムーブ町屋 ハイビジョンルーム
        東京メトロ千代田線・京成線『町屋駅』より徒歩0分
     
  チケット: 前売り 1500円/ 当日 1800円
            ※前売りで満席となった場合当日券販売なし
               各回 50席限り         

  映画内容:
       マザー・テレサの活動を5年に渡って追い続けた映画 
       「マザー・テレサ:母なることの由来」は、その生い
       立ちから"偉大なる聖女"と呼ばれ、世界中の尊敬を集
       めるまでの経過を、克明に描いた珠玉のドキュメンタ
       リー作品(デジタル復刻版)です。

  申し込み:http://www.office-ten.net/mother/index.htm


        ―自主上映会にあたってー

映画「マザー・テレサ:母なることの由来」を、昨年のクリスマスに
自主上映というかたちで皆様にご覧頂きました。

ご覧頂いた方々より、是非、もっと多くの人々に見せたいので、この
映画の上映会を再び催して欲しいという声を沢山いただきました。

今年は、マザーテレサ生誕百年の記念すべき年です。

マザーの姿や言葉を、より多くの人々に触れてもらいたい…
その思いが通じたのか、再び上映会をさせていただけることになりま
した。

真の愛とは、実践するとは…。
マザーの言葉は、深く直接魂を揺さぶってくれることでしょう。

お一人で心静かに、また大切な方と一緒に。
マザーテレサの深い愛に是非触れにいらしてください。

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【5】◆◇連載小説◆◇
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<今までのあらすじ>

両親の不仲が原因で自分は不幸だと思い続けてきた祥子。しかし大学2
年の秋アルバイト先で知り合ったアパレルメーカー勤務の良一と出会っ
たことで、両親との関係も少しずつ変化する。父が病気で他界した後は、
母親、敏子との関係も修復されていく。娘、真由子の妊娠を機に大学を
中退し、良一と結婚した祥子は、些細なことに心揺れながらも、それな
りに穏やかに暮していた。しかし、仕事が忙しくなっていく夫。就職が
決まっていく親友。慣れない子育て。少しずつ孤独感が募っていたとこ
ろに、夫の不倫疑惑が…。


『雨弓のとき』 (62)
                天川 彩

「なんだ…祥子いたんだ。ねぇ、何があったの?どうしたのよ」
母の敏子は、玄関口で祥子の顔を見てホッとしたのか、拍子抜けした様
にリビングの椅子に座り込んだ。

「何がって…別に」
「別にってことないでしょう。良一さんから『祥子が出て行ってしまっ
た』って、凄く慌てた声で電話かかってきて、奥で真由ちゃんの泣き声
はしているし…。お母さん、仕事休んで慌ててやって来たんだから」
「そうか。ごめん」
祥子は、大きくため息をつくと、リビングに散らかっていた新聞や食べ
残しのパンなど片付け始めた。

「何…夫婦喧嘩?原因は何なの?出て行ったって、何処行っていたのよ。
真由ちゃん置いて。そうだ真由ちゃんは?」
祥子は、無言で片づけを続けていた。
「ちょっと、祥子。人が心配して駆けつけているのに、何なの?その態
度!」
「だって。そんな矢継ぎ早に質問されたって…」

その時、奥の寝室から真由子の泣き声がした。
「ほら、起きちゃったじゃない。さっきまでグズッていて、ようやく寝
かせたのに!」

そういうと、祥子はプリプリ怒りながら寝室に向かい、真由子を抱きな
がら戻って来た。真由子は祥子の腕の中で目をこすりながら小さく泣き
じゃくっていた。
「ほら、泣かない。眠いんなら、もうちょっとネンネしなさい」
「祥子、真由ちゃん寝起きなんだし、あなた母親なら、もう少し優しく
接してあげなきゃ」敏子はそういうと、真由子に両手を差し伸べた。
真由子は、ややしばらく顔を見て、敏子だと確認すると「ばぁば」と簡
単に敏子の腕の中に移動した。

しばらく、そのままじっとしていたが気持ちが落ち着いたのか、敏子の
腕の中からスルスルと抜け出すと、勝手におもちゃを広げて遊び出した。

「真由ちゃん、あっという間に大きくなったわね」
「そうかな。毎日ずっと一緒にいると、あまり実感ないけれど。まだま
だ赤ちゃんだし」
「そうね。でも、日に日に成長していくから子どもって面白いのよね」
「私を育てるのも面白かった?」
「う〜ん。難しい質問ね。やっぱり若いときには余裕が無くて面白いと
は思わなかったかな。仕事も忙しかったし。おばあちゃんが近くにいて
くれて助かっていたけど、一人だったらキツかったかもしれない」
「やっぱりね〜」
「何よ、何がやっぱりなの?」
「私、お母さんに可愛がられた記憶もないし」
「え〜?嫌だ。本気でそれ思っているの?」
「思っている」
「お母さんなりに一生懸命あなたを育ててきたのに」
「冗談、冗談。ちゃんと可愛がられました」

しかし、半分は本音だった。
祥子は、もっと母親に可愛がられたいと思い続けている節があった。
ただ、大人になってからではあっても、こうして駆けつけてくれること
が嬉しかった。祥子は、思い切って、良一のことを敏子に相談してみよ
うかと思った。

調度その時、真由子が一人遊びに飽きたのか、敏子の側に来て、おもち
ゃを手渡すと「遊ぼう」と手を引っ張った。
敏子も真由子に反応して、「なぁに」と椅子から立ち上がると、カーテ
ンの横に真由子が広げていた、積み木の山の横に座った

祥子は、二人の姿を見ながら、微かに心に隙間風が吹くのを感じていた。
しかしまさか自分が敏子と真由子、それぞれに嫉妬しているとは想像も
していなかった。
                          つづく…

……………………………………………………………………………………
【6】◆◇編集後記◆◇
……………………………………………………………………………………
ここのところ、編集後記で友人たちのメディア情報を立て続けにお知ら
せしていますネ。それだけ、みんな活躍しているって嬉しいことです。
今日は、十年来の友人で、TENのイベントにも何度か出演してくれて
いる三味線芸者の「やよい」さんのテレビと映画出演のお知らせです。
次の日曜日、NHKのBS1での生放送「おーい ニッポン」〜私の好
きな東京〜という番組の中で「屋形船のお座敷遊び」ということで午後
3時過ぎあたりから出るそうですヨ。

また、もうすぐ公開になる映画「ヤッターマン実写版」にもそのままの
姿で登場しているようです。私も公開になったら観に行こうと思ってい
ます。
                           aya