2008/10/09━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　　　　☆★☆ TEN's magazine　第338号　　☆★☆　　　
　　

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

　こんにちは、天川　彩です。

今週のメルマガは、通常より一日早くお届けします。
明日は10月10日。オフィスＴＥＮにとって、大きな一区切りの日を迎
えます。

思えば、10年前の10月10日は、『神戸からの祈り（東京おひらきまつ
り）』と題された催しが鎌倉の大仏様の前で行われた日でした。
8月8日に淡路島の震源地の祈りから始まり、神戸のメリケンパークで
満月祭コンサートが行われ、他にも様々な関連イベントが行われた後、
10月10日、鎌倉大仏の前で終了。

当時、それまで務めていた会社を辞めて、神戸事務局長となった私は、
自宅近くに、小さな個人事務所をひらきました。
そこを「オフィスＴＥＮ」と名付け、98年のほぼ一年はその平和イベ
ントの為に動き、翌年、拠点を神戸から東京に移して、自然の叡智と
命の尊厳をテーマにした企画事務所として活動を続けてきました。

この十年。実に様々なことがありました。
全てが順風満帆！というわけもなく、辛く苦しい時も幾度となくあり
ました。しかし、それでもこの仕事を続けてこれたのは、本当に心美
しき人々との多くの出会いがあったからであり、常に応援してくれる
家族やスタッフ、友人たちの存在があったからです。

そして、何よりメルマガ読者の皆様の存在が、どれほど私には大きな
支えになったことか。
一方的…にですが、メルマガ読者の皆さんに、私はものすご〜く親近
感を覚えているのです。なにせ、毎週、ラブレターを書いているよう
な感覚でメルマガを書いているのですから。そのメルマガを毎週、読
んでくださっている方というのは、私にとって特別な存在なのです。

ですので、新たなツアーやイベントの企画をする時には、メルマガ読
者の皆さんが喜んでくださることをまず第一に考えています。
皆様も、よろしければ、どうぞドシドシ参加してくださいね。
やっぱり、人と人は、直接出会ってナンボのものだと思います。そし
てオフィスＴＥＮは皆様の参加があって、初めて存続できるのです。

そんな訳で、明日10月10日は、一日限りですが、長年の夢でもあった
「ＴＥＮ’ｓカフェ」をＯＰＥＮいたします。
http://www.office-ten.net/1010/cafe.htm

珈琲好きの私が長い間探し続けてようやく出あえた「オーガニック・
ボリビア　天の珈琲」を、茶葉そのものに微かな甘みがある「日本産
・天の紅茶」を、是非、飲みにいらしてください。
Ａｙａ特製・ビーフストロガノフも腕をふるって作っておきますので
食べにいらしてくださいネ。自分でいうのもナンですが…顎が落ちる
ほど美味しいです。

また、ショップコーナーには、先住民族の友人知人たちから直接仕入
れてきた小物やジュエリー、バッグのほか、ネットショップではご紹
介していない品々も登場します。この日限りのお値打ち価格品もあり
ますので、是非、ゆっくり手に取ってご覧ください。

そして…

遠方にお住まいの皆様、明日、ご都合の悪い皆様、ＴＥＮ’ｓショッ
プ内には、まだまだ素敵な狙い目のものが沢山ありますよ！
http://www.office-ten.net/shop.htm
そんな訳で、10月10日〜13日までの間、ＨＰ上のＴＥＮ’ｓショップ
内からどれでも1点以上お買い求め頂きましたメルマガ読者の皆様には
10周年の可愛いおまけ粗品を一緒に発送させていただきます。
ただし、「メルマガを読みました」と書き添えてくださいネ。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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１・コラム風の文様＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝「笑顔のチカラ」
２・ＴＥＮ占い＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝今週は「タロットカード」占い
３・熊野・高野山＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝「高野山と熊野」の旅
４・今年最後のツアー＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝「出雲・石見銀山・厳島」
５・編集後記＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝「ひとりごと」
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【１】◆◇コラム・風の文様　◆◇
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□『笑顔のチカラ』

前に家族で旅行をした時のことだ。

道路に面したガラス張りのブライダルショップの中が、夕方のライトに
照らされて、丸見えになっていた。
中を覗くでもなく、そこを通り過ぎようとしたのだが、中にいたカップ
ルの笑顔がふと目にとまった。

と、横にいた高校生の息子が「ヤバイ！泣きそう。あの幸せな笑顔、ヤ
バイよ。良すぎるよ。幸せが伝わるよ」と言った。
日本語は滅茶苦茶だが、息子がいいたかったことはわかる。彼は、幸せ
な人の姿というものに感動したらしい。
私は、スレてしまったのか、その見ず知らずの二人の姿に、泣きそうな
ほどの感動はなかったのだが、その笑顔には、確かにこちらまで嬉しい
気持ちにさせてくれるものがあった。

しかし、単に顔が笑っているからといって、幸せな気持ちと直結してい
るわけではない。やはり、幸福感に満たされた、優しい気持ちになって
いる笑顔にこそ、人にも幸福感を与える力が潜んでいるのだろう。

人が幸福に生きる為には、ぜったいに戦争はあってはならない。それは
何をどう説得されても曲げられない信条なのだが、だからといって眉間
にしわを寄せ、声を荒げて抗議活動をしていても、周囲の人々が優しい
気持ちになり、幸福感に包まれる、とは考え難い。

それよりも、さりげない日常を大切にし、親や祖先を敬い、人に限りな
く優しく接している人の姿を見ているだけで、どれほど平和であること
の心地よさというものを感じるかわからない。

平和の民といわれるホピ族のもとに通い始めて10年近くになるが、ここ
数年、異なる村々に友人や知人が増えた。それぞれの村や家へ行くよう
になり、１３ある村の空気感の違いのようなものも、少しはわかるよう
になってきたのだが、そんな中で、ある村に住む一族の人々との縁が急
速に深まっている。
その家のクランマザーの笑顔が、なんとも素敵で…。私はその笑顔が見
れたなら、それだけで幸せになってしまう。

あえて表現するならば、にっこりキラキラに輝くサンフェイス。その笑
顔に包まれているだけで、私の心はホカホカと温かくなり、限りなく優
しい気持ちになってくる。

私は、このクランマザーと出会ってから、素晴らしい笑顔には限りない
力があるのだということを知った。

私は、まだまだ人間が出来ていないので、クランマザーのような素敵な
笑顔は身についていない。しかし40過ぎたら、自分の顔に責任を持てと
いわれているように、人間の品格や日常の感情等が表情として出てくる
年齢になってきている。

既に、人生の折り返し地点は過ぎた年齢になってしまったが、どんなこ
とも遅すぎるということはない。

私も今日からキラキラ輝く太陽さんのような笑顔の人になることを目指
して、心穏やかな優しい時間を出来るだけ多く持つよう努力しようと思
う。


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【２】◇◆ＴＥＮ占い◆◇
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所詮、天川　彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今週は［タロットカード］で今週の運勢を占ってみました。

２００８年１０月１１日（土）〜１０月１７日（金）あなたの運勢

〈１月生まれ〉
今までの努力が報われる一週間です。そして今まで見えてこなかった新
たなる道もはじまりそうですよ。

〈２月生まれ〉
何もかも自分で決めてはいませんか。今週あなたに必要なことは周りと
歩調を合わせる努力です。

〈３月生まれ〉
まだ始まってもいないことに過剰に不安を覚えてはいませんか。勇気を
もってあなたの不安の枠をはずし、進んで下さいね。

〈４月生まれ〉
少し欲張りになっているかもしれません。あれもこれもと追い求めず、
本当に必要な物だけ手に取るようにしてね。

〈５月生まれ〉
後先考えず、無茶な行動をとってはいませんか。今週は冷静さがキーワ
ードです。物事を少し整理するといいかもしれませんよ。

〈６月生まれ〉
なにかの出来事から逃れようと、現実逃避をしてはいませんか。目の前
の現実から目をそらし、妄想の世界で喜んでいてもズレが大きくなるば
かりですよ。

〈７月生まれ〉
あれこれ悪い方に考えて、前に進めない状態ではありませんか。今週は
仲間との絆を深めることが大切です。一人では出来ないことも仲間とな
ら為しえるかもしれませんよ。

〈８月生まれ〉
あなたが待ち望んでいることはもう少し先にやってきそうです。イライ
ラしながら待つよりも、今週は気分転換を心がけてね。

〈９月生まれ〉
必要以上にがんばっているのに、なかなか思うような結果に繋がらず、
少し焦ってはいませんか。結果は違うところからやってくるかもしれま
せん。今週のキーワードは「気長」です。

〈１０月生まれ〉
あなた自身に対する自信が揺らいではいませんか。今週は得意なことを
たった一つでいいので、思い出してそれを実行して下さい。あなたを奮
い起こさせるのは、あなた自身しかいませんよ。

〈１１月生まれ〉
日常に退屈を感じ、刺激を求めてはいませんか。今、思いつくまま動い
ていると、後で痛手がやってくるかもしれません。刺激には棘があるこ
とを忘れないでね。

〈１２月生まれ〉
今週は、計画性をもって動くと全て良い結果に繋がりそうです。ただし、
無理をして頑張りすぎると途中で挫折してしまうかもしれないので、楽
しみながらを心がけてね。

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【３】◆◇熊野・高野山◆◇
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　　　　　　　　　自分の内面を磨く！

　　　　　■天と大地に感謝する旅　Walk ２７■

　　　　　　　　「高野山と熊野」２００８
　　　　　　　　　〜心と体が甦る旅〜
　　　　　　
　　　　　　１０月２３日（木）〜１０月２６日（日）
　　　　　　　　　　　　　３泊４日
　　　　　　　　　　　　６万８千円（税込）
　　　　　　　　　　（関西空港　集合解散）
　　　＊関空まで飛行機をご利用の方は別途計算いたします
　　　　　　　　　　全行程　貸切バス（車）移動
　　　　　　　　　　定員　18名（最低施行人員　8名）

　　　　http://www.office-ten.net/kumano/2008/top.htm
　　　　　　　　　
弘法大師・空海が開いた真言密教の聖の山・高野山。
千年もの昔から、人々が目指し歩いた聖域、熊野。
日本人の魂の故郷のような、幽玄なる世界に浸ると
眠りかけていた感覚が甦ってくるようです。

今回は、そんな日本の聖域を十二分に感じていただくため
それぞれＴＥＮに縁のある社寺の宿坊に泊まることにしました。

早朝の幻想的な空海の御廟、高野山の奥の院…
熊野古道の奥に佇む、梵字が彫られ苔むした円座石…
静寂な中での朝のお勤めやご神事…
いにしえ人たちも祈った、それぞれの霊場で
心ゆくまで静かなる時をお過ごしください。

勿論、高野山や熊野の豊かな大自然や
とっておきの美味しい味覚、
そして、情緒豊かな温泉などにも
目一杯ご案内いたします。

この秋、日本の豊かな大自然と神仏の世界に抱かれながら、
心も体もリフレッシュして
魂の悦びを、ぜひ実感してください。
　　　　　　　

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【４】◆◇今年最後の凄いツアー◆◇
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　　ＴＥＮ’ｓトラベルメンバーの為の旅企画

　　　■天と大地に感謝する旅　Walk ２８■

　　　　〜日本と神々と自分の再発見〜
　　　
　　　　「出雲・石見銀山・厳島」ツアー


　　　2008年11月13日（木）〜16日（日）3泊４日
　　　　　　東京発着　105、000円　
　　（往路：羽田→米子　　復路：広島→羽田）
　　　　
　　　　限定12名限り　（最低施行人員　8名）

      http://www.office-ten.net/izumo/t.htm


　　　日本という国は、とかく不思議で面白く…
　　　日本神話の大舞台、出雲や松江で過ごした
　　　小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）は、
　　　その日本の目に見えぬ魅力を文学の世界で
　　　全世界に伝えました。

　　　今回の旅は、そんな日本の神話や
　　　古き良き日本の魅力を
　　　改めてじっくりと体感する旅です。


　　　スサノオがオロチ退治をした後、
　　　イナダヒメと暮した松江の「八重垣神社」や
　　　国譲りの舞台となった「稲佐の浜」。
　　　そして八百万の神々が集い、神議り（かむばかり）で
　　　人のご縁を結ぶといわれる神在月の「出雲大社」。
　　　日本神話の舞台を歩き、神々に祈り、
　　　そして今も尚、神宿る地の心地よさを実感してください。

　　　昨年、世界遺産に登録された「石見銀山」は
　　　かつて大航海時代にヨーロッパの世界地図にも
　　　名を連ねた、世界に誇る銀山でした。
　　　鉱山跡と天領だった街並は、
　　　復古創新の心を持った人々の手によって
　　　今、見事に甦っています。
　　　石見銀山では、古き良き日本、新しき日本を
　　　じっくり心ゆくまで味わってください。

　　　広島は、太古と今とが交差する場所。
　　「原爆ドーム」で永劫に続く平安を祈ったならば、
　　　神の島「宮島」で荘厳華麗な「厳島神社」の美しさと
　　　巨石群「弥山（みせん）」のご神域の力を
　　　肌で感じ取ってください。

　　　日本という国を感じ、神々を感じ、
　　　そして、あなた自身を感じるのがこの旅です。

　　　ぜひご一緒いたしましょう。

＜特別な宿で過ごす！＞
石見銀山では築230年の武家屋敷を改修し今に甦らせた会員制のゲストハ

ウスに宿泊いたします。この建物のオーナーは、観光カリスマ大使でも
ある松場登美さん。夜は、別の武家屋敷・通称ローソクの家に移動して
「炎と囲炉裏の火を見ながら語りあいましょう」と登美さんが提案して
くださっています。
松場登美さんを紹介した　国土交通省　観光カリスマのページ
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/mr_matsuba.html


＜遠方の方に嬉しい特割・前泊のお知らせ！＞
行きは午前7時過ぎの飛行機利用となります。遠方の方で羽田空港に早朝

集合が困難な方は、羽田空港近くのホテルをなんと3,500円という特別割

引料金でご用意させていただきます。前泊ご希望の方は、必ずツアー申
し込みの際に、同時お申し込みください。但しホテルが満室になってし
まった場合は、ご希望に添えないこともあります。あらかじめご了承く
ださい。


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【５】◆◇編集後記◆◇
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今週は、ただただ10月10日の準備に明け暮れました。
この日、お買い上げいただいた方全員に、ほんのちょっと嬉しい、オフ
ィスＴＥＮ１０周年記念の粗品もご用意いたしました。

皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ａｙａ