2008/08/22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ☆★☆   TEN's magazine 第332号   ☆★☆      

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こんにちは、天川 彩です。

ここ数日、東京は不安定な天気です。昨日は外出していた帰りに激しい
雷雨に遭い、折りたたみ傘は持っていたのですが、とても駅から出れる
ような状態ではなく、久しぶりに長い間、雨宿りをしました。
見ず知らずの人々が、狭い場所で雨宿り。普段、なかなかこのような状
況にはならないので、たまにはいいな…なんて思いました。

それにしても、今年の夏は終わりが早いのか、もうすっかり涼しくなり
ちょっぴり夏が名残惜しい気もしています。
来週は、いよいよ富士登拝。ここのところ四十肩が酷く(嫌ですね〜)
ちょっと、心配なところもありますが、ゆっくりとしたペースで、一歩
一歩登っていきたいと思っています。
来週のメルマガで(元気ならば?)登拝のご報告ができればと思ってい
ます。

さて、今年はオフィスTENが十周年であることで、特別な思いのある
年です。春には、十周年企画として「ペルーツアー」を実施いたしまし
たが、秋には、国内での記念企画ができないものかと思っておりました。
いろいろ試行錯誤考えた末、いよいよ、皆様にご案内できる企画が決定
いたしましたので、お知らせします。

それは…

      日本を堪能する旅 秋のスペシャル!

         『義経と弁慶』ツアー
       
        京都・鞍馬と奈良・吉野
            そして
    大歌舞伎『勧進帳』東大寺・大仏殿奉納公演 鑑賞

という突拍子もないタイトルのツアーです。


実は数年前、比叡山延暦寺において、野村万歳さんの奉納狂言というの
を鑑賞させていただいたことがあります。歴史的建造物での伝統文化一
流芸術に触れた感動はただものではなく、ずっと記憶の奥の宝物として
残っているのですが、今回、東大寺で松本幸四郎さんが、弁慶に扮して
の『勧進帳』を東大寺で行うと知り…この歴史的な奉納歌舞伎の鑑賞も
含めての、とてつもなく面白いツアーを企画しました。
詳しくは、本文やHPをご覧頂きたいと思いますが、なんと、東大寺千
三百年の歴史の中でも、歌舞伎が上演されたことは一度もないそうで、
歌舞伎の公演前には、東大寺のお坊様たちによる「散華」という法要も
営まれるそうです。
また、松本幸四郎さんのご子息である市川染五郎さんが、富樫という役
柄に扮して登場されるので、親子共演も楽しみです。

勿論ツアーでは、義経・弁慶にちなんだ歴史的な場所へご案内していき
ますよ。中でも京都の鞍馬山、奈良の吉野山は共に、霊山中の霊山です
が、同時にオフィスTENとも深く関わりのある所です。
鞍馬山では森羅万象の命ということを、深く感じとってもらえるのでは
ないかと思いますし、吉野山は蔵王権現という力強い神様の存在をきっ
と身近に感じてもらえると思います。

深い信仰の山々と、京都の雅な世界。そして、千三百年の歴史的建造物
での特別な歌舞伎。義経と弁慶という二人の人物の歴史物語に添いなが
ら体感するこの旅は、まさに、日本を堪能する旅 スペシャルなのです。

既に、この歌舞伎のチケットは、ほぼ完売に近いようです。当然といえ
ば当然でしょうが、直感的に16名ほどご一緒の方々がいらっしゃるので
は?と思い、事前に押さえました。

すぐに満席になるか可能性もありますので、お申し込みはお早めにどう
ぞ。

さてさて、今週の木曜日からコミュニケーション術達人講座・夏の
集中UP講座が始まっております。
昨日も、様々な諸事情の皆様の自分力UPのお手伝いをいたしましたが
明日・明後日も、立て続けに講座があります。

私の持てる限りの底力で、参加される皆さんの、素敵な人生、応援して
こようと思っています。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===========「旅からみる価値観」
2・TEN占い==========今週は「メディスンカード」占い
3・募集開始!======10周年記念企画「義経と弁慶」と大歌舞伎
4・天と大地に感謝する旅=====「サンタフェからホピ族の大地」
5・編集後記=====================ひとりごと

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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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 ■「旅からみる価値観」


旅の好みは、人それぞれである。
また、旅の癖やパターンもそれぞれ異なっている。

気ままな一人旅がいい人もいれば、人任せでも安心な団体ツアーが好き
な人もいる。
誰もが知っている有名どころでなければ、行く気がしない、という人も
いれば、誰も知らない、自分だけの場所を見つけるのが楽しみだという
人もいる。

居心地の良い場所に何度も行きたい人。常に新たな場所を開拓したい人。
豪華な旅が好きな人。旅だからお洒落をしたいと思う人。旅先でゆっく
り本を読みたい人。地元の料理を堪能したいと思う人。地酒を楽しみた
いと思う人。地元の人との触れ合いが欲しい人…。

本当に数え上げればきりがない。

でも、旅での楽しみにしていること、というのは、もしかすると日常の
中で、その人が本当は強く欲していることのようにも思える。
それが、非日常という、日常の規制が外れた場所で、噴出して公に出せ
ているのかもしれない。

自分自身のことに照らし合わせてみると、よくわかるような気がする。

私が今、自由に旅行を計画するとしたら

まずは、静かにのんびりと過ごせる場所がいい。いかにもの観光地では
なく、その地域の特色がはっきり出ている場所で、魚介類や新鮮野菜を
沢山食べたい。できれば露天風呂のある温泉旅館よりは、プールがある
広々した美しいホテルがいい。

これを、自己分析してみると…

普段、あちこち走り回っているので、静かにのんびりしたい。
新鮮な魚や野菜が食べたい。
今の我が家は、全て和室のレトロな一軒家。茶の間もちゃぶ台という和
の家で暮しているが、そろそろ広々とした間取りの便利で綺麗なマンシ
ョンがいい。温泉に入るより今はプールで心行くまで泳ぎたい。

確かに、私自身が日常で今望んでいることに見事に重なっている。


旅の計画を立てる、ということは、自分の今の欲求が見えるということ
なのかもしれない。



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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で今週の運勢を占ってみました。

2008年8月23日(土)〜8月30日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉
人の言葉に耳を傾けず、自分の我ばかりを張っているかもしれません。
今週あなたに必要なキーワードは、柔軟な心です。

〈2月生まれ〉
幸運が舞い降りてきそうです。今まで悩んでいたことの解決の目処も
つきそうです。幸せは、皆でわかちあってください。

〈3月生まれ〉
今まで気がつかなかった問題が、表面化して現れてきそうです。恐く
ても客観的に見て判断してね。

〈4月生まれ〉
穏やかで平穏な日々が過ごせそうです。でも、この平穏な日々に感謝
する心を失ったなら、大切なものが消えてしまうかもしれません。
いつも感謝の気持ちは持ち続けていてね。

〈5月生まれ〉
現実性をふまえた計画を立てましょう。夢や憧れだけで前に進むと、
やがて何処かで無理が生じてしまうかもしれませんよ。

〈6月生まれ〉
悶々としていたことに、一筋の光が差してきそうです。長い迷いから開
放されそうですよ。今週は満面の笑顔で過ごしてください。

〈7月生まれ〉
今週は縁の下の力持ちとして活躍しそうです。自分のためより誰かの為
に動いていたら、ラッキーなことが起るかもしれません。

〈8月生まれ〉
表面的な付き合いに疲れてきそうです。そろそろ社交辞令での付き合い
はやめる時期かもしれません。多くの知り合いより、一人の親友を大切
にしてね。

〈9月生まれ〉
積極的にあなたが動くよりも、人のまとめ役になっていたほうがいいか
もしれません。今週は人を結びつける役割に徹してみてください。

〈10月生まれ〉
安定感のある一週間となりそうです。また金銭的にも思わぬ収入があっ
たりと、嬉しいことが続きそう。皆とわかちあうことを忘れずにね。

〈11月生まれ〉
自信があることは素晴らしいことですが、自信過剰になっていると、大
切なことがわからなくなるかもしれません。今週は客観性を持ってくだ
さい。

〈12月生まれ〉
気付かないうちに、他人に対して少しずつ横柄になっているかもしれま
せん。周囲の人は口には出さず、去っていってしまう可能性もあります。
今週はあなたの傲慢さを取り除く努力をしてね。


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【3】◇◆日本を堪能する旅 スペシャル◆◇
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 TEN’sトラベルメンバーの為の旅企画

      ◎オフィスTEN十周年記念◎
   
     日本を堪能する旅 秋のスペシャル
                  
       『「義経と弁慶」ツアー』 

        京都・鞍馬と奈良・吉野
           そして
     東大寺での奉納大歌舞伎『勧進帳』鑑賞

   2008年10月14日(火)〜16日(木) 2泊3日

          48、500円(税込)
         座席確保数16名様限り 
         (京都駅集合・解散)

         *最低施行人員12名
         
         お申し込み・詳細は 
    http://www.office-ten.net/j/sp/top.htm

義経と弁慶。日本人なら誰もが知っているこの二人の物語。
牛若丸(義経)と弁慶が京都五条の橋の上で出会った話と共に有名なの
が、歌舞伎の十八番にもなっている、弁慶の『勧進帳』の話です。
その物語に最も縁の深い奈良・東大寺で十月、松本幸四郎さんが『勧進
帳』千回 奉納大歌舞伎を公演されることになりました。東大寺において
も、千三百年の歴史の中で歌舞伎の奉納が行われることは初めてという
ことで、公演を前にお坊様たちによる散華という法要も営まれます。

オフィスTENでは十周年記念として、既に入手困難となっている公演
チケットを確保し、日本を堪能する旅シリーズのスペシャル版『義経と
弁慶』というツアーを企画いたしました。
多くの日本人が愛して止まない義経と弁慶。その歴史の物語に登場する
古都の舞台や山々を改めてじっくりと歩きながら、世界遺産でもある東
大寺での歴史的な奉納大歌舞伎を鑑賞するという贅沢な内容です。

特に今回ご案内する京都の鞍馬山、奈良の吉野山は、共に義経の歴史に
は欠かせない場所であり、古来より霊山として多くの修行者たちの信仰
の山々でもありますが、オフィスTENにとっても縁の深い場所です。
通常のガイドブックでは紹介されていない場所にも是非、ご案内したい
と思います。他にも、五条大橋や清水寺など、義経や弁慶の足跡を辿り
ながら、歌舞伎で演じられる、心に響く物語を是非、お楽しみください。
本来でしたら、お一人でも多くの方をご案内したいところですが、歌舞
伎のチケットが既にほぼ完売状態ということで、事前に確保できました
限定16名様限りをこの旅にご案内したいと思います。

日本の歴史と信仰と芸術を物語のように体感するこの旅、是非、ご一緒
にいかがですか?

*座席数が埋まり次第、締め切ります。また万が一定員に満たない場合、
貸切バスは使用いたしませんので予めご了承ください。


■ツアー代金に含まれるもの
京都・奈良宿泊代 朝夕食代・ツアーガイド代・
松本幸四郎『勧進帳』千回 東大寺奉納大歌舞伎チケット代
3日目貸切バス代

■ツアー代金に含まれないもの
近距離移動交通費・昼食代・


■巡る場所は…

<京都・鞍馬山>
その歴史は、宝亀元年(770年)鑑真和上の高弟・鑑禎上人によって
毘沙門天を祀る草庵が作られたのが始まりとされています。義経は牛若
丸の名を遮那王と改め、七歳から十六歳までの十年間を過ごします。天
狗に剣術を習っていたとの伝説も勇名ですが、修行の為駆け回っていた
山道の途中には、義経にまつわる史跡などが数多く点在しています。奥
深い山道を抜け出ると、そこは貴船。義経も祈願に訪れた貴船神社でも
お参りいたします。鞍馬山は一日目に歩きます。

<京都・五条大橋・清水寺・六波羅蜜寺>
義経誕生の地や弁慶と義経が最初に出会った五條天神社や弁慶と牛若丸
のモニュメントもある現在の五条大橋や当時の五条大橋といわれる橋な
どを歩き、その後、二人の運命を決定した、清水寺へと向います。清水
寺には、今も弁慶が使ったといわれる鉄下駄や鉄の錫杖(しゃくじょう
)などが残っています。宿のすぐ近くには、平清盛の本拠地であった六
波羅蜜寺もあります。
二日目の午前中は、京都市内の史跡を辿ります。

<奈良・吉野山>
世界遺産にもなっている吉野山は、修験道の根本道場。その本山である
金峯山寺を中心に、数多くの社寺が点在します。義経や弁慶と共に静御
前にも縁の深い吉水神社や勝手神社、また奥千本近くにある金峯神社の
義経隠れ塔などを訪れます。義経と静御前の悲恋の物語の舞台でもあり、
修験の聖地でもある吉野を三日目じっくりと巡ります。


■『勧進帳』とは…
兄、頼朝に追われた義経一行は、弁慶を先頭に山伏姿になり奥州に向う。
しかし、加賀の安宅という関所で、富樫という関守に何者か訪ねられ、
弁慶は、機転をきかせて東大寺の勧進の僧だと偽る。弁慶は、持ってい
た巻物を勧進帳だと演技して朗々と読み上げる。一旦は許可が下りたも
のの、今度は荷物もちに疑いが。弁慶は「お前が義経に似ているからこ
うなるんだ」と金剛杖で
打ちのめす。そのようにしてまでも、君主を助けようとする弁慶の姿に
心を動かされた富樫は、
義経一行だと見破りつつ通す。という話です。

※ 東大寺 松本幸四郎奉納大歌舞伎『勧進帳』
     公演は2008年10月15日 19時開演 

 ツアーの詳細は http://www.office-ten.net/j/sp/top.htm

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【4】◇◆天と大地に感謝する旅◆◇
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          募集締め切りは8月30日です

 ■『アメリカの大自然とプエブロインディアン文化に触れる旅』■

     〜インディアンアートの街「サンタフェ」から
             平和の民「ホピ族の大地」まで〜

       2008年9月21日(日)〜27日(土)7日間
      詳細は http://www.office-ten.net/hopi/2008/9/t.htm
 

アメリカ大陸に2000年以上前から住居していたプエブロインディアン。
この旅は、プエブロインディアンの人々が暮らす町を訪ねながら
アートに込められた、平和への願いやメッセージ
そして、伝統的に受け継がれた
自然の叡智を存分に受け取っていきます。

アメリカの宝石とも呼ばれている美しい街並の「サンタフェ」…
世界文化遺産にも指定されている「タオス・プエブロ・マンション」…
アコマ族の天空都市「スカイシティ」…
平和の民が暮す「ホピ族の大地」…
神々が創った絶景「グランドキャニオン」…

青い空に映えるプエブロの日干し煉瓦の中で
今尚生きるアメリカインディアンの魂と
天地創造を感じさせる、圧倒的な、大自然。

この旅は、あなたの人生観を大きく変える旅になるかもしれません。



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【5】◆◇編集後記◆◇
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二十歳の次女が、初めての一人旅をしている。
昨日は、酷い土砂降りで電車が止まったらしく、当初の予定を余儀なく
変更することに。代替運転でようやく次の目的地へ到着したはいいが、
接続バスは既になく、しかたなく海岸を歩いていると、あるお寺が出て
きたらしい。そのお寺のお坊様と話をしているうちに「それならば」と
お坊様が色々と観光案内をしてくださったらしい。
また今日は、白神山地に向った。かの地に暮す私の友人が、急遽、午後
から休みをとってくれて、一面識も無かった私の娘の観光案内をしてく
れたらしい。なんと有難いことだろう。

娘よ。人の恩義を忘れないようにね。
                    aya