2008/07/25 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ☆★☆   TEN's magazine 第328号   ☆★☆      

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こんにちは、天川 彩です。

いや〜暑いですね。昨日は土用の丑の日でしたが、皆さんは鰻を食べま
したか?
土用の丑の日には鰻を食べる、という習慣は江戸時代からあるようです
が、日本中に広めたのは、江戸時代の発明家・平賀源内。
夏場、売れなくて困っていた鰻屋に相談された源内は、土用に鰻を食べ
ると、滋養がつき体に良い、と宣伝したらいいと提案し、鰻屋が「本日
土用の丑の日」と旗を掲げたところ、またたく間に広がっていったのだ
とか。
かくいう私は、昨日、近所のスーパーで鰻とニラメッコをして、あまり
に高いので、やっぱりやめた小市民です。

さて、怒涛のごとく、という表現がありますが、まさしくこの一週間は
大波がやって来たかのように西へ東へと大移動していました。
富士山の六合目山中にある胎内神社まで行った話しは先週書きましたが
3年ぶりとなった屋久島ツアーでは、ペイタのパンを苔森でゆっくり食
べたりと、いつもの屋久島タイムの時間もたっぷり過ごせましたが、新
たに素敵な人物との出会いもある旅でした。

その方は、屋久島の原始の森を守った人物の一人として、NHKの「プ
ロジェクトX」にも登場したことのある人物で、貴重なお話と共に、夜
皆を特別な場所まで案内してくださり、この上なく贅沢な屋久島の夜を
過ごすことができました。また、島を離れる日の朝、屋久島の山岳信仰
の神社にも連れて行っていただくなど、また新しい屋久島との関係が始
まりそうです。

屋久島から一旦、東京に戻った翌日には、今度は新幹線で関西へ向かい
夕刻には、奈良の天河神社に到着。
その日の夜は、仲良し音楽家、岡野弘幹さんの奉納演奏があったのです
が、改めて、生演奏をじっくり聴き、彼は天が「音楽」という才能を授
けた、音楽の天才なのだということを、改めて思いました。
しかし、天才は一夜にしてならず。一の才能と九十九の努力なのですよ
ね。私は凡才ですが、私としての精一杯の努力を重ねなければ…やっぱ
りいけないな、と強く感じた夜でした。

そして、六十年に一度のご開帳となる日輪大辨財天の扉が開かれた最終
日の朝、ようやくその御姿を拝むことができました。
大らかで優しく、ずっと微笑みかけられている御姿は、何事も静かに見
守ってくださってくださるように私には思えました。
更には、畏れ多くも最後の閉扉の神事の際、ご神殿で玉串を挙げさせて
いただくという、生涯忘れることがない機会もいただき、ただただ有難
く、神様の計らいや出会いに感謝の気持ちでいっぱいの時間でした。

わずか一週間という間に、富士山の胎内神社、屋久島の永田嶽神社、奈
良の天河神社と日本の古い神々に挨拶してきたことに、どんな意味があ
るのか、今の私にはわかりませんが、とにかく自分に与えられた仕事に
精進して取り組もうと思っています。

私の仕事は、人それぞれ異なった人生の幸せの「きっかけ」になるとこ
ろまでを、ご案内する仕事ではないかと思っています。
それが、今は、旅の企画であったり、講座であったりするわけです。

天河の七夕祭お手伝いワークも、富士登拝も、ホピの村も…
この夏、皆さんにご案内しているものは、きっと人生の根っこに深く刻
まれるような、凄い体験と時間が流れるものばかりです。
自分力講座も、参加されたお一人お一人に、大きな勇気と元気と自信に
繋がるような講座になることと思います。

どれも、来年も絶対に行いますとはいえないものばかりです。
どうぞ、今が「タイミング!」と思われた方は、是非、ご参加ください。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様================「笑顔の力」
2・TEN占い==========今週は「タロットカード」占い
3・天河太々神楽講=======「旧暦七夕・天の川に祈る」募集中
4・夏の集中講座=======「自分力講座」&「究極・恋愛講座」
5・日本を堪能する旅========「富士山頂までの登拝」募集中
6・天と大地に感謝する旅==========「HOPIツアー」
7・連載小説===============『雨弓のとき』 (49)
8・編集後記=====================ひとりごと
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
……………………………………………………………………………………

□ 「笑顔の力」


神戸に住んでいた頃、いつもニコニコとしている人がいた。いつ会って
も笑顔なので「どうして、そんなにいつも素敵な笑顔でいられるの?」
と聞いたことがある。

すると彼女は「だって、私は笑顔の星からやってきた、ニコニコ星人だ
から」といってケラケラ笑った。
なかなか会う機会も無くなってしまったが、今でも時折、あのニコニコ
した顔を思い出す。

人生の中で、辛いことや苦しいことも多々あるであろうに、微笑を絶や
さずに人と接することが出来る人は、それだけで尊敬する。

先日、天河神社で日輪大辨財天ご開帳にあたり頂いた冊子の中に、こん
な文章が掲載されていた。多分、宮司様が書かれたものだろうと思うの
だが、素晴らしい内容だったので、そのまま紹介させていただく。

.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. 
  
難しい書籍を読んで心を律し、心を磨こうとしても、こわばった顔つき
で悦びが顔に現れないなら、運命は好転しないといっても過言ではない
でしょう。少なくとも病気に対してはかたくなな顔は禁物です。
日輪大辨財天は、何時も何時までも微笑み続け、私たちを愛でて見守っ
ています。私たちも日輪大辨財天に倣って、にっこりと微笑む習慣を身
につけましょう。愛でることは世界中の人々の幸福につながることです。

国と国、人と人の心が一つになった時、生きとし生けるものたちは安心
で楽しく安定した本来の生活を営むことができます。とりわけ困難と思
われる障害の場も、一つの試練と捕らえ、にっこりと微笑むことができ
るならば、その難題は瞬時に消え去り素々の姿に戻ることができるので
す。 
.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. 

まさにその通りだと思う。
難しい人生論を語っていたり、様々な修行を重ねていると豪語している
人でも、難しい顔をして苦しそうな顔をしていては、なんだか幸せ薄そ
うで、魅力的には思えない。
反対に、おおらかな笑顔と、ユーモアのセンスを持ち合わせている人は
人生論の勉強やら哲学やら、心の修行などをしなくとも朗らかで魅力的
だ。例え、どんな状況になっても、きっと結果的には幸せに繋がる福の
神がついているような気がする。

心の硬さと柔らかさが、結局は顔つきというものに現れてくるのかもし
れない。

ただ、一番難しいのは、「いつも朗らかに微笑みを絶やさず」というこ
とだ。ほとんど誰でも、愉快で楽しいときには、自然と笑顔は出てくる
だろう。しかし、困難と思える時に、宮司様が書かれているように微笑
むことができるか、そこが問題だ。
私自身を振り返っても、笑顔はなかなか出てこない。

辛いときに、辛い顔が出てしまい、哀しいときに哀しい顔が出てしまう。
ある時、怒りながら顔を洗いに行き、鏡を見てギョッとした。本当に恐
い顔だった。

私はこれといった宗教に所属しているわけでもなく、人生の師匠を持つ
わけでも、特定の精神修行の勉強会に足繁く通う、ということもしない。
しかし、目に見えない大いなる存在だけは、確実に感じている。
ところが、自分が苦々しい心持で、それが顔に現れている時には、大い
なる存在の気配がスーッと消えていることはわかっていた。

そして、先日ようやく、腑に落ちる答えを見つけた。
それが、全ての人間にあてはまる、正しい答えなのかはわからないが、
少なくとも、私はなるほど、と思った。

少々堅苦しく、ユーモアにも欠けた話で申し訳ないのだが…

神道には、一霊四魂(いちれいしこん)という考え方があるそうだ。
人間の心は、天と直結している直霊(なおひ)というものと、四つの魂
で構成されているらしい。荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、
幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)。その四つの魂には、それぞ
れ異なった働きがあるという。

私は、心と魂は異なっているものだと認識していたが、魂は一つだと思
っていたので、驚いた。が、思えば神社の中にも、荒魂・和魂と別々に
祀られているところがある。伊勢神宮などは、その代表格かもしれない。
しかし、人間の中の魂も、そんなに分かれているとは、想像したことも
なかった。

話を進めるが、その荒魂は行動力である「勇」を、和魂は調和力である
「親」を、幸魂は育む力である「愛」を、奇魂は、分析力や観察力であ
る「智」を司っているのだという。
本来は、そんな単純ではなくもっともっと深い世界観のようだが、ここ
でその説明を深く掘り下げるのはやめよう。
要するに、その四つの魂は霊によって磨かれていくものだそうで、それ
が人間の得を積んでいくということに繋がるらしい。

しかし、私がここで書きたいことはそんなことではない。

「勇」「親」「愛」「智」が大切だということは、私を含め多くの人は
思っているに違いない。が、なぜ、笑顔が欠けるような、怒りや憎しみ
などの感情が湧き上がり、笑顔が消えてしまうか…。

それは、直霊は曲霊(まがひ)というものに変わる作用を持っているそ
うで、ふとしたきっかけで、曲霊にすり替わってしまうらしい。
天に通じる直霊が作動しなくなるので、曲霊は四つの魂それぞれに、相
反する作用をするよう命ずるらしい。荒魂は争魂に、和魂は悪魂へ。幸
魂は逆魂、そして奇魂は狂魂となるのだという。
なんとも恐ろしい話だ。しかし、よく考えてみると今の世の中で起こっ
ていること全てにあてはまる気もして、更に恐ろしくなった。

戦争や闘争は争魂、いじめや環境破壊は悪魂、モンスターペアレンツは
逆魂、そして無差別通り魔殺人は狂魂。

そして、最も恐ろしいことは、誰もが直霊から簡単に変化してしまうこ
とだと思った。鏡に映っていた、怒っていた時の私の恐ろしい顔は、ま
さに直霊から曲霊に変わっていたものだったのだ。

しかし、救いは、直霊の力は、省みる力そのものなのだそうで「あ〜悪
かったな」とか「間違っていたな」と反省することで、すぐさま曲霊は
直霊に戻り、再びそれぞれ四つの魂を正常に磨いていくのだという。
お釈迦様の教えに触れるということは、自分の常日頃の行いを反省する
為だと何かで読んだ気がする。

神官さんが、禊(みそぎ)をするのは、日々の中で、知らず知らずに積
もらせた罪穢れを祓う為だという。しかし、私たちは、普段の生活の中
でお釈迦様の話に触れたり、禊をすることは難しい。

だから、自分の中に芽生えた負の感情は、出来る限り早く反省し、常に
優しい微笑みを持って暮らしていくことが、何といっても重要な気がし
てきた。

素敵な笑顔の人は、人を幸せにしていく力があるのだと知った今、少し
でも努力して、微笑を絶やさない人に私はなりたい。


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽にお遊びとして楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で今週の運勢を占ってみました。

2008年7月26日(土)〜8月1日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉
虚しさから、衝動的な行動に走ろうとはしていませんか。今週は、虚し
さの原因をしっかりと考えてみてね。

〈2月生まれ〉
今までの苦労が報われるときです。素直に喜んで下さい。しかし同時に
新たな出発点でもありますよ。

〈3月生まれ〉
あなたの中で作りあげた枠にとらわれてはいませんか。今週は、柔軟な
心で過ごしてね。

〈4月生まれ〉
あなたが大切に思っていたものを失い、落ち込むかもしれません。でも、
本当に大切なものは失っていないはずですよ。しっかりよく見てみてく
ださいね。

〈5月生まれ〉
今週は、人の相談役として活躍しそうです。活発に意見を述べるよりた
だ耳を傾けることが必要かもしれませんね。

〈6月生まれ〉
精神的にゆとりを持った一週間となりそうです。対人関係もなごやかな
状態なので、多くの人と接してみましょう。

〈7月生まれ〉
その時々によって、意見をころころ変えてはいませんか。もしかすると、
周囲の人が疲れているかもしれません。今週は、責任をもった発言を心
がけてね。

〈8月生まれ〉
思うように事が運ばず、少しイライラするかもしれません。今週はまだ
時が満ちていないのだと割り切り、ゆったりとした気持ちで過ごしてね。

〈9月生まれ〉
今週は芸術面に意識が向きそうです。また、年長者の話にも耳を傾ける
と、新たな世界が広がるかもしれませんよ。


〈10月生まれ〉
ゆとりのある一週間となりそうです。ボランティア精神でなにかに向き
合ったり、人の為に力を発揮したりする事で活躍しそうですよ。

〈11月生まれ〉
今までの肩の荷が下りて、ほっとした気持ちになりそうです。また、再
チャレンジの時期も巡ってきているので、何かをやり直すなら今がチャ
ンスですよ。

〈12月生まれ〉
思いがけないニュースが飛び込んできそうです。今週は思いのまま、心
が喜ぶことを素直に選択してみてね。

……………………………………………………………………………………
【3】◆◇天河太々神楽講◆◇
……………………………………………………………………………………
   申し込み締め切りは、7月28日(月)までです。
    
   
     ●自分の根源と向き合う珠玉の時間● 

       人         
       ̄Y ̄*
         天河太々神楽講2008
          『天の川に祈る』☆
      万物の「いのち」尊ぶ・旧暦七夕祭 *

        2008年8月6日(水)〜8月8日(金)
           現地集合・現地解散

     ★奈良・天河神社七夕祭 お手伝いワーク
   http://www.office-ten.net/tatakagura/2007.htm

奈良県吉野の山里で、千三百年続いている天河神社。
自分自身の根源と触れるため、太古より遠路はるばる人々が訪れる聖地
で年に一度、旧暦七夕の日に行われている「七夕祭」。

ご神殿でのご神事…
仏式による万霊の御霊供養…
天の川に於いての灯篭流し…

幻想な美の世界と祈りの時間が、天河の七夕祭です。
この『天の川に祈る』と題したワークでは
神社でのお祭り準備から、ご神事の当日のお手伝い、そして翌日の
後片付けまでと、全てに関わらせていただきます。
年に一度の特別なワークですので、神社から白作務衣をお借りします。
神社に奉職されている方々のご指導のもと、お祭りに参列される方々を、
静かにお迎えしてください。

神社のお掃除や短冊の受付け
奉納される馬弓ご神事のお手伝い
そして、二千基にも及ぶ灯篭流しのお手伝い

それら全てに関わる時間が
参加されたお一人お一人の魂心再生に
きっと繋がることでしょう。

静かな祈りの時、是非ご一緒したしましょう。
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■平成20年8月6日(水)〜8月8日(金)
      (今年の旧暦七夕は8月7日(木)です。)
■参加費 36,000円
   2泊3日お食事つき 宿泊 神社正面『本家 柿坂』別館貸切

■現地集合(13:30)・現地解散(12:00)
お申し込み頂いた方には交通機関などの詳しい資料を送付いたします



『天河太々神楽講・天の川に祈る』によせて・・・

自然の中に神々があるというアニミズム的な考えは、私たちのはるか遠
く5千年以上も前の縄文時代の祖先たちから、脈々と続いてきました。
その生命観は、今も日本の神社の中で生きつづけていますが、中でも、
宗教という枠を越え、国や人種、性別、年齢、全ての枠をも越えて、
開かれているのが天河神社です。太古からの聖地として空海や世阿弥を
はじめ多くの先人たちが、自らを見つめる場として、また芸を奉納する
場として訪れています。

天河太々神楽講に講元として、皆さんをご案内する役目を賜ってから今
年で9年目を迎えます。講元とは指導者ではなく、人と大いなる根源と
のつなぎ役です。私は天川の名を名乗らせていただいているので、毎年
この七夕祭の折、感謝の意味も込めて講元をさせていただいております。

この「天の川に祈る」と題したワークは、御神事そのもののお手伝いを
ワークとし、お祭り前日の準備から社殿の掃除、御神事当日のお手伝い
そして翌日の片づけまで、神社の方々、地元の村の方々と共に過ごす、
大変貴重なものです。また、笹に結ぶ短冊に、「真」の祈りの言葉や願
いの言葉を連ねる為のワークショップも祭り前日に行います。

本年も天河における七夕祭りの御神事手伝いへ皆様をご案内しようと思
います。どうぞ、ご自身の根源と繋がりたいと思っていらっしゃる方、
どうぞお待ちいたしております。

                      講元 天川 彩

      
……………………………………………………………………………………
【4】◆◇夏の講座「自分力UP講座」&「究極・恋愛講座」 ◆◇
……………………………………………………………………………………
  
   ◇◆◇「自分力を高める」夏の1日集中講座 ◇◆◇
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
 
     夏の間に一皮向けて、新たな自分に出会おう!

     この講座は、自分への信頼や自信を取り戻し
    「自分力」をしっかり高める為のカリキュラムを
     夏の1日、集中して行います。

      *平日と週末の日程をご用意しました*
         各日とも定員15名

日 程 1・ 2008年8月21日(木)
    2・ 2008年8月23日(土)

時 間 10:30〜16:30 (昼休憩 1時間あり)

会 場 葛飾シンフォニーヒルズ別館 (京成・青砥駅下車)
     お申し込みの方に詳しい地図をお送りいたします

受講料 10、500円 テキスト代含む

講座内容 Step1 自分を見る
     Step2 心の扉を開く
     Step3 自分の魅力を知る
     Step4 自分を輝かせる

詳細・お申込み http://www.office-ten.net/com-kouza/power-up.htm



この世に「あなた」として生まれた、たった一度の人生です。

ぜひ素敵なあなたに出会ってください。


http://www.office-ten.net/com-kouza/power-up.htm
******************************
*8月24日の「大人の為の究極・恋愛講座」
(受講料10、500円)も合わせて受講される方は、2講座で
15、000円という大変お得な割引価格でご参加いただけます。

******************************



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    ◇◆◇『大人のための 究極・恋愛講座』 ◇◆◇
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  

 運命の人と巡り逢う方法 パートナーと生涯恋愛する方法
          伝授いたします

日  程 2008年8月24日(日)
時  間 10:30〜16:30 (昼休憩 1時間あり)
会  場 葛飾シンフォニーヒルズ別館 (京成・青砥駅下車)
     お申し込みの方に詳しい地図をお送りいたします
受講料 10、500円 テキスト代含む

講座内容 Step1 恋の言の葉拾い
     Step2 パートナーシップについて
     Step3 理想の相手・理想の自分
     Step4 セルフプロモーション術

申し込み http://www.office-ten.net/com-kouza/love.htm


運命の人…。
どこを探せば、何をしたら
出逢えるえるのでしょうか。
あなたが、もし、
本気でその人を探していたとしたなら
その人も、本気であなたを探しているはず。

だけど、生涯を通して
互いに愛し慈しみあえる人に
真剣に出逢いたいのなら…
ちょっぴり自分改革も必要なのです。

出逢った時から、この世を去るまで
ずっと、人生を共にする
唯一無二のパートナー。

結婚しても、お父さんとお母さんになっても
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
生涯、素敵な恋人同士で
あり続けてください。

素晴らしい恋愛は、
世の中の平和の糧になるのです。

http://www.office-ten.net/com-kouza/love.htm
******************************
*8月21日又は8月23日の「自分力を高める」夏の1日集中講座
(受講料10、500円)も合わせて受講される方は、2講座で
15、000円という大変お得な割引価格でご参加いただけます。

******************************


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【5】◆◇日本を堪能する旅◆◇
……………………………………………………………………………………
           好評募集中です!

  今年の夏、日本一の富士山頂へ 一緒に登ってみませんか?

        夏┃の┃富┃士┃山┃登┃拝┃!┃
         ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 
        〜吉田の火祭りと富士山頂への登拝〜 

    2008年8月26日(火)〜28日(木)
           2泊3日
  
       東京発着39、800円(税込)

  詳細は http://www.office-ten.net/j/fuji/tohai/2008top.htm


古来より霊峰として仰がれていた、富士山。
この夏、縁あって富士の御山頂まで登ることになりました。
ただし、一般的な富士登山のように
日本一の山を制するわけでも、
山頂でのご来光を目的とするものでも
自己との戦いの為でもありません。

霊峰・富士にいらっしゃる神々と自己とがしっかり向き合い、
心身共に清く元気になるための「富士登拝」です。

一歩一歩踏みしめ、要所要所でお参りをしながら
普通の富士登山のおよそ倍の時間をかけて
ゆっくり山頂を目指していきます。

せっかくの機会ですので、かつて昔の人々がしていたように、
白い行衣に金剛杖という出で立ちで向かいましょう。
金剛杖には、途中途中で、昔ながらの焼き印を押してもらいます。

富士を仰ぎ、富士に登り、富士を感じる。
きっと生涯の宝物となるであろう体験
一緒にいかがですか?


*登拝前日には、奇祭・吉田の火祭りや富士歴史民俗博物館へ参ります。

「TEN'Sトラベルメンバーのための旅企画」

行程や登拝についてなど、詳しくはHPをご覧ください。
とても綺麗なページですヨ。
http://www.office-ten.net/j/fuji/tohai/2008top.htm


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【6】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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 −平和の民・ホピの大地が今、あなたを呼んでいませんか?ー
  
ホピの大地に導かれるように向う人たちは、皆、平和の民の仲間です。
生涯の友に、きっと旅を通じて出会えると思います。


           
      ●天と大地に感謝する旅 スペシャル!●
 
 『平和の民・HOPI族の大地とアメリカの大自然を訪ねる旅』

    2008年9月21日(日)〜9月27日(土) 7日間
    
      ツアー代金 288、000円(税込み)
   <空港諸税は後日・別途お支払いとなります>
     
         募集人員  20名
         最低施行人員 8名
     
          
    詳細 http://www.office-ten.net/hopi/2008/9/t.htm


アリゾナの砂漠の地に聳え立つ大地。
そこに、平和の民・ホピ族の人々が静かに暮らしています。
この旅では、「ホピ族の大地」を訪ね
ナバホ族の居留地でもある
「モニュメントバレー」や
西部開拓時代の名残を感じさせる「セドナ」、
ホピ族の大切な聖地でもある
「グランドキャニオン」なども巡っていきます。

そして旅の最終日は、「ハリウッド」へ一気に移動。

太古からの風と、最先端の風。
世界の「今」を肌で受け取ってください。

きっと、生涯忘れられない旅となることでしょう。


■ツアー代金に含まれるもの

成田⇔ロサンゼルス ロサンゼルス→フェニックス 航空運賃
アメリカ横断鉄道アムトラック夜行列車運賃(コーチシート)
アメリカ大陸 移動中の車(バス)チャーター代
モニュメントバレー・ジープツアープログラム参加代
ホテル宿泊代 
(宿泊予定地:セドナ1泊 ホピ族居留地又は近郊2泊
 ハリウッド1泊)
自由行動日以外の全朝夕食代
 
■ツアー代金に含まれないもの
成田空港旅客施設使用料 空港税 航空保険料 米国出入国税
昼食代 自由行動日の交通費及び食事代

■TEN’sトラベルメンバーの為の旅企画
企画 オフィスTEN
手配 ワールドエキスプレス大阪
 株)ワールドエキスプレス 兵庫県知事登録旅行業第2-250

ツアーの詳しい行程は
http://www.office-ten.net/hopi/2008/9/t.htm


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【7】◆◇連載小説◆◇
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 <今までのあらすじ>
両親の不仲が原因で自分は不幸だと思い続けてきた祥子。しかしアルバ
イト先で知り合ったアパレルメーカー勤務の良一と付き合いだしてから
少しずつ考え方が変わってくる。大学卒業後は、マスコミ就職の希望を
持っていたが、妊娠していることがわかり、急遽良一と結婚することに。
娘の真由子を産んでから、幸せいっぱいの祥子だったのだが、良一の長
期出張が決まり、再び心が揺れ出して…。


『雨弓のとき』 (49)                天川 彩


良一からは、毎晩必ず定期的に電話がかかってきていた。
祥子はその電話だけが楽しみだった。慣れない育児も離れている寂しさ
も、電話で良一と話せることだけを励みに、どうにか一日一日乗り越え
ているようなものだった。

冷蔵庫の横に張ってあるカレンダーには、クリスマスイブとクリスマス
の二日間、大きく赤い花丸がついていた。それは、良一が出張前に「こ
の時は、一緒に過ごそうね」と付けて行ったものだった。祥子は、日中
寂しくなるたびに、そのカレンダーを触っては、気持ちをどうにか鎮め
ていた。

クリスマスまで、後、一週間と迫ったある日。毎晩、ほぼ定時にかかっ
てきていた電話が鳴らなかった。祥子の方から何度電話をかけても「電
波が…」と無情なアナウンス声が流れるだけだ。祥子は妙な胸騒ぎが
した。ようやく良一の声が聞けたのは、夜中の二時過ぎになってからだ
った。

「ごめん。何度も電話かけてくれていたんだね」
「どうしたの?心配したんだから」
「ごめん…。いや、それが外注先が急にいろいろトラブル出してしまっ
て、その修正に走り回ったり、新たな提出書類を書いたりで、まだ今も
仕事中なんだ。気がついたらこんな時間になっていて。電話見たら着信
歴が何度も残っていたしさ。ビルの地下にずっといたから、気がつかな
くてごめんね。でもさ、無性に祥子の声が聞きたいと思って。もう寝て
いるかな、と思ったんだけど」
「ううん。心配だったから、ずっと起きていたのよ」
「悪かったね。真由子は?」
「さっき一度起きたけど、今は寝ているわよ。だけど、今日は大変だっ
たのね。お疲れ様」
「いや…。実は今日だけじゃなく、しばらく、こんな状態が続きそうな
んだ。で…クリスマスなんだけど、このままじゃ、新規開店に間に合い
そうにない感じになっちゃって。ちょっと来週、東京に帰るの無理みた
いなんだ。どうにかしようと頑張ってみたんだけどさ」
「…」
「そのかわり、正月には絶対休みとって帰るからさ。第一、正月は業者
も全て休みだし」
祥子は、頭が真っ白になった。二人が初めて結ばれたのは、一年前のク
リスマス。その日は二人にとって、大切な記念日でもあるのだ。祥子は
その日を迎える為に、着々と準備し、良一も、かなり前から航空券を用
意していたというのに。
「…」
「もしもし?」
「…」
「おい、祥子。聞えてる?」
「…」
「仕事なんだし、怒らないでわかってくれよ。どうにか出来ないかと、
頑張ってみたんだしさ」
「…。そうだ。なら、私が真由子と一緒に札幌に行く」
「でも、真由子まだ首も据わっていないんだろ。こっちは寒いしさ」
「大丈夫。絶対大丈夫だから、私、そっちに行く」
「でも、本当に大丈夫かな。真由子」
「大丈夫だって」
「そうか。それなら明日、直に航空券手配して、何処かホテルも取って
親子三人、この札幌でクルスマスを過ごすか。さすがに、このウィーク
リーマンションじゃ、祥子も真由子も寝かせる場所もないしさ」
「うん!」

祥子は、良一がいる札幌へ行けると思っただけで、舞い上がるような弾
む気持ちになっていた。

                       つづく…

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【8】◆◇編集後記◆◇
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人形作家として動き始めた友人が、ある賞に入選し、銀座での新人展に
参加していたので行ってきました。本当は昨日までの展示のはずでした
が、彼女の作品は、和装の人形だった為、今日から31日まで行われて
いる「辻村ジュサブローと時代の和人形展」と題されたアンコール展に
引き続き登場することに。なんと、世界の辻村ジュサブローと並んで、
人々に見てもらえるという、凄いことになりました。
彼女の作品は「沙羅」と「双樹」というとても綺麗なお人形達です。
お時間ある方は、是非足を運んでみてください。
http://www.angel-dolls.com/event/2008/07jyusaburo/main.html
http://www.angel-dolls.com/index.html
                  aya