2007/09/14━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine 第285号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは、天川 彩です。

今週は驚くニュースが飛び込んできましたね。
首相辞任は、なんともセンセーショナルでしたが、今の日本をどこか象
徴しているかのように感じます。
表面的な見栄えや体裁ばかりを意識し過ぎて、骨格そのものが弱いとい
うか…。一国の代表ならば、強烈なカリスマ性や適切な判断力を持って
頼れる存在であって欲しいです。

さて、先週メルマガで募集をはじめました「新潟・魚沼 コシヒカリツ
アー」ですが雨の場合はどうなりますか?とのご質問をいただきました。
前回のお知らせでは触れておりませんでしたが、雨天の場合も、カッパ
を着て稲刈りできるそうです♪(天然乾燥だから、当然できるそうです。
機会乾燥のお米は、雨の日は刈れないそうですよ)
ま、その時の状況によっては、稲刈りせず美味し〜お米だけ食べて、コ
シヒカリのお話聞いて、後はゆっく〜り温泉に浸かって…なーんてこと
になるかもしれませんが。ま、全ての状況を楽しむ精神で、お天道様に
お任せして、是非是非、皆様のご参加お待ちしております♪

それから、ただいまTENオリジナルのエコバッグを制作中です。
こちらは定番商品として、今後も継続的に販売していきたいと思ってい
ますが、プリントした袋ではなく、TENらしく一点一点手描きしたア
ートバッグ。数種類の可愛いデザインの中から裏も表もお好きなものを
を選んでいただき、名前まで入ってしまう、世界にたった一つのこだわ
りエコバッグです。
現在、試行錯誤に制作中ですので、楽しみにお待ちくださいネ。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様=============「残すべきもの」
2・TEN占い==========今週は「タロットカード」占い
3・日本を堪能する旅=「新潟・魚沼 コシヒカリツアー」募集中!
4・連載===================雨弓のとき」26
5・編集後記====================ひとりごと
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
……………………………………………………………………………………
  □「残すべきもの」

私の自宅は、上野の森の東京藝術大学から、徒歩五分のところにある。
先週末、その藝大で大学祭があった。若き未来のアーティストたちは、
みな溢れんばかりの情熱を爆発させていて、何処に行ってもエキサイテ
ィングで面白かった。特に興味深かったのは、音楽校舎で触れたあらゆ
るジャンルの音楽だった。さすがに日本の最高峰の芸術家たちを育成す
る大学だと、感心することしきりだった。

その二日後、知人からメールが届いた。なんとタイムリーに藝大の音楽
学部の学生さんからのお願いが貼り付けられていた。

皆さんは、小泉文夫という人物をご存知だろうか。
恥ずかしながら、私はそのメールで初めて知った人物だったのだがメー
ルには、東京藝術大学の中にある、小泉文夫記念資料室が、経済的な問
題で存続の危機にあるから、反対の署名をして欲しいと書かれていた。

最初は、その文章を読んでも、今の時代いろいろなところで大切な場所
が取り壊されたり閉鎖になり、当事者の人々は大変なんだろうな…とい
う程度のものだった。
しかし、やはり気になり、改めて小泉文夫を調べてみると、とてつもな
い偉業を成した人物だとわかった。欧米の音楽ばかりがもてはやされて
いた、かつての日本において、日本国内の民謡やわらべうたの独自性や
重要性を見出し、同時に世界各地の民族音楽の素晴らしさや魅力を、精
力的に紹介し続けた人だったのだ。56歳という若さでこの世を去った後、
彼が生涯掛けて集めてきた各地の楽器や資料等が記念資料室に収容され
数多くの音楽学生達が、そこで貴重な楽器や資料を自由にさわり学んで
きたところなのだという。

私は小泉文夫の年譜を見て、腰を抜かすほど驚いた。
とても一人の人間の業績とは思えない。神業に近い仕事の数だ。
http://www.geidai.ac.jp/labs/koizumi/nenpu/index.html
その小泉文夫の偉業は、もう誰も真似をすることはできないかもしれな
い。ある意味で人類の遺産のような膨大な、よく集められよく整理され
た資料室の中身を、バラバラにしてしまうのは、愚の骨頂だと思った。
なぜ芸術の最高峰の学府である東京藝大の人々が、その価値を理解でき
ないのか不思議でならない。

残すべきものは、そのとき多少の経済的負担がかかったにせよ、残さな
ければならない。逆に、不必要なものを抱えすぎてもいけない。
その判断は、客観性を持ってある程度、俯瞰して長いスパンで物事をみ
ないと、見えてこないかもしれない。

最後に、その送られてきたメール全文をここに貼り付けようと思う。
どうされるかは、皆さんの判断に委ねたい。

ちなみに、私は趣旨に賛同したので、署名メールを送った。


ーーーー以下メールに届いた本文ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご署名の依頼

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原尚   fuzznao@gmail.com


目下、東京芸術大学は小泉文夫記念資料室(以下、小泉資料室)の管理
体制を経済的な理由から変更しようとしています。そして、小泉文夫が
収集した資料が分散されようとしています。
これらの変更の話は以前から耳に入っており、来月に小泉資料室の運営
について意思表示する為に音楽イベントを行うことを計画していました
が、来週(2007年9月17日からの週)に、今後の方向性を決定す
る会議が行われるという情報が突然入りました。

そこで以下の文章をできるだけ多くの方にメールで回すことに致しまし
た。世の中での小泉資料室への関心を高め、こうした改悪をやめさせる
べく、皆様の意思表示やお力添えを頂けますよう、よろしくお願い致し
ます。さらに、お知り合いへ回覧して頂けると幸いです。

この度は時間が限られているため、メールを活用しての署名活動を行い
ます。ご賛同頂ける方は下記のメールアドレスまでご意見をお寄せ頂き
たく存じます。その際はタイトルを「Re; 小泉文夫の資料が散逸
の危機にあります。御力添えをお願い致します。 」とし、本文
の最初に「小泉文夫の資料の分散と助手の常駐の廃止に反対。小泉文夫
の資料の一括管理と助手の常駐に賛成。」として頂き、ご意見とお名前

をお寄せ頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原 尚  fuzznao@gmail.com


一学生の僕にはなかなか現状把握は難しいのですが、確認ができている
範囲の事と、利用している学生の立場から感じた事を以下にまとめます。

「ひとつ、小泉文夫の蔵書を学内の他の蔵書と混ぜてしまう」

小泉資料室は音楽研究センターという組織の管理下にあります。そし
て、この度の変更によっては、この音楽研究センターの蔵書と一緒に小
泉文夫の蔵書をアイウエオ順などで並べて、混ぜてしまうことになりそ
うです。小泉文夫が残した資料をせっかく一堂に集めてあるものを、わ
ざわざ散り散りにしてしまうのは愚の骨頂です。小泉資料室には1万8
千点の書籍、写真、ノート、等と1万9千点のレコード、テープ、
DAT、等の資料があります。(※1)パンフレットやチラシには小泉文
夫のメモ書き等も数多く残されています。管理が変わることによってこ
れらの資料は散逸し、五十年後には神田の古書市で発見されたりするの
でしょうか?
そして、小泉資料室には700点を越える世界のあらゆる地域の楽器が
あります。これらの楽器は、ただ現地で買い付けた物ではなく、小泉文
夫が世界各地の音楽家達と交流し一緒に吟味したり薦められる等して入
手した、最高級の楽器ばかりです。これまではその膨大な展示楽器の隣
に書架が有ったので、楽器を手に取り、蔵書を閲覧し、さらに音源を試
聴するといった、五感を総動員する活発な勉強ができました。しかし、
蔵書が移動してしまえば、こうした旺盛な学習は全くできなくなります。
また、私事になりますが、これまでの小泉資料室では、まず壁全体を覆
い尽くす楽器群に息をのみ、隣のビル群のように膨大な蔵書に腰を抜か
しました。そして小泉文夫の好奇心と行動力とエネルギーに鼓舞された
ものです。また、小泉資料室から本を借りる時は学校の図書館ではな
く、小泉文夫自身から本を借りるような愉快さもありました。蔵書が無
くなれば、これらの体験は無くなります。


「ひとつ、世界各地の音楽を専門とする助手の常駐がなくなる」
これまで小泉資料室の開室時間には助手が常駐されていました。助手は
理解ある寛大な態度で、しかし楽器の為に鋭いまなざしで、小泉資料室
を見守っていました。管理体制の変更後はこれらの助手の常駐も無くな
るようです。言うまでもなく専門家の常駐は非常に有効で、これまでは
疑問を持ったその場で質問しすぐに回答やアドバイスを頂くことができ
ました。それだけでなく、助手がいなくなる→施錠が必要になる→自由
な出入りができなくなる→楽器に触れられなくなる、こうした図式も十
分あり得ます。これは多くの学生の希望に反しているだけでなく小泉文
夫自身の言葉にも反していると思われます。(※2)


繰り返しになりますが、ご意見を下記のメールアドレスへ頂けると幸い
です。よろしくお願い致します。
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原尚   fuzznao@gmail.com


※1 図書   日本語 約3,600冊 
        外国語 約1,800冊
   楽譜   670冊
   雑誌   日本語 約430種  外国語 約50種
   楽器   約700点
   録音テープ  2,320点 
   映像資料   80点
   レコード   3,377点(国内盤 2,517点
  国外盤 860点)
   スライド   約13,000点 
   プリント写真・絵はがき10,000点以上
   民族衣装   58点
   その他フィールドノートなど研究資料  1,600ファ
                        イル以上
   (2006年4月現在)

※2 「…民族楽器が、僕の家には約千点ぐらいあるんだけど、どれに
もいろいろな思い出があるんです。それらは学生が遊びに来た時、いつ
でも使えるようにしてあるんです。」小泉文夫著作選集2『呼吸する民
族音楽』より

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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週も[タロットカード]で1週間の運勢を占ってみました。

2007年9月15日(土)〜9月21日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉
新たな出会いにより、新たな人間関係が始まりそうです。今後に繋がる
いい関係に発展しそうです。パートナーがいない人には恋の予感も。

〈2月生まれ〉
常識路線ばかりで考えていると、せっかくのチャンスも逃してしまうか
もしれません。今週は柔軟になって考えてね。

〈3月生まれ〉
まわりに気が付いて欲しければ、じっとしていないで、自ら声を掛けて
みてね。積極性を忘れないで。

〈4月生まれ〉
あなた自身への信頼感がゆらいではいませんか?自分を信じない限り他
人を信じることができないはずです。まずは自分を信じて進んでくださ
い。

〈5月生まれ〉
様々なバランスが崩れ、精神が不安定な状態に陥りやすいかもしれませ
ん。今週はストレッチなどをして、体も動かしてみましょう。

〈6月生まれ〉
何かにつけて、力が入りにくい一週間です。今週は大きな決断は避けた
方がよさそうです。思い切ってゆっくり休む時期にしてみてはどうです
か?

〈7月生まれ〉
何をしても長続きせず、イライラしてしまうかもしれません。それはあ
なたの頭の中が、あなた自身のことでいっぱいになっているからかもし
れません。今週は、気分転換できるような場所へ出かけてみましょう。

〈8月生まれ〉
なかなか、あなたの思い通りには、進まないかもしれませんが、逆にア
クシデントの中にヒントがあるかもしれません。

〈9月生まれ〉
ずっと一つのことばかりに向き合い過ぎてはいませんか?他にもやるこ
とが山ほどあるはずです。たまには、まわりを見渡してみてください。

〈10月生まれ〉
幸せの真っ只中。周りの人々からも温かな愛情を注いでもらえそうです。
あなた自身からも、まわりに愛を配ることを忘れないで。

〈11月生まれ〉
ものごとに一貫性がなく、すぐ意見をコロコロと変えてはいませんか?
そのままでは信頼を失ってしまいます。コレと思ったら貫いてみましょ
う。

〈12月生まれ〉
あらたな縁の始まりがありそう。今週は積極的にあなたから話しかけた
りしてみてください。今週の、あなたには幸運の女神が微笑んでくれて
いますよ。

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【3】◆◇日本を堪能する旅◆◇
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mixiのオフィスTENコミュニティに、スタッフのキョウちゃんが
紹介してくれた文章が、とってもいいのです。なので、今週はそのまま
掲載します。
    

      『新潟・魚沼 コシヒカリツアー』
 〜日本一のお米の稲刈り体験と、文豪が愛した温泉宿〜

     2007年9月29日(土)〜30日(日)
           一泊二日 
          29、800円(税込)
           東京発着料金
           募集人数15名 
      http://www.office-ten.net/ine.htm
 

  さて!
 
  収穫の秋!味覚の秋!

  梨にブドウに、おいしい季節がめぐってきましたね。
  そんなうれしい実りの秋でも 、日本人にとって食の王様は
  なんといっても やっぱりお米!

  『日本一美味しいお米を、
  一番美味しいときに、美味しく食べたい!』

  そう思っていた食いしん坊のオフィスTEN代表 天川 彩。
 
  縁はやっぱり繋がるもので・・・
  お見事!!
  
  そんな一途な思いと、ご縁から生まれた緊急企画!
  オフィスTENとっておきの「日本を堪能する旅 其の七」は
  その名も「新潟・魚沼コシヒカリツアー」

  黄金に輝く田で、日本一おいしいと
  認定されたお米の稲を刈り、たきたての
  新米ごはんでお腹をみたし、越後湯沢の
  川端康成ゆかりの温泉宿で、心も満たす

  食欲の秋、芸術の秋、と心も体も
  大満足の、とてもおいしいツアーです。

  1泊2日、土日で日取りもよく、なにより、これだけ贅沢に
  すごして この価格。
  
  素敵すぎます。

  社長はじめ最高に心意気がよい
  農園の方たちが魂こめて、大切に育てた
  お米は、天下一品!

  土に触れ、汗を流し、米を食す。
  
  詳しくはHPをご覧くださいませ。

  みなさまと一緒に光る汗をかける日を楽しみにしております!
 
      ◆◇『新潟・魚沼コシヒカリツアー』◇◆
       2007年9月29日(土)〜9月30日(日)
       http://www.office-ten.net/ine.htm


*まるでトラさんの口上を聴いているような感覚!思わず、参加します
と私が言いそうになってしまいました。。。と、いうわけで、みなさま
のご参加、心よりお待ち申し上げております。 aya

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【4】◆◇連載小説◆◇
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<今までのあらすじ>

高原祥子は、恋人の良一と年末年始、互いに親孝行をしようと約束をす
る。母親のことを嫌っていた祥子だったが、父が末期癌であることを知
り、やっと長年凍りついていた心のわだかまりがとけあう時間を過ごす。
通常の生活が戻ってきて、大学の友人、明日香と久しぶりに会った時、
これから就職に向けて、本気で考えた方がいいと言われるのだが…


『雨弓のとき』 (26)                天川 彩

バイトを終えて、家に戻った祥子は、しばらくぼんやり考えていた。
明日香に就職のことを言われ、改めて現実に引き戻されたような気分だ
った。良一と出会ってから、様々なことが急激に変わったことは現実だ
が、これから二年もしないうちに自分も社会人になる。
良一のことは好きだが、まだ自分は、全く確立できていない。明日香が
いうように、恋はほどほどにした方がいいのだろうか…。
そんなことを思っているとき、良一から電話がかかってきた。

「今週のお休み、たまにはデートしようか」
「うん!行く行く」
祥子は、良一の誘いに、二つ返事で答えている自分がなんとも可笑しか
った。電話を切った後、恋も勉強も頑張るぞ、と気合を入れて、久しぶ
りに大学の勉強をし始めた。

週末、最初に向ったのは、二人が最初に出会った青山の小さなレストラ
ンだった。祥子たちはあの日と同じサイコロステーキを注文してみた。

「なんだか、数ヶ月前のことなのに随分昔のような気がする」
「確かにそうだね」
「あの日の部長さん、お元気?」
「元気だよ。そうだ、今日部長が言っていたんだけど、あの三浦朋美っ
ていったかな…。あの子、うちの会社に正式に入るらしいよ」
「やっぱり…」
祥子は、恐れていたことになったと思った。あの朋美だけには、良一に
再会してもらいたくなかった。しかし、現実を変えることなど出来ない。
「ふ〜ん。そうなんだ…へぇ〜。なんか凄いね…執念ってやつかな…」
祥子がブツブツ言っている時に、サイコロステーキが運ばれてきてきた。

「さぁ、熱いうちに食べようよ」
「うん。だけどさ…」
「何?どうしたの?」
「トモミに気をつけてね」
「えっ?」
「だから、トモミには気をつけて」
「どうして?」
「どうしてって…なんとなく好きじゃなくて」
「それは、前からなんとなく感じていたけれど、君と巡りあわせてくれ
たのも彼女だし。僕はちょっぴり感謝しているんだ」
「まぁ、そういわれたらそうなんだけど…」
「あれ?ヤキモチやいている?」
「違うって」
「ほら、冷めちゃうから食おうよ」
「そうね。でも…」
「まだ、何かある?」
祥子はかぶりを振った。これといって何というわけではない。ただ三浦
朋美が良一のそばに来ることが、なんだか不安なだけだった。

食事を終えて、二人は近くのファッションビルに入った。
そのビルの中にも、良一の会社が経営するショップが入っていた。イニ
シュモアの見慣れたロゴが、ガラス一面に大きく描かれている。
お洒落なお姉様たちが、店内で商品を吟味している姿に、祥子は少し気
後れしていた。

「こっちにおいでよ。これ、あててみて」
良一がショーケースに入っている薄手のオレンジ色のセーターを取り出
し、手に持っていた。
「えっ?」
「いや、これ新作なんだけど、君に似合うんじゃないかと思って。今日
はさ…君に何かプレゼントしたいなって思っているんだ」
  
                                
                            つづく…

……………………………………………………………………………………
【5】◆◇編集後記◆◇
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今朝、ニュースで、業者が住宅開拓しようとしていた雑木林が住民の強
い要望により残されることになったと伝えていた。通称「トトロの森」
と呼ばれ、宮崎監督が『となりのトトロ』を制作する折に、ヒントを得
た場所のひとつだそう。監督始め住民の宅地開拓反対運動が実り、業者
が撤退したそうだ。
次世代の為に、残さなければならないものは、みんなで力を合わせて残
しておきたい。
                    aya
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