2007/07/06━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine  第275号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは。天川 彩です。

毎週金曜日は、メルマガの日なので、今日も朝から書いていたのですが
PCが疲れてきたのが、調子が悪くなり、慌てて上書き保存をしたら、
あらま…全てのデータが消えていました。

コラムも書いていたのですが。。。

夜の8時になって、改めて仕切りなおし。
でも、ため息をついていても仕方がないので、新たに書き直しです。

きっとこの新たにお届けする情報の方が、皆さんにとっても私にとって
も、必要なんでしょうね。きっと。

ということで、コラムも新たな題材で書くことにします。

そうそう。伊勢ツアーですがキャンセルが1名でました。参加しようと思

っていたのに、あっという間に締め切りになっていたと悔やまれていた
方、朗報です!追加で1名募集します。ただし、女性部屋の方でしたので

今回は女性の方に限らせていただきます。男性の方、ごめんなさい。
http://www.office-ten.net/j/ise/2007t.htm

さて、来週はホピとナバホの村から直接持ち帰ったグッズをTEN’s
ショップで一挙発売しますよ!以前大好評で直に売り切れた、ナバホの
おばあちゃん魔よけ手作りアクセサリーをはじめ、神々から守られ家族
を守ると信じられてている羊毛のマンデラ、また極一部の人には、凄く
価値があるであろうメディスンマンセット(メディスンマンブック&ド
リームキャッチャー&スイートグラス)も用意しました。また、私が長
年愛用しているホピのオリジナルデザインTシャツも仕入れてきました
よ。手作り品は全て一点ものですし、他のものも数がかなり限られてい
ます。

こちらの情報は、来週のメルマガで第一報をお届けした後、HP内のT
EN’sショップでご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

明日は、1年ぶりの七夕童話詩ライブです!
セレクトした童話詩は、少しホピのところで感じたことを織り込んだ内
容にしました。ライブ終了後、ホピのセレモニーでいただいてきたお菓
子を少しですが皆さんと分かちあいたいと思っています。会場はまった
りとした和の空間で、ほっと寛げると思いますよ。よろしければ是非お
越しください♪

そして明後日は、大人の為の究極・恋愛講座です。東京でのこの講座は
今回を持ちまして、しばらくお休みいたします。シャイで迷っていた方
是非、この機会にお越しください。
開催日直前の為、申し込みは 電話090−8517−4576 へ

……………………………………………………………………………………
◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
……………………………………………………………………………………
1・コラム・風の文様===「幸福な人生」
2・TEN占い======今週は「タロットカード」占い
3・七夕特別企画=====「七夕童話詩ライブ」
4・ただいま募集中====「大人の為の究極・恋愛講座」7月
5・連載小説=======「雨弓のとき」19
6・編集後記=======ひとりごと
……………………………………………………………………………………
【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
……………………………………………………………………………………

■「幸福な人生」

私は、なんとも幸せものだ。

もし、生まれる時代が、国や民族が異なっていたなら、私のような考え
の人間は、生きていくのが辛かったかもしれない。
幸運にも、今、この時代に、この国で生まれ育っている。信頼できる人
々に囲まれ、雨露しのげる暮らしに空腹の辛さもない。何より家庭でも
会社でも笑いの絶えない毎日を送ることができている。これ以上の幸せ
は、ないのではないかと思う。

私の人生、思えばラッキーの連続だ。
皇族や、高貴な家柄に生まれたわけではないので、子どもの頃から自由
奔放に育った。家が裕福だったわけではなかったので、欲しい物を簡単
に買い与えてもらえなかったお陰で、些細なものでも、自分用に新たに
買ってもらえた時などは、至福の喜びを味わうことができた。
勉強がさほど出来なくとも、成績のいい兄がいたお陰で、親の期待は一
点して兄に注がれており、私には過度な期待をかけられずに済んだし、
美女に生まれなかったお陰で、ストーカーに悩むこともなくてよかった。

阪神大震災で、突然の大災害というものを体験し、人間が「生きる」と
いうことと「生活する」こととは違うのだと身を持って知ることができ
た。サバイバル能力を鍛えられたことも、ラッキーだ。今後何が起こっ
ても動じない精神も得たように思う。

癌になったことは、自分の体を見つめなおす良いきっかけになった。そ
の上、やや疲れ気味だった体調も、手術入院という大義名分のお陰で大
きな顔をして休憩をして、すっかり元気になった。

そして…生涯のパートナーと思える夫と巡りあえたのも、紆余曲折あっ
たからこそだ。

他者からみると、不幸そうに見えたり苦労や困難に思えることがある。
いや、自分でそう思いこんでいる人も多い。
「私の人生、いいことが一つもない」とか「苦労ばかりの人生」などと
言っていては、本当にいつまでも幸せはやってこない。
人生のアクシデントは幸福感をあじわうための、重要なエッセンスなの
ではないかと私は思う。ただエッセンスそのものは、確かに少しキツイ。
しかし、それがあってこその、味わい深い人生になるようにも思える。
嫌だ嫌だと思っていては、味わい深い人生ではなく、苦い人生になって
しまう。

いつの日にか、誰しも死の時を迎える。
死は決して恐怖ではない。今生の卒業式であり、天国へ向かう旅立ちの
時だ。今生の人生を卒業してよい、と神様から認められる日、と言い換
えてもいいかもしれない。

だから、精一杯生きて、神様からお迎えがきたら喜んであちらに旅立と
うと思っている。

生きて幸せ、死んで幸せ。

私の人生に、不幸や苦労という文字はない。


……………………………………………………………………………………
【2】◇◆TEN占い◆◇
……………………………………………………………………………………
所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週も[タロットカード]で1週間の運勢を占ってみました。

2007年7月7日(土)〜7月13日(金)あなたの運勢

〈1月生まれ〉
目先の計算に走ってはいませんか。本来の目的が何だったのか、しっか
り考えながら動いてね。

〈2月生まれ〉
頑固になってしまいそうです。今週は周りの人の意見に耳を傾ける努力
を。

〈3月生まれ〉
些細なことで落ち込み、絶望感に浸るかもしれませんが、思いこみによ
るものかもしれません。冷静に判断してね。

〈4月生まれ〉
事がなかなか前に進まず、イライラするかもしれません。ただ、今は待
つ時期であることを覚えておいてね。

〈5月生まれ〉
プレッシャーが重すぎて、疲れが出てしまいそう。手に余るようだった
ら、他の人にお願いしてみるのも手ですよ。

〈6月生まれ〉
何かに集中しすぎて、全体のバランスを見失っているかもしれません。
何事もバランス感覚が大切ですよ。

〈7月生まれ〉
人とのコミュニケーションに悩んでいるとしたら、あなた自身の態度に
あるかもしれません。今週は、自分を見つめ直す時間を作ってね。

〈8月生まれ〉
悩みから解放される週となりました。今までの努力が報われます。また、
同時に次のステップへの入り口にも入ったので、気持ちを引き締めてね。

〈9月生まれ〉
不平不満が内側に溜まりながら、直接本人に言えずイライラしているか
もしれません。勇気を出して相手に伝えてみてね。

〈10月生まれ〉
つい甘えが出てしまうかもしれません。人間としてのかわいさならばい
いのですが、依存しようとしての事ならば、かなりデメリットになりま
す。大人の自覚を持ってね。

〈11月生まれ〉
何事も積極的に動ける週です。今週は積極的に動くのがキーワード。迷
わず動いてね。

〈12月生まれ〉
周囲に対して、素直になりそう。今週は静かな場所や、自然が豊富にあ
る場所があなたに幸運をもたらしてくれそうですよ。


……………………………………………………………………………………
【3】◆◇ 七夕★特別企画 ◆◇
……………………………………………………………………………………
   
    お時間ございましたら、直接会場へお越しください。

      ●想像の森へ皆さまをご招待いたします●

      『 天川 彩 七夕童話詩ライブ 』
        2007年7月7日(土)

   祈りを込めて紡いだ小さな物語たちを、
この日ゆっくり語ります

      時間: 午後3時開場  午後4時スタート
      会場: 立花大正民家園 旧小山邸
         (アクセス:JR総武線 平井駅 下車7分)
      当日2500円
       
     

   和みの時に、短冊に言葉を綴っていただけましたら
    旧暦七夕の日に行われる、天河神社の七夕祭で
   笹の葉に結ばせていただきます。

     (全プログラム終了予定 午後8時頃)
     
    http://www.office-ten.net/douwasi/777t.htm

        一年に一度の七夕だから…
    今年も童話詩ライブを行うことにしました。

     童話詩は、小さな短い物語。
     目をつぶり、語りを聴いているうちに、
     やがてあなたの心の中にそっとしまっておいた、
     懐かしい風景や感覚が呼び戻されるかもしれません。
    
     あわただしい日常生活の中で、忘れかけていた
     そんな時間と空間…。
     大切な人たちに、お届けいたしたいと思います。

  *終了後は、折角の機会ですので、楽しく座談会をしたいと思って
   います。 是非、お越しください。




……………………………………………………………………………………
【4】◆◇大人の為の究極・恋愛講座◆◇
……………………………………………………………………………………
    
 ●東京での恋愛講座は、この講座でしばらくお休みいたします●
   迷っていた方、この機会に是非お越しください。
      
      『大人のための 究極・恋愛講座』

  神様からの贈り物、それはこの世に生まれたことと
       運命の人と巡り逢えること


日  程 2007年7月8日(日)
時  間 10:30〜16:30 (昼休憩 1時間)
会  場 葛飾シンフォニーヒルズ 別館 <ローズの間>

講座内容 Step1 恋の言の葉拾い
     Step2 パートナーシップについて
     Step3 理想の相手・理想の自分
     Step4 セルフプロモーション術

申し込み 直前ですのでこちらの番号へお申し込みください。
     090−8517−4576
  


運命の人…。
どこを探せば、何をしたら
出逢えるえるのでしょうか。
あなたが、もし、
本気でその人を探していたとしたなら
その人も、本気であなたを探しているはず。

だけど、生涯を通して
互いに愛し慈しみあえる人に
真剣に出逢いたいのなら…
ちょっぴり自分改革も必要なのです。

出逢った時から、この世を去るまで
ずっと、人生を共にする
唯一無二のパートナー。

結婚しても、お父さんとお母さんになっても
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
生涯、素敵な恋人同士で
あり続けてください。

素晴らしい恋愛は、
世の中の平和の糧になるのです。

シャイな方、勇気を出して、是非お越しください!


……………………………………………………………………………………
【5】◆◇連載小説◆◇
……………………………………………………………………………………

<今までのあらすじ>

高原祥子は、恋人高梨良一とクリスマスの一夜を過ごし、年末、久しぶ
りに実家に戻る。元旦、母と共に初詣に行った帰り喫茶店に入り…

『雨弓のとき』 (19)                天川 彩


祥子は目の前で、無邪気にカフェオレをすすっている母親の敏子がなぜ
か可愛らしく感じた。
「ねぇ、お母さん。お父さんの何処に惹かれて結婚したの?」
「えっ…何よ急に」
敏子は、突然の祥子の質問に驚き、カップを落としそうになった。
「ちょっと、変なこと聞かないでよ。びっくりするじゃない」
「ごめん。大丈夫?火傷しなかった?」
「もうちょっとで、ズボンにこぼすところだったわよ」
「そんなに…動揺する話なんだ」
「動揺なんかしていないわよ。だけど、どうして祥子が今頃そんなこと
聞くのかと思って」
「ただ、なんとなく」
「祥子には言ってなかったと思うけれど、お父さんとお母さん、昔同じ
職場でね。笑い話のようだけど、お父さんに何度も交際頼まれて、で、
交際するようになって」
「へぇ。お父さんがお母さんに恋していたんだ」
「恋していたかはわからないけれど、まぁ、押し切られるようにして結
婚したっていうのが、正直なところかな」
「だけど…」
「だけど、お父さん、他の女の人のもとに行っちゃったって言いたいん
でしょ。でもね」
「でも?」
「実は、お父さん離婚したらしいの」
「うそでしょ?」
「先月、突然連絡あってね…。1年前に離婚したんだって」
「だって、向うにも子どもいたでしょ」
「どんな事情で離婚したのかは知らないけれど、ただね…お父さん今、
末期癌らしいの」
「え?何て?」
祥子には、母の言葉がよく聞き取れなかった。
「末期癌なのよ」
敏子は改めて、はっきりと伝えた。
祥子はショックだった。どれほど嫌い憎んだかわからない父なのだが、
悲しいかなたった一人の父親なのだ。その父が末期癌であるという。
「お母さん、賽銭箱に入れていた千円。お父さんの為?」
「そう…。やっぱり勘がいいのね」
「お母さん、まだお父さんのこと好きなの?」
「好き…ではないかな。やっぱり裏切られたわけだし。だけどね、縁あ
って夫婦していた人が病気になっているんだから、ほっとけないでしょ」
「なんだかわかんない」
「何が?」
「男と女って難しい」
「そうね。単純ではないかもしれないわね。そうだ、祥子。今度一緒に
病院へお見舞いに行く?」
「いやだ。私は父親だとも思っていないし」

祥子は慌てて、自分のカップに残っていた冷えかかっていた、コーヒー
を飲み干した。

                       つづく…


……………………………………………………………………………………
【6】◆◇編集後記◆◇
……………………………………………………………………………………
ようやく、富士山ツアーの感想文と写真とを掲載することができた。
改めて写真を見ると、やはり富士の姿を仰ぎながら幻の滝までいけたの
は、ありがたい。
                     aya