2006/08/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第230号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは！天川 彩です。
残暑がまだまだ続いていますが、皆さまお変わりありませんか？
私は、新たな出会いが沢山あった一週間でした。
今週と来週のコラムは、素敵な出会いをもたらしてくれた、阿蘇と高千
穂での話を書きます。神様に導かれるように人と出会っているようです。
ＨＰ上でも今回特別に、阿蘇高千穂大特集を組んでみました。写真満載
の見ごたえたっぷりのページです。是非見てみてください！
阿蘇や高千穂の神々が、呼んでいるように感じたなら…迷わず是非ご一
緒しましょう！！きっと、凄い繋がりが待っていると思いますよ。
今日、あるアーティストの友人からの紹介で、国内外で活躍している染
色家の方とお会いしました。また、その方の紹介で都内の某ホテルの総
支配人ともお会いしたのですが、ここでも熊野、阿蘇・高千穂の話で持
ちきりでした。先方も私もあまりの奇遇にビックリ。
やっぱり、今、何かが始まっているのでしょうか…。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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１・コラム・風の文様＝「阿蘇の民・高千穂の民」前
２・ＴＥＮ占い＝＝＝＝＝＝今週は「タロットカード占い」
３・天と大地に感謝する旅＝「阿蘇・高千穂と黒川温泉ツアー」
４・募集中＝＝＝＝＝＝＝「久高オデッセイ」全国完成披露上映会！
５・編集後記＝＝＝＝＝＝＝ひとりごと
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【１】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「阿蘇の民・高千穂の民」前編
阿蘇と高千穂。
どちらの場所も長い間惹かれていながら、時期が来なければ近づいては
いけないような気がしていた。
「日本」という土壌が整っていくうえで、決して外すことのできない縄
文と弥生の融合点。火の神と今も共に生きる阿蘇と、天孫降臨の神話の
舞台として、様々な伝承が今に残る高千穂。
目に見えない圧倒的な力を感じるが故に、畏怖の念とでもいうような気
持ちから、安易に近づけなかったというのが正直なところだ。
自分の中に、縄文以前から続く先住の血と、弥生以降の渡来の血が流れ
「日本人」として今、生きていることを強く意識し始めたのは、いつの
頃からだろう。畏れの気持ちと共に、この地に惹かれていたのは、ＤＮ
Ａが誘っていたとしか言いようがない。
いつも新たな大地に導かれる時、不思議とその大地のメッセンジャー的
な人物と出会う運命がある。阿蘇、高千穂も例外ではない。
阿蘇では、阿蘇の神々に導かれ、高千穂では高千穂の神々に導かれたと
しか説明ができない、不思議な出会いがあった。
阿蘇のＳさんに会ったのは、今年６月の夏至の朝。石の山の上でのこと。
石の写真家の友人、須田郡司さんから、私の童話詩のＣＤブックに書い
ている「石とお月さま」のモデルのような石が阿蘇の山奥にあると聞か
されていた。須田さんの紹介で、国土交通省の管轄下の仕事を阿蘇でし
ている方を紹介してもらい、連絡を取ると、夕方その石の山まで連れて
行ってくださった。その時の話では、夏至と冬至には石と直線状に太陽
がかかるので、古代人は太陽信仰の中心の場として大切に守ってきた聖
域だという。
信じられないほどのタイミングの良さだったのだが、翌日は夏至だった。
太陽が昇る前の早朝、私はスタッフのキョウちゃんと二人で再びその石
山にお参りにいくことにした。目印も何もない農道を曲がり、舗装され
ていない山道をひたすら走っていくと前日案内してもらった場所に出た。
車を停めて、更に山道を上っていると、地元の方らしきおじさんが私た
ちの前を登って行く。
前日、石の山に案内してくださった方から「地元の人たちは、外部の人
がここに来ることを嫌うんだよね。精神世界ファンのような人たちが時
々やって来て、わけのわからないことをすることが、問題になっていて
ね…」という言葉を思い出した。
私は、勝手にこの石山に登って来ていることを怒られるのではないかと
思っていたのだが、怒るどころか夏至の朝、石の山にお参りに来たこと
を、凄く喜んでくださった。おじさんの名前はＳさん。
Ｓさんは、先祖代々夏至と冬至にはこの石の山にお参りを続けて来てい
るらしく、もしかすると縄文の頃よりずっと続いているのかもしれない
という。この日も、夏至のお参り用の水を持参し登って来られた。同じ
集落の方々は、かつては夏至や冬至の日にはＳさんと同じようにお参り
に来られていたらしいのだが、今はほとんどその習慣は残っていないよ
うだ。その日Ｓさんと共に石の山で夏至の太陽を拝ませていただいた。
後日、Ｓさんにツアーの相談をしたところ、この石の山に皆さんを案内
してくださるという。
それから２ヵ月後。私は再びＳさんのもとを訪ねた。
Ｓさんには旅の行程を伝えてあったのだが、「もっと、普通の観光では
巡らないところを行きましょう」と車で様々な場所に連れて行ってくだ
さった。
中でも私が一番感動したのは、町の至るところから地熱があがる岳の湯。
人々が共同の蒸気畑のような場所で、味噌用の大豆や、その日の野菜を
蒸している。決して流行の温泉街のような華やかさはないが、阿蘇の大
地の地熱と共に暮らしている、地元の人々の生活が垣間見れたのは、何
より嬉しかった。
高千穂では、Ｔさんと出会えたことが、神様の計らいなのだろう。
来週に続く…
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【２】◇◆ＴＥＮ占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
今週は［タロットカード］で１週間の運勢を占ってみました
２００６年８月２６日（土）〜９月１日（金）あなたの運勢
＜1月生まれ＞
積極的に動く週となりそうです。いつもより行動力がある分、突っ走っ
て、まわりの意見を聞き漏らしてしまうかもしれないので、人の意見に
は耳を傾けてね。
＜2月生まれ＞
フットワークも頭の回転も冴えています。ただ、調子に乗りすぎて人の
噂話に乗ると失敗しますよ。信用を失わないよう気をつけてね。
＜3月生まれ＞
まわりのことばかり気にしすぎて、本来のあなたが望んでいることを忘
れてはいませんか？逃げ腰にならず積極的に行動しましょう。
＜4月生まれ＞
あなた自身の立場をはっきりさせる週です。まわりの意見に左右される
ことなく、あなた自身の信念を貫いてください。
＜5月生まれ＞
忍耐力に欠けているかもしれません。結果を焦らず、今はじっくりと取
り組む時期です。一歩一歩を大切に。
＜6月生まれ＞
あなた自身の利益を優先にものごとを考えてはいませんか？狭い視野で
取り組んでいると、大切なことが目に入らなくなります。今週は寛容の
心を持つように努力してね。
＜7月生まれ＞
無理をして見栄をはってはいませんか？そんな無理が溜まってくると、
前に進めなくなります。今週は貴方らしさを取り戻すよう、努力してく
ださいね。
＜8月生まれ＞
幸せな週です。今まで欲しかったものも手に入りそうですよ。今は変化
の時を十分に堪能してください。
＜9月生まれ＞
あせりから、ついせっかちに結果を求めようとしているかもしれません。
今の状態では、いい答えは出ませんよ。まずは心を落ち着かせて、ゆっ
たりとした気持ちで物事に対処してくださいね。
＜10月生まれ＞
無茶な行動を取っていたのでは、あなたもまわりも混乱します。今の方
法で問題が生じるのなら、思い切って全く新しい角度から考えてみるの
もいいですね。
＜11月生まれ＞
今週は、理性が求められています。感覚で動くのではなく、探究心を持
って物事に取り組んでください。きっと認められてくるはずですよ。
＜12月生まれ＞
今週は対人運が絶好調。パートナーがいない人は出会いのチャンスです。
いつもより積極的に動いてみてね。
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【３】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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天と大地に感謝する旅 Ｗａｌｋ２３
『阿蘇・高千穂と黒川温泉ツアー』
〜縄文と弥生と現代が交わる時空の旅〜
２００６年９月２７日（水）〜９月３０日（土）
３泊４日 羽田発着
http://www.office-ten.net/23/top.htm
定員２０名（最低施行人数 ８名）
（定員に達し次第、締め切らせていただきます）
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地球創造の息吹が今も尚続く火の国、阿蘇。
そして天孫降臨の伝承地として、
また神楽の里として名高い、高千穂。
縄文と弥生の融合点のような、
日本の原点を思わせるこの二つの地へ、
満を持して、皆様をご案内いたします。
阿蘇で圧倒的な自然の大パノラマを満喫し、
高千穂で、幾つもの日本神話と峡の神秘に触れ、
今や、日本一の人気を誇る黒川温泉郷で温泉三昧。
とっておきの宿では４０種類もの自家製漬物など
奥阿蘇の味を、十二分にご賞味ください。
阿蘇と高千穂の極みを堪能する
本物の大人の旅がここにあります。
●行程をちょっとご案内…
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＜１日目＞ ９月２７日(水）
熊本空港から、まずは阿蘇神社へと向います。阿蘇の神様にご挨拶を終えた
後は、レトロな街並みの中で昼食タイム。そして阿蘇の代表的な牧草風景が
広がる草千里で、ゆったりと思い思いの時間を過ごしてください。火山博物
館は一見の価値アリ。また池と牧草地を、馬に乗って散策も素敵です。
阿蘇の風景に馴染んできたなら、阿蘇の火の神、中岳の火口まで参りましょ
う。今も尚、地球の呼吸が垣間見えます。
この日の締めくくりは、大観峰。阿蘇の大パノラマが３６０度見渡せる圧巻
の風景です。阿蘇五岳が連なって見える様は、お釈迦様の涅槃像のようだと
いわれています。
宿泊 阿蘇・シティホテル
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＜２日目＞ ９月２８日（木）
この日は、悠久の頃より神々ゆかりの地として、人々の心を惹き付ける高千
穂へと参ります。高千穂神社で参拝した後、まずは天孫降臨の地とされてい
る、くしふる神社や高天原の遥拝所などを巡ります。
この日は猿田彦とアメノウズメノミコトが結婚した荒立神社や、巨木が見事
な下野八幡神社、また巨石が里山暮らしの中に溶け込んでいる集落など、高
千穂の達人に案内してもらいますヨ。夜は、夜神楽で神話の世界に浸ってく
ださい。
宿泊 高千穂・岩戸屋旅館
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ＴＥＮ’トラベルメンバーの為の旅企画： (有)オフィスＴＥＮ
旅行主催：（株）ワールドエキスプレス兵庫県知事登録第２−２５０号
手配：ワールドエキスプレス大阪 大阪府知事登録旅行業者代理業第
５２５５号
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【４】◆◇全国で開催決定です！！◆◇
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映画『久高オデッセイ』完成披露上映会
http://www.office-ten.net/kudaka/top.htm
先月、東京で開催いたしました映画「久高オデッセイ」の完成披露上映
会では、本当に沢山の皆さんにお越し頂きました。ご覧頂きました方、
それぞれの胸の中に、しっかりとこの映画のメッセージが響いたことを
会場で強く確信いたしました。そこで、改めて感動の輪をもっと広げた
いと思い、この度、関西エリアでの完成披露上映会を皮切りに下記の会
場で、映画「久高オデッセイ」をご覧いただく準備が整いました！！
( 北海道・ 東北・ 東海・ 関西・ 九州 )
久高オデッセイをご覧になりたい方、「久高オデッセイの」自主上映を
考えておられる方など、ぜひお知り合い、お友達お誘いあわせの上
お近くにエリアの完成披露上映会へ是非お越しください。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
病気により完成披露上映会に立ち会うことができない大重監督にかわり
私、天川 彩が全国の会場でご挨拶をさせていただきます。
■料金
◆◇完成披露上映会のみの特別プログラムあり◇◆
一律 【前売り】1800円 【当日】2000円
（全席自由）
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■詳しくは、ＨＰ内の各情報のページをご覧ください
http://www.office-ten.net/kudaka/top.htm
●完成披露上映会ｉｎ関西● 大阪会場
日 程 ２００６年９月９日(土）
時 間 開場１８：４５ 開演１９：１５
会 場 クレオ大阪中央 セミナーホール
（地下鉄・谷町線・「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅
下車３分）
●完成披露上映会ｉｎ東海●名古屋会場
日 程 ２００６年１０月７日（土）
時 間 開場１３:４５ 開演 １４：１５
会 場 長久手町文化の家 光のホール
（地下鉄・東山線・「藤が丘」駅
〜リニモ「はなみずき通」駅
徒歩７分）
●完成披露上映会ｉｎ九州●福岡会場
日 程 ２００６年１０月８日（日）
時 間 開場１３:００ 開演１３：３０
会 場 福岡アミカス ホール
（西鉄 天神大牟田線 「高宮駅」
徒歩１分）
●完成披露上映会ｉｎ東北●仙台会場
日 程 ２００６年１０月１１日（水）
時 間 開場１８:３０ 開演１９：００
会 場 せんだいメディアテーク スタジオシアター
（地下鉄 泉中央行き「勾当台公園」駅
徒歩5分）
●完成披露上映会ｉｎ北海道●札幌会場
日 程 ２００６年１０月２２日（日）
時 間 開場１３:００ 開演１３：３０
会 場 モエレ沼公園ＨＩＤＡＭＡＲＩスペース１
（バス 大通バスセンターから直行バス「モエレ沼公園」
徒歩5分）
＊申し訳ございませんが、何処の会場も予算の関係上、小さな会場で１
回限りの完成披露上映会となります。各会場とも当日までには売り切れ
が予想されますので、観覧ご希望の方はお早めにお申込みいただけます
よう、お願い申し上げます。
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【５】◆◇編集後記◆◇
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明日は、富士山の火祭りに行き、明後日は、木曽馬に乗りホーストレッ
キングをする。せっかく日本古来の世界に触れるのだから、戸隠や諏訪
大社まで足を伸ばそうかとも思っている。
明日から、遅めの夏休みだ。
ａｙａ
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発行者 天川 彩
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情報の転載は大歓迎です。
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