2006/07/28━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine  第226号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。
もうすぐ8月ですね。皆さんは、夏休みどのように過ごされるのでしょ
うか?私は、まだ未定です。

未定というのが、自由があっていい感じなんですよね。
前々から今年の8月は、少し長期のお休みを取ろうと決めていたので、
ふら〜っと気の向くまま青春18切符を使って何処かへ旅をするのもい
いし、少し籠もって新たな小説を書くのもいいかなぁなどと思っていま
す。でも、折角の長期の休みなら、この際前々から行きたいと思ってい
た場所に足を延ばしてみるのも素敵!とも思うのですが、どうなること
やら…。自分のことなのに他人事みたいに、相変わらずのんびりしてい
ます。

さて、先週は大重潤一郎監督の映画「久高オデッセイ」完成披露上映会
を催しました。本当に会場いっぱいの沢山の方々にお越し頂き、ありが
とうございました。

この上映会で初めてオフィスTENの催しにお越しいただいた方々も多
かったようで、今週からメルマガ登録をされた方も沢山いらっしゃるよ
うです。という訳で、初めてメルマガをお読みいただいている方の為に
少〜しだけ、このメルマガのことをお話しましょう。
このメルマガは、自然の叡智と命の尊厳をテーマとした企画事務所(有)
オフィスTENの代表である、わたくし天川 彩(てんかわあや)が、
毎週金曜日の夜に配信しております。名前はアマカワサイではありませ
んし、男性ではなく女性です。
自分ではさっぱりわかりませんが、時々間違えられます(笑)。
2002年の1月から、ほぼ毎週配信しているので、今号で226号目です。そ
れもこれも、こうして続けてこれたのは、一重に読んでくださっている
読者の皆様がいるからで、本当に有難い限りです。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===「生きる意味」
2・TEN占い======今週は「タロットカード占い」
3・TEN’sショップ==「和日傘」ほか
4・お願い========映画「久高オデッセイ」について
5・編集後記=======ひとりごと
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「生きる意味」 

先日、隣のパソコンで、スタッフのキョウちゃんが何やら真剣に画面の
文字を読んでいた。「『生きる』って検索してみたら、こんな画面が出
てきたんですが、いいこと書いてあるんですよ」という。
覗いてみると自殺防止のページだった。生きる意味について、HP作者
なりの想いが綴られていて、歴史上の人物の言葉や仏教的な言葉が載っ
ていた。HPの随所に「生きる目的を持ちなさい」と記されている。
確かに、人は生きる目的を持つことが大切だ。しかし、肝心の生きる目
的が見出せず、焦り苦しむ人も多々いることも事実だ。

かなり前になるが、当時中学生だった次女が、突然「人は何の為に生き
ているの?」と質問してきた。

深刻な悩みかと思い、それとなく聞いてみたが、特別な悩みを抱えてい
る様子でもない。ただ、子どもから大人に移行する真っ只中で、これか
ら先の人生を考えた時に湧いてきた疑問だったようだ。

この質問は、単純なようで難しい。
私は、よくよく考えた末、中学生の娘にもわかるよう、言葉を噛み砕き
ながら話した。

「人は、この世に生を受けた時から、目に見える存在、目に見えない存
在、どちらも数え切れないほどの存在に守られて生きているの。
あなたの存在が、今ここにあるというのも奇跡のようなことで、沢山の
ご先祖様の出会いと命が繋がっていなければ、今、この世に生まれてい
ないということ。言い換えれば、それは「生かされている」ということ
なのね。なぜ、生かされているかというと、一人一人が異なった、この
世での課題ともいえることを行う為に生まれてきたの。その課題を見つ
けることが、実はとても困難な作業なんだけど、課題そのものは、苦し
いものではなくって喜びなのよ。自分が一番得意なことや心惹かれるこ
との中に、その課題があるから。人は、それを見つける為にいろいろな
経験を積んでいくのだけど、課題を見つけるいいチャンスでもあるの。
その課題をこなしている時、生きているって実感できるのよ」

私の解釈が正しいかどうかはわからない。しかし、親として「生きる意
味」の答えを、少しは伝えることができたことは良かったと思う。

どんな生きものも、生まれることも、死ぬことも自分の都合や思いでは
コントロールできない。例え自殺しようとビルの屋上から飛び降りても
何かがクッションになっていて命拾いをすることもあれば、何かの事故
で一瞬にして命を失うことも、思わぬ病にかかることもある。

ただいえることは、今「生きている」ということは「生かされている」
ということだ。
逆に考えれば、今生の課題がまだ残っているということなのだろう。
だから、生かされている限り、悔いなく精一杯生きていたい。

そして、いつの日にかあちらからお迎えが来た時には、笑顔で彼岸に逝
けたら最高だと思っている。


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で1週間の運勢を占ってみました

2006年7月29日(土)〜8月4日(金)あなたの運勢

<1月生まれ>
大切な事を勘違いしてしまうかもしれません。思い違いや早とちりをし
ないよう、十分考えてから行動しましょう。

<2月生まれ>
物事は一気に片付くのではなく、ひとつひとつ丁寧にしていくことで解
決していきます。今週のキーワードは忍耐力です。

<3月生まれ>
何とかなると、高をくくってはいませんか。どんなことも誠心誠意、精
一杯しないとその結果が如実に表れてしまいます。でも再挑戦のときで
もあるので、頑張って。

<4月生まれ>
気持ちばかりが焦っているかもしれませんが、今週は休息のときです。
次にしっかり動くためにもきちんと休憩してね。

<5月生まれ>
大きな変化のときです。怖がらず新たな扉を開いてください。今までと
は違うものが見えてきそうですよ。

<6月生まれ>
リーダーシップを発揮する週です。周りからの信頼も得られるので、積
極的に動いてね。ただし、周りの人の気持ちも忘れずにね。

<7月生まれ>
今週は対人関係がスムーズに行かず、少しいらいらするかもしれません。
そんなときは早めに家に帰り、プライベートな時間を優先させるように
してみてください。きっと心が落ち着きますよ。

<8月生まれ>
幸運の女神が微笑んでいるようです。いままで待っていたチャンス到来
です。喜んで積極的に動いてみてね。

<9月生まれ>
周りの人の意見や感情に気を使いすぎて、自分の本当に望む選択ができ
ないかもしれません。今週は自分を信じてゆっくりでも前に進む努力を
してください。

<10月生まれ>
さまざまなことが退屈に感じるかもしれません。また、考える気力もあ
まり湧かないようなので、今週は大きな決断は避けたほうがよさそうで
す。

<11月生まれ>
穏やかな一週間となりそうです。これといった大きな変化もなく、少し
退屈気味かもしれませんが、無理をしないで現状維持をしたほうがよさ
そうですよ。

<12月生まれ>
わからないことに見栄をはって背伸びをすると失敗してしまうかもしれ
ません。格好つけず、今のあなたのままで勝負してください。


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【3】◆◇TEN’sショップ◆◇  
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TEN’sショップのコンセプトは物語。
人と物との間に、ひとつの物語があったなら・・・
それは「単なる物」としてではなく「宝物」となるはずです。
定番商品からセレクト一点ものまで、オフィスTENで紹介するものには、
ひとつひとつに出合った物語があります。
物語の続きは、手にしたあなたから、また始まります。


今週は「セレクトの森」の中にある物をご紹介します。

*今、一押しです!
●オリジナル「和日傘」 
                      
http://www.office-ten.net/shop/kasa.htm
 

真夏の太陽にクッキリ映える「和日傘」を小物達人ucoさんが特別に
作ってくれました。
こんなにキュートで可愛い日傘を持っていたなら、夏の日差しの強い日
が、逆に待ち遠しくなるかも…。
入荷本数が少ないため、気に入ったものを見つけたなら、お早めにお求
め下さい。

*シンプル(赤)は完売しました。*小レース(青)は残り1本。
*フリルは現在のところ、全色揃っています。


●チベットバッグ  残り1点です
http://www.office-ten.net/shop/india.htm

お釈迦様が悟りをひらかれたブッダガヤには、ダライ・ラマ法王がいら
っしゃるということで、チベットのお坊様たちが沢山集っていました。
チケットからブッダガヤに届いたバッグを日本に持って帰りました。
袈裟袋仕様の可愛い織物バッグです。


●アイヌの手作り木の皮かばん 残り3点です
http://www.office-ten.net/shop/s-ainu.htm

オヒョウという木の皮の繊維を細かく裂いて作られた貴重な古代織物
『アッシ織り』のかばん。アイヌの聖地、二風谷に住む、大切な友人
アシリ・レラさんが作った貴重な作品です。文様は魔除け大自然の命
に感謝しながら作られた、一点ものばかりです。

    
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【4】◆◇お願い◆◇  
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       映画『久高オデッセイ』について


冒頭にも書きました通り、去る7月22日(土)東京の森下文化センターに
おいて、映画「久高オデッセイ」完成披露上映会を催しました。
この映画は、今の時代それぞれが取り戻さなければならない大切なメッ
セージが織り込まれた、魂をゆさぶるような作品で、お越しいただいた
方々それぞれの心の奥にも、何かしらのメッセージが届いたものと確信
いたしております。

当初よりお知らせしていますように、この作品は今後、自主上映会とい
う形態で全国の皆様にご覧いただく予定です。
先日の完成披露上映会も、お越しいただいた方々から早速、自主上映希
望のお声をかけていただき、秋より横浜や埼玉、そして名古屋でも上映
会が始まりそうです。
私たちは今、大重監督がいらっしゃる沖縄映像文化研究所と連日のよう
に連絡を取り合い、皆様がスムーズに自主上映していただけるよう準備
を整えている状況です。

それと同時に、先日の完成披露上映会を通して、私自身強く感じたこと
は、まずは全国の皆様にご覧いただく機会をつくることだ、ということ
でした。

スポンサーも資本力も何もない私たちですので、無理することは出来ま
せんが、今後、全国各地の方々が自主上映を希望していただけるよう、
東京と同様に「完成披露上映会」を、各主要都市でもできないものかと
考えております。

メルマガ読者の方の中に、全国の主要都市及び近郊にお住まいの方で、
映画「久高オデッセイ」の完成披露上映会のお手伝い、ご協力頂けると
いう方がいらっしゃいましたら、是非メールをお寄せ下さい。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ten@office-ten.net


HPに、東京での完成披露上映会でのアンケートをほんの一部ですが、
抜粋して掲載いたしました。よろしければ、読んでみてください。

(なんと、来場者の70%の方々がアンケートに記入していただけると
いう、驚きの上映会でした)

http://www.office-ten.net/kudaka/top.htm


 
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【5】◆◇編集後記◆◇
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先日、フォトジャーナリストの友人、山田周生氏が事務所に遊びにやっ
て来た。彼は天ぷら油などの廃食油を再生した「バイオディーゼル」で、
全国を十日間かけて縦断するらしい。26日には宗谷岬をスタートすると
言っていたので、今日も何処かを走っているのだろう。今回の日本縦断
はテスト走行で、来年は世界一周を目指しているというから凄い。それ
にしても、使用済みの天ぷら油で自動車が動かせるとは、なんて素晴ら
しいのだろう。少し調べてみると、どうやら先進国ではこの廃油を再生
させたこの「バイオディーゼル」が主流になりつつあるようで…。
彼の活躍を応援しつつ、バイオデーゼルのことをもう少し勉強してみた
いと思っている。
                           aya
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