2006/06/9━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine  第219号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。

いよいよ梅雨のシーズン到来ですね。
雨が嫌いな人には、鬱陶しい季節かもしれませんが、雨の語源は「天
(あめ)」とも「天水(あまみず」ともいわれ、大昔から草木に水を
与える神の水と考えられていたようです。

晴れの日もよし、また雨の日もよし、というところですね。

先週末は、大東京ツアーを行いました。
粋な浅草芸者のお姐さんたちの中に、千鶴さんという方がいらっしゃ
いました。浅草生まれの浅草育ち。もの心着ついた時から、芸者さん
になりたかったというだけあって、立ち居振る舞いから話してくださ
る内容まで、これぞ芸者さん!という気品を感じさせてくださる方で
とても印象に残りました。

さて、先週のメルマガで「日本を堪能する旅」の第二弾として、奈良
心の洗濯ツアーをご紹介したところ、かなり反響がありました。
「大祓」は、何て読むのですか?という質問もあったのですが、「お
おはらえ」とも「おおはらい(ひ)」とも読みます。
夏越のご神事で、お正月からの半年間で、知らず知らずのうちに積み
重ねてきた罪穢れ(つみけがれ)をはらってもらい、残りの半年の厄
除けをしてもらうものです。
このような古くからの風習などに触れる時、私は日本人の謙虚さを感
じて、嬉しくなります。

これからも、日本の古き良き世界に皆さんをご案内できたらと思って
いるのですが、今、私は九州にずーっと惹かれています。なぜ、こん
なに惹かれるのかわかりませんが…とにかく気になるのです。
特に気になるのが、阿蘇と高千穂。
阿蘇については、かれこれ30年近く前の話になるのですが(年がバ
レますね〜)兄が阿蘇に行った時の話をしてくれたことがあり、以後
ずーっと気になっていました。また、高千穂は、日本神話の舞台とし
て、以前から気にはなっていたのですが…昨年、あるパーティの席で
宮崎県神社庁総代の方と出会い、更に…神社本庁さんの取り計らいで
急な話ですが、高千穂神社の宮司様ともお会いできることになりまし
た。いよいよもって、日本の元風景、日本神話の真髄に行くような、
ちょっとドキドキ感があります。

もしかすると、皆さんを阿蘇・高千穂にご案内できる日も、そう遠く
ないのではとも思いますが…あくまでも、静かに流れに任せていこう
と思っています。

まぁ、それがTENの流れですしねぇ。

さぁて、先月よりお知らせしております出版記念の限定品「言の葉」
カードもお蔭様で残数がかなり少なくなってきました。また「和べる
と」は即時完売状態です。もう少し、新たなアイテムを増やそうかと
も思っていますが…こちらも、TEN的な流れに任せてといったとこ
ろでしょうか。。。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・連載=========お釈迦様に逢いたくて 13
2・TEN占い======今週は「メディスンカード占い」
3・上映会========映画「久高オデッセイ」完成披露上映会!
4・好評です!======「奈良・心の洗濯ツアー」
5・ひとりごと======つぶやき
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【1】◆◇連載◆◇
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■「お釈迦様に逢いたくて」13 

旅の途中で、私たちは小さな白い紙を何枚も渡されていた。裏には、赤
いお地蔵様の印が押されている。

ガンジス河に行った折、その紙を船の上から流すので、亡くなった方や
ご祖先様などへ祈りごとを書きたい人は、前もって書いておくように、
とのことだった。どれだけ書いても構わないということだったので、私
は五十枚ほどもらい、何日かかけて少しずつホテルの部屋で毎夜、書い
ていた。

最初の一枚目には、九年前に亡くなった父親へ向けて、短い手紙のよう
にして書いた。二枚目は、夫の亡義父宛てに書き、それから祖父母や親
戚たち…と順々に亡者への手紙を書いていった。やがて、友人や知人の
ご先祖様宛てになり、最後の一枚を、お釈迦様宛てにした。
お釈迦様に、どうしてもこの旅に導いてくれた感謝の気持ちを伝えたい
と思ったのだ。

ガンジス河は、インド語でガンガーと呼ぶ。インドの母なる大河に、こ
の紙を流すと死者に気持ちが届くような気がした。

ブッダガヤを経った翌々日早朝、私たちは、ガンガー最大の聖地、ベナ
レスの辺にいた。
そこには、ガートと呼ばれるヒンズー教徒最大の沐浴所が無数にある。
インドはもとより世界中から信者たちがこの場にやってきて、沐浴をす
るのだ。ここで沐浴すると、どんな罪をも洗い流すことができ、カルマ
を落とすことができると信じられている。
また、遺体もガートに運び込まれ長時間かけて火葬され、ガンガーに流
されるのだ。ただし、僧侶と子ども、そして蛇に噛まれた人だけは、火
葬されることなく、そのままの姿でガンガーに流されるという。そこは
まさに生と死とが混然一体となった場だった。

私は、宗教というものは、人がよりよく生きていく為の指針となり、且
つ、安らかに彼岸へ渡る指針となるものだと思っている。
ベナレスのガンガーに佇む人々を見ていると、「聖地」に至った人々の
境地というものを、ほんのわずかだが垣間見れたような気がした。

もしも、私がヒンズー教徒であったならば、ベナレスの地に辿り着き、
ガートで沐浴できた時には、喜びで魂が震えることだろう。命尽きて死
を迎えた時、聖なる河、母なる大河ガンガーを前に灰となり、この河の
懐へ戻る姿を魂が知ったならば、至上の幸せを感じるだろう。

ガンガーは、あの世とこの世との境界にある三途の川のようなものなの
かもしれないと、ふと思った。

舟が沖合いに出た頃、乗船前に少女から買った、葉っぱで包まれたよう
な小花入りの蝋燭に火を灯して流した。
そして、薬師寺の安田管長様が一心に般若心経を唱えてくださる中で、
一枚ずつ、祈りを書いた紙を流していった。

ガンガーは、一見すると混濁し濁っているので、人によっては汚く見え
るかもしれない。しかし、日本の淀んだ川とは違い、異臭が漂うことは
ない。更にヒマラヤ山脈の南麓ガンゴートリー氷河を水源としているた
め、数々の薬石が水に溶けているらしく、十年経っても腐らないという。

どれくらい舟の上にいただろうか…。正面からゆっくりと大きな朝陽が
昇ってきた。あまりの美しさとありがたさから、私はどうしてもガンガ
ーの中に手を入れてみたくなった。
団体行動でなければ、私は間違いなく沐浴していただろう。
ガンガーの水は、驚くほどまろやかな、包み込んでくれるような感触だ
った。

舟の上で、死の旅立ちをしている白い煙を無数に見ながら、蘇る朝の光
を浴びていた時、魂が再生していく力を無性に感じていた。

                        つづく…

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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週は[メディスンカード]で1週間の運勢を占ってみました

2006年6月10日(土)〜6月16日(金)あなたの運勢

<1月生まれ>
ストレスで心身ともに疲れているようです。たまにはリフレッシュする
ための時間を十分にとってみてください。気分を一新するとまた順調に
進みだしますよ。

<2月生まれ>
あれこれ言い訳を考えてはいませんか。言い訳の理由を見つけるよりも、
今ある全てを受け入れてください。

<3月生まれ>
あなたの側にいる人のことをもう一度よく考えてみてください。その人
たちとあなたとの共通点は何ですか。その人たちが素晴らしいものを持
っているとしたら、それはあなた自身の要素でもあるはずですよ。

<4月生まれ>
他人から認められようと少し無理をしてはいませんか?まず誰よりもあ
なた自身があなたのことを認めてあげてください。今週は人の評価を気
にしないことが一番ですよ。

<5月生まれ>
変化のときがやってきました。今まであなたが気ついていなかった力が
現れてきそうですよ。十分によく考え、そして思い切って行動してくだ
さい。

<6月生まれ>
目先のことに追われて、先々の大切なことを忘れてはいませんか?今週
はじっくりともう一度未来のことについて考えてみて下さい。今何をす
べきかが見えてくるはずですよ。

<7月生まれ>
今週は、もしあなたが何かの目標に向かっているとしたら、いまどの段
階にいるかがはっきりとわかりそうです。冷静にその状況を受け止めて
次に何をするべきかを考えてみてくださいね。

<8月生まれ>
何かにつけて結論を急いではいませんか。またささいな他人の言動や行
動に、すぐ短気をおこしてはいませんか。今週はもう一度深呼吸して、
ゆったりとした心を取り戻すよう心がけてくださいね。

<9月生まれ>
必要以上に執着心が出ているようです。人に分け与える喜びを思い出し
てください。受け取ることを前提に、与える行為は豊かな行為とはいえ
ませんよ。

<10月生まれ>
あいまいに物事を処理しようとはしていませんか?きちんと筋道立てて
正面から何事も向き合うよう努めてください。ただしユーモアのセンス
だけは忘れないようにね。

<11月生まれ>
壮大なロマンを追い求めすぎて日々の努力を怠っていたとしたら、大切
なゴールへはいつまでたってもたどり着けません。いまは一歩一歩を着
実に進むことに専念してくださいね。

<12月生まれ>
いつかやろうと思っていたことは、今週動き始めてください。内なる自
分に覚悟を決めるときがやってきていますよ。勇気をもって進んでね。


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【3】◆◇上映会◆◇  
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     沖縄「神の島」久高島の真髄に触れる
 ドキュメンタリー長編映画が4年の月日を経て完成です!
 この貴重な機会をどうぞ、逃さないで下さい。


       映画『久高オデッセイ』
          完成披露上映会 
        <大重潤一郎監督作品>

  〜沖縄「神の島」久高島と島人の魂再生の記録〜
 
     *この完成披露上映会だけのスペシャル
    サプイライズプログラムをご用意致しております。

   2006年7月22日(土) 昼・夜2回上映
   会場:江東区森下文化センター 多目的ホール
  (都営地下鉄新宿線・大江戸線 森下駅
                 A6番出口 徒歩8分)

   料金:前売り1800円 当日2000円 (学生1300円)

 *小さなホールの為、直前には売り切れが予想されます。
  チケットはお早めにお買い求めください。

お申込み:http://www.office-ten.net/kudaka/top.htm


神の島 祈りの島…。
日本の中に、こんな島があることをご存知でしたか?
沖縄県知念村久高島。

ここは太古の昔より、祈りと独自の漁を中心として、人々が生活を送っ
ている島です。
久高島では、12年に一度の午年旧暦11月に「イザイホー」と呼ばれる
秘祭があります。厳しい条件やカセと引き換えに島の女性が「神女」と
なる神事ですが、様々な事情から1978年に執り行われたのを最後に、
1990年、2002年と執り行うことが出来ませんでした。
しかし、イザイホー以外の久高島の重要な年間神事は、滞ることなく現
在まで引き継がれているのです。

大重監督は、親友の故・比嘉康夫氏(久高の神女たちに信頼され、イザ
イホーをはじめとする神事の撮影を許可された男性)の意思を引き継ぎ、
2002年より久高島に移住。久高の人々が、島の再生、祭りの再生に
向って行く姿を記録するべく、撮影を開始しました。
この映像は「久高オデッセイプロジェクト」と名付けられ、島に暮らす
人々と共に、再生への道を12年間に渡り追い続けるもので、当初、こ
の第一部は2005年度に完成予定でした。
ところが2004年秋に、大重監督が脳梗塞で倒れ、一命は取りとめな
がらも、しばらくの間、入院生活を余儀なくされていました。しかし驚
くべき回復力とリハビリの末、現在は車椅子生活まで回復し、不自由な
体ながらも撮影を続けられ、やっと第一部の完成となりました。

現代社会に生きる人々の精神や魂は、思いのほか速いスピードで次々と
荒廃しているようです。久高島の人々が、日々欠かさず、天と地と海、
そして祖霊に感謝の祈りを捧げながら生きている姿は、私たちに忘れか
けてしまった大切な感覚を思い出させてくれることでしょう。
そして、島人が自らの力で、伝統や祭の魂を再生していく映像は、私た
ちの魂そのものを、強く揺さぶりかけくるかもしれません。

生命の根っこに繋がる映画、それが「久高オデッセイ」です。



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【4】◆◇ ただいま募集中! ◆◇
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     <にっぽんを堪能するシリーズ 其の二>

         【奈良・心の洗濯ツアー】

         「大和の神仏と遊ぶ旅」


 太古からの聖域「天河神社」からシルクロードの終点「薬師寺」まで



    2006年6月30日(金)〜7月1日(土)1泊2日
       (天河神社 大祓いご神事 参列)
      
       28000円+税= 29400円
       (はっきり言って、かなりお得です)        

        <宿泊> 天川村 民宿「柿坂」
          (京都駅集合・解散)

       先着申込 20名で締め切ります!!

    ●宿泊代・朝夕食代・京都からの交通費(特急料金含む)
     最寄り駅(下市口駅)から天河村までのタクシー代金込み 
     
      (参拝料・入館料・昼食代は別途各自)

       http://www.office-ten.net/j/nara.htm

 太古より聖域中の聖域とされ、吉野・高野・熊野の中央に位置している
 「天河弁財天社」。そして、およそ1300年前に国際都市「平城京の都」
 として栄え、シルクロードの終着点となった、世界遺産奈良「薬師寺」。
 共に、荘厳な祈りの地として大変有名なところです

 今回は『心の洗濯ツアー』と題し、心身ともにきれいさっぱりする
 奈良・神仏と遊ぶ旅を企画いたしました。
 6月30日は、一年のちょうど折り返しの日。
 大祓というご神事でそれまでの罪・穢れを祓い、
 これからの半年を無病息災で過ごすことを祈る日です。
 このご神事に参加した後は
 温泉に入ってゆっくりくつろいでください。

 天河神社、薬師寺ともに、今回、特別に御配慮いただき、
 天河神社では宮司様に、薬師寺では小林澤應僧侶に
 お話いただけることになりました。
 今がタイミングだと思う方、私たちがご案内いたします。
 
 是非この機会に、天河神社と薬師寺へご一緒いたしませんか?


  <1日目>
 午前11時、京都駅集合。
 近鉄吉野線に乗り、特急列車で下市口駅へ。タクシーに分乗し
 およそ1時間。日本のチベットと呼ばれる天河神社へ参ります。
 この日、6月30日は、昔から各地で大祓式が執り行われる日です。
 日ごろの罪穢れを祓い、無病息災を祈る大祓式に参列して心身ともに
 綺麗さっぱりいたしましょう。
 その後は、天河散策にご案内いたします。天川温泉で汗を流した後は、
 宿に戻りこだわりの料理を堪能してください。
 この日は、特別に宮司様を囲んでのお話し会もお願いしています。


  <2日目>
 早朝、心地よく目覚めた後は里山の空気を思い切り吸いに散策いたし
 ます。
 朝拝に参列した後、朝食をいただきます。
 天河からタクシーに分乗し、下市口駅へ。京都駅で昼食を食べた後、
 今度は西ノ京駅に向います。
 世界遺産・薬師寺では、伽藍副主任で録事の、小林澤應僧侶に、ご法
 話いただき、境内をご案内していただけることになりました。
 通常の観光旅行では、決して味わうことのできない二日間です。


 *翌日は日曜日です。
 もう一泊されて、他の奈良や京都の名所を巡ることもおすすめです。


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【5】◆◇編集後記◆◇
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今日からいよいよワールドカップ。
前回のワールドカップの時には、運よく日本戦のチケットが2試合も取
れて…大騒ぎで行ってきたことを思い出す。
4年ぶりに、青のTシャツを箪笥の奥から引っ張り出して、TV観戦で
もしようかなぁ。
          aya
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