2006/04/01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ☆★☆ TEN's magazine  第209号  ☆★☆ 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です。

今日で3月も終わり、いよいよ明日から4月ですね。
出会いの季節到来!といった感じで、とてもワクワクします。

それから、1週間遅れとなってしまいましたが、先週の命の賛美展には、

本当に沢山の皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。
会場にお越しいただいた方々から「一日限りはもったいない…」という
声を沢山いただきました。またいつの日にか開催できればと思っており
ますので、その折にはどうぞ宜しくお願いいたします。
ユニセフには、5589円募金することができました。
本当にどうもありがとうございました。
近日中に、賛美展の模様などもHPから報告いたしますね。

先日、ツアーで沖縄に行ってきました。沖縄の多くの方々に至るところ
で大変お世話になった旅でした。「島人ぬ宝」の一番は沖縄の人だなぁ
…と改めて感じています。
戻って来てから2日後、映画『久高オデッセイ』の試写に行ったのです
が、数日前会ったばかりの島の知り合いが、何人も映画に写っており、
テーマは「神の島の再生」なのに、とても身近な映画に感じました。
皆さんに4年半前から、折に触れ報告してきた大重監督のこの映画を、い
よいよ観て頂ける時が近づいていると思うと嬉しくて仕方がありません。
まだ、上映方法など検討中なので、上映日など決まるのは、もう少し後
になりますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいね!

それから、先週お知らせしていた新コーナーですが準備にもう少し時間
がかかります。こちらも今しばらくお待ちください。

さぁて、私は明日からしばらく関西です。
神戸、天河、薬師寺へと久しぶりに参ります。今度はどんな出会いが待
っているのでしょうか…。今からとても楽しみです!

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・連載=========「お釈迦様に逢いたくて」8
2・TEN占い======今週は「メディスンカード占い」
3・天と大地に感謝する旅=「高野・熊野ツアー」
4・コラム・風の文様===「日々に感謝」
5・イベント情報=====「未来へ繋ぎたいこと」法話&対談
6・編集後記======= ひとりごと
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【1】◆◇連載◆◇
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■「お釈迦様に逢いたくて」8 

ネパールのルンビニ園。

ここは、お釈迦様誕生にまつわる伝説と実話が入り混じった地で、私た
ちが行った時もアジア諸国の巡礼者たちで賑わっていた。

伝説によると、今からおよそ2500年前、釈迦族のスッドーダナ王の后マ
ヤ夫人は「天国から九つの牙を持つ白い象が下ってきて自分の体に入る」
という夢を見た直後懐妊。
出産が近づいたマヤ夫人は、里帰り出産の帰途につくが途中で立ち寄っ
たルンビニ園で菩提樹に手をかけたとき、右脇から王子を出産したとい
われている。
また、天地を指差し「天上天下唯我独尊」と言われた伝説も有名な話で
ルンビニ園の中央に建つマヤ堂の中に入ると、ガラス張りのケースに守
られた誕生地を誰でもが見学できるようになっていた。

ガイドさんの話によると、お釈迦様が生まれるよりずっと以前からイン
ドでは生まれながらにして身分を分けられてしまうカースト制度が続き、
出生の逸話も4つに分かれているということだった。
カースト制の中で、一番身分が高いとされた「バラモン教の僧侶」は頭
の上から生まれ、次いで軍人に属する者(王族も含む)は脇の下から、
商人などはお腹から、一番身分が低いとされる人々は足の下から生まれ
ると表現されているそうだ。
だから、お釈迦様が脇の下から生まれたと表現されているのは、生まれ
た身分を象徴しているという説明だった。

現在、インドではカースト制度は法律で禁止されているが、現実にはま
だまだ根深く残っているようだった。
日本でも欧米諸国でも、差別は依然としてあるので、インドに残る差別
だけを、取り立てるわけにはいかないが、歴史的な背景をここで感じた。
お釈迦様は、この人種差別を否定し、人間の品格は生まれた家柄ではな
く、生きて行ってきた行動こそにあると説かれた。

聖人を尊び過ぎて、誕生伝説が超人のような話には、やや疑問が残るが
この場がお釈迦様の誕生地であったことだけは事実のようだ。マヤ堂の
裏に立つ、インド初代の王、アショカ王の王柱には、それを立証する銘
文が刻み込まれてる。

澄み渡る青空のもと、王柱の前で静かに法要が執り行われた。私も末席
で皆さんと共にお経をあげさせて頂いたのだが、自分がお釈迦様の誕生
地でお坊様と共にこの場にいることが、なんとも不思議に思えてならな
かった。
                      つづく…

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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週は[メディスンカード]で1週間の運勢を占ってみました

2006年4月1日(土)〜4月7日(金)あなたの運勢

<1月生まれ>
思わぬ喜びごとがありそうです。それは決してあなただけの力で得たこ
とではありません。周りの人々にも喜びを分かち合えるよう、感謝の気
持ちで接してくださいね。

<2月生まれ>
だれかをこっそり裏切ってはいないですか。もし周りの誰も裏切ってい
ないとしたら、あなた自身を裏切ってはいませんか。今週は自分の心と
静かに対面する時間を作ってくださいね。

<3月生まれ>
ぬるま湯から出る勇気がないのではありませんか。もしかすると、あな
たが入っているのは泥の「ぬかるみ」かもしれませんよ。少しでも現状
に疑問を抱いているのなら、きれいさっぱり洗い流して、太陽の下の心
地よさを思い出してね。

<4月生まれ>
行動のときがやって来ました。今週はエネルギッシュに動けるはずです。
思い描いた未来へ進む一歩を、しっかり踏み出してくださいね。

<5月生まれ>
むやみに動き回ってはいませんか。計画性を持たずして動いていると、
大切なことを忘れてしまうかもしれません。大切なことは確認していく
ことを忘れずにね。

<6月生まれ>
今週は、思い切りあなた自身を喜ばせることを見つけてください。あな
た自身のワクワク感が、自信復活のキーワードになりますよ。あなたが
輝きはじめたら、周りの人も幸せになりますよ。

<7月生まれ>
自分の考えに執着して、人の意見を拒絶してはいませんか。あなたを大
切に思っている人からの忠告は素直に受け入れてみてね。きっとすばら
しいヒントになるはずですよ。

<8月生まれ>
先々のことに気を向けすぎて、目の前にある小さなことを見落としては
いませんか?大きな夢の実現も、一歩一歩丁寧に歩むことからです。

<9月生まれ>
ストレスが溜まっているようです。後回しにできることは、今は手をつ
けず、あなた自身がリラックスできる時間を少しでも多く取るようにし
てください。特に自然の中に行くと、身も心も再生するはずですよ。

<10月生まれ>
まだ、何も起こってもいないことを、あれこれ心配してはいませんか?
自分でつくりあげた恐怖心を手放せた時から、何事も楽しく感じるはず
ですよ。

<11月生まれ>
あなたの周りにいる誰かが、もっと親しい友人になろうとしているよう
です。心を開いていろいろな話をしてみてね。生涯の友ができるかもし
れませんよ。

<12月生まれ>
他人に誤解されたくなくて、自分の心に言い訳をするのはやめましょう。
あなた自身が体験したことや感じたことは、あなたがきちんと肯定して
くださいね。

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【3】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇  
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*****充実時間を感じる、大人の為の大人のツアー***** 

      天と大地に感謝する旅 Walk24

   ●『熊野と高野山 祈りの聖域を歩くツアー』●
      〜魂と心と身体の再生の旅路〜

            
   5月25日(木)〜5月28日(日)3泊4日
     68、000円(+消費税3400円)
        (関空集合・解散)
    
     募集人員 限定15名 (最低実施人員8名)

*羽田発着ほか各地からの航空券の手配ご希望される方は、別途ご
相談ください。


空海が開いた聖地、高野山。
旅のはじまりは、この高野山から。宿坊に泊まって厳粛な高野山を歩き、
翌日からは、いにしえ人の息吹を感じる熊野古道を歩きます。
世界遺産に登録された日本屈指の聖域に身をゆだねたなら、あなたの内
なる世界と向き合う旅を満喫してください。
また、それぞれの地域を堪能できるような宿を厳選!
三百年続く熊野古道の途中に佇む茅葺宿や、本州最南端の串本にある絶
景、橋杭岩の真前に建つ漁師宿など、宿人の人柄も味もこの上なし。
祈りの聖域を歩きながら、旅の醍醐味も味わいつつ…あなた自身の再生
の旅となることでしょう。

旅の詳しいスケジュールや内容はHPを是非ご覧下さい。
  http://www.office-ten.net/kumano/2006/t.htm


<天と大地に感謝する旅・情報>
★東洋のガラパゴス・奄美ツアーも只今参加者募集中!詳しくは
     http://www.office-ten.net/amami/t.htm


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【4】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「日々に感謝」

朝、食卓で新聞を読み、ニュースを見ながら家族と何気ない会話を交わ
す。日中、それぞれ仕事や学業に励み、夜、再び家族と共に何気ない会
話をする。こんな何一つ取りたてるようなこともない、当たり前な家族
との時間が、ここ数年とても愛おしく感じる。

子ども達が、巣立つ日がそう遠くないことを何処かで感じているからだ
ろうか。それとも、今日という日は永遠ではないことを、何処かで知っ
ているからだろうか。

癌の手術をしてから丸3年が過ぎた。
今日も元気に過ごせることが何よりありがたい。
沖縄の波上宮でお参りした際、お札をいただいた。
玄関に向かい合わせるようにして2枚のお札を玄関に貼るのだが「家内安
全 無病息災」と書かれている。
子どもの頃は、この言葉を見ても聞いても有り難味がなかったが、今は
なんとベーシックで大切な祈願なのかと思う。

子どもが小さくて、家庭にずっといた頃には、季節ごとの保存食や簡単
な毎日の漬物ぐらいなら自分で作っていた。
今は、どうしても仕事中心の日々になり、丁寧な暮らしぶりからはほど
遠いかもしれない。
でも、今は互いにバタバタしながらも、家族それぞれが短い時間を共有
しようとしていることが何より嬉しい。

いつの日にか、子ども達が成人し巣立っていった頃には、私自身もまた
少しゆとりを持った生活になっているかもしれない。
出来れば小さな畑でも耕して、自分の食べるものぐらいたい作りたいと
も思っている。

物事はどんどん移り変わってゆく。
だからこそ、この一瞬一瞬を大切に味わって生きたいと願っている。


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【5】◆◇おすすめイベント◆◇
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 ◆ 法話&対談『未来へ繋ぎたいこと』◆
〜お釈迦様・真理への道と三蔵法師・祈りへの道〜    

ゲスト:薬師寺のお坊様 小林澤應師


日  時: 2006年4月21日(金)
時  間: 開場18:00 開演18:30 終演予定20:30
場  所: 板橋区立文化会館 小ホール
チケット: 前売り2500円  当日3000円
                 
◆第1部 法話 小林澤應(こばやしたくおう)師・薬師寺僧侶
   「お釈迦様・真理の道と三蔵法師・祈りの道」
     
◆第2部 対談 「未来へ繋ぎたいこと」
        小林澤應 × 天川 彩


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約1400年前、お釈迦様の本当の教えを求め、
中国から遥か天竺(インド)まで約3万キロにも
及ぶ旅をした僧侶、玄奘三蔵のお話を基にした
『西遊記』が、最近さまざまなメディアで再注目
されています。
真理を求め、祈りの旅路へと向かった玄奘三蔵
(三蔵法師)とは、一体どんな人物だったのでしょうか。
また、はるか2500年前に人類の為に
悟りを開かれ、今に引き継がれているお釈迦様の
真理の教えとは、いったいどんなものなのでしょうか。

今回、日本で玄奘三蔵と最もご縁が深い奈良の薬師寺から
僧侶の小林澤應師にお越し頂き、ご法話をしていただける
ことになりました。

後半は、「未来へ繋ぎたいこと」と題した対談も企画いた
しております。

この混迷の世の中、私たちが、未来に向けて
どのような「心」の持ち様をしていけば、
希望を抱いた人生を送ることができるのか、
この日、ゆっくり一緒に考えてみませんか。

大変貴重な機会となっておりますので、
お時間の都合がつきましたら、是非お越しください。

★お申し込みなど詳しくは
http://www.office-ten.net/421/t.htm

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【6】◆◇編集後記◆◇
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今日、いつも楽しみに取ってる沖縄情報のメルマガをあやうく迷惑メー
ルと間違って捨ててしまうところだった。
今年から、メルマで発行しているメルマガに自動的に上下に広告が入っ
てしまうシステムになってしまったからだ。きっと、私のように間違っ
て(であって欲しい)このメルマガも、読む前にゴミ箱に入れてしまう
人がいるような気がする。
う〜ん…悩むなぁ。
                       aya