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   ☆★☆ TEN's magazine  第204号  ☆★☆ 
  
  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

 こんにちは!天川 彩です。
早いもので、2月ももうすぐ終わり。
中学生の頃、学校の先生が「1月はすぐに行ってしまい、2月は逃げて行
き、三月は去ってしまう」と言っていましたが、本当にあっという間に
日々が過ぎていくように感じます。

だからこそ、日々を丁寧に過ごしていきたいですね。

さて、先週も少しお知らせいたしましたが、今年も『コミュニケーショ
ン術・達人講座』を開講することにしました。
どんな人も、それぞれに輝く力を持っています。その魅力を存分に引き
出すと、対人関係も変わってくるのではないかと思います。
春は、新たな人との関係も始まる季節です。
さぁ、勇気を出して一緒にコミュニケーション術の達人になりませんか?

それから、今週はTEN’sショップのアイテムを一挙にご紹介していま
す。ピン!と来るものがあれば、是非。

今週は、連載とコラムの二本立てで〜す。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・連載=========「お釈迦様に逢いたくて」5
2・TEN占い======今週は「タロットカード占い」
3・天と大地に感謝する旅=沖縄ツアー好評募集中
4・講座・募集開始====「コミュニケーション術・達人講座」
5・TEN’sショップ==TEN’sコレクション
6・コラム・風の文様===「ふとまにまに」
7・編集後記=======ひとりごと

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【1】◆◇連載◆◇
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■「お釈迦様に逢いたくて」 5 


「平城京フォーラムin東京」の会場は、二千人の人で埋め尽くされ、
熱気が立ち込めていた。
なぜ、こんなに多くの人々が、平城京に興味があるのだろうか…と思い
ながら、パネルディスカッションに耳を傾けてみた。
テーマは「日本人の心と奈良」。薬師寺の安田映胤管長様もパネラーの
お一人として登場されている。奈良から始まった日本の歴史文化や、ゆ
るやかな大和時間の流れ、そして渡来の文化と日本古来の文化が融合し
た国際都市、平城京。今まで歴史の教科書でしか触れていなかったもの
が、急速に心の中で形作られていくような思いがした。

パネルディスカッションの後、南都声明公演、薬師寺花会式というお坊
様たちによる声明が行われた。

花会式(はなえしき)というのは別名、修二会(しゅにえ)とも呼ばれ
ている。修二会とは、奈良の大寺が、国家繁栄や五穀豊穣そして万民の
豊楽などを祈る為に行う春の行事のことで、東大寺のお水取りなども修
二会だ。
薬師寺修二会は、奈良時代から続いているという。平安時代、堀河天皇
の皇后が病に臥していた折、天皇が病気平癒を薬師如来に祈られ回復し
たお礼にと、その翌年に十種の造花をご本尊に供えられたところから薬
師寺では修二会が「花会式」と呼ばれるようになったそうだ。

710年、平城京に首都が移され、奈良時代の幕開けとなってから、もうじ
き1300年。かつての都にも、きっと変わることなく鳴り響いていたであ
ろう、美しくそしてダイナミックなお坊様たちの声明。
いろいろな時代を超えながらも、祈りの世界は絶えることなく、受け継
がれてきた。壇上中央に飾られた、薬師如来像の大きな写真が、静かに
流れゆく「時」を見つめているように感じた。


それから3日後、いよいよインド出発の日を迎えた。

母と二人で旅に出るのは、これで2度目。一度目はアリゾナの先住民族の
村へ。そして今回はインド仏跡巡礼だ。

かつて母はとても保守的だった。私が、様々な経緯から今のような思い
で動き始めた時、全く聞く耳を持とうとはしなかった。そればかりか、
「おかしくなったのではないか」とか「妙な宗教に入ってしまったのでは
ないか」としばらく批難していた。現代社会の中での固定概念を外して、
ニュートラルに、物事の真意や本質を考えていく、という行為が多分理解
し難かったのだろう。

しかし、そんな母も恐るおそるだったが、少しずつ変わってきた。今では
私の良き理解者、応援者となってくれている。

「本当に何も知らないし、お釈迦様も般若心経も薬師寺も何にもわからな
いけれど、それでも大丈夫よね?」と母が空港で念を押して聞いてきた。
「大丈夫。私もわからないけれど…何も知らなくて行ってもいいんだよ。
こうして行けるってことは、ご縁があるってことだと思うよ」と答えると
母は安心した顔になり集合場所まで向っていった。

飛行機の移動時間はあっという間だった。

着陸1時間ほど前だっただろうか。飛行機最後部の窓をのぞくと、はるか
下に美しく連なる山並みが見えた。
それが天山山脈なのか、ヒマラヤ山脈なのかはわからない。
しかし、玄奘三蔵はこんな山々を越え天竺を目指したのかと思うと、飛
行機で一気に向っていることが、なんとなく申し訳なく思えた。
 
                        つづく…


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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
                          
今週は[タロットカード]で1週間の運勢を占ってみました

2006年2月25日(土)〜3月3日(金)あなたの運勢

<1月生まれ>
あれこれ迷ってはいませんか。今週は、何かひとつのことにエネルギー
を絞って動いてみてください。将来的に実りある結果とつながりそうで
すよ。

<2月生まれ>
回り道をしてきたことが、やっと解決の方向に進みそうです。ただ、事
を急ぎすぎないよう、ゆっくりとしたペースですすんでね。

<3月生まれ>
自分の立場がはっきりするかもしれません。周りに理解されなくとも、
あなた自身の道を歩むべきでしょう。くじけず頑張ってね。

<4月生まれ>
気持ちを言葉に表してください。心の中で思っていただけでは通じませ
んよ。ただ金銭的には不安定な状態なので、無駄遣いだけはやめましょ
うね。

<5月生まれ>
ちょっとしたアクシデントがありそう。極力平常心を保って、冷静に対
処してください。きっとよい方向に流れていきますよ。

<6月生まれ>
おおきな喜びが待っていそうです。また、あなた自身の大きな変化があ
るかも。とにかくハッピーな一週間となりそうですよ。

<7月生まれ>
周りの人の意見に左右されたり、あなた自身の考えがぐらついたりしそ
うです。今週は休息が必要です。力強いあなたを取り戻すためにも、ま
ずは休むことを心がけて。

<8月生まれ>
今週は、注意力がやや散漫になりそう。何かをするときには周りの状況
をよく見るように心がけてね。今週は仲のよい友達がよき理解者になっ
てくれそうですよ。

<9月生まれ>
視野が少し狭くなってはいませんか。また、人にあなたの心を隠して接
してはいませんか。今週のあなたの課題は心も視野も広く、ということ
です。

<10月生まれ>
安定した一週間となりそうです。気持ちにゆとりができそうなので、誰
かのために動くこともできそう。お金も順調に回ってきそうですよ。

<11月生まれ>
今の環境に退屈してはいませんか。もっと楽しいことや、愉快なことが
あるのではないかと思ってはいませんか。今一度、あなた自身の足元を
振り返ってみてください。きっと喜びはそこにあるはずですよ。

<12月生まれ>
色々考えすぎて、身動きがとれなくなってはいませんか。今週は着実に
一歩一歩進むことを考えてください。また、気になることをほったらか
しにしていては後々後悔しますよ。

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【3】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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  沖縄の海が風がそして神々が、今あなたを呼んでいませんか?
      続々、参加者が増えています

     <天と大地に感謝する旅 walk 22>

          美ら島・沖縄ツアー
    〜神々と大自然そして島人と、とことん遊ぶ旅〜
      2006年3月23日(木)〜3月26日(日)

        3泊4日 羽田発着 大阪出発 同額       
        98、000円(+ 消費税4900円)

    旅の詳しいスケジュールや内容はHPを是非ご覧下さい。

     http://www.office-ten.net/okinawa2006/t.htm
     
              ↑
     見ているだけで、心和むキレイなページですよ。
             
 

この旅は、沖縄の神々の世界と大自然や文化を両方楽しむ
オフィスTENならではの贅沢な旅。
あわただしい日常から離れ、沖縄の風に吹かれながら、
「あなた」が「あなた」であることを、
南の島で、しっかりと確認してみてください。


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【4】◆◇講座募集開始◆◇
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●とことん自分と向き合って、なりたい自分になる講座

    【コミュニケーション術・達人講座】

      *第6期 2006年度4月生募集開始!

<全4回>
Step1『言の葉ひろい』講座 
Step2『感情認識』講座 
Step3『自分力・集中アップ』講座  
Step4『セルフプロモーション』講座

<会場> 東京 葛飾シンフォニーヒルズ 2F(会議室カトレア)
    (京成電車 青砥駅 下車徒歩5分)
    
<日時> Step1/ 4月6日(木) Step2/ 4月13日(木)
     Step3/ 4月20日(木) Step4/ 4月27日(木)  
  
     各19:30〜21:30

<受講料> 14、000円 (全4回+テキスト代込み)
       *やむを得ず4講座を連続受講できない場合
       一講座につき 4500円で受講できます。

<講師> 天川 彩(てんかわあや)
     
*芸能人、文化人、科学者、医師、政治家、芸術家、僧侶、
ミュージシャンから主婦、学生まで、ジャンルや社会的立場を飛び越え
て友人脈を広め、自他共に認めるコミュニケーション術の達人である。

<申込先> http://www.office-ten.net

人が生きていくうえでコミュニケーションは、とても大切なものです。
他者とのコミュニケーションに悩む人の多くは、実は自分自身が嫌いで
あったり、自分に興味が持てなかったり、結局「私」という存在自体を
希薄にとらえているのかもしれません。
この自分コミュニケーション講座では、心の中に閉じ込めたままの言葉
や感情と出会う「言の葉ひろい」ワークや、なりたい自分と出会う「自
分力集中アップ」ワークなど、まったく新しいカリキュラムを通して、
輝く自分に出会い、対人関係をより円滑にしていきます。

さぁ、春です。
コミュニケーションの達人となって、人生の幅を広げていきましょう。

*詳しい講座の内容は、HPをご覧下さい


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【5】◆◇TEN’sショップ◆◇
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      『TEN’sコレクション』
    http://www.office-ten.net/shop.htm

TEN’sショップのテーマは「物語性」。
人と物との間に、ひとつの物語があったなら・・・
それは「単なる物」としてではなく「宝物」となるはずです。
オリジナル商品からセレクト一点ものまで
オフィスTENで紹介するものには、ひとつひとつに
出合った物語があります。

物語の続きは、手にしたあなたです。


<現在取り扱い中のアイテム一気にご紹介!!>全て税込み価格です

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●『童話詩 CDブック「石とお月さま」』定価2100円

著:天川 彩  絵:松岡Coco 写真:天川 彩
http://www.office-ten.net/douwasi/shop.htm

天川 彩オリジナルの童話詩6編が収められたCDブック。
祈りとメッセージを優しい童話詩に込めて…

*TEN’sショップからお買い上げいただいた方には、
メッセージ付きサインをお入れしてお届けします。

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●『DVD&VHS「熊野大権現」』62分 定価3150円
   大自然と祈りの聖域〜熊野〜

監督・脚本:天川 彩  ナレーション:高樹沙耶 
http://www.office-ten.net/DVD/top.htm

天川 彩が手がけた世界遺産・熊野の深い世界観を堪能できる珠玉の
作品。ナレーションは友人の高樹沙耶が担当。

*ご希望の方には、監督サインをお入れしてお届けします。
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●VHSビデオ『アシリ・レラ ユーカラを語る』37分 定価4500円
●VHSビデオ『アシリ・レラ 魂の語り』   64分 定価5500円

http://www.office-ten.net/video-lera.htm
天川 彩がアイヌの母と慕う、アシリ・レラの言葉を現地で収録。
文化の神オキクルミが降り立った土地、二風谷より アイヌの語り部
アシリ・レラが語るビデオシリーズ

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<おすすめ新入荷!>
●【CD『ウタノチカラ』Emme】 定価 3000円 
 〜魅惑のオリエンタルヴォイス〜
http://www.office-ten.net/shop/emme.htm

天川 彩の友人アーティスト、EmmeさんのCD。
独自のオリエンタルヴォイスと民俗楽器のコラボに
新たな日本の『ウタノチカラ』を感じます。

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●【CDブック『遮那』 雲龍】 定価2940円
http://www.office-ten.net/shop/syana1.htm

天川彩の友人、笛奏者の雲龍さん 初出版CDブック。
出雲・伊勢・熊野・・・はるかなる世界へと誘います。
谷川俊太郎が言葉を寄せ、細野晴臣が音楽的なバックアップ。

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●【書籍『古事記のものがたり』宮崎みどり】 定価1500円
http://www.office-ten.net/kojiki.htm

天川 彩の友人・宮崎みどりさん著の古事記。
はっきり言って、マンガで読む古事記よりわかりやすい一冊です。
日本神話の神々のみずみずしさや宇宙観にぜひふれてください。

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●『ワタリガラスのTシャツ&
ボブ・サムサイン入りバッグセット』    定価4000円
http://www.office-ten.net/watarigarasu-shop.htm

アラスカの先住民クリンギット族のボブ・サム。
彼との長年に渡る交流でイベントを開催した折、制作したTシャツ。
当日、ほとんど売ることが出来なかったことに心を痛めてくれたボブが
バッグにサインを入れてくれました。サイン入りバッグが不要な方は
Tシャツのみ2500円でも販売中。
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●【セレクトの森】
インドのブッダガヤで出合った、可愛いお祈りバッグや、アーティスト
享子の手描きTシャツなど、売り切れゴメンの一点もの。
http://www.office-ten.net/shop.htm

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【6】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「ふとまにまに」

何事も「出あい」から、全ては始まると思う。
人との出会いは勿論のこと、土地との出合い、物との出合い。学問やス
ポーツとの出合い、仕事との出合いもあるだろう。

日々単調な生活をしているようでも、出あいはある。近所へ買い物へ行
った時に、たまたま見つけたお店とか、ふらっと立ち寄った書店で見つ
けた運命の一冊とか…。本当に数え上げればきりが無い。
しかし、折角の出あいもそのまま過ごしてしまうと、無駄にしてしまう
ことも多いのではないだろうか。

私の場合、自分のアンテナが「何か」をキャッチした時には、即座に行
動するようにしている。後で…と思っていると、忘れてしまったりタイ
ミングを逃してしまったりするからだ。思い立ったが吉日。その時、そ
のタイミングだからこそ繋がるご縁ということも多々ある。

ふとまにまに、何かの文字が目に飛び込んでくる。それは、電信柱に張
ってある広告かもしれないし、夕刊の記事かもしれない。テレビのお笑
い番組で芸人が言っているかもしれない。でも、そこに書かれた文字や
言葉が妙に気になったら、それについて考えてみた方がいい。もしかし
たら重要なヒントがその文字に含まれているかもしれないし、思いがけ
ないチャンスがあるかもしれない。
また、誰かの顔がふと思い浮かんできた時には、電話をかけてみる。互
いの関係性にとって、重要なタイミングかもしれない。

要は、何かを少しでも感じ取った時には、素直に動いてみることが肝心
だと思う。



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【7】◆◇編集後記◆◇
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最近、迷惑メールが巧妙になってきた。「お疲れ様です」とか「先日は
ありがとうございました」というタイトルが増えて、思わず読みそうに
なる。休みの後は、迷惑メールのゴミ処理が大変だ。
                         aya
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