2005/12/09━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第194号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
今週は、秋田で伝統的な狩猟生活を守っている、マタギの統領の所へ行
っていました。
八百万の神々と共にある日々の暮らしぶりに、ただただ驚いたのですが
3日間過ごした別れ際「もっと深く知りたいんなら、もう少し通わない
と、表面的なことしか、なーんもわかんないよ」と言われ…
文化を理解することの奥深さと自分の甘さを、痛感させられました。
来年も、未知なる新たな修行がいっぱい待っているんでしょうが、自分
が選んだ道ですから、多難な道であっても、鼻歌の一つでも歌って楽し
もうと思っています。
さーて、今月は大切な大切な、私の童話詩ライブがあります。
童話詩で表現している世界は、私の魂の本体であるといってもいいかも
しれません。
私の名刺は二種類あるのですが、一つは(有)オフィスTENの代表取締
役の名刺。そしてもう一つは「脚本家・童話詩人」と肩書きを入れた名
刺です。ですが、今年の前半は熊野大権現のDVDの発売の関係で時間
が取れず、後半はhopi関連のこと等で時間が取れなくて、神戸と岡
崎以外では童話詩の世界を皆さんにお届けすることが出来ませんでした。
今回、やっと東京での今年最初で最後のライブを行います。
聖なる前夜、皆さんを聖なる物語の世界へご案内しようと思っています
ので、どうぞお誘い合わせの上、是非お越しください。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様===「炎じゃわめぐ」
2・TEN占い======今週は「メディスンカード占い」
3・おすすめイベント===クリスマス童話詩ライブ・天々福々
4・天と大地に感謝する旅=「知床・流氷ウォークツアー」募集中
5・TEN’sショップ==雲龍CDブック「遮那」
6・編集後記=======ひとりごと
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「炎じゃわめぐ」
先日、たざわこ芸術村で劇団「わらび座」のミュージカル『棟方志功
炎じゃわめぐ』を観た。魂を揺さぶられるような素晴らしい作品だった。
今年の春、私は棟方の代表作ともいえる「二菩薩釈迦十大弟子柵」と青
森で出合った。その印象があまりにも強烈だったので、感動もひとしお
だったのかもしれない。
釈迦の十人の弟子達と両脇に立つ二人の菩薩様。
ミュージカルの中でも「神仏のご加護を受けて作品を作らさせていただ
いている」というような表現があったが、棟方はこの作品を作り上げる
のに、1年がかりで何千枚という下書きをした上で最後の一週間で一心
不乱に作り上げたそうだ。
棟方は、自分の作品に「柵」という表現を使っている。
私はまだ四国巡礼をしたことがないので、巡礼用語はよくわからないの
だが、巡礼者たちが寺を廻る際、首に願をかけて下げた札を置いていく
慣わしのごとく、一つ一つの作品に願をかけて、札を納めるような気持
ちだったという。柵を打つとは、納札の意味を持っており、棟方は、自
分の生み出した作品一つ一つに、念願をかけていたらしい。
「じゃわめぐ」とは津軽弁で「震える、ぞくぞくする、心騒ぐ」という
ような意味だとパンプレットに書いてある。
標準語にすると「ざわめく」という意味なのだろうが、「炎がじゃわめ
ぐ〜」と舞台上の役者が叫びながら、版画の板に向き合っていた姿は、
まるで棟方がのり移っているかのようだった。
内から燃え上がる炎のざわめきを感じながら生きることは、素直に生き
る、ということではないだろうか。
自分が向おうとしている道を真剣に歩んでいる時、内なる炎はざわめい
て、一心不乱になる。
一心不乱状態で紡ぎだした作品だからこそ、人々に感動を与えられるも
のになるのだろう。
私は「一流」の生き方をしている人が好きだ。
それは、何も経済的なことや物質的な持ち物を指すものではなく、己に
恥じない生き方を貫いている人ということだ。何かを目指したいのなら、
中途半端に投げ出す、真正面から向き合いながら、とらわれず執着しな
い心の強さが必要なのだと思う。
一流。一つの流れは一心不乱に通じる。
近々、また棟方志功の「柵」に直に触れたいと思った。
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【2】◇◆TEN占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
今週は[メディスンカード]で1週間の運勢を占ってみました
2005年12月10日(土)〜12月16日(金)あなたの運勢
<1月生まれ>
あなたが以前、個人的な利害に走らず誰かの為に何かをしたのなら、形
を変えてあなたの元へやってきます。素直に喜んで、それを受け取って
ください。
<2月生まれ>
エネルギーを無駄に消費してはいませんか?今週はなるべくゆったりと
過ごしながら、あれこれ動き回らずエネルギーの回復をはかってくださ
い。
<3月生まれ>
最悪の事態を想定しすぎて、手当たり次第になんでも溜め込もうとして
いませんか?豊かさと不足への恐れは全く意味が違いますよ。落ち着き
を取り戻してね。
<4月生まれ>
古い習慣を手放すときがやってきました。それに逆らっている限り痛み
が長続きします。新しいあなたに生まれ変わる為にも、潔さをもってね。
<5月生まれ>
人の忠告に耳を貸さないままでいると、現状をよくする事はできません。
曖昧に物事を進めるのではなく、きっぱりと道を歩む為にも意固地にな
らないようにしてね。
<6月生まれ>
未来の事ばかり考えすぎて、目の前の事を忘れてはいませんか?ささい
な物事に心を配り、謙虚に生きない限り、あなたを他人は認めてはくれ
ないですよ。一歩一歩を大切にね。
<7月生まれ>
自分の成長のために必要な事を、なぜ、もっと知りたいとは思わないの
ですか?学ぶ事はあなたをさらに大きく成長させてくれます。面倒くさ
がらず調べてみましょう。
<8月生まれ>
先延ばしにしている事はありませんか。どんな局面がやってきても、今
のあなたは向き合う勇気があるはずです。自らの意思で解決のために動
き出してみてください。きっと上手くいきますよ。
<9月生まれ>
パートナーシップを深める一週間となりそうです。パートナーのいる人
はなるべく多くの時間を相手と持つようにしてください。パートナーの
いない人は新たな恋の予感があるかもしれません。
<10月生まれ>
先々をあれこれ考えすぎて、身動きできない状態ではありませんか?今
週は自分の人生に信頼を持ってしっかりと進んでください。後戻りして
はいけませんよ。
<11月生まれ>
あなた自身の変化を邪魔しているのは、あなたの中にある恐れかもしれ
ません。人生は楽しいものだと、どうか実感してください。
<12月生まれ>
あなた自身に学ぶ意思があるのならば、未来は格段に広がっています。
また、あなた自身の成長にともなう、何かの出会いがあるかもしれませ
ん。アンテナを張り巡らせていてくださいね。
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【3】◆◇年末年始おすすめイベント◆◇
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人
 ̄Y ̄ 天川 彩 *クリスマス童話詩ライブ*
☆
*
◇日時 2005年12月23日(金・祝) 18:00〜
◇料金 前売り2000円 当日2500円
(当日お申し込みの方にはプレゼントは付きません)
ワンドリンク&クリスマス特別プレゼント付き
◇会場 Cafe&Gallery ボンアート
(丸の内線「本郷三丁目」下車徒歩5分 東大・赤門前)
◇申込 http://www.office-ten.net
神様に「優しい気持ちになれますように」と
静かにお願いしてみたら…
言葉の雫がそっと心に降ってきました。
童話のような詩。詩のような童話。
童話詩の優しい響きは、
あなたの忘れかけていた
大切な「なにか」を
呼び覚ましてくれるかもしれません。
言葉の宝石箱からそっと抜け出したような、童話詩の世界…。
一年に一度だけ…東京の夜空の下で語ります。
この日にいらした方々にだけ、特別なプレゼントもご用意しました。
一夜限りのスペシャルな時間を
あなたの為に、贈ります。
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■お江戸下町・谷中七福神めぐり&新年会
『天々福々の集い』*七福神の詳しい御利益は、HPをご覧ください。
◇日 時:1月7日(土) 集合12時30分
◇集 合:上野駅 公園改札出口(「天々福々」の看板が目印)
◇参加費:2000円(下町ガイド料+谷中せんべい+下町絵葉書)
新年会のおばんざい費は割り勘でお願いします
◇申込み: http://www.office-ten.net
下町情緒あふれる寺町をそぞろ歩きしながら、七福神のありがたいご利
益を共に授かりに参りましょう。ここはオフィスTENの地元。私たち
が地元の魅力をたっぷりとご案内します。七福神全て巡った後は、下町
人情漂う「谷中銀座」へ移動して下町の人気おばんざいを買い込み、い
ざ新年会へと突入!初めて参加される方も、おなじみの方も、新しい年
を大いに祝って盛り上がりましょう!
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【4】◆◇天と大地に感謝する旅◆◇
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こんな珠玉の冬の過ごし方、他に知らない。。。
世界自然遺産となった大自然があなたを待っています。
《天と大地に感謝する旅 Walk 21》
**神秘なる秘境 知床「流氷と大雪原を歩くツアー」2006**
2006年2月23日(木)〜2月26日(日)
東京発着 118、000円(+税5900円)
(東京発着以外のご希望の方、別途計算いたします)
<残席3です>
流氷のシャーベット状になっている海の中に入ったり…
ワタリガラスやオオワシを見たり…
神秘的な冬の森の中で、じっと過ごしたり…
水平線ならぬ氷平線に沈む夕日をみたり…
また、流氷のきしむ音を聞きながら
満点の星空のもと、ホットワインを飲んだり…
日本の中に、こんなに極上の冬を過ごせる場所があったのですね。
都会の日常では決して味わえない感動が待っています
企 画:(有)オフィスTEN
手 配:ワールドエクスプレス大阪
(大阪府知事登録旅行業者代理業第5255号)
お申込み頂きました方には、後日、詳しい資料をお送りいたします。
詳しい内容やお申し込みは
http://www.office-ten.net/sire/2006/top.htm
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【5】◆◇TEN’sショップ◆◇
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早くも大反響!!
魂が、もっとも純粋に漂う、音の世界。出雲、伊勢、熊野・・・。
この国の清らかな地で奉納演奏を行ってきた笛奏者・雲龍が奏でる、は
るかなる世界。
詩人・谷川俊太郎が言葉を寄せ、細野晴臣が音楽的なバックアップをし
たCDブックが遂に発売!
CDブック
『遮那 水のながれ光の如く』 雲龍
定価 2800円(+税) 送料210円
●沈黙が笛の音をかりて、私たちに呼びかけてくる。 谷川俊太郎
(このブックの中に、谷川俊太郎さんの言葉が沢山織り込まれています
)
お申し込みなど詳しくは http://www.office-ten.net
<雲龍さんと私>は、HPをご覧下さい。
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【6】◆◇編集後記◆◇
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年の瀬が迫っているというのに、来週も色々な予定が目白押しだ。
でも、どれもこれも未来に繋がっているようで、なんだかワクワクする。
aya
発行者 天川 彩
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情報の転載は大歓迎です。