2005/09/30━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　☆★☆ TEN's magazine　第184号　　☆★☆　
　　
　　

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　こんにちは！天川　彩です。

今週は皆さん、どんな１週間を過ぎされていましたか？
私は、人と出会う一週間でした。
ご縁というものは、本当に不思議ですね。
縁が縁を繋ぎ…素敵な輪がどんどん広がっていくようです。

そうそう、縁繋ぎといえば…春に「コミュニケーション術達人講座ｉｎ
京都・恋愛開運編」を開催しましたが、嬉しい報告が届いています。
なんだか、私までとっても幸せな気持ちになり…秋にも開催しようとい
うことになりました。
今回は京都・大原三千院の近くに２泊しながらの講座です。
また恋愛編だけではなく、通常の「コミュニケーション術・達人講座」
も11月に開講します。
詳しくは、来週お知らせいたしますね！

私はこれから青森に向かいます。
「森のイスキア」のお祝いごとに出席させて頂くのですが、懐かしい友
人も何人か向うようで、青森での時間がとても楽しみです♪

今日は、連載の文章が長いので、コラムはなしです。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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１・連載＝＝＝＝＝＝＝＝＝「ホピの母なる大地に導かれ」7
２・ＴＥＮ占い＝＝＝＝＝＝今週は「メディスンカード占い」
３・メルマガ限定情報＝＝＝メルマガ読者の集い・鑑賞会も入りました
４・商品情報＝＝＝＝＝＝＝新商品・益子焼の小物　ほか
５・予告＝＝＝＝＝＝＝＝＝コミュニケーション術・達人講座　
６・おすすめツアー＝＝＝＝「ｈｏｐｉツアー」
７・編集後記＝＝＝＝＝＝＝ひとりごと
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【１】◆◇連載◆◇
……………………………………………………………………………………
■「ホピの母なる大地に導かれ」７

小一時間ほど走っただろうか。
目的地の村の標識が見える。

「この辺りじゃない？」とミドリちゃんがいう。
確かに、村の名前はそのようなのだが、どうも違う気がする。
「悪いけれど、もっと車を進めてくれる？舗装道路より、もっと先だと
思うの」
「ねぇ、舗装道路も終わっちゃうよ…」不安げにハンドルを持つミドリ
ちゃんとは反対に、私はなんだワクワクしてきた。

「あの先だと思う！」
なぜか、直感的そう思った。
そこに誰がいるわけでも、何か目印になるようなものがあったわけでも
なかったのだが、何処か核心めいたものを感じた。

車を停めた少し先に、小さな集落があった。
門の家の前で、中年女性とその母らしき二人の女性が椅子に座り、カタ
ログ本を見ながら、話していたのだが、こちらの気配を感じ取り、時折
こちらを見ている。
その斜め向かいの家の前に、10歳くらいの少女が立っていた。
少女も、微笑みながらこちらをじっと見ている。
私は、どちらに声をかけようか迷った。中年の女性も、少女も好意的な
視線を向けてくれていた。
少し考えた末、少女に話しかけようと一歩歩み寄った途端、彼女は恥ず
かしそうに、家の中に入ってしまった。しかし扉を薄く開けて、こちら
を見ている。

すると、中年女性の方から声をかけてきた。
「誰かを探しに来たの？」
ロザンナという名のその女性は、陽気に近づいて来てくれた。

私はキョウちゃんに通訳を頼み、この村へ来たいきさつを話した。
そして、誰に会わなければならないか、それもわからない、と伝えると
ロザンナは大笑いした。
「誰に会わなければならないか、わからなかったら、誰も何も教えてあ
げられないわよ。それが、どんな人なのかもわからないの？」という。

しかし、しばらく考えた末「この村の人たちは、みんな誰しもが大変ス
ピリチュアルなの。でも、その中でも、誰もが尊敬している人物に会う
べきね。それは、彼女のお祖父さんよ」と言って、先ほどの少女を手招
きした。

少女が、はにかみながら、こちらにやってきた。
彼女はとっても人懐こく、愛くるしい少女だった。彼女の名前はクリス
ティーナ。
お祖父さんは、コーン畑に作業に出ているらしかった。ロザンナはクリ
スティーナに「お祖父さんが戻ってくるまで、この村の案内をしてあげ
なさいよ」と提案してくれた。

クリスティーナは、まず、私たちを彼女の家の前に連れて行き、「ここ
が、私の家。これが私のペット…」と白い子猫を抱いてきた。
そして、屋根にかかっている階段を数段登り、屋根の上にいるのは、鷲
も紹介してくれた。
その様子を見ていたロザンナは、もっと村の色々な場所に案内してあげ
なさいよ、と言っていたのだが、幼いクリスティーナは、村の何処をど
う案内したらいいのか、戸惑っているようだった。

すると、ロザンナが「退屈かもしれないけれど、下の水汲み場へ水を取
りに行って、その後、畑に行くんだけど、一緒に行く？」という。
ホピ族の人々が、どれほど水を大切に扱い、またどれほどトウモロコシ
を大切に育てているか、話では聞いていたが、まさか、その場所に連れ
て行ってもらえるとは思わなかった。
あまりにも嬉しいお誘いに、私は小踊りしそうな気持ちをぐっと堪えて
「はい、ご一緒します」とだけ答えた。
バケツとスコップを持ち、ロザンナについて行くと、長い石畳の階段の
下に、手作業で作ったのであろう畑が広がっていた。何人かの人たちが
水を愛しく扱いながら、野菜の世話をしている。
私たちも微力ながら、お手伝いさせていただいた。

「そろそろ戻りましょう…」ロザンナの言葉で、後ろを振り返ると、見
たこともない、大きな大きな夕日が、遠く地平線に下りようとしていた。

その夕日にどれくらい手を合わせていただろう。どんなに手を合わせて
も感謝しきれないほど、私はありがたかった。

村の広場に戻ってきた時、薄暗がりの中で、一人のお年寄りと目があっ
た。私は、直感的に、この方なのだと思った。
と、一足遅れで広場にやってきたクリスティーナが、駆け寄ってきて
「お祖父ちゃんに、私のお友達を紹介するわ！」と私たち、一人一人を
紹介してくれたのだ。

その方が、長老だということは、風貌を見てもわかる。
「まぁ、とにかく入りなさい」
長老は、私たちを家に招き入れてくれた。
シンプルで小さな家には、無駄なものはほとんどない。
経緯を話そうとしたのだが、少し耳が遠いことと、英語があまり得意で
はないということで、会話はとても困難だった。長老はランタンを持っ
てきて、灯かりの下で筆談しようと提案してくれたが、それもどうもう
まくいかない。
でも、長老は穏やかな目で、一生懸命話を聞こうとしてくれていた。

と、突然長老は立ち上がり、ホピ語と英語の通訳をしてくれる人のとこ
ろへ行こうと、歩き出した。

訪ねた家では、ちょうど夕食時だった。
申し訳なくて仕方がなかったのだが、しばらくして、長老を交えてちゃ
んと話ができる体勢が整った。
さぁ、これから話しを、と思った時、長老は「私はもう年寄りだから、
私より、若い彼の話を聞いた方がいい。彼は大切なことを良く知ってい
る」と告げると、外へ出てしまった。

私は戸惑った。しかし、それも神の意思なのかと受け入れようと思った。
その男性が「どうしますか？」と聞いたので、私はここにやってきた経
緯を伝え、今、目の前にいるあなたの話に耳を傾けるべきなのだと思う
と答えた。

「あなたは長老の話を聞きなさい」というのが、彼の話だった。
私が、改めて翌日訪問したいと告げると、あなたのスピリットが、この
大地のスピリットに導かれてやってきたのですから、そのスピリットが
示す時間に合わせましょう、という。

「では、午前１０時に」

外に出ると、こぼれんばかりの満天の星空だった。
広場に戻ると、長老が立っていた。
私は思わず長老に近寄ると、深く刻まれたシワクチャの笑顔で、私をし
っかりと抱きしめてくれた。

車に向おうとしたら、ロザンナも偶然、外に出ていた。
「長老と話せたの？」と聞くので、翌朝、再訪問することを伝えると、
「明日午後から、近くの町で、ホピ語の授業があるの。私も午後から、
そこに行っているし、来て見ない？」と誘ってくれた。

あまりの凄さに、体が驚いたのだろうか。宿に戻った途端、腹痛を起こ
してしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく…

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【２】◇◆ＴＥＮ占い◆◇
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所詮、天川　彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今週は［メディスンカード］で１週間の運勢を占ってみました

２００５年１０月１日（土）〜１０月７日（金）あなたの運勢


＜1月生まれ＞
あなたの直感や感覚をあなた自身が疑ってはいませんか？まずは不安要
因を取り除いてください。そして足元も揺らがないよう固めていきまし
ょう。

＜2月生まれ＞
いろいろな状況が上手く進まず四苦八苦してはいませんか？いまは目先
の問題を解決しようと焦らず、自分の大好きなものに目を向けて心を落
ち着かせてください。きっといいタイミングで何事も上手く解決できま
すよ。

＜3月生まれ＞
今週は何事においてもバランスよく進むでしょう。いままで不安だった
ものも一気に解決のメドが見つかるかもしれません。

＜4月生まれ＞
今週はなるべく動き回らず、静かに自分と向き合う時間を作ってみてく
ださい。部屋の掃除や散歩などしているときに大きなヒントが見つかる
かもしれません。

＜5月生まれ＞
エネルギーが満ち足りている週です。とてもパワフルな状態なので愛を
持ってあなたにできる範囲の社会貢献をしてみてください。きっと誰か
が確実に受け取ってくれますよ。

＜6月生まれ＞
何でも知っているつもりになって、人の言葉に耳を貸さないでいるより
も、どんな些細な事もありがたく受け止めてみてください。あなたの知
らなかった喜びがあるかもしれません。

＜7月生まれ＞
自分のやってきた事を、きちんと褒めてあげていますか？たまには自分
の成果をきちんと認めてあげることも大切です。

＜8月生まれ＞
何の為に日々働いているのか、何の為に日々頑張っているのか、もう一
度自分に問い直してみてください。今ある全てに感謝する心を忘れない
でね。

＜9月生まれ＞
ストレスがかなり溜まっているようです。休むときには、きちんと休ん
でエネルギーを充電してくださいね。

＜10月生まれ＞
誰かを無理に自分のペースにひきこもうとはしていませんか？人にはそ
れぞれペースやタイミングがあることを忘れないでね。

＜11月生まれ＞
諦めかけていた事に再チャレンジするときがやってきました。今週はま
っすぐに突き抜けるエネルギーがありそうなので迷わずチャレンジして
みてください。

＜12月生まれ＞
あなたの中でやりたいと思っていた事は、今こそ行動の時なのです。そ
れはあなたや周りの人々を助ける事につながります。がんばって。


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【３】◆◇メルマガ限定情報◆◇
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１０月１５日（土）　
「ＴＥＮ’マガジン」読者オフ会　締め切りは10月3日（月）18:00

メルマガ読者の皆さんと、ツアーやイベントなどで接する度、どうして
こんなにも素敵な方ばかり来てくださるのだろう…といつも感動してい
ます。この感動を皆さんにも味わっていただきたく、メルマガ読者オフ
会なるものを開催します。
更に…このオフ会は、単なるオフ会ではなく、途中で会場を移動し、音
楽堂で、お坊さんたちの声明とグレゴリア聖歌隊の東西祈りのコラボレ
ーションも鑑賞してしまおう、というまさに、オフィスＴＥＮらしい？
欲張り企画のオフ会になりましたヨ。

既にオフ会にお申込みいただきました皆さんには、その旨を連絡して、
前売りチケット（3000円）はゲットしております。
3日、締め切りの時点で、再度こちらでまとめて、オフ会参加者分のチ
ケットを購入する予定ですがその前に売切れてしまう可能性もあります。
その際には、ご了承ください。
心配な方は、先にチケットぴあなどで、購入してくださるとありがたい
です。Ｐコード208-147「声明と聖歌の融和」

●ＴＥＮ’ｓマガジン　読者オフ会

　　集　　　合：10月15日（土）上野公園・公園口改札　１４：００
　　歓談タイム：上野桜木会館　　　　　　１４：３０〜１６：３０
　　散歩タイム：上野公園をゆっくり散策　１７：００〜１８：００
　　鑑賞タイム：声明と聖歌のコラボ　　　１８：３０〜２０：３０
　　飲食タイム：人数によって変動　　　　２０：３０〜
　　会　　　費：参加者での割勘（鑑賞券は別途3000円）です
　　申込締切り：10月3日（月）　18:00
　　申　込　先：http://www.office-ten.net/off.htm

参加申込みの方に、後日地図などを添付いたします。

＊申込人数で飲食のお店を決めますので、締切日を過ぎてのお申し込み
は基本的には受付できませんので、予めご了承ください。


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【４】◆◇商品情報◆◇
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○セレクトの森　続々新入荷！！

『益子焼き・キュートな小物たち』

栃木県益子。
ここは陶芸のまち。
ここに、縁あって行って来ました。

窯元が、街中にあふれるこの場所で、
手作りの温もりが伝わる小物たちとであいました。

どれも、一品限りのキュートな品々です。



セレクトの森
http://www.office-ten.net/shop/top.htm



『アイヌの木の皮・古代アッシ織バッグ』
　　　　　　　　　　　　　　　残数5点

＊お買い上げいただいた方から、メールが届きました。


　　　　オヒョウ木の皮の巾着　手元に届きました。　　　　　　　　
　　　　ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　一刺し一刺しの心を感じました。大切に使いたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京都　Ｙ・Ｈさん　　　　

　
　


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【５】◆◇予告◆◇
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どちらも、大好評の人気講座！
2005年11月開講します！
詳細は、来週お知らせします。

■「コミュニケーション術・達人講座」
◆「コミュニケーション術・達人講座」ｉｎ京都　恋愛開運編


〜とことん自分と向き合って、なりたい自分になる講座〜
■「コミュニケーション術・達人講座」

11月1日（火）11月８日（火）15日（火）22日（火）
会場　文京区根津・ふれあい会館　会議室
　　　アクセス　　メトロ東京　千代田線　根津駅下車　徒歩3分
毎回、受講者の方々の多くが、講座後も仲良しになっているようです。


〜パートナーと出会える自分になる講座〜
◆「コミュニケーション術・達人講座」ｉｎ京都　恋愛開運編
11月２５（金）〜27日（日）　2泊3日

今回は、大原の里で紅葉の京都を満喫しながらの3日間。
もちろん、霊域鞍馬からや縁結びの神、貴船神社にも参拝します。

＊春の受講者から、ハッピー報告も届いていますよ〜。

詳細は、来週お知らせいたします。
気になる方は、こまめにＨＰチェックしていてくださいネ！

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【６】◆◇おすすめツアー◆◇
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　　　　　一生の宝物となる旅☆しませんか？
残席４です

ホピの村で泊まれる施設は、一箇所だけで、更に部屋数も少ないので、
定員以上はどうしてもお連れできません。
考え中の方は、お早めに。　　

　　　
■天と大地に感謝する旅　スペシャル版

２００５年１０月２１日（金）〜１０月２７日（木）

　　　　アリゾナの大地に暮らす平和の民
　　　　　　　　ホピ族を訪ねる旅

　　　　　　　　　　７日間

羽田発着　　２２８、０００円
（募集人員２０名：定員に達し次第締め切ります）


アリゾナの砂漠地の果てで、ひっそりと暮らす人々がいる。
アメリカ少数民族・ｈｏｐｉ族。
神話と共に、謙虚につつましく生きる人々。
平和の民と呼ばれる彼らの大地には、
今、この時代に確かに受け取らなければならないメッセージがある。

あなたの足で、その大地に立ってほしい。
あなたの目で、素直に見たものを伝えてほしい。
この旅は、あなたのものだけではない、
確かな未来に繋がっている。

あなたの魂が導くようなら
あなたも旅の仲間なのだ。


詳しい現地スケジュールなどは
http://www.office-ten.net/hopi/top.htm



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【７】◆◇編集後記◆◇
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ずっと憧れていた富士山・写真家の第一人者、大山行男さんとお話した。
「僕の予定は、富士山まかせですから」という言葉に、つい「業種は違
いますが、私も同じようなものです。何の宗教というわけではありませ
んが、導かれるままに仕事をしているので」と答えた。

だから…というわけではないが、会社の会計士の先生に「5年計画10年
計画を立ててください」といわれても、困ってしまう。
でも、会計士の先生も、うちの会社と付き合うのに苦労しているんだろ
うなぁ。
　　　　　　　　　　　　　　　 ａｙａ

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発行者　　 天川　彩

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