2005/08/26━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第179号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは！天川 彩です。
今年の夏もそろそろ終盤。街のブティックでは、シックな色合いの長袖
がディスプレイされ、八百屋さんではスイカの代わりにブドウや梨が並
べられるようになりました。
来週からは9月。いよいよ秋に突入ですね。
そうそう、来週からといえば、選挙の公示も来週からですね。
郵政民営化が争点になっているようですが、それ以外のことも見据えて
これからの未来を託せる人を選びたいですね。
以前は、どうせどんな政治家に入れても一緒だから…なんて思っていた
こともありましたが、今の時代、本当にこれからの世の中を良くしたい
という信念を持って政治の世界に入っている人々が確実にいます。
そんな人たちが活躍できる場まで、ちゃんと送り届けたいと思う今日こ
の頃です。
う〜ん…どうしてここ最近、こんなまじめ人間になっているんだろう。
さてさて、今週はコラムと連載の2段構え？です。
更にＴＥＮ’ｓショップのお知らせもありますよ〜。
そうそう。熊野ツアー＆上映会、最終案内です。
心惹かれている方、お早めに♪
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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１・コラム・風の文様＝＝＝「人生の尺」
２・ＴＥＮ占い＝＝＝＝＝＝今週は「タロットカード占い」
３・熊野の情報＝＝＝＝＝＝ＤＶＤ＆ツアー＆上映会
４・連載＝＝＝＝＝＝＝＝＝「ホピの母なる大地に導かれ」３
５・おすすめツアー＝＝＝＝「ｈｏｐｉツアー」
６・お知らせ＝＝＝＝＝＝＝9月1日よりＴＥＮ’ショップ新商品入荷
７・編集後記＝＝＝＝＝＝＝ひとりごと
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【１】◆◇コラム・風の文様◆◇
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□「人生の尺」
私の財布には、先日までかなり長い間、宝くじが数枚入っていた。
その名も「女神宝くじ」。なんともありがたい名の宝くじだった。
買った時から、もしかしたら当たっているかもしれない…。そう密かに
思っていた。
この宝くじが当たったら…そう考えただけでウキウキしてくる。宝くじ
を買う楽しみは、そこにあるといって過言ではないかもしれない。
実際には、調べればすぐに結論が出るのだが、しばらくは、もしかした
ら…という思いを味わっているのがいい。
先日、街を歩いていて、ふと宝くじ売り場が目に飛び込んできた。
旗がヒラヒラはためいている。
おぉ、今だ！お財布の中の宝くじを見るタイミングだ！
そう思った私は、すぐさま宝くじ売り場の窓口に行った。そして、少し
ドキドキしながら「女神宝くじ」を手渡した。
パラパラパラパラ。。。
無機質な機械音の後、窓口の女性が慣れた声で「はい、残念でした」と
言いながら、ただの紙切れになってしまった「女神宝くじ・ハズレ券」
を戻してくる。
そうだよね。そうなんだよね。
神様は、宝くじなんかに頼らず、頑張れっていっているんだよね。
通常、直観力はかなり優れている方だと思うのだが、どうもお金に関し
ての直観力だけは鈍いのだ。
神様は、必要なところに必要なものを与えてくれると思っている。
お金も愛情も健康も家族も友人も仕事も…。
知り合いに、かなり裕福に暮らしている人がいる。
しかし、その人は家族揃って、病に悩まされている。当然働けないのだ
が、資産家なので生活には困らない。
知り合いに、地位や名誉もあり、健康にも恵まれ暮らしている人がいる。
しかし、パートナーが現れずいつも恋人募集中だ。ただ、このまま
独身のままでも、生涯不自由しないほどの財産は築いているので、老後
の心配は無い。
知り合いに、貧困大家族がいる。しかし、子どもは皆すくすくと育ち、
親を手伝いながら、自立している。お金は無くとも、皆健康で笑いの絶
えない大家族なのだ。
知り合いに、社会的地位を確立した人がいる。世間的にも名が通ってい
る。しかし、著名人ということに惹かれて人が寄って来ると思い込み、
人を信じることが出来ずにいる。ただ、いつも取り巻きに囲まれている
ので、孤独になることはない。
今のこの状況は、神様から与えられたもので、楽しいことも苦しいこと
も全て自分の人生の尺にあっているものなのだと思う。
人生十色。それぞれが選択し与えられた土壌の上で生きている。
それを他の人と照らし合わせたところで、何の意味もない。
楽しそうにイキイキとしている人は、自分の土壌と尺にあった生き方を
しているのだろう。
だから、どんな状況下においても、乗り越えられるのかもしれない。
宝くじに当たらないのは、当たる必要がないからなのだ、と負け惜しみ
半分思っている。
可能性は無限大。さぁ、精一杯自分の人生を謳歌しよう。
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【２】◇◆ＴＥＮ占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、気
楽に楽しんでくださいね。
今週は［タロットカード］で１週間の運勢を占ってみました
２００５年８月２７日（土）〜９月日２日（金）あなたの運勢
＜1月生まれ＞
ただじっとしているだけではあまり変化が無く、面白みに欠けているよ
うに感じるかもしれません。でも今まで結論を先延ばしにしていた事を
自ら進んでやるべき時です。人任せにせず動いてみましょう。
＜2月生まれ＞
全てに対して素直になれる週です。周りとも調和のとれるときですが、
自分の意見はしっかり持つようにしてください。流されないように気を
つけてね。
＜3月生まれ＞
見せかけのものに惑わされてはいませんか？本当は何が必要なのか、も
う一度内なる声に耳を傾けてください。始まりのときでもあるのです。
＜4月生まれ＞
冷静に対処しようとしすぎて、情に欠けているかもしれません。思いや
りをもって何事も考えるようにしてみてください。
＜5月生まれ＞
今進むべき道が困難に思えるかもしれません。でも努力なくして成功は
ありません。その努力を続けた先には才能が開花するのであきらめない
でね。
＜6月生まれ＞
なかなか自分の理想どおりに物事が進まず、無気力になってはいません
か？まずは少し休憩をして身の回りの片づけをしてみてください。きっ
と運気があがりますよ。
＜7月生まれ＞
先が見えない不安から前に進めなくなっているかもしれません。でもチ
ャンスが到来しています。肩の力を抜いて恐れず突き進んでください。
＜8月生まれ＞
人に遅れをとっているような焦りから、事を急ぎすぎてはいませんか？
このまま焦り続けると、大切なものを失ってしまう可能性があります。
どうか焦らず深呼吸してください。
＜9月生まれ＞
思いがけない知らせが届くかもしれません。今週は好奇心を旺盛にして、
気の向くままに行動してみてください。
＜10月生まれ＞
対人関係にトラブルが発生するかもしれません。その原因はあなたのコ
ミュニケーション不足です。メールなどに頼らず、たまには直接会って
話すよう心がけてね。
＜11月生まれ＞
今週は知性と教養が要求される週です。しっかりと物事を見極め、冷静
に判断してね。
＜12月生まれ＞
明るい未来が広がっています。人生の新たな扉が開かれるかもしれませ
ん。今週はなるべく感情的にならず、相手の言葉の意味をきちんと読み
取るようにしてね。
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【３】◆◇おすすめ情報◆◇
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最終のご案内です。9月2日（金）締め切り
＊天川 彩と行く熊野三昧
これほどまでに神聖なる熊野を堪能する旅は最初で最後かもしれません
〜日本の原郷・熊野へ行く〜
「熊野古道と聖域を感じるツアー」
２００５年９月１５日（木）〜９月１８日（日）
関空集合解散 ６８、０００円
（羽田発着 ８８、０００円）
＊羽田空港以外からの飛行機利用の方は、別途計算いたします。
神話が今も息づく熊野。
今も祈りの精神が確かに守られている熊野。
「魂」再生の地、熊野。
そんな熊野を丁寧にご案内する旅です。
いつかは「熊野」へと思っていた方、
また、本当の「熊野」に触れたいと思っている方、
ご一緒いたしましょう。
ツアーの詳しい情報やお申込みは
http://www.office-ten.net/kumano/2005/top.htm
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■ 「熊野大権現」上映会 最終ご案内
日時：２００５年８月３１日（水）
開場 19:00
開演 19:30〜21:00 （上映時間 19:40〜20:42）
会場：なかのＺＥＲＯ 視聴覚ホール
料金：前売 ５００円（予約お申込みの上当日窓口でお支払い下さい）
当日１０００円（但し予約満席となった場合当日券なし）
映像の内容・及びお申込みは…
http://www.office-ten.net/DVD/top.htm
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■細野晴臣氏 絶賛！
ＤＶＤ『熊野大権現』大自然と祈りの聖域〜熊野〜
定価 ３０００円（税別）
大らかな神々の息吹と大自然、そして真摯に祈る人々の姿。
その美しさと奥深さに圧倒されながら、一年間『熊野』を撮り続けた。
熊野大権現は、私たち人間に今「大切な何か」を取り戻させようと
しているのではないだろうか。
監 督 天川 彩
★オフィスＴＥＮ特典として、希望者にはサインをお入れします。
更に、８月末日まで送料も無料サービスです。
どうぞ、この機会に是非お求め下さい。
ＤＶＤ「熊野大権現」正式ページ
http://www.office-ten.net/DVD/top.htm
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【４】◇◆連載◆◇
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■「ホピの母なる大地に導かれ」３
アリゾナのほぼ中央に位置するセドナ。
真っ青な空に聳え立つ、赤い岩山群。
誰もが、圧倒される美しい風景の中を最初に歩いたのは、６年前。
私は、その地に立つまでセドナという場所の存在すら知らなかった。
ホピの大地に行かないかと誘われ、初めて渡ったアメリカでのステイ先
がセドナだったのだ。
私はいわゆる精神世界や○×ヒーリングといったものに興味が無い。
スピリチュアルという言葉も、最近はあまりにも乱用され過ぎて、本来
のスピリチュアルという意味合いが歪んでしまったかのように感じる。
以前、このような価値観があることすら知らなかった頃は、ただそのよ
うな世界があることに驚いて、色々受け入れてみた。すると、様々なニ
ューエイジ的なものを提供する人が、次から次と現れ、体験することと
なった。しかし、触れれば触れるほど、私は本質から離れていくような
気がしていた。私の魂が安らぎを覚えるのはもっと土着的で、太古から
変わらぬ普遍的なものだったのだ。
セドナは冒頭に書いたように、息を呑むほどに素晴らしい所だ。
セドナにはボルテックスと呼ばれる、地球のエネルギーが地表から溢れ
出してくるパワースポットがいくつもあるといわれている。
何も知らずその大地に立った時には、自分の魂が震えるような感動を覚
えた。
しかし、地球のエネルギー、大地から湧き上がるエネルギーは、セドナ
に限らず、私が旅したいたる所で感じてきた。
セドナは地域あげて、そのボルテックスを観光の目玉にしている。だか
らなのだろうが、世界中からそのエネルギーを求め、群がるようにヒー
リングなどに興味がある人々がやって来ていた。私はニューエイジ銀座
のようだと思った。
アリゾナらしい真っ赤な乾いた聳え立つ巨石山と、○○チャネラーさん
のセッションだとか、××セラピーマッサージだとかに夢中になって走
り回っている人々とのギャップ…。
これは、言葉にならないものだった。
3年前、ナバホ族のお祭りに行き、ホピ族の村へ行った際、セドナにも立
ち寄ってみた。しかし、その時も6年前と同様の印象だった。
今回、ホピの村に行く途中、セドナを通らずグランドキャニオンからま
わろうかと思った。しかしミドリちゃんが、空港からのルートが長すぎ
るから、やっぱりセドナで泊まって欲しいという。
前記のような理由から、私はあまり気乗りしていなかったのだが、キョ
ウちゃんがホピ族のホームペイジを見ていた際、セドナにホピ族の部族
会議が提供している宿があることを発見した。
調べると、とてもシンプルな雰囲気でいい。
改めて、真っ白な気持ちでセドナとも向きあおう。
私はそう心に決めた。
旅行代理店を経営しているミドリちゃんと知り合ったのも、６年前のセ
ドナでのことだ。
スェットロッジに入っていた際、後からやって来て、隣に座ったのがミ
ドリちゃんだった。６年という歳月は付き合い方によっては、そんなに
長くはないかもしれない。しかしミドリちゃんと共にツアーを組んだの
は20回以上。
友人として、仕事相手として、この6年間深く付き合ってきた。
今回は、仕事ではなく旅だ。
私もミドリちゃんも、スタッフのキョウちゃんも、それぞれホピの大地
に導かれているように感じていた旅の仲間だった。
フェニックス空港からおよそ3時間。
アリゾナの乾いた砂漠地帯を延々と走り続けた頃、巨大な赤岩山、ベル
ロックが目に飛び込んできた。
セドナにやって来たのだ。
宿に入ると、そこがホピ族が経営しているものだということが、一目で
わかる。フロントの中にいたお兄さんも、聞くとホピ族の人だ。更に、
彼は私が行きたいと思っていた村の人だったので、とりあえず荷物を部
屋に置いた後、色々教えてもらおうと再びフロントに戻ると、ホピの青
年の代わりに白人の中年男性が立っていた。
私たちは、地図をもらいエアポートメサまで急いで行くことにした。
そこは夕日を見る絶好のポイント。
初めて見る広大な風景に、キョウちゃんは興奮気味だった。ミドリちゃ
んも私も久しぶりのセドナの大パノラマに、大はしゃぎしながら初日の
日は暮れていった。
2日目の朝は、5時半起き。セドナで一番美しいといわれる巨石山群キャ
セドラルロックに登った。
以前、ここに登った時の感動がずっと忘れられなかったからだ。軽いト
レッキングで1時間。さほど疲れる場も無く、すんなりと一番上まで登り
きれた。
そこからの風景は、絶景としか言いようがない。
岩場の上から断崖絶壁を見下ろすのだが、まるで自分が鳥になったよう
な気分で、かつて、大昔そこに自分が暮らしていたかのような錯覚を覚
える。
太陽がかなり高くなってきた頃、多くのトレッキングの人々が昇って来
たので、私たちは下山した。
時間帯の問題なのか、行った場所が違っていたのか、とにかく以前、多
々見かけたニューエイジの人々とは出会うこともなく、セドナでの清々
しい時間が過ぎていった。
私たちは、いよいよホピの大地を目指して車を走らせた。
つづく…
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【５】◆◇おすすめツアー◆◇
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一生の宝物となる旅☆しませんか？
■天と大地に感謝する旅 スペシャル版
２００５年１０月２１日（金）〜１０月２７日（木）
アリゾナの大地に暮らす平和の民
ホピ族を訪ねる旅
７日間
羽田発着 ２２８、０００円
（募集人員２０名：定員に達し次第締め切ります）
アリゾナの砂漠地の果てで、ひっそりと暮らす人々がいる。
アメリカ少数民族・ｈｏｐｉ族。
神話と共に、謙虚につつましく生きる人々。
平和の民と呼ばれる彼らの大地には、
今、この時代に確かに受け取らなければならないメッセージがある。
あなたの足で、その大地に立ってほしい。
あなたの目で、素直に見たものを伝えてほしい。
この旅は、あなたのものだけではない、
確かな未来に繋がっている。
あなたの魂が導くようなら
あなたも旅の仲間なのだ。
詳しい現地スケジュールなどは
http://www.office-ten.net/hopi/top.htm
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【６】◆◇お知らせ◆◇
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9月1日（木）よりＴＥＮ’ｓショップに新商品が入荷します！
☆ナバホ族のお婆ちゃんが作った一点もののジュエリーたち。
☆アイヌのレラさんが作った木の皮で編んだバッグたち。
ほか
全て限定品ですので、お求めはお早めに。
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【７】◆◇編集後記◆◇
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インターネットニュースに、ある若手映画監督が覚せい剤所持で捕まっ
たというものがあった。読むと10月には新作の公開予定だったらしい。
人は一人では生きていない。色々な人と関わりあって生きている。この
映画にしても、出来上がるまでに、多くの人の苦労と努力と時間が費や
されていただろうし、この犯人の家族や友人知人など、本人を応援して
きた人々も、いたたまれない気持ちだろう。
それらの人々の心情を思うとやりきれない思いがする。
最近、未来ある若いエコロジストやアーティストたちの間で大麻が蔓延
しているという話を聞く。大麻は地球を救う…という変な理論を鵜呑み
にして、人生を棒に振ろうとしている人が多々いることが心配だ。
大麻も覚せい剤も共に犯罪であり、後々人生に大きな痛手を負うことに
なる。渋谷や新宿で犯罪に巻き込まれる若者も心配だが、それ以上に、
平和活動や環境活動と大麻とを混同している若者たちの方がよっぽど気
がかりになっている。
ａｙａ
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発行者 天川 彩
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