2021/12/04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆★☆ TEN's magazine 第998号 ☆★☆

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こんにちは！天川　彩です。
あっと言う間に12月になりましたね。先月は、目が廻るよう
なハードスケジュールの日々でしたが、ようやく一段落。ホ
ッと一息つけるような状態です。…と言いたいところですが
実はまたまた大変なことに挑戦することにしてしまい…。
つくづく私ってヒトは、と半ば呆れてしまいます。

何に挑戦するのかということは、後ほど書くとして、まずは
先週のことを少し書きたいと思います。先週は火曜日まで糸
魚川・翡翠展を開催しました。今年は昨年より沢山の方々に
お越しいただき、嬉しい出会いも沢山。水曜日はお片付けを
して、翡翠職人、山田さんとの濃い〜1週間を終えて、翌木
曜日。今度は北海道からアイヌの友人で唄人でもある、スズ
サップノ良子さんをTENの事務所でお迎えしました。美味しい
ものを一緒に食べたりちょっぴりお酒を飲んだり。もちろん
大事な話も夜遅くまでして…豊かな時間を過ごせて幸せでし
た♪

そして金曜日は朝から箱根へ。
なぜ箱根かというと…土曜日に小田原で用事があり、その前
泊だったのです。でも、単なる前泊ではありません。実は、
オフィスTENの事務所が東京に誕生した直後からのお付き合い
となるkanaさんとの再会の為に向かったのです。

kanaさんは、星野道夫さんの友人たちがアラスカから一堂に
やって来たイベントで、オフィスTENが東京事務局になってい
た折、知り合いました。その後、TENのホームページ作りを享
ちゃんに伝授してくださったのもkanaさんです。

そんな、昔大変お世話になったkanaさんが、今、箱根のゲス
トハウスのマネージャーをされていると知り…これはもう行
くっきゃない！という感じで行ってきました。

kanaさんがマネージャーをしているのは、箱根宮ノ下にある
『1914』という名前のゲストハウス。向かいに建つ富士屋ホ
テルには、世界的要人たちが数限りなく泊まっており、1914
年、主にそんな外国からのお客様たちが郵便物を出す為に建
てられた、小さな元郵便局の洋館なのです。
ノスタルジックな雰囲気が何とも素敵なお宿！

ありがたいことに、kanaさんのお宿マネージャーとしてのお
仕事が始まる前、そしてお仕事が終わった後に、スペシャル
な箱根に案内してくださいました。今まである程度知ってい
たつもりの箱根でしたが、実はほとんど知らなかったのだと
いうことがよくわかりました。
ご縁って、本当にありがたいですね！

その翌日土曜日は、小田原でブータンの風を感じたステキな
一日でした。本来なら昨年5月、久しぶりにTENのツアーでブ
ータンへ皆様をご案内する予定でした。早々に満席となり、
とても楽しみにしていたのですが、残念ながらこの状況とな
り行うことが出来ず…。

でも今春、岩波ホールで映画『ブータン山の教室』が上映さ
れ、ブータンに行ったような気持ちになることが出来ました。
内容もとても素晴らしくて上映期間中3度も観に行ったほど
です。そんな映画を今度は小田原のお寺で、それもブータン
フェスティバルというカタチの中で上映されるということを
知り、4度目となる映画『ブータン山の教室』を観に行って
来ました。

会場は小田原の曹洞宗・潮音寺さん。
ブータン人の可愛らしい女性ソナムさんたち（お2人ともソ
ナムさんというお名前）とも知り合うことが出来たのですが
更なる新たなご縁も出来て…。

外の出展ブースエリアで農家さんから買ったミカンが、あま
りにも美味しくて、たまたま隣合わせて座った方に一つお裾
分け♪
そこからご縁が始まって…。
ブラジルのサンパウロ在住の祥子さんという方でした。たま
たまご実家に一時的に戻った時にコロナ騒ぎとなり、現在も
ブラジルに帰国出来ないままなのだとか。世間話のひとつと
して、ハミングバードという名前のチョコレート＆珈琲のお
店の話をしたところ、「我が家の庭にいつもハミングバード
が飛んで来るので、是非いつかブラジルへいらして♪」と嬉
しいお誘いが。

その後、会場にいらしていた祥子さんのお友達に繋がり…更
にそのお友達で国際協力機構JICAの職員さんのお友達にまで
繋がって…なんとも楽しい出会いの日となりました。

そして、ここからは文頭に書いた、とんでもないチャレンジ
のお話。

まさに一言では書ききれない縁とタイミングがやって来て…
という感じなのですが
ワタクシ『TEN'sカフェ』を来年開くことを決意しました！
『TEN'sカフェ』???と思う方も多いかと思いますが、それは
私が20年来思い描いてきたカフェ。

都会の中で、ホッと一息寛げる場であり、自然の叡智と命の
尊厳を感じ取ることが出来る場。そして、本物の美味しさ、
身体に良いものを五感で感じ取れる場。そして、お洒落で美
味しい場であり、壁はギャラリーとなったり、空間はイベン
トスペースになったり、映画上映会場になったり…。

そんな場でいつか提供したくて、たまたま出合ったボリビア
の珈琲農園さんや日本の無農薬紅茶農園さんとも20年近くの
お付き合いになりました。

そんな私の目の前に20年間思い続けてきた『TEN'sカフェ』
の為の物件と思える空間が、まもなく誕生しようとしている
のです。

しかもホピショップの真横に！

昨年コロナ禍の中、目にも留まらぬ速さ？で『ハミングバー
ド』と『TEN'sセレクト』という2つのお店を立ち上げました。
それは、メルマガ読者の皆さまならよくご存知の通り、日本
で唯一のホピショップを潰さず守るため。美味しくて免疫力
を高めるものや、良質でありお洒落なものなどを提供するお
店を作りました。

国や行政等からの支援金や給付金、更に銀行、金融公庫、信
用金庫からも借りられるだけ借り、そして今年は売り上げか
ら、セレクトショップのデッキや扉を新調したり、ハミング
バードのイートインコーナーを誕生させたり…。

とにかくお金というお金は全て注ぎ込みました。
だから今、新たにカフェを開く資金はありません。でも、目
の前に（ホピショップの隣に）まるで準備されたかのような
カフェ空間が広がっているのです。

そんな時、
私の中でクラウドファンディング…クラウドファンディング
…という言葉が巡ってきて…。
クラウドファンディングを使ってみることに。

しかし目標金額に達さなければ、TEN'sカフェはしない、と
いうものではなく、する！ということを先に決めています。

具体的な方法などは、まだこれからです。来週か再来週か。
もしかすると来年からの募集になるかもです。でもクラウ
ドファンディングを立ち上げた時には、皆様に是非ご協力
お願いしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます！

そうそう。
明日土曜日の1時から5時、私、ハミングバードにおります。
是非是非、ご都合つきます方は、お立ち寄りください♪

それでは、どうぞ皆様、素敵な週末をお過ごしください。

aya

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発行者　　 天川　彩

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情報の転載は大歓迎です。
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