2021/10/01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第989号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
今日の関東地方は大型台風の影響で、大雨が降っています。
明日には日本列島から離れるようですが、どこも被害など出
ないことを祈るばかりです。
さて、長い間出されていた緊急事態宣言がようやく解除され
少し気持ちがホッとしますよね。
近所の閉まっていたお店が開店準備に追われていたり、商店
街の人通りが徐々に戻ってきたり…。少しずつでも世の中に
活気がもどるって喜ばしいことですね。
ただ、最近はワクチンを2回接種しても感染するという、いわ
ゆるブルースレイク感染というニュースも流れていますし、
一度既に感染したのに、再び感染したという人も。理由は、
抗体が出来ていなかったから、ということのようです。
薬局でも最近はPCR検査キットだけではなく、抗体検査キット
というものが販売されていますが、なんだか星新一のSFの世
界みたいな世の中ですよね。
まだ当面はマスク生活が続きそうですが、互いに気をつけな
がら、希望を持って前に進めていくと良いですね!
さてさて。実は私、先月、一ヶ月間『映画プロデューサー講
座』というものを受講しておりました。短期集中だったので
今ならいける!というベストタイミングでした。
メルマガ読者の皆様は、多分理解していただけると思います
が、私の職業は一言で言えば天川 彩です。私のことをよく
知っている人は、確かに!と凄く納得してくれますが、初対
面の方には、分かりにくすぎるので、名刺の肩書きは『作家
・プロデューサー』としています。
要は、私自身が素晴らしいと感じるもの、世の中に広めたい
こと思うことを生み出していく、また、書いたり話したりし
ながら伝えていく、というのが私の仕事であり、40年近く、
大きく分けて私はこの2つの仕事をしてきている訳ですから…。
この肩書きで間違いないのでしょうね。
でも、作家・プロデューサーといっても様々で、きちんとカ
タチに整えて世の中に提供する為には、それぞれ必要な手続
きや、やり方があります。それも業種ごとに異なっているの
で、勉強することが山ほどです。私の場合は、同時進行で様
々なことを手掛けているので正直、もう大変。でも、学ぶと
いうことはいつも新鮮で楽しいです♪
先月学んでいた映画プロデューサー講座は、映画『ペコロス
の母に会いにいく』でキネマ旬報賞第一位を受賞された村岡
克彦プロデューサーがメイン講師。また、映画美術や映画宣
伝など、それぞれ第一線で活躍されているスペシャリストの
方々が毎回ゲスト講師という贅沢なものでした。
映画はそれぞれの職人技が重なって出来上がる総合芸術。監
督は作品を芸術品として作り上げる人。プロデューサーは企
画立案という入り口から、映画興行として収益をあげるとい
う出口まで総指揮を取る人。そんなことが、今回明確にわか
りました。
更に、思いだけではなく、収益を絶対に考えなければならな
いのがプロデューサーだということを徹底的に学び…。それ
は映画だけの話ではなく、プロデュースする全てのことに共
通しているのだということも、今回勉強できて良かったなぁ
と。
最終日には、参加されていた方々との交流の時間もありまし
た。ほとんどの方が映画監督か俳優さん。それぞれの思いが
あり、この講座に参加されており、大変刺激を受けました。
それにしても映画について勉強するのは30年ぶり。当時、イ
ベント舞台台本は書いていましたが、本格的に脚本の勉強を
したくて子育てしながら1年間学校に通い、コンクールに脚本
を出しまくって…。縁あってラジオドラマで脚本家デビュー。
その後、テレビドラマの脚本や舞台台本なども書いていまし
たが、このペンネームを授かってから、人生がガラリと変わ
り…。
でも、だからこそ出会えた友人・知人が沢山!
今はお店も幾つか運営していることもあり、以前のように書
くことに集中する時間を取ることは難しくもあるのですが、
やはり新たな作品を生み出さなきゃ、という思いを強くしま
した。
今回、講座でご一緒した方から、思いがけず新たな映画の脚
本の話も相談されました。また構想20年、取材10年のファン
タジー小説の物語も今は止まったままですが…。何かが確実
に動き始めています。
これからどんな未来が待っているのかと思うだけでワクワク
です。
さて!私のプロデュース業の一つ、珈琲豆&チョコレートの
店『ハミングバード』でも新しい動きが始まります。来週末
から新たに珈琲&カカオニブケーキが新発売されます。こち
らは、ネットからでも購入いただけるようただいま準備中で
す。
また、イートインかテイクアウトのみですが、珈琲カカオパ
フェも新登場します。
そしてセレクトショップ『TEN'sセレクト』では、秋冬もの
が続々入荷しており今月中旬には、イタリア製のウールコー
トや、ペルー製のアルパカセーターなども入る予定です。
色々準備することが沢山ありますが、楽しんで進めています。
そして…先週も速報でお知らせしましたが、10月9日(土)
と10月10日(日)の2日間。
久しぶりに小さなものですがTENで『トーキングフェザー』
というワークショップイベントを開催致します!
http://www.office-ten.net/talking.html
感染予防の為、少人数で行うので1日2回に分けて計4回の開
催。大好きな友人であり、グラミー賞にもノミネートされ
た世界的なシンガーの竹中あこさんとの共催です。
これまで2年近く、私たちは人と直に交流することを極端に
制限されてきました。しかしようやく希望の光が見えてき
た今、心の奥に溜まっていた思いを解放し、自負自身の存
在意義を確認する為のワークショップを行いたいと思いま
す。
『トーキングフェザー』というのは、古くから多くの北米
先住民の間で行われているもので、聖なる空間の中で車座
になり、フェザーを順番に廻しながら持った人だけが語り
他者は耳を傾けるというもの。
トーキングスティックとして棒を使用して行われることも
ありますが、その棒にも羽根が付けられており、羽根は、
祈りを天に届ける大切な役割を果たしていて…。
あこさんも私も、共にネイティブの人々との関わりが深く
トーキングセレモニーをそれぞれ幾つかの場で経験してき
たこともあり、今こそ必要なのではないかと話し合ってい
たのです。
ようやく時が来て、行うことにしました。
やり方なども、各地で異なるようですが、あこさんと話し
合い、共通するベーシックなものを取り入れることに♪
今回使用する羽根は、私がアラスカ先住民の友人と共に
『トーキングフェザー』を行った際に使用した特別なモノ
です。
更に『トーキングフェザー』を行う為には聖なる空間が必
要なので、現在一時的に休眠中のHopiショップのギャラリ
ースペースを使うことにしました。
空間中央でホピセージを燻らせながら車座となり、トーキ
ングフェザーを持ち、祈り、語り、自らの魂の声にも耳を
傾ける…そんな特別な時間となりそうです。
セレモニーの最初と最後には、あこさんによる祈りの歌。
またセレモニー途中には祈りのチャントも参加者の皆様
と共に行う予定です。
ささやかながらですが、ホピセージが入ったお守り袋も
プレゼントすることにしました。
ホピショップの聖なる空間を開くことも今から楽しみです!
詳細ページは、
http://www.office-ten.net/talking.html
久しぶりに皆さまとお目にかかりたいですし、ご都合つ
きます方、是非ご参加ください♪
心よりお待ちしております。
aya