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☆★☆ TEN's magazine 980号 ☆★☆

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こんにちは！天川　彩です。

オリンピック真っ只中。連日選手たちの快進撃に心躍
らせてもらっています。まさにゴールドラッシュ。金メ
ダルが続出ですね。これがコロナ禍でなければ、どれほ
ど歓喜に満ちた時だったでしょうね。紆余曲折ありなが
らの開催で、純粋に喜べないところが多々ありますが、
それでも選手たちの姿に勇気や元気をもらっています。

そんな中、やはり気になるのが新型コロナ感染。
ここにきて爆発的に増えていて心配ですね。

東京では１日３０００人以上の感染者が３日間連続で出
るという状況になってしまい、ため息しか出て来ません。
日本全体でみると昨年からのコロナ感染者累計は９０万
人を超えたようで驚くばかりです。

ただ、高齢者など感染リスクが高い層の多くの人々が、
既にワクチン接種を終えていることから、重症化率、死
亡率が下がったことは、不幸中の幸いですね。

イギリスでは、18歳以上の接種1回終了者は88％を超え
たそうで、2回接種終了者は70％。

なので集団免疫が付いていると判断して、マスクなしの
通常の生活に戻っているようです。
もちろん、感染者は増えていますが重症者、死亡者が圧
倒的に少なくなっているというのが、その判断根拠にな
っているのだとか。

日本ではまだまだ集団免疫にはほど遠いので、皆が感染
しないようマスクや手洗いを徹底する必要がありますよ
ね。

なぜなら、ワクチン接種をしたくても出来ない人も大勢
いるからです。私の友人知人の中にも過去にアナフィラ
キシーの症状が出た為、ワクチン接種は出来ないという
人が何人かいます。

感染しても風邪みたいなもの…とは思えず、恐怖に怯え
ながら、それでもワクチン接種が出来ない人たちがいる、
ということを忘れてはならないのだと思います。

みんなで協力し合って、この難局を乗り越えていきたい
ですね。

さてさて。今週は素晴らしいニュースもありましたね！

縄文時代の文化や精神性に惹かれ続けて23年。全国の縄
文遺跡を地味に（笑）訪れ続けてきた私にとって2021年
7月27日〚北海道・北東北の縄文遺跡群〛が、世界文化
遺産に決定したことは、まさに感無量。

喜ばしい限りなのです。個人的には世界文化遺産に登録
された場所のみならず、各地の縄文遺跡や文化が残る場
全てが大好きな場であり、全てを世界遺産にして欲しい
気持ちいっぱいですけれど…。

今回、世界遺産となった北海道・北東北の縄文遺跡群は、
他の縄文遺跡とどこか異なり、何が評価されたのかとい
うことを簡単に綴ります。

これらは既にfacebookには書いたのですが、改めて

＜１＞自然資源を上手に利用して、1万年以上にわたり
人々が暮らしていたこと。
＜２＞環状列石や土偶などの祭祀や精神文化が明瞭に垣間
見ることができること。
＜３＞集落での立地を活用して食料を安定的に確保したり
道具を発展させてきたこと。
＜４＞気候変動や火山などに伴う環境変化にも順応し、
集落のかたちを変えながら1万年以上に渡り暮らしを変え
てきたこと。

要するに、その他の地域のような農耕文化到来後に土地を
大きく改変することなく（ここが他の地域の縄文遺跡との
大きな違いなのかも）海岸や山中など多様な地を活かしな
がら、多様な暮らしを発達させて、採集、漁、そして狩猟
生活を継続しつつ、人々が豊かな精神文化を保持してきた
こと。

それらの文化遺跡を保存していることが評価されたようで
す。今回の地元関係者の方々はじめ、これらの縄文遺跡群
を世界遺産にと長年動かれてきた全ての皆様に感謝するば
かりです。

ただ先に書いたように、世界遺産に認定されようがされま
いが、各地に残る縄文遺跡は素晴らしく、また縄文文化は
人の歴史を知る上でとても重要なものであるのと同時に、
世界に誇れるものであることは間違いありません。

今、日本人が根幹から自信を失っているように感じます。

今回の縄文遺跡群の世界遺産登録は、私たち日本人は、こう
した祖先を持っていることをあらためて見つめ直す、良いチ
ャンスを与えられたように私には思えます。

そして、縄文とホピの共通性を感じていることなど、これま
で幾度となくこのメルマガに書いてきましたが、やはり今回
も不思議なシンクロが。

この７月、カチーナたちが一気に動いたのです。この一年半、
一体とも動きは無かったのに…です。ホピの大地は、今まさ
にニーマンカチーナ。ホームダンスというシーズンでカチー
ナたちが動く時なのですが、もう驚くばかり。

皆様ご存知の通り、私は今、神様から3つのお店の運営という
役割を与えられています。出来る限りの精一杯で日々異なる
仕事でクルクル動いている訳ですが…。やはりホピに直接繋
がることは魂が躍ります。

3つのお店のうち、ホピショップは諸事情により現在、貸し
ギャラリー空間となっていますが、チョコレート屋さんも、
セレクトショップも、全てはホピと繋がっていて…。

特にセレクトショップの奥には、ホピショップからやって来
たカチーナたちが壁一面にいます。
とは言っても、一年半以上現地へ行けていないので、かなり
数は少なくなっていますが、それでも縁ある平和を愛する人
が、お迎えに来られる日を静かに待っているのです。

TEN'sセレクトは、私がセレクトしたお洋服や小物などが並ん
でおり、オープン直後より沢山のお洒落さんたちがお店にや
って来てくださっています。

先日も嬉しいことに朝から賑わっていました。そんな中、花
柄ワンピースを2着選んでくださったお客様に続いて、入って
来られた男性客の方が『あ！ここだ』と声に出したかと思う
と、カチーナ目指してズンズン奥までやって来られました。

聞くとこの男性、つい最近ホピのことを知る機会があったの
だとか。その後、ホピのスピリットが宿ったカチーナのこと
もその時に知って、どうしても迎えたくなったのだそう。

調べると根津の『ホピショップ』にあるカチーナたちが一時
的に谷中にあるということがわかり、奥様と谷中へ散策がて
らいらしたのだとか。

谷中を歩き始めて直ぐに、奥様が「ちょっと、可愛いお洋服
を見つけたから、先にお洋服お買い物していい？」と旦那様
に言って店内に入って来られ…そこでカチーナたちが店の奥
に並んでいるのを見て、ビックリ！されたという訳です。

「カチーナたちが呼んでいたのですね〜」とはお客様の弁で
すが、まさにその通りだと思いました。
今月は、他にも合計６体のカチーナたちが、必要な人々のも
とへ旅立ちました。

今はまだ、ホピの大地へ行くことは叶いませんが…。このよ
うなカチーナの旅立ちにたちあう度に魂が一気にホピへと飛
ぶようで幸せな気持ちになります。

リアルにはいつ行けるのか全くわかりません。でも思いを馳
せることが出来ただけでも嬉しいのです。

そして来週。本当に久しぶりにほんの一瞬？ですが、私は九
州へ行くことになりました。なぜ、九州へ行くのかは、また
改めて書きますが、そんな訳で来週のメルマガはお休みとな
ります。

（九州も緊急事態宣言となり、現地での用事が中止になった
なら東京におりますので、その折にはメルマガ書きます）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ではでは、皆さま良い週末をお過ごしください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａｙａ