2021/05/7━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 968号 ☆★☆
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こんにちは!天川 彩です。
今年のゴールデンウィークは間延びしたような、変な感
覚のまま終わってしまいましたね。皆様はどのように過
ごされましたか?私はほぼ連日仕事をしており、普段と
全く変わらない時間を過ごしていました。
夫も同様に仕事だったのですが、一日ぐらいは休みを合
わせて過ごそうということになり、お弁当を持ってピク
ニックでも…と考えていたのですが、その日はあいにく
の雨。で、急遽、日帰り温泉へ。さすがに体を洗う時だ
けはマスクは外していましたが、露天風呂でも岩盤浴で
もマスク着用。仕方がないこととはいえ、やはり窮屈な
感じは否めませんね。
そして、オリンピック・パラリンピック。
こちらは未だ催行の方向で進んでいるようですし、世界
中の選手や関係者にはワクチン接種をする、ということ
らしいですが…。今の状況のまま開催するのはどう考え
ても無謀な気がします。
神様は、全人類に一旦止まって方向転換せよ…というサ
インを出している訳ですし。
選手は気の毒ですが、開催が数年後に延期になった方が、
皆が応援したい気持ちになるのに…と思います。そんな
私も実はチケットが数種類あたり一昨年には購入してい
て、それらはどうなるのかしら…と。
中止が決まり返金されればよいのですが、開催されると
なった時も、密になる?とかワクチン打った人だけ入れ
る?とか、中止になっても返金されない?とか…
諸々問題が起こりそうですね。
まぁ、なるようにしかならないので、今考えても仕方が
ないのですが…
なんにせよ、早く収束して欲しいと願うばかりです。
まぁ、多くの人が思うことでしょうが…コロナ騒動がな
ければ、今頃こうしていたな、とか。あーなっていたは
ずだな、とか。
今は5月。ちょうど一年前の5月前半には熊野での能の
奉納ツアーが、5月後半には久しぶりにブータンツアー
を行う予定でした。参加者も定員に達し、ブータンの旅
行会社さんも張り切って準備してくださっていましたが、
緊急事態宣言を受けて中止に。
でも、早ければ夏、遅くとも秋には行けると思います…
なんて当初は呑気な返答を皆さんにしておりましたが…。
一年経っても目途は立たないですね。
でも、そんな中、昨日は久しぶりにブータンの風景や人
情を満喫しました。
え?何??ですよね。そう♪ブータンを舞台にした映画
を観に行ったのです。
その名も〚ブータン 山の教室〛。
確か2月頃、この映画の情報を知り、先月公開になって
直ぐにでも行きたかったのですが、私の仕事が激変し、
日々猛烈にやることが山積みで…。
ようやく昨日、時間を作りキョウちゃんと二人で観に行
ってきました♪
いや~素晴らしい映画でした!タイトルだけしか知らな
かったので、私はてっきりドキュメンタリー映画かと思
っていたのですが、脚本も素晴らしいヒューマンドラマ
でした。
ブータンに訪れる度、首都ティンプーは急激に都市化が
進み、古き良き伝統が年々薄れてきているなぁ…と私も
漠然とは思っていましたが、映画はまさに、そんな都会
で暮らす若い青年が主人公。常にスマホが手放せない、
現代っ子である若き教師は、いつか海外でミュージシャ
ンになることを夢見ているのですが、赴任先となったの
はブータン随一ともいえる僻地の学校。嫌々向かったそ
の村で待っていたのは…。
かつてTENのブータンツアーで「ハ村」という、ほと
んど外国人が入らない僻地の村へ行ったことがあります。
映画を観ながら、その村でのことを思い出していました
が、この映画の舞台となったルナナ村は、それどころで
はありません。まずは車で行ける最北の地・ガサまで。
そこから更に徒歩で5日間。気が遠くなるような距離を
歩き、ヒマラヤ山脈の麓の村が舞台です。この映画に出
演する多くの出演者は、実際にその村で暮らす子供たち、
村人たちなのです。
その素朴さ、実直さ、ピュアさがなんとも心に響くので
すが、この物語の中でも若き教師は次第に心揺さぶられ
ていくストーリー展開がなんとも素晴らしく、最後はほ
ろりとさせられました。
こんな時だからこそ、今、ロードショー公開されている
ことが有難いです。
東京は神田の岩波ホールで。全国各地でも順次ロードシ
ョー公開されるようです。是非検索してみてください。
私は、この映画を観て、コロナが収まったなら必ずブー
タンツアーもホピツアーも熊野ツアーもするぞ~と静か
に心に誓ったのであります。
ただ、今は今の私に出来ること。TENのセレクトショッ
プに意識集中させています。プレオープン中の今は、
先週も書きましたが問屋さん通い。お洒落でお手頃なお
洋服を沢山取り揃えています。今後はTENらしい物語
を紡ぐような品々も少しずつ取り揃えていきたいと思っ
ています。
そして、いよいよ扉が月末取り付けられることに。
やはり品揃えや接客も大切ですが、エントランスもとて
も重要だと思うので、思い切って評判の良い表具屋さん
に素敵な扉を作ってもらうことにしました。
エントランスが完成して、いよいよ本格オープンです。
ここから、どのようなカタチにオフィスTENが進化し
ていくのか、毎度の如く「神のみぞ知る」ですが、
自分たちに出来る精一杯、今できる最大限の可能性に掛
けて突き進むしかないですものね。
ここのところ、TEN繋がりの皆様はどうされているか
しら…とよく思い出しています。
気が向いた方は、たまにはメールで近況でもお知らせく
ださい。必ずお返事いたします。
それでは、今週末も素敵な時間をお過ごしください。
aya