2018/09/21━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆ TEN's magazine  第838号  ☆★☆   
  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net

こんにちは!天川 彩です!

先週、『HOPI』?「平和の民」から教えてもらったこと? の発売
日が決まったという速報をお知らせしましたところ、沢山の皆さまから、
Amazon予約したよ!と嬉しいお知らせが。

本当に嬉しい限りです♪

今回の本は、編集者の方から、出来る限り多くの方が読みやすく、わか
りやすい本にしましょう、という提案で、優しい表現と大きな文字、そ
して写真を沢山用いています。

Amazonはもちろんのこと、全国の大手書店さんでも9月26日(水)より
発売になります。ご近所に顔見知りの本屋さんなどございましたら、
そちらでも予約取り扱いしてくれると思いますので、みなさん、どうぞ
よろしくお願いいたします。

また、先週も10月7日(日)の出版記念トークショーに、ホピの友人、
アキマ氏が特別ゲストとして登場してくれることは書きましたが、な、
な、なんともう一人、ホピからやって来られることに!!

トークゲストとして出演くださるアキマ氏は、ホピの伝統的な髪形で今
も暮らし、石積みの家を一人で作り上げている、まさにHOPI Way を
歩む人です。

当日は彼の友人も民族衣装を着て登場してくださるようです。

もう、信じられないほど贅沢な、出版記念トークショーになりそうです。

続々とお申込みいただいておりますが、まだお席は大丈夫です。
ぜひ、ぜひ、貴重な機会ですので、ぜひ皆様お誘いあわせの上、お越し
ください。

それから
先週、北海道地震の震源地近くの二風谷に住む、アシリ・レラさんのも
とへ支援食材を届けたい旨お知らせをしたところ、沢山の皆さまから数
多くの物資が集まりました。

Hopiショップへお持ちくださった皆様、オフィスTEN宛てにお送りい
ただきました皆様。本当にどうもありがとうございます。
レラさんに使ってもらいやすいよう、全て分類分けをして、19日夕刻、
全て発送させていただきました。

ご協力いただきました皆様、本当にどうもありがとうございました。
東日本大震災の時、また、熊本地震の時にもそうでしたが、皆さんの
力が集まることの素晴らしさをつくづく感じます。

さてさて。

出版に関することで、ちゃんとインフォメーション出来ていませんでし
たが、ザ・縄文の旅。遮光器土偶と火焔型土器の両方を一度に巡る旅も、
魅力いっぱいですよ!

「TENの縄文ツアー」に先駆けて、という訳ではないのですが…。
先週末、夫と遅めの夏休み旅行をした帰り、ちょうど新潟の火焔街道と
呼ばれるあたりも通り道だったので、巡ってきました。

国宝の火焔型土器も勿論、素晴らしいのですが…なんといっても感激し
たのが、5000年前の火焔型土器をはじめ、様々な土器を素手でさわらせ
てもらい、手に抱えることが出来たことでした。

5000年前のアーティストたちの息吹を感じることが出来るだなんて、
ほんと贅沢。

今回の縄文ツアーでは、もちろんそこにもご案内しますよ!

青森のランプの宿も、風情があり縄文的で素敵です。

ぜひ、本文をご覧くださいね。


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇◇◇
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1・コラム・風の文様==========「毀誉褒貶 きよほうへん」
2・受付中==========「『HOPI』出版記念トークショー」
3・縄文旅・募集中!============「TENの縄文ツアー」
4・編集後記=====================「あとがき」
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【1】◆◇ コラム・風の文様 ◆◇ 
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□「毀誉褒貶 きよほうへん」


いつの頃からか、手書きで文章を書くことがめっきり減った。

文章を書くのが昔から仕事の一つだった私は、パソコンが出る前にはワ
ープロを使い、パソコンが出始めてからはパソコンで文章を打つように
なった。今では、パソコンのキーボードを打つより、スマホで文章を書
く方が速い。

文字や文章を打つ機械には、どんどん慣れて進化していくが、反比例す
るかのように、脳が退化し、漢字が書けなくなった。

書けないばかりではなく、読めない文字も増えた。
以前なら、難しい漢字が並ぶ本が多かったが、最近は難しい漢字にルビ
が打ってあるものより、わかりやすい言葉や誰でも読める漢字になって
いる。

そんな中、ある人とメールでやり取りしていた折「それは、まさに毀誉
褒貶ですね」と書かれ送られてきた。

毀誉褒貶。見たことがある四文字熟語だが、瞬時に読めず…。頭の中に
ある言葉を片っ端から引っ張り出し、スマホで入力し、ようやく「きよ
ほうへん」という読み方が正解だとわかる。

「毀誉褒貶(きよほうへん)」とは、簡単にいえば、褒(ほめ)る人も
いれば貶(けな)す人もいる、という意味だ。

人には、それぞれのタイミングや立ち位置、はたまた感性によって、見
えてくるもの、感じ方が異なる。ある人にとっては、素晴らしい称賛す
べき人物であっても、別の人にとっては、とんでもなくダメな人に思え
ることもあるのだろう。

政治家などは、その最たるものかもしれないが、政治家ではなくとも、
何かしら表立った目立った活動をすると、とかく人から非難されること
も多い。

自分で真実を確かめることもなく「あの人の評判はあまりよくないらし
い」など無責任な言葉を発する人もいる。

人にはそれぞれの視点があり、感覚がある。皆が同じような印象や感想
を持つことは出来ないが、自分の狭い視点からだけで判断しない方がい
い。広い視野でものごとをみると、それまで見えなかったものもみえて
くる。類は類を呼ぶ。狭い了見で生きていたなら、狭い了見の友しか出
来ない。


文字を書かなくなったのと同じぐらい、バーチャルで様々な体験をして
いるような気になることも多い。しかし、自分の目で見て、耳で聞き、
自分の感覚で判断するということが、やはりとても大切だ。

毀誉褒貶 この言葉に触れたお陰で、いろいろ考える機会を得た。

言葉を知ることは、やはり面白い。



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【2】◆◇受付中!◆◇
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     ≪出 版 記 念トークイベント≫

         『 H O P I 』
  
   ?「平和の民」から教えてもらったこと?


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   [日 程]2018年10月7日(日)

   [時 間]13:30開場 14:00開演  

   [会 場]『Creator’s District神保町』

     東京都千代田区神田小川町3-6-8伸幸ビル4階

 [アクセス]
    千代田線『新御茶ノ水駅』B5出口から徒歩4分
    半蔵門線『神保町駅』 A5出口から徒歩4分 
    都営新宿線『小川町駅 B5出口から徒歩4分

 [料  金]前売り3,500円 当日4,000円

 [お申込み]http://www.office-ten.net/kinen.html


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『HOPI』?「平和の民」から教えてもらったこと?(徳間書店)



本書は、著者である天川 彩が、20年に渡るホピ族との交流のもと
書き上げた渾身の作品です。

当日は、本書誕生のいきさつや彼らから受け取った大切なメッセー
ジなどを中心にお話しいたします。またホピ族の居留地は、儀礼は
勿論のこと本来ホピの大地の撮影は絶対厳禁ですが、伝統派の方々
及びホピ文化局より今回、特別に写真撮影及び本書への掲載許可を
いただきました。トークの折、スライドショー形式で、書籍に使っ
ております貴重な写真の数々も使いながらお話しいたします。

さらに、今回のこのタイミングでホピの大切な友人であり伝統的な
暮らしの実践者、アキマ・ホヤンプテワ氏がアリゾナ、ホピの大地
より来日という、まさに神はかりのようなことが起り、駆けつけて
くださることにもなりました。

トークショー後半では、ゲストとして登場していただき、対談形式
でアキマさんのお話も伺う予定です。どうぞお楽しみに。


*尚、当日、会場に書籍をお持ちいただけましたら、
 サインも入れさせていただきます。



皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。


◎詳しくは…  http://www.office-ten.net/kinen.html


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【3】◆◇縄文旅 募集中! ◆◇
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     <オフィスTEN 20周年特別企画>

        『TENの縄文ツアー』

     2018年11月1日(木)?11月4日(日)
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  火焔型土器と遮光器土偶の故郷へ行く3泊4日の旅               
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http://www.office-ten.net/jyomon/20/t.html

   
大自然と人間が豊かに共存していた縄文時代。
命を尊び、命を形として表した縄文人たちの祈りの心は、
現代人の私たちの心にも直接響いてきます。

オフィスTEN20周年の特別企画は

これまでも様々な角度でご案内してきた
「縄文」の旅のまさに、真打登場という旅です。

なんと、青森の「遮光器土偶」と
新潟の「火焔型土器」

この縄文色濃い両方の場にご案内するというものです。

多くの人が縄文土偶といって
真っ先にイメージするのは、不思議な姿をした
遮光器土偶なのではないでしょうか。
その遮光器土偶が見つかった、亀ヶ岡遺跡は
実は亀ヶ岡文化と呼ばれる一大文化圏の中心地でした。
そして、青森は縄文時代最大の集落、三内丸山があり
ます。

彼の地にまで足を運んでこそ、見える風景があります。
知る文化があります。感じる風があります。

また、東京オリンピックの聖火台として
火焔型土器をモチーフにしたものを、という声があがる
火焔街道と呼ばれる新潟では、
ちょうど、ベストタイミングで「火焔型土器展」が開催
されています。

青森で、そして新潟で
縄文人が生み出した、躍動感あふれる命のカタチを
心ゆくまでご堪能ください。

また青森では、ランプの宿として有名な東北の情緒あふれる
青荷温泉へも宿泊いたしますよ。
ほのかに光るランプの灯に照らされながら
ゆったりと温泉に浸ってください。
新潟はもちろん美味しい魚沼産コシヒカリで
極上朝食を召し上がれ。


縄文・時空の旅。是非、ご一緒いたしましょう!

      
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3泊4日 東京発着 98,000円(税別)

募集12名 (最低施行人員 6名)

 <ツアー代金に含まれるもの>

・東京⇔青森 [青森・縄文]及び
[新潟・縄文] 現地移動交通費 
・宿泊代(3泊及び朝夕食代)・入場料(施設入場料)

 <ツアー代金に含まれないもの>
・昼食代 ・行程に含まれない施設へ行った場合の入場料


詳細・お申込みは
http://www.office-ten.net/jyomon/20/t.html

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【4】◆◇編集後記◆◇
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先週もお知らせしましたが、Amazonキャンペーンが9月26日から始まり
ます。
http://tokuma-sp.moo.jp/hopi/top/
待ち受け画面に可愛いカチーナの写真をダウンロードできますよ♪
すでにご予約購入していただいた方も、キャンペーンが始まる
26日からダウンロードして頂けますので、ぜひお楽しみに!

ではでは、よろしくお願いいたします。