2018/ 04/06━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆ TEN's magazine  第814号代理発行号  ☆★☆   
  

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こんにちは!オフィスTENのスタッフ 浅井享子です。

只今『天河・鈴緒の綱がるプロジェクト』
で奈良県・天河神社へ出向いている天川(彩さん)に代わりまして
本日は代理発行号でお届けいたします。
 
さて!いよいよ明日4月7日己巳の日に、多くの皆様の真心が綱がり
形となった、真新しい鈴緒がご神殿に新しく架け替えられます。
本日の早朝、TENのスタッフアキちゃんと共に天河へ向かった彩さん。

現地では鈴緒職人の方や神社の方々と明日の打ち合わせや来週に行
われる『御造営30周年記念 五十鈴鈴緒振り初め式』についての
話など濃い時間が流れているんだろうなぁと思います。
 
先週、というか、つい数日前の日曜日に名古屋でのカチーナ展を終え
たばかり、そして休む間もなく再び天河へ向かい、さらにまた来週は
再び天河へと向かうという目の回るような怒涛の日々。

そんな中、5月26日(土)に行われるイベント『Voice of Native Sprit』
に寄せてという、湧き上がる彩さんの熱い思いが文章として形になり
ましたよ?。
 
オフィスTENのメルマガを読んでくださっている方は、ホピや
アイヌ、縄文や白神山地、屋久島、、、などTENを知るきっかけとなる
入口はそれぞれ違うでしょうが、その根底に流れる『普遍性』に魂が
反応し、それをまた心地よく感じられている方が多いのではと思います。

彩さんがこの20年間紡いできた天と大地と人と人との繋がりは
メルマガを通じて、旅やイベント、様々な企画に姿を変え、思いを
共有する人たちに惜しみなくシェアされてきました。

メルマガを読みながら、まるで彩さんと一緒に国内外を旅して、
いろんな人と出逢っているみたい!そんな魂の旅をしている人は
多いかもしれません。

私もその一人です!(笑)
 
今回の彩さんの文章、そんな方々の心にグッとくる文章だと思います。
ぜひお読みください。そしてぜひイベントに参加して、ご自分の心と
体と魂フル総動員させて、リアルな感動を体感してください!
 
出だしの文章を読むと、オフィスTENをネットで見つけたときの
感動がありありと思いだされ感慨深い私でした。

それでは、皆様よい週末をお迎えくださいませ!
 
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 ◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇
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1・イベントに寄せて=====「VOICE OF Native Spirit」天川 彩
2・好評受付中!= ==== イベント&アイヌ紋様ワークショップ 
3・編集後記 ====================「あとがき」 
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【1】◆◇言葉◆◇ 
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『VOICE Of Native Spirit』に寄せて
 
今から20年前の1998年。私は自然の叡智と命の尊厳をテーマにした
小さな企画事務所『オフィスTEN』を立ち上げました。
それは人間として真に豊かなもの、大切なものとは何か、という問い
かけの長い旅の始まりでもありました。

以後、国内外、太古から叡智を守り続けている人々の地を訪ね、出会い、
友情を育み、そして学ぶ。そんな繰り返しの年月を送っています。

そして20年目の節目となる今年。不思議なご縁から、アイヌの女性
伝統派シンガーグループの東京でのデビューライブをプロデュース
することになりました。
 
きっかけは、あるアイヌ女性との出会いからです。これまでもアイヌの
人々との関わりは他にもありましたが、その女性との出会いは、同い
年ということもあり、懐かしい大切な友と再会したような、そんな感覚
になるものでした。彼女の話声はまるでユーカラのようでした。
私は話を聞いているだけで魂が震えたのです。
 
彼女から「出身地も活動の場も異なりながら、それぞれアイヌの伝統
継承をしている同年代のアイヌ女性三人で、シンガーグループを結成した」
という話を聞いた時、私は、凄いグループが誕生した、と直感的に思い
ました。

そして、その直感は間違っていませんでした。今年3月上旬、私は
彼女たちが今活動している千歳に飛び、彼女たちの歌声に触れた時、
このアイヌの美しい歌声を多くの人に届けたいと強く思ったのです。
 
グループの名は『RANKO』。
彼女たちが今、拠点としている千歳の場所が蘭越。アイヌ語で
「ランコ・ウシ」。桂の木が多い所という意味の場所ですが、
その桂の木のアイヌ名「RANKO」をそのままグループ名としたそうです。
 
『VOICE Of Native Spirit』と題したイベントでは、まず前半の時間は
存分に彼女たちのライブで歌や踊りを堪能してもらいます。

そしてイベント後半は、私自身が各地の先住民のもとを訪ね歩いた
写真をスライドショー形式にして、ほんの少しご紹介。
その後、再び『RANKO』の三人に登場していただき、4人でトーク
セッションです。どんな話に広がっていくか。乞うご期待!
 
『RANKO』の3人によるずば抜けた歌唱力と伝統の踊り、
そしてアイヌに伝わる叡智と文化に思う存分触れてください。
 
東京で彼女たちをご紹介できる日を、私はワクワクしながら待っています。
 
                    作家・プロデューサー 天川 彩

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【2】◆◇好評受付中◆◇
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     ?  天川 彩 presents ?
       『VOICE OF Native Spirit』
       ≪ アイヌの音楽と伝統に触れる ≫

  ?アイヌシンガーグループ『RANKO』を迎えて?
       2018年5月26日(土)
     http://www.office-ten.net/native/t.html

 【会場】「北とぴあ スカイホール」
 【交通】JR京浜東北線「王子駅」下車北口より徒歩2分・
     地下鉄南北線「王子駅」5番出口直結
 【時間】1日2回公演(14:00?/19:00?)

生まれも背景も違うアイヌの女性3人。
アイヌの伝統と叡智を受け継ぎ、本物の実力者としてそれぞれの
立ち位置で活躍してきた実力者3人が本物のアイヌ文化を世に出す
べくアイヌ伝統シンガーグループ「RANKO」を結成。
東京では満を持しての初のライブ公演となります。
どうぞ本物のアイヌの唄と踊りを体感して下さい。

後半は、?ネィティブスピリットを旅して?と題して、
作家・プロデューサーの天川 彩が長年国内外のネィティブたちと出逢った
軌跡をスライドを交えながらお話いたします。
さらに「RANKO」×天川 彩トークセッション。
本物のネィティブスピリットを次世代に継承することに力を注ぐ
4人の出演者たちのお話、どうぞお楽しみに!

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               『アイヌ紋様ワークショップ』

 【日 時】5月27日(日)10:00?16:00頃終了予定
 【参加費】3000円(要予約)
   【会 場】文京ふれあい会館 
   【交 通】東京メトロ千代田線「根津駅」下車1番出口より徒歩3分
  
            <定員 先着20名限定>

 お申込み  http://www.office-ten.net/native/ws.html

「RANKO」のメンバーのお一人、スズサップノ良子さんを講師にお迎えし
アイヌ紋様をオリジナルでつくります。アイヌ紋様についてのお話をきいた
後は、みんなで自然の中へでかけ、それぞれ発見した自然の文様をもとに、
オリジナルのアイヌ紋様をつくります。最後はつくったオリジナルの文様は
切り紙にして額に入れてお持ち帰り。
自然の声に耳を傾けながら世界にたった一つの宝物を作り上げましょう。

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【3】◆◇編集後記◆◇
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来週は、いよいよ私も天河神社へ。ツアー参加者の皆さんとご一緒
するのも、天河へ行くのも、ものすごく久しぶりでなんだかドキドキ
ワクワクです
                    キョウ