2017/11/04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆ TEN's magazine 第793号☆★☆   
  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。

ただいま、北海道におります。本来なら出張中は、東京に残るスタッフ
にメルマガ代理発行をしてもらうところですが、先週、お知らせしまし
た通り、前々から準備していた天河でのプロジェクトをいよいよ、今週、
情報公開します。まずは真っ先にメルマガ読者の皆さまに、私の口?、
いや、私の文章でお知らせしたいと思い、ホテルの中で書いています。

ですので、今週は占いもコラムも無しですが、天河に思いを馳せる方に
は、きっと必見情報だと思います。そして共鳴いただけたなら、ぜひ、
一緒に加わっていただきたいと思います。

え?それって何??

と思われた方、今週は趣意書から宮司様からの言葉まで、全てお届けし
ますので、ぜひじっくりとお読みください。

それから、今週は「Hopiカチーナ展in札幌」を開催しておりますが、再
来週は、大阪でカチーナ展を開催します。大阪は、夏にも開催したとこ
ろですが、その時に大きな出会いがあり、11月に一緒に面白い催し方で
やろう!ということになり、今回の企画となりました。

大きな出会いとなった方は、Jun Amantoさんという方です。
ダンサーであり、役者であり、地域おこしの立役者であり、Salon de AM
anTO 天人 代表であり、他にも諸々の顔を持ち、大阪を拠点に国内外飛
び回っている方です。その思いの原点が平和。業種や発信方法は私とは異
なりますが、何かとても近いものを感じるのです。

それもそのはず。会ってはいませんでしたが、98年の平和イベントの時か
ら接点があり、数多くの共通する友人たちもいて、これまで出会わなかっ
たのが不思議なぐらいです。

そんな彼と彼の仲間たちで運営する、大阪中崎町にあるAmantoグループの
ギャラリー[A ManTo Torico Gallery]で『カチーナ展in大阪』を、[朱雀
ホール]で土日にかけて対談や映像つきの講演会を開催させて頂きます。

カチーナ展は11月15日(水)〜19日(日)まで。Jun Amantoさんとの対
談「スピリットと平和、そして平和について」は18日。天川 彩特別講演
会「Hopi平和の民からの伝言(映像あり)」は19日。共に14時〜です。


こちらの詳細は来週にはHPにアップいたします。勿論、来週のメルマガで
も詳しくご紹介しますので、関西の皆さま、楽しみにお待ちください。

それから、来年の2月にも、またまたウユニ塩湖に行くツアーを只今計画
中です。来年は、南米三大カーニバルの一つ、オルロのカーニバルにも
行くという何とも贅沢な内容になっています。

こちらも粛々と準備を進めていますので、発表をお楽しみに。


さてさて、一昨日から始まっている『Hopiカチーナ展in札幌』ですが、
回を重ねるごとに、深まり広がっているのを感じます。
今日はトークショー初日でしたが、参加者の方の中に、昔、Hopiと同じよ
うなトウモロコシの保存方法や食べ方をしていた、という方がいて驚きま
した。そしてカチーナたちも、既に5体旅立ちました。

後二日。どんな出会いが待っているのか、楽しみです♪

冒頭に書いた通り、今日は前々から準備していた、天河でのプロジェクト
の全貌をOPENいたします。

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【1】◆◇ 大特集! ◆◇ 
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「天河・鈴緒の綱がるプロジェクト」

<天河大辨財天社 平成の大造営30周年祝賀記念>


      五十鈴を振り動かす麻緒綱        
          
   『鈴緒』を一緒にご奉納しませんか?



        一口 3000円

         賛同者大募集!


  http://www.office-ten.net/tunagaru/t.html


<趣意書>

 熊野、吉野、高野山のほぼ中央に位置する天河神社は、古来より日本屈指
の祈りの聖地といわれてきました。日本の礎を築きあげてきた歴史に名を遺
す先人たちにとっても、今を生きる私たちにとっても、天河神社は自らを見
つめ魂を奮い起こし、そして世の平和を祈る大切な場所なのではないでしょ
うか。

 私は、1998年3月に初めて天河神社を訪れました。有難いことにご神縁をい
ただき、天川 彩(てんかわ あや)というペンネームを授かり、更に天河太々
神楽講の講元の一人としても関わらせていただいております。 今年(2017年)
旧暦七夕祭に伺った際、いつものように参拝させていただこうと、天河神社の
ご神殿中央にある、大きな五十鈴を鳴らさせて頂く為に、麻緒綱「鈴緒」を手
にしたのですが、かなり傷んでいることに気がつきました。しかし同時に、
これほど多くの人々がご神前に参られ祈られているのだと思うと、感慨深い思
いにもなりました。

 そんな折、翌日の朝拝で、禰宜様より来年が、前社殿から新たな社殿にご遷
座されてから、ちょうど30年目の節目の年になるというお話を伺いました。
そしてそれを記念した行事の一つとして、ご神宝である神代鈴「五十鈴」を降
ろして綺麗に磨き、「鈴緒」は30年ぶりに新調するというお話を伺いました。  
 
 私は、お話を伺いながら、鈴緒が傷んでいるのは、私たち参拝者一人一人が
触り祈った賜物であり、本来は、私たちから神社へ奉納するべきものではない
か、という思いになりました。その思いを素直に宮司様、禰宜様に伝えました
ところ、大変喜んでいただき、それならば、ということで鈴緒のご奉納を任せ
ていただけることになったのです。

 そこで、私はこの鈴緒の奉納を『天河・鈴緒の綱がるプロジェクト』と命名
することにしました。「繋がる」を「綱がる」としたのは、綱は精麻(せいま)
と呼ばれる板紐状のものが束になり出来上がっているからで、一人一人の思い
をその精麻に託し、沢山の方が「繋がり」、五十鈴を鳴らす立派な「綱」の鈴
緒として奉納したいと思ったからです。 

 鈴緒の製作は、日本各地の神社の鈴緒や麻綱を数多く作られている職人の方
に依頼しました。ご神殿の上に掲げられた五十鈴を鳴らす太い鈴緒は、丈夫で
長い間使えるものにしなければなりません。最良のものは純国産の麻で一切の
加工も無い生成りの精麻を使うものであるということで、かなり高価なものと
なります。製作費や運搬代など諸々でおよそ百万円近くかかるようです。

 それでも、私は皆さんのお気持ちが集まれば、奉納は出来ると信じておりま
す。このプロジェクトでは、一口を三千円としてご浄財を集めさせていただく
ことにしました。更に鈴緒奉納分以上のご浄財が集まったなら、今後のご神事
で使っていただけるよう、精麻そのものも更にご奉納したいと考えております。
 尚、ご奉納協力いただきました皆様には、この鈴緒製作時に出ました精麻の
端の部分を小さく結び、更に天河神社でお祓いしていただいたものを、記念品
として一口につき一個お送りさせて頂くことにしました。まさに、天河神社の
鈴緒と繋がる品です。お財布などに入るサイズですので、お守りとしてお持ち
いただけるかと思います。

 天河神社に繋がる皆様と共に、五十鈴の麻緒綱「鈴緒」を、ぜひ一緒にご奉
納させていただきたいと思っております。ご家族、ご友人などにも是非、お声
がけください。ご協力よろしくお願い申し上げます。 


              天河・鈴緒の綱がるプロジェクト 
        
                         発起人 天川 彩



<『鈴緒』のご奉納に関して>

         
一口 3,000円
(準備の関係上、2018年2月末日で受付は締め切らせていただきます)

◎郵便振替口座名『天河・鈴緒の綱がるプロジェクト』
◎振替口座番号 00160-4-673552

※来春お送りするご案内及び記念品発送の関係上、必ず郵便振替用紙をご利用
の上、通信欄に住所・氏名・電話番号および振込になられる口数をご記入くだ
さい。ご家族や会社など同一住所で複数ご賛同いただけます場合は、発送費削
減の為にも合計の口数でお申込みいただけましたら幸いです。
*振替用紙の控えが領収書となりますこと、予めご了承ください。


神社のお話しによると、五十鈴を下ろし、鈴緒を取り外すのは、2018年節分祭
及び立春祭が終わった後とのことです。そして神社の方々の手で時間をかけて
磨き直された五十鈴と奉納させていただく鈴綱は、4月上旬に取り付けられます。

4月14日午前10時には、ご奉納祭となる『五十鈴・鳴らし初め式』が賑やかに執
り行われ、引き続き同日午前11時より春季大祭が行われます。
本、奉納の趣旨にご賛同いただき、お振込いただきました皆様には、4月上旬ま
でには『天河・鈴緒の綱がるプロジェクト ご奉納祭』のご案内並びに、ご奉
納記念の品をお送りさせていただきます。


<五十鈴とは>

五十鈴は、天河神社に古くから伝わる独自のものです。
この形は、天照大御神が天岩戸にお隠れになられた折、天宇受売命(あめのう
ずめのみこと)が、岩戸開きに神宝「五十鈴」を振り神舞を奏上されたものと
同じであると伝えられています。「生魂(いくむすび)」「足魂(たるむすび)」
「玉留魂(たまずめむすび)」という三つの魂が、この鈴の妙音の響きを共鳴
させることで清められ、奮起し、また調和して、本来一人一人があるべき状態
となるとされ、新たな活力が湧いてくるともいわれています。ご神殿にある巨
大な五十鈴は、二つの五十鈴が重なるように取り付けられ、中央にある円形の
空洞から5メートルほどの長いが下りています。鳴らすには鈴緒を持ち上げ、
円を描くように回転させると美しく神殿に響き渡ります。


<天河神社の由緒 並びに 現社殿の五十鈴と鈴緒について>

天河神社・柿坂神酒之祐宮司より


初代神武天皇様が日本国統一のために、天河の社壇の真名井と称えられる神奈
備に拝せられ、ヒノモトという言霊を拝受せられました。この真名井は歴代天
皇様の拝されました聖地であります。白鳳年中に下って、初花姫が天河の社壇
に額ずかれた時、天下る天女の響きを拝受せられ、御鏡(みかがみ)と十五の
督(とく)を受け賜いて、大和の葛城にて役小角を出生されたのであります。

役小角は母、初花姫よりその御鏡(みかがみ)と十五の督(とく)を拝受せら
れ、熊野より吉野に向かう七十五靡を開山せられ、吉野熊野の最高峰、弥山山
上に拝せられた時、母の初花姫と等しく、天女を辨財天と感得せられたのであ
ります。

そして天武天皇が大海皇子と呼称されている時に歴代皇室の祈られた天河の神
奈備に拝せられ、壬申の乱の勝利を願われました。後、飛鳥の浄御原宮(きよ
みがはらぐう)を造営せられ第四十代天皇に即位され、天武九年日本の社殿草
創の時、天河社壇真名井の聖地に御社殿を御造営され、天の安河大社(あまの
やすかわたいしゃ)と称せられたのであります。その社殿に辨財天尊像をご遷
座され御秘神天照比売(ごひじんあまてるひめ)と称せられたのであります。

その天照比売辨財天は六十年に一回の御開帳とされています。  
以来千三百有余年、国の重鎮貴顕高僧達が、天河(てんかわ)の御神業(ごし
んぎょう)を重ねられ、神威高揚にお働き下さったのであります。その間幾度
か社殿が建て替えられてきました。

前社殿も二百八十五年の年月が経ち、甚(いた)く損なわれていたため神議
(かむはか)りして、新たに社殿の建て替えが執り行われる事となったのです。

昭和六十年より浄払い、地鎮祭、上棟祭を執り行い、平成元年(1989年)七月
十六日、厳粛に遷座の儀を納めたのであります。吉野檜の御拝殿中央部に天河
社神宝(かんだから)、神代鈴(じんだいすず)「五十鈴(いすず)」を新た
に調整し掲げられたのであります。その中央部の五十鈴に麻緒綱(あさおつな)
「鈴緒(すずお)」が取り付けられたのであります。


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一人でも多くの皆さまと共にご奉納したいと思っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


天河・鈴緒の綱がるプロジェクト

〒113-0031 東京都文京区根津2−30−7 オフィスTEN内
03−3828−5070
e-mail  ten@office-ten.net

プロジェクトのURL
http://www.office-ten.net/tunagaru/t.html



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【2】◆◇編集後記◆◇
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今日、友人のお笑い芸人キンタロー。ちゃんから「今夜の金スマを観て」
とメッセージがあった。ギャラリーから部屋に戻りテレビを付けると、
彼女が世界選手権に挑む姿が映っていた。今年の4月、久しぶりに熊野で
夜遅くまで話をしたことを、昨日のことのように思い出す。日本人初と
なる世界第七位という快挙!本当に心からおめでとう!


                   aya