2016/10/21━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第741号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
先週末は、私たちの地元で「東京下町まつり」が行われ、沢山の方々
で賑わいました。準備した「鶏つくねと8種の野菜の生姜入りスープ」
もお陰様で完売。来年もスープ出そうかな〜なんて、早速張り切って
いる自分が、なんだか可笑しいです。
10月もあっという間に半分以上過ぎてしまいましたね。
今月は、九州ツアーから戻ったあと、ずっと東京にいるので、いつに
なくのんびりしたペースで過ごしています。伸び放題になっていた家
の草取りをしたり、仕事帰りの娘とカフェでお茶したり…。ゆったり
としたペースって気持ち良いです。
そんな今月は充電月間だったので、来月は動きますよ〜。
まずは11月2日(水)〜6日(日)まで、札幌で『Hopi カチーナ展』
を開催します。3日(木・祝)には、「Hopi族と精霊カチーナ」と題
して、会場内でトークショーも行います。
カチーナ展を終えたあとは、函館まで行き、「空中土偶」を見て来た
り、父親のお墓参りをしてきたりして来ようかと思っています。
東京に戻った直ぐあとの13日(日)には、横浜で私の講演会『Hopi
平和の民からの伝言』の開催が決まりました。
横浜での開催は、スタッフのキョウちゃんこと浅井の企画です。彼女
が念願叶って、TENの事務所がある根津に引っ越してきた話は、以
前もメルマガで触れましたが…。今まで長年住んでいた横浜方面の方
々にも、是非触れてもらいたいたい!ということで、会場などすべて
の準備をしてくれました。
今日のメルマガで、札幌のイベントと横浜のイベント、両方お知らせ
いたします。お近くのメルマガ読者の皆さま、ぜひぜひお誘いあわせ
の上、お越しくださ〜い。
そして、11月下旬にはHopiの大地へ行くことにしました。人生、何度
目のHopiの大地への旅なのか自分でも、もうわかりませんが、今年に
限っていえば3度目のHopiへの旅となります。
今回からは、少しずつ取材も兼ねて行くことにしたので、また新たな
出会いがありそうです。
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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様============「人生の櫂(かい)」
2・TEN’s占い=========「今週はタロットカード占い」
3・Hopiイベント==札幌「カチーナ展」・横浜「講演(映像あり)」
4・編集後記====================「あとがき」
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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□「人生の櫂(かい)」
人生は、まるで航海のようだ。
この世に生を受けたその日に彼岸に向けて出港する。
最初は両親か、それに代わる人が櫂を漕いでくれるだろう。しかし、
少しずつその手は離されていく。大人になるということは、その櫂をし
っかり自分で握りしめ、人生の航路を自らの力で漕いでいくことなのだ
ろう。
人生という大航海に船出するのだ。単調なはずはない。
何処に向かって漕いで行けばいいのかわからず、ぐるぐる同じところを
堂々巡りしている日もあれば、嵐に遭遇してしまう日もあるだろう。
追い風が吹く日もあれば、逆風で必死に漕いでも辛くなるだけの日もあ
るかもしれない。
しかし、一番肝心なことは、どんな時も自分の櫂は手放さないことだ。
どうにでもなれとヤケになり、流されるまま流れていたら、人生の漂流
者になってしまうかもしれない。また、誰かにその櫂を預けてしまった
なら、自分の人生ではなく、他人がコントロールする人生を歩む危険性
だってある。
悲しい話だが、日本人は自らの命を絶つ人が多い。特に18歳〜40歳まで
の若い世代においては自殺率は世界一だ。そんな日本を総称し、絶望の
国、日本とまで言われているらしい。
そこに至るには、当事者にしかわからない様々な理由があるのだろうし、
絶望の淵に立つ苦しみは当事者にしかわからない。
しかし、櫂を使えば、人生は方向転換することだって出来るのだ。
かつて、子どもが中学生だった頃、些細なことから友達との関係で悩ん
でいたらしくかなり塞ぎこんでいた時があった。聞いても何も言わない。
自分を顧みてもそんな時期があったし、多かれ少なかれ、誰しも通る道
なのだろうが、当事者にとっては、苦しみのど真ん中だ。
義務教育でもある中学生の子どもの櫂は、まだ親が握っている。
だから、私は子どもに言った。
「どうしても辛いことがあって学校に行きたくなかったら、転校したら
いいし、転校した先がまた辛かったら、引っ越ししてあげるから、引っ
越した先の学校に行けばいい。そこでも辛かったら、誰も知らないもっ
と遠くに引っ越そう。それでも辛かったら、日本を脱出しよう。アフリ
カとか…インドとか…。世界は広いから、今見えていることが全てじゃ
ないよ」と。
その時の問題が直ぐに解決したかどうかはわからないが、多分、気持ち
が少しは楽になったのだと思う。笑顔を取り戻した。
人生には、神様が準備した乗り越えるべき荒波と、人の心に忍び寄る魔
によって作り出された避けるべき荒波がある。
例えば、天災や事故に遭ったり、思いがけない病気にかかったり、親し
い人との別離の苦しみ。はたまた受験で落ちたり、就活や婚活がなかな
か思うように進まないといった苦しみは、人間を成長させる為に必要な
荒波といえるだろう。荒波の中、時には涙を流すこともあるだろうが、
一生懸命、櫂を使い沈まぬようにしていれば、必ず嵐は過ぎ去り穏やか
な大海原を再び前に進むことができるのだ。
しかし、魔によって作り出された荒波は、悪意のある人工波だ。
いつまで頑張って立ち向かっても、その波は過ぎ去ることはない。何か
の作用で止まることがあるかもしれないが、よほどのことがない限り、
悪意ある人工波は静まることはないだろう。魔は魔を呼び、魔が好きな
人というのも大勢いる。
犯罪に手を染めたり、戦争を起したがったり、いじめに加担する人々と
いうのも、まさに魔に取り込まれた人々といえるだろう。
そこまで具体的な行動に起こさずとも、世の中、至る所に心無い人とい
う人々がいる。まるでゾンビのような存在だ。
心無い人は、心ある人が嫌いなのだ。だから他人の心に傷を負わせるの
が楽しいのだ。
先日、某広告代理店で、上司からの執拗な無理難題で超過労勤務を強い
られ、精神的に追い込まれた若い女性が亡くなった。せっかく、一生懸
命に勉強し東大を出て、憧れの業界で働きはじめることが出来たという
のに…。無念だったに違いない。
心無い人になるには、心を無くしてしまった何らかの要因があったのだ
ろうし、そこに若干同情の余地もあるが、心無い人に傷つけられた方は、
たまったものではない。
滅多にあることではないが、ゾンビに遭ってしまったのなら、逃げるの
が一番だ。もしも逃げずに不平不満を持ち続けながら、その場に居続け
る選択をしてしまうと、そのうちに心が壊れ、自分がゾンビになってい
るかもしれない。
だから逃げる為にも櫂が必要なのだ。
学校に行ったからといって、信頼できない先生に櫂を預けてはいけない。
会社に入ったからといって、自分の櫂を会社に渡す必要もない。結婚生
活においてもそうだ。夫婦で助け合って、それぞれの櫂を漕ぐのはいい
が、自分の櫂も相手に渡してしまうと、気が付けば、とんでもない人生
を共にすることになるかもしれない。
誰しも、自分の人生におけるイニシアティブ(主導権)は、常に自分に
ある。その櫂は手放してはならないのだ。
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【2】◆◇TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、
気楽に読んでくださいね。
今週は[タロットカード]で一週間の運勢を占ってみました。
2016年10月22日(土)〜10月28日(金)
<1月生まれ>
臨機応変に物事を考えられる一週間となりそうです。ちょっとしたチャ
ンスも見逃さないでいると、良い方向に物事が進んでいきますよ。
<2月生まれ>
長い道のりに溜息が出てはいませんか。でも、あなたの知性と冷静さを
保っている限り、しっかり前に進んでいるはずです。あきらめずに頑張
ってね。
<3月生まれ>
心が安定する一週間となりそうです。恋人や親しい友人、家族との時間
をいつも以上に積極的に持つよう心掛けて。
<4月生まれ>
真面目に努力するあなたの姿勢が評価されそうです。遠回りに見えても、
あなたが立てた計画に沿って、一歩一歩進んできたことに間違いないよ
うです。
<5月生まれ>
やる気がみなぎる一週間となりそうです。今は目標のスタートラインに
立った状態かもしれませんが、あなたのやる気と熱意で道は開かれそう
ですよ。
<6月生まれ>
あなた自身の考えに執着し、周囲の声に耳を傾けない状態ではありませ
んか。今週は、柔軟な心で人の意見を素直に聞き入れてみてね。
<7月生まれ>
変化のない日々に退屈し、刺激的なことを求めてはいませんか。表面的
な楽しみを優先すると、心もお金も枯れてくるかもしれません。日常の
中にこそ、真の喜びがあることを思い出してね。
<8月生まれ>
思いがけないトラブルが発生するかもしれません。でもそれは、あなた
の中の学びの一つです。中途半端な対応をせず、最善の努力をしたなら、
必ず良い結果に結びつきますよ。
<9月生まれ>
何かを望んでいるのなら、まずはあなたがやるべきことを片付けましょ
う。ただし、お金や地位などに執着していると本当に大切なものがあな
たの手元から離れてしまうかもしれません。何を望んでいるか明確にし
てみてね。
<10月生まれ>
頭の中で、一人ぐるぐると思いを巡らせてはいませんか。妄想や、現実
逃避をするばかりだと、あなた自身がどんどん停滞してしまいます。ま
ずは、行動に移して現実を知ってね。
<11月生まれ>
周囲の意見とすれ違ったり、対立したりしていませんか。感情に任せて
言い争うより、俯瞰して改めてその問題を見直してみてね。きっと良い
解決方法が見つかるはずですよ。
<12月生まれ>
あなたが待ち望んでいたものが、目の前にやって来そうです。今週は、
積極的に一歩前に進んで動いてみて。ただし、人を押しのけたりしな
いよう、心配りは忘れずに。
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【3】◆◇HOPI関連イベント◆◇
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★ 札幌イベント ★
HOPIカチーナ展 in札幌
北海道の皆さん!ぜひお越しくださ〜い!!
平和の民“ホピ族”の精霊カチーナが
☆──── 札幌にやって来る ────☆
11月2日(水)〜11月6日(日) 5日間限定
【会 場】『テンポラリースペース』
札幌市北区北16条西5丁目1‐8
【交 通】地下鉄南北線「北18条駅」2番出口より徒歩5分
【時 間】11:00〜18:00
※最終日11/6(日)は17:00まで
https://www.facebook.com/events/1830661947179939/
カチーナの他、HOPIジュエリーやネイティブ関連グッズも
多数販売!皆様のお越しを心よりお持ちいたしております。
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【 同時開催! 一日限定 】
カチーナ展に合わせて、一日限りのお話し会を開催します。
【日 時】11月3日(木・祝)14:00〜/17:00〜
(1日2回開催)※各回 1000円
お話し 天川 彩(作家・ホピショップオーナー)
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平和の民と呼ばれるアメリカ先住民HOPI族。
アリゾナの乾いた大地の上で数千年にわたり暮らす彼らは、人口は約
1万人足らずですが、並外れたアーティスト性と高い精神文化を持つ
人々として世界中に知られています。
HOPI族の人々は、自然界すべてのものにカチーナ(精霊)が宿る
と信じ暮らしていますが、それは私たち日本人の八百万の神に対する
捉え方とよく似たものです。
精霊人形「カチーナ」とは、そうしたHOPI族の人々が自然界のス
ピリットを木に彫り込み色付けをして作り上げたもので、人形にも精
霊の魂が宿っていると信じられてきました。
カチーナ(人形)は、彼らの深い精神性の表れという意味合いと、可
愛らしくユーモラスな姿によりピカソやアンディ・ウォーホル、水木
しげるといった、数多くの芸術家や表現者たちにも愛されてきました。
しかし、日本ではその存在がまだ広く知られておらず、大阪の国立民
族博物館や日本で唯一のHOPI族公認のショップ(東京)など、ご
く限られた場所でしか見ることが出来ません。
そこで、北海道でも本物のHOPIのカチーナ人形を見ていただき、
縁ある方々のお手元に旅立つ機会になれば、という思いから、札幌ギ
ャラリー「テンポラリースペース」において『HOPI カチーナ展』
を開催する運びとなりました。
期間は2016年11月2日(水)より6日(日)までの5日間。HOPI族の
カチーナ人形が30体以上一堂に並ぶのは、北海道では初めての機会と
なります。
会場ではHOPI族を紹介するパネルが展示される他、カチーナ人形
以外にもシルバージュエリーやネィティブ関連グッズなども多数販売。
また、文化の日の11月3日(木・祝)は、ホピ族と関わって20年になる
HOPIショップオーナーであり、作家の天川 彩によるお話し会「平
和の民ホピ族と精霊カチーナ」(参加費1000円)も開催いたします。
(1回目 14:00〜15:30 / 2回目 17:00〜18:30)
大変貴重な機会ですので、ぜひ会場にいらしてください。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております!
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★横浜イベント★
☆☆*…*…*……*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*☆☆☆
平和の民ホピ族と交流を続けて20年。作家 天川 彩さんに聞く、
ホピ族の今。真のスピリチュアリティ、そして真の平和とは?
これからの時代をしあわせに生きる 生き方のヒントを共に受け
取りませんか?
☆☆*…*…*……*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*☆☆☆
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『HOPI 〜平和の民からの伝言〜』in 横浜
お話 天川 彩 氏(作家・プロデューサー)
☆ホピ族制作による特別映像上映あり☆彡
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詳細 https://www.facebook.com/events/347174265617894
【日 時】2016年11月13日(日)
13時半開場 14時開演
【会 場】スペース かどべや
【交 通】JR「石川町駅」南口(元町口)より徒歩8分
横浜市営地下鉄ブルーライン
「伊勢佐木長者町駅」より徒歩10分
横浜市営バス「石川町5丁目」バス停より徒歩1分
【参加費】1500円(当日1800円)
【お申込み・お問合せ】
HOPI〜平和の民からの伝言〜 横浜実行委員会
担当 浅井 TEL 090-4821-1541
又はホピショップSun&Rain
TEL 03-5834-7675
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アリゾナに暮らすアメリカ先住民Hopi族。
『Hopi』とは、彼らの言葉で『平和の民』という意味を持ち人口わず
か9千人余りながら、世界中の平和を祈り続ける人々として、知られ
ています。
争うことをせず、全てを共に分かち合うホピ族。
平和の民の暮らしとは?どのような精神文化を培ってきたのか。また、
伝承してきた「ホピの予言」とは?
ホピ族と二十年近く交流を続けている、作家の天川 彩さんに、パネ
ルや映像を使いながら、現地のリアルな暮らしをわかりやすくお話し
ていただきます。
また、お話しの中では、天川さんがホピ族のチーフから託されたメッ
セージや、ホピ族の人々が次世代のホピに向けて作成した貴重な映像
も特別上映いたします。
平和の民ホピから、天川さんが直接受け取ってきた『人が、真にしあ
わせに暮らす生き方のヒント』。
今度は私たちが、日々の暮らしに繋げてみませんか。
横浜で行う 一日限りの大変貴重な機会となります。
どうぞ皆様お誘い合わせの上、お越しください 。
☆☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*☆☆☆
当日は、ネイティヴ柄ストールや靴下など、販売コーナーも充実♪
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【天川 彩 プロフィール】
北海道生まれ。大手音楽プロモーション会社、新聞社系情報誌記者等
を経て、1996年ラジオドラマシリーズ(朝日放送)で脚本家デビュー。
以後、作家、作詞家、コラムニスト、童話詩人、映像監督として活躍。
小説「タイヨウのうた」(ソニーマガジンズ)はベストセラーとなり
映画、TVドラマでも話題に。近著には「熊野 その聖地たる由縁」
(彩流社)等がある。
ホピ族との20年近くの関わりから日本初となるホピショップを2014年
東京でプロデュース。近年は、行政や大学、NPO団体等からの講演依
頼も多く、ホピ族に関しての講演の他、日本古来の伝統や古層文化に
ついて全国各地で講演を行なっている。
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【4】◆◇編集後記◆◇
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今月は、東京から離れず仕事をしている分、人との出会いが沢山。
そして人との出会いから、新たな仕事が生まれ…自分がやるべき仕事が
少しずつ変化し、明確化してきているように感じている。
aya