2016/07/21━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆ TEN's magazine 第728号  ☆★☆   
  


━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。

今日はメルマガの日ではありませんが、明日の朝からホピの大地へ行
くので…メルマガを発行することにしました。

夏本番となり、連日暑い日が続いていますね。皆さま、おかわりあり
ませんか?

私は例年にも増して、神様に猛スピードで動かされているような日々
が続いています。先日も、熊野那智大社の例大祭「扇祭り(通称 那
智の火祭り)」にご招待いただき、行って来ました。
実は、ありがたいことに那智大社さんからも例年、ご招待のお手紙を
頂いているのですが、なかなかタイミングが合わず、行けない状態で
した。でも、今年は、50年近くご奉職された前任の宮司様に代わり、
新しい宮司様が着任されたので、ご挨拶とお祝いに伺いたいと思い、
万障繰り合わせて行って来ました。
やはり熊野は凄い処です。

ここに書ききれないほど、連日いろいろなことが起こり、とってもと
っても濃い時間となりました。

その中でも特に感激したのは、明治神宮の宮司様、中島さんとの十数
年ぶりの再会です。20世紀の終わりと21世紀に入る前の2回。明
治神宮で大掛かりなイベントをさせていただきましたが、その折多大
なるお世話をしてくださったのが、当時はまだ権宮司様だった中島さ
んです。

ほんの短い時間の再会でしたが「思い出深いね〜」と言っていただき
嬉しかったです。また、熊野はやはり縄文と弥生の融合の地であり、
日本の歴史と深く結びついた場所だな〜とつくづく感じてきました。

そう。私は今(いや、今に始まったわけではありませんね)、改めて
縄文と弥生が重なる時代に意識を向けています。何処へ行っても、
縄文人と弥生人。先住の民と渡来人との関係が目の前にあらわれるの
です。自分の感覚として、縄文人的な部分を多く持ち合わせているの
でやはり縄文に意識が強く向きます。でも、縄文だけで今の日本が成
り立っているわけではありません。

先日、天皇陛下が「生前退位」の意向を示されましたが、二千年以上
続く天皇家をはじめ、日本人の気質的な部分においても弥生の頃に渡
来の人々がやって来たことで、現日本になっているのは確かです。

そのような意味合いも含め、TENでは改めて皆さんと様々なかたち
で「日本」という国に意識を向け、根幹から学び体感していただく機
会をつくりたいと思っています。

7年前、TENでは「縄文の風を感じるシリーズ」と題して、様々な
かたちで縄文ツアーを催行しましたが、今年も春から水面下でずっと
縄文ツアーを準備しています。

このツアーは単に縄文遺跡を巡るだけではなく、縄文人の祈りの象徴
土偶も作り、出来れば野焼きで完成させたいと思っています。

ただ、なかなか、そう簡単に事は進まず、いつツアーの発表ができる
かは、今のところ神のみぞ知る…といった感じです。早ければ来月、
遅くとも来年の春にはお知らせしたいと思っています。

全て決まった段階で、メルマガ読者の皆さんに真っ先にお知らせしま
すので楽しみに待っていてください。

それから、決まったといえば、上野の西洋美術館が世界遺産登録に先
日決まりましたが、来年は「『神宿る島』宗像(むなかた)・沖ノ島
(おきのしま)と関連遺産群」が決まる予定です。

宗像大社といえば、TENもご縁をいただいてから、昨年、一昨年と
宗像大社の例大祭「みあれ祭」の時期に、皆様をご案内してきました。

来年、世界遺産登録が決まれば、宗像に行くのも至難の業になること
は一目瞭然なので…

今年も、宗像へ皆様をご案内することを決めました!

更に、今回の宗像ツアーから新たに「古代日本を行くシリーズ」とタ
イトルをつけました。

今回のツアーの中心も、もちろん宗像大社の「みあれ祭」ですが、古
代九州の海人族、宗像族や安曇族、そして神功皇后にゆかりのある舞
台なども巡ろうと思います。

勿論、TENのツアーですから、美味しいものも外していませんよ!
「みあれ祭」前夜は、古くより祝いの席で食されていたという宗像の
郷土料理を、「みあれ祭」の日は、あわびと生烏賊といった玄界灘の
海の幸を堪能できるお宿にご案内します。

詳細は、本文をご覧くださいね!

それから…8月第一週は、3年ぶりとなるTENの富士登拝です。
締め切りは、7月25日(月)。現在、残席3席となりました。
今年こそ、富士山に真摯な気持ちで向き合いたい、と思っている方、
ぜひ、ご一緒いたしましょう!!

富士登拝の前に、冒頭に書いたように明日からホピの大地へ参ります。
そうです。皆さんと、3年連続でホピツアーを行うと約束をした、今
年が3年目。

来年以降も、もしかしたらこのまま継続してホピの大地へ皆さんをご
案内するかもしれませんが、先のことは未定です。

ですから明日からのホピツアー。ご案内する皆様に精一杯喜んでいた
だけるようなツアーにしたいと思っています。

来週のメルマガはアキちゃんが担当してくれま〜す♪

それから、明日出発なので占いは、ごめんなさい。お休みです。
そのかわり、コラムで連載してきたお話し、ちゃんと書き終えました
よ。読んでみてください♪


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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
…………………………………………………………………………………
1・コラム・風の文様========「計り知れないチカラ(4)」
2・募集開始!=======「古代九州 海人族と宗像・みあれ祭」
3・間もなく締め切り============「TENの富士登拝」
4・天河太々神楽講========「旧暦七夕祭 お手伝いワーク」 
5・編集後記====================「あとがき」
……………………………………………………………………………………
【1】◆◇コラム 風の文様 ◆◇
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□「計り知れないチカラ(4)」


選んだのは、下呂で最も大きな温泉旅館だった。

一人、宿に籠って執筆するのにあたり、気分転換になるような幾つかの
お風呂があった方がいいだろうという単純なものと、クチコミが良かっ
たこと。そして一人宿泊者用の格安プランがあったこと。これが最大の
理由だったかもしれない。

宿は駅から見えていた。送迎バスが来ていたが乗るほどの距離でもない。
しかし、旗を持った案内の方に、宿泊でしたらどうぞバスに乗ってくだ
さい、と即され、半分気恥ずかしい気持ちでそれに乗った。玄関に着く
と、仲居さんたちが団体客の人々を大勢で出迎えていたので、私は、一
人で静かに見守っている人物のそばに行った。多分、若女将であろうと
いうことは風貌から推測できた。私のような一元の客にどのような対応
をされるのか半分興味もあったのだ。

私は下呂にある縄文遺跡のことを質問してみた。若女将は遺跡の見どこ
ろを教えてくれただけでなく、空模様を見て、いつ降ってもおかしくな
いし、山の方だから、と傘を持たせてくれた上、自分の携帯で直ぐさま
タクシーを呼んでくれたのだ。まさに完ぺきな対応だった。

結局、縄文遺跡から戻った後3日間、ずっと外に出ることもなく宿の中
だけで過ごした。温泉もレストランも素晴らしく、館内は横山大観をは
じめとした日本の巨匠たちの美術品が並び、天皇陛下も泊まられたとい
う凄い宿だった。その時の写真パネルに若女将も写っていた。

天皇陛下をお迎えして2000名もの人々が集ったというレセプション
パーティ用の巨大なホールや、500名収容できる大宴会をはじめ、大
小あわせて35も宴会場があり、能楽堂まで館内にある。
壁に展示されていた手記には、何人かご縁あるお坊様の名前も連なって
いた。

しかし…。しかしである。
巨大な温泉宿というのは、その分、多くの団体客も泊まっているのだ。
ちょうど私が泊まった部屋の向かいには、団体旅行の人々の部屋が並ん
でいた。大きな会社の研修旅行なのか、私の部屋の階には若い人たちば
かり。上司の目もなく、修学旅行のようなノリだったのだろう。そこに
お酒が入り、真夜中まで廊下へ繰り出してのドンチャン騒ぎ。夜はとて
も執筆できるような状態ではなかった。

当然、私と同じ階の一人部屋の人は同じ状態だ。深夜0時過ぎ。遂に溜
まりかねてフロントに相談して、宿の方から若い団体客の人々に声をか
けてもらい、ようやく静まった。しかし翌日、別のグループにはなった
が、そのフロアには団体客がズラリと並び、やはり騒がしかった。
格安プランだから致し方ないのかもしれない。諦め気分でチェックアウ
トをして宿を出ようと思った時だった。

「縄文遺跡はいかがでしたか?」と初日にお世話になった、若女将が私
に声をかけてくれたのだ。
一日にもの凄い人数の人々が宿に泊まるという中で、よくぞ、顔を見た
だけで思い出してくれたものだ。私は感激ついでに、一人客の泊まるフ
ロアが団体フロアと並ぶのはいかがなものか、と正直な気持ちを伝えて
みた。すると、若女将は驚くほど謙虚で真摯な姿勢で、私の言葉を真正
面から聞いてくれた。

その後、色々と話すうちに、共通の話題も出てきて、すっかり打ち解け
あい名刺交換をした。その日は夏至だったこともあり、私はご縁の始ま
りのように感じた。

そして、私は駅まで迎えに来てくれていた友人と共に、この旅の最終目
的地、金山巨石群へと向かった。

前々から金山巨石群の話は聞いていた。夏至や冬至、春分秋分には太陽
の光が差し込むように巨石が組まれた、縄文遺跡があるという話にずっ
と惹かれていた。しかし、あまりに奥深く、なかなか辿り着けないよう
な場所だということもわかっていた。


それが、今年の春分の日。ひょんなことから連れて行ってもらえること
になった。春分の日、巨石から差し込む三角の太陽スポットを手に受け
た時、私の魂がコロコロ喜んでいた。そして夏至用に組まれた巨石の中
にも入り、出来ることなら夏至の太陽光もこの手に受けたい、と思った。

願えば叶う。なんと有り難いことなのだろう。

夏至の朝、宿を出る前は土砂降りだった。梅雨の真っ最中なので、当然と
いえば当然なのだが、私は晴れるイメージしかなかった。そしてそのイメ
ージ通りに、宿を出ると雨がやみ、どんどん晴れてきた。

巨石群に辿り着いた時、なんという偶然か。その時、大切な友人と巨石の
前で再会したのだ。彼女は、日本におけるオイリュトミーの第一人者であ
り、シュタイナー教育の草分け的な存在だ。彼女は全く何も知らず、知り
合いの人に連れて来られたということだったが、この再会もただごとでは
ない気がした。

そして磐座の中に入った時、ちょうど光が差し込み始めてきた。
私はただただ有り難く、自分の中にある縄文からの血が再び喜びに沸き立
っているのを強く感じた。

一週間たらずの旅だったが、葛城、天河、洞川、下呂、金山と駆け巡った。
この旅を通して起こったこと、出会った人など一連のことは、この先どん
な意味を持っているのか、今はわからない。

でも、計り知れないチカラというものは確実に存在する。そしてきっと、
これからもその力に動かされていくのだろう。私はただ自分が感じるまま、
そして素直にその力に従って動いていこうと思う。

                        おわり

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【 2 】◆◇募集開始!◆◇
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            古代 日本をゆくシリーズ
 
      ◆*》『古代の九州 海人族を巡る旅』《*◆
          
〜宗像三女神を迎える「みあれ祭」と、安曇族、神功皇后ゆかりの地へ〜


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      2016年9月30日(金)〜10月2日(日)
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     【2泊3日】68,500円(税別)東京(成田)発着
       
◇ツアー代金に含まれているもの
 ・東京(成田)⇔福岡往復航空券代・福岡⇔宗像移動交通費
・宿泊代・朝夕食代・ガイド代
 
     *先着お申し込み 12名限り(最低施行人員6名)*

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        詳しい行程は・・・
      http://www.office-ten.net/munakata/2016t.html

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古代九州には、海人族と呼ばれる人々が暮らしていました。
宗像族は外交の海人族、安曇族は大和に向かう海人族。
その末裔が今も、それぞれに宗像大社と志賀海神社を守っています。

宗像大社は「「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」として来年
には世界遺産登録される予定となり、ますます注目を浴びています。
古代祭祀が連綿と受け継がれる宗像大社の主祭神は、宗像三女神。
アマテラスとスサノオの誓約(ウケイ)で産まれた神々が祀られてい
ます。

普段は、沖ノ島の沖津宮、大島にある中津宮、そして本島にある辺
津宮と、それぞれ離れた場所に鎮座されている神々ですが、年に一
度、「みあれ祭」の日には、神々が船に乗って移動し三女神が一堂
に会します。

大漁旗をはためかせた、数百もの漁船がご神体の乗った御座船に伴
走する姿はまさに圧巻。
年に一度のお祭りを共に楽しみましょう。

また、旅の中盤には、龍の都とも称され、独特の祭祀風習を持つ
「志賀海神社」へ足を運びます。

ここは代々、阿曇族(あずみぞく)が奉斎してきた場。神功皇后に
深くゆかりのある社としても知られています。

ほかに、神功皇后ゆかりの香椎宮や宗像大社と強い結びつきのある
天武天皇ゆかりの地など、この旅ならではの古代九州の舞台へも
ご案内いたします。

玄界灘でとれた新鮮なお魚に舌鼓を打ちながら、古代日本の風が色濃く
地へ、ぜひ、ご一緒いたしませんか?

◇詳しい旅の行程は・・・
http://www.office-ten.net/munakata/top.html





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【3】◇◆間もなく締め切り◆◇
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   ◎○◎〜 いにしえからの富士山信仰の道を行く 〜◎○◎
          
         《TENの富士登拝 2016》
     

            2016年 8月2日(火)〜 8月5日(金)

                      43,000円(税別) 
                       
            (3泊4日で参加できない方はご相談ください)
            2泊3日でも対応可
       
       募集人員  12名  最低施行人員 5名
                   (定員になり次第締め切ります)

         
         http://www.office-ten.net/j/fuji/tohai/2016t.html


◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜
    
古来より霊峰として仰がれている富士山。
江戸時代、富士信仰が広まってからは
「御師」と呼ばれる特別な役割を持つ宿坊に泊まり、
祓いを受けてから、富士の御山に向かっていました。
「六根清浄」の掛け声とともに自らを清め、
一歩一歩霊峰・富士を登る。
それが富士登拝とよばれてきたものです。
しかし、時代は移り変わり、今では、レジャー感覚で、
日本一高い山を急ぎ足で登る夏山登山が主流となっています。

そんな中、私たちは、2008年より日本人としての心を取り戻すべく、
古から変わらぬ富士登拝を始めました。
お世話になる御師の家は、450年続く
北口本宮浅間神社の神官さんのご自宅です。
登拝の朝、祈祷殿でお参りし、下山後も御師の家で
昔ながらに直会(なおらい)をします。
登拝は昔ながらの装束を身に着け、ゆっくりと登るので
体も心もリラックスし清らかな状態で富士山と向き合うことができます。
また、今回は一合目から登拝する組と、
五合目から登拝する組に分かれ、それぞれのペースで
ご参加いただけるよう配慮いたしました。(山小屋で合流します)

今年、本来の富士の御山に登ってみたいと思われている方、
ぜひご一緒しませんか?

◆ツアー代金に含まれるもの
・東京〜富士山 往復交通費/富士登拝代/特別ガイド代
・歴史民俗資料館入館料/御師の家・山小屋 宿泊代/朝・夕食代/
 保険代

◆ツアー代金に含まれないもの
 昼食代/正式参拝初穂料/焼印・ご朱印代

お申込みの方に、別途、装束についてご案内いたします。
(行衣・金剛杖など)
以前、「TENの富士登拝」に参加された方は、
前回と同じものを今回もご利用ください。



 詳細は…
 http://www.office-ten.net/j/fuji/tohai/2016t.html

◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜◎○◎〜

……………………………………………………………………………………
【4】◆◇募集中◆◇
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●太古からの祈りの場で、鎮魂神事のお手伝いご一緒いたしませんか●
 
       人         
       ̄Y ̄*
         天河太々神楽講2016
          『天の川に祈る』☆
      
   奈良・天河神社七夕祭 お手伝いワーク (講元 天川 彩)
      平成28年8月8日(月)〜8月10日(水)
       
      ☆今年の旧暦七夕は8月9日(火)です。


    http://www.office-ten.net/tatakagura/t-2016.html

*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:・*

奈良県吉野の山里で、千三百年続いている天河神社。 
年に一度、旧暦七夕に行われる七夕祭は、天河で私たちが自然界、
そして大宇宙の中で生かされている「命」に感謝をしながら、
それぞれに繋がる「命」に思いを馳せる大切なご神事です。

例年、旧暦七夕の夜には、萬霊の御霊供養、先祖供養として、燈篭に
御光を灯し清流の天の川へ浮かべお流しする神仏習合の行事が行われて
きました。 

しかし紀伊半島を襲った豪雨による大水害で、天の川流域も被災し状況
が一変した為、「天の川七夕神事 供養燈花」と称する行事が行われる
ことになりました。

これは、供養名を書き記した入れ物に清水を張り
そこに浮かべられた蝋燭に一晩火を灯すというものです。
翌朝、採燈護摩の中で護摩木と共に供養燈花もお焚き上げされます。

ご先祖様の御霊はもとより、すべての人々、森羅万象すべての命の
御霊供養と世界の平和を祈る天河神社の旧暦七夕祭。

神社から白作務衣をお借りして七夕祭の前日準備から当日、そして翌日
の片づけまでの3日間、無垢なる状態で、祈りの時間を過ごします。

特別な場所で、特別な時間、ぜひご一緒いたしましょう

*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:・*


平成28年8月8日(月)〜8月10日(水)

■参加費 36,000円(税別)
   2泊3日 食事つき 
 宿泊『本家 柿坂』別棟

■現地集合・現地解散
お申し込み頂いた方には交通機関などの詳しい資料を送付いたします


『天河太々神楽講・天の川に祈る』によせて・・・

自然の中に神々があるというアニミズム的な考えは、私たちのはるか遠
く5千年以上も前の縄文時代の祖先たちから、脈々と続いてきました。
その生命観は、今も日本の神社の中で生きつづけていますが、中でも、
宗教という枠を越え、国や人種、性別、年齢、全ての枠をも越えて、
開かれているのが天河神社です。太古からの聖地として空海や世阿弥を
はじめ多くの先人たちが、自らを見つめる場として、また芸を奉納する
場として訪れています。

天河太々神楽講に講元として、皆さんをご案内する役目を賜ってから今
年で15年目を迎えます。講元とは指導者ではなく、人と大いなる根源
とのつなぎ役です。私は天川の名を名乗らせていただいているので、
毎年この七夕祭の折、感謝の意味も込めて講元をさせていただいており
ます。

この「天の川に祈る」と題したワークは、自らの中にある「祈り」と
「願い」を改めて確認し、同時にご神事のお手伝いをさせていただくこ
とで、無垢なる自分と向き合います。
お祭り前日の準備や社殿の掃除、御神事当日のお手伝い、そして翌日の
片づけ終了まで、神社の方々、地元の村の方々と共に過ごす時間は、大
変貴重な時間となることでしょう。
本年も天河における七夕祭りの御神事手伝いへ皆様をお繋ぎしようと思
います。

ご自身の根源と繋がりたいと思っていらっしゃる方、どうぞお待ちいた
しております。
                      講元 天川 彩

詳しくは…
http://www.office-ten.net/tatakagura/t-2016.html

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【5】◇◆夏休みイベント◆◇
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          夏休み特別企画

     大人も子どもも楽しめる 紙工作

   HOPIの精霊 「ペーパーカチーナ」作り
 

◇****◇****◇****◇****◇****◇********◇****◇****◇

◆日  時…8月17日(水)1日3回開催

 ?10:30〜12:30/?14:30〜16:30/?18:30〜20:30

◆場  所…文京根津ふれあい会館 4F和室
    アクセス:東京メトロ 千代田線「根津駅」徒歩3分
  
◆参加費…1500円(材料費込)
 親子参加の場合 お子様一人につき +500円
 <例:大人1人+子供1人(4歳以上)=参加費 計2,000円>

 *3歳以下無料
 *小学生のお子様は必ず保護者の方も一緒にご参加ください。
 *ご自分で使い慣れたハサミやカッターなどがある方は、
  ぜひご持参ください


◇****◇****◇****◇****◇****◇********◇****◇****◇

今年の夏は、大人も子供もみんなで精霊づくり。
精霊と共に暮らし、生きとし生けるもの、すべてのものに
祈りを捧げるアメリカ先住民 ホピ族。
平和の民、ホピ族のつくるカチーナはピカソをはじめ
多くのアーティストを魅了しています。
本物のカチーナは、ホピ族のソサエティーに入っている人々が、
コットンウッドと呼ばれる木で作るもので、
色や形も全て決まっています。

今回作る ペーパークラフトのカチーナは、
本物の精霊カチーナとは呼べませんが、
自分の手で、世界にたったひとつの精霊をつくりあげる
時間は、きっと特別なものになることでしょう。

はさみで切ったり、のりづけしたり
子供のころの工作を思い出しながら
たのしいひと時を過ごしませんか。

会場は、ホピショップSun&Rainのすぐそば。
本物の精霊カチーナもご覧いただけます。
夏休みの宿題にもいいですね。

ぜひ、お誘いあわせの上、遊びにいらしてください〜。

◇****◇****◇****◇****◇****◇********◇****◇****◇
◎詳細&お申込みは、
http://www.hopi-japan.com/0817.html

又は 03-5834-7675  ホピショップSun&Rain へのご連絡ください。



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【6】◆◇編集後記◆◇
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明日から、ホピの大地です。
通算すると、もう何度通っているのか自分でもわかりません。
ただ、このように大好きなホピの人々に年に数回会えることに、神様に
感謝するばかりです。今回はどんな時間が待っていることやら。
また、戻ってきたら報告します。
                       aya