2016/03/25━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆ TEN's magazine 第711号 ☆★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.office-ten.net
こんにちは!天川 彩です。
もの凄い風に乗って、この一週間を過ごしていました。
ここのところ、私にしては?かなり計画的に動くことが多かったので、
久しぶりに「随神」を実感しています。
中でも印象的だったのは、春分の日。この日は岐阜に行くことが最初
から決まっていたのですが、あれよあれよ…という間に、予定が大き
く変わり、縄文時代に巨石を組み、太陽暦を観察する為に作られたと
考えられている、巨石群へ行くことに。
この巨石群のことについては、かなり前から話を聞いていたのですが
まさか、予定も計画もしていなかったのに、行ける事になるとは驚き
でした。このことは、今日のコラムに詳しく書こうと思います。
また、十数年前のことになりますが、新潟の奥三面遺跡という縄文遺
跡に泊まったことがあります。その奥三面で先祖から山の暮らしを受
け継ぎながらも故郷がダムの底に沈んでしまうという現実に直面した
村のドキュメンタリー映画(1970年代制作)を、たまたま知人が飛騨
高山で上映すると知り、名古屋での講演会の前日、飛んで行きました。
ちなみに、私が奥三面遺跡に泊まったのは、縄文遺跡がダムに沈む直
前でした。縁あって縄文の考古学の第一人者である小林達夫先生に引
率していただく機会を得て、ありがたいことに縄文遺跡で一夜を明か
すという貴重な体験を、その時させていただきました。
朝日連峰から朝日が昇るその場所は、縄文時代から昭和60年代まで、
子々孫々、山の暮らしが絶えることなく営まれてきた所だということ
は聞いていましたが、映像を見てそれがどういうことなのか、今更な
がらに実感しました。特に、お墓参りを環状列石で行っているシーン
には、驚きを超えて唖然。
何がどう作用しているのか分かりませんが…縄文からの風が再び強く
吹いてきているのを感じます。
そうそう。縄文といえば太古からの祭りともいわれている天下の大祭、
諏訪の御柱祭にいく「TENの御柱ツアー2016」のお知らせを先週し
たところですが、おかげ様で残席1となりました。
TENでは、チケットが最も取りにくかった9日(土)の御柱山出し
鑑賞券をゲットできたことも、神様の計らいのように感じています。
7年前の前回とは、また全く異なる内容のプログラムを組みました。
TENならではの視点、特に縄文文化と御柱の関係に迫りながら、
御柱祭を存分に体感していただく3日間の行程です。
縄文の祭りというキーワードに血が騒ぐ方、ぜひご一緒いたしましょ
う♪
それから、年のはじめからお伝えしていますが、今年は夏には2年ぶ
りにブータンツアーを行いますヨ!早ければ来週、遅くとも再来週に
は受付開始できるかと思います。
「世界でいちばん幸福な国」と呼ばれ「秘境の王国」ともいわれてい
るブータン。その魅力をTENの旅ならではのプログラムで存分に体
感していただこうと、現在、信頼おける現地旅行会社さんと共に計画
中です。
少しだけ予告すると…今回のブータンツアーは、最もブータンらしい
文化と風景が残るといわれている中央ブータン「ブムタン」まで移動
します。そこで年に一度行われるマツタケ祭に参ります。マツタケ料
理を存分に食べたり、大地の上で伝統音楽や伝統舞踊を楽しんだり…。
マツタケ狩りにも連れて行ってもらいますよ。他にも農家に訪問して、
ブータンのお母さんたちと一緒に、蕎麦作りを楽しんだり、チベット
密教の国なので少年僧たちが通う、お坊さんの学校訪問もお願いしま
した。
とにかく、ワクワクがいっぱいです♪
今年の夏休みにはブータンもいいな、と思う方。どうぞ、発表を楽し
みに待っていてくださいね〜!
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◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・コラム・風の文様==========「自ずと然るべき道を歩む」
2・TEN’S占い========= 「今週はタロットカード占い」
3・残席1です!===========「TENの御柱ツアー 2016」
4・編集後記==================== 「あとがき」
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【1】◆◇コラム・風の文様◆◇
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■「自ずと然るべき道を歩む」
自然。この言葉を私達は日常茶飯に使っている。
だが「自然とは何か?」と具体的に問われると、多くの場合、山や川や
海、植物や動物といったものを想像しがちなのではないだろうか。
それはそれで間違いではない。
ただ「自然」という漢字は「しぜん」とも「じねん」とも読む。この読
み方で若干の違いが生じる。
自然を「しぜん」と読んだ場合、私達人類が誕生する以前から、地球上
に存在するものであり、人為的につくりあげることが出来ない存在を指
す。先に記した山や動植物などがそれだ。
しかし一方の自然を「じねん」と読む場合はどうだろうか。
「じねん」というのは、あるがまま。随神(かんながら)。人の作為や
努力といったものでは越えられない大いなる力。大いなる流れをいう。
故に、自然と書いて「しぜん」を理解できない人は少ないだろうが、
「じねん」を理解できる人は多くはないのかもしれない。
自然(じねん)は逆らえないのだ。
太陽の暦、太陽信仰は、およそ5000年前ほどに世界同時多発的に起こっ
たと推測されている。イギリスのストーンヘンジをはじめ、アイルラン
ドのニューグレンジ、時代が数千年下るがマチュピチュ遺跡やマヤ遺跡
などは太陽の動きと巨石が深く結びついているといっても過言ではない。
日本各地にも太陽や月の満ち欠け、星の動きも含めて宇宙の動きと神事
が密接な関係にあるものもある。
しかし、先に記したようなストーンヘンジやニューグレンジのような
巨石の組み合わせで、太陽の動きを図り知る遺跡は残念ながら見つかっ
ていなかった。
しかし、いまから17年前。一人の一般男性がたまたま子どもの頃から遊
場として使っていた巨石群の中に、何やら気になる文様を見つけた。
その後、話を聞いて夢中になった女性カメラマンと共に発掘調査を続け
ついに、その巨石群の泥を掘り起こして、春分、秋分に陽が差し込む磐
座(いわくら)、夏至の磐座、冬至の磐座をも発見した。
発見の年から現在まで、その中で今も太陽観測を行い、巨石群が間違い
なく太陽の暦と関連しているという事実にたどり着いたのだとか。
しかし日本の様々な学会に、この発見を報告したのだが、ほとんど相手
にされなかったらしい。そこで今、世界の権威、世界のアカデミーと組
み、研究が進んでいるという。世の中が驚く日もそう遠くないのではな
いかと思う。
彼らに限った話ではないが、自ずと然るべき道を歩むことは、なかなか
一般的には理解してもらえないことも多い。時にジレンマを感じること
もあるだろう。
突き動かされる思いに動かされ、社会常識の枠に囚われることなく、自
らの前に起こる真実とただ素直に向き合って生きることは、簡単なこと
ではない。
しかし自ずと然るべき道を歩める人は、真に幸福な人といえるだろう。
私はそう信じている。
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【2】◆◇TEN’s占い◆◇
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所詮、天川 彩が占っているものですので、あまり深刻にとらえず、
気楽に読んでくださいね。
[タロットカード]で一週間の運勢を占ってみました。
2016年3月26日(木)〜4月1日(金)
今週は「タロットカード占い」
<1月生まれ>
勇気と自信を持って進むことが出来る一週間となりそうです。今週は積
極的にあなたの方から話しかけてみてね。
<2月生まれ>
執着心が強くなってはいませんか。お金や物、地位などに価値観を置く
のではなく、もっと大切なものを思い出してね。
<3月生まれ>
想像力が豊かになる一週間となりそうです。芸術面も才能が発揮できそ
うですよ。
<4月生まれ>
周囲のことよりも自分のことで必死になり、我が身を振り返ることを忘
れている状態ではありませんか。今週はいったん動きを止めて、俯瞰し
た状態で自分を見つめ直してみてください。
<5月生まれ>
今までの努力がようやく芽吹く一週間となりそうです。周囲からの評価
も飛躍的に上がりそうですよ。
<6月生まれ>
あれこれと深く考えすぎてしまい、周囲とうまくコミュニケーションが
取れなくなるかも知れません。慌てて問題解決しようとせず、今は時が
解決するのを待っていた方が良いかもしれませんよ。
<7月生まれ>
物事を甘く捉えすぎてはいませんか。行き当たりばったりで解決しよう
とせず、しっかり熟慮した上で動いてね。
<8月生まれ>
気持ちがあれこれ迷って、前に進めない状態ではありませんか。今週あ
なたに必要なことは、自信です。自らの内なる声に従う勇気を。
<9月生まれ>
結論を先延ばしにしていたことをやり遂げなければならない一週間です。
大きな変化は新たなる始まりでもあるので、怖がらずに突き進んでね。
<10月生まれ>
スタートラインに立ち、やる気に満ちた状態となるでしょう。ただ、思
い込みや勘違いで後先考えず突っ走ると、後悔するかもしれないので、
周囲の人によく相談してみてね。
<11月生まれ>
心の苦しみが解き放たれる一週間となりそうです。でも、感情に振り回
され無鉄砲に動くのではなく、冷静さを保ってね。
<12月生まれ>
地道に努力することを忘れてはいませんか。楽しいことばかりに力を注
ぐのではなく、コツコツ努力を積み重ねることも忘れずにね。
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【3】◆◇残席 1名 募集中!◆◇
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日本を探求する旅
■◆◆■「TENの御柱ツアー2016」■◆◆■
〜七年に一度 天下の大祭〜
諏訪の御柱祭を体感する旅
2016年4月8日(金)〜10日(日)
東京発着 2泊3日
残席 1名
68、500円(税別)
(下社・山出し鑑賞券 S席つき)
<詳細・お申し込み>
http://www.office-ten.net/j/suwa/2016top.html
(HP格好いいです!是非、ご覧ください)
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はるか縄文の頃から信仰の地とされてきた諏訪。
日本最古の神社の一つともいわれている諏訪大社では、
1200年前から七年に一度、「式年造営御柱大祭」というお祭が
行われています。
諏訪大社の上社、下社、それぞれに二宮ずつ鎮座する社殿。
その四隅に、山から切り出し、地を曳いた巨木の御柱を建てる神事が
通称「御柱祭」といわれるものです。
TENでは前回、上社の御柱祭へと皆様をご案内しました。
上社では、特に男たちが褌姿で川を渡る勇敢な姿が有名ですが
今回は、木落としが有名な下社の御柱祭へとご案内いたします。
上社も同様に山出しがありますが、
下社は傾斜35度の山の上から100メートルに渡り、
土埃とともに木にまたがった男たちが降りてくるという、
迫力満点なもの。
「男みるなら七年一度 諏訪の木落とし坂落とし」
昔から、このように言われている通り、
これぞ、御柱祭!といえるような勇姿が見ものです。
勿論、TENのツアーですから
御柱の歴史や文化、そして縄文時代から脈々と続く、
諏訪信仰の原点にも触れていただけるような
旅の行程をつくりました。
ただ、残席1名となりました。
「!」と思った方、このチャンスを見逃さないでくださいね。
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【4】◆◇編集後記◆◇
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刺激的な1週間でした。普段、会わないような人たちにも大勢、お会いで
きて、有意義な時間を沢山もてました。神様の計画はわかりませんが、
何かが確実に動きはじめているようです。
Aya